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愛したあなたへ…
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1:
梢
初めてで下手くそですが、頑張って書くので、良かったら読んで下さい☆〃あたしがすごく愛してた人との、実話です…
2005-08-17 20:58:00 -
51:
梢
車を海の近くに止めて、二人でいっぱい自分の事を話した。昔の恋愛話をして、今までエッチした人数を聞いた。勇は二人…16歳のくせに(>_
2005-08-18 00:20:00 -
52:
梢
そして勇は改まって、『俺、梢ちゃんとエッチしたい』と言った。照れながら…あたしはかわいくて仕方なくって、大人ぶって『いいよ』と答えた。
見つめ合って…初めて勇とキスをした…
そして車をラブホテルへ向かわせた…2005-08-18 00:25:00 -
53:
梢
ホテル街へ入る。平日なので、どこも空いている。勇は『俺ラブホテル初めて!』とはしゃいでいた…かわいい♪あたしは彼とは一回り以上離れていたので、いつも子供扱いだった。だから勇の前では、とにかくお姉さんぶりたかった。
2005-08-18 01:19:00 -
54:
梢
服装もお姉系だし、そんなあたしを勇は、『めっちゃ色っぽくてカッコイイ』と言っていたから。
そのホテル街の中でも有名な、雑誌に載っているキレイなホテルを選んで、中へ入った。
勇はかなりドキドキ?ウキウキ?した感じで、パネルを指差し、『ここがいいっ!』子供のように言った。2005-08-18 01:25:00 -
55:
梢
部屋を選び、エレベーターであがり、部屋に到着した。ガチャッ…鍵を閉めたとたん、急にドキドキしてきた…
勇は『スロットあるやぁん!』と千円を出す。…緊張感のない奴だ。2005-08-18 01:29:00 -
56:
梢
でもそんな勇を見て、あたしの緊張もほぐれた。話をしたり、テレビを見たりしていた。そしてそろそろお風呂に入ろうという事になり、梢『勇先入りいや』と言うと、勇『わかったぁ』と言って、お風呂の方に消えて行った。
2005-08-18 01:33:00 -
57:
梢
勇がお風呂に入っている間、ぼんやり考えていた…まだ会って3日やのに…今までのあたしには、有り得ない事だった。
でも不思議と、緊張はなくなっていた。…むしろ、勇とこの先どうなるのだろう、とワクワクしていた。彼の事は、頭の片隅にあった。しかし『別れる』と言っているし、彼の方からも連絡がなかったので、なんとなく終わったんかな…と感じていた。2005-08-18 01:39:00 -
58:
梢
『お先〜!梢ちゃんも入り〜!』勇があがって来た。何故か?服を着て出て来た?そうしてあたしも、お風呂へと向かった。
あがる時、どんな格好で出るか悩んだが、備え付けのガウンを着て、下着は付けずに出た。2005-08-18 01:47:00 -
59:
梢
勇はベッドに横になりながら、テレビを見ていた。あたしを見て、『おぉっ』と興奮した感じで言った。
…ここからが勝負だ!勇の横に行き、『そろそろ寝な明日やばいんちゃう?』とくっついて言う。
…勇はかなりドキドキしているようだ。…伝わってくる。2005-08-18 01:52:00 -
60:
梢
自然な流れでキスをする。車の時とは違い、抱き合いながら。しかし勇は、そのまま何もしてこない。結局かなりあたしがリードして、二人は結ばれた。
後で聞くと、まだ数えるくらいしか、エッチをしてないらしい。それを聞いて、ますます勇をかわいいと思った。2005-08-18 01:58:00 -
61:
梢
お風呂から出る時も、かなり迷ったと言う。悩んだあげくに、しっかり服を着て出て来たらしい。…笑ってしまった。
お互い知らないうちに寝てしまったが、眠りは浅く、朝までに何度も目が覚めては、少し話して、また眠る。エッチも朝までに、後2回した。2005-08-18 02:02:00 -
62:
梢
朝起きて、仕事に行く準備をした。またエッチをした。そして、仕事場に向かって行った…
さすが、若い子はすごい。彼は1回しか無理だったから。何度も求められる事は、あたしはとても嬉しかった。
かばんに入れっぱなしだった携帯には、彼からの着信が、3件入っていた…少し胸が痛くなった。2005-08-18 02:07:00 -
63:
梢
その日はなんだか照れくさかったが、勇はまたお弁当を買いに来てくれた。その時にこっそり、『俺、梢ちゃんの事、真剣好きやし!付き合って!』と言った。あたしが『うん』と言うと、『やった〜』と言って、帰って行った。
今日からあたしの彼氏は勇。彼の存在は、元彼となったのだ。2005-08-18 02:15:00 -
64:
梢
少し寝不足だったが、お弁当屋をあがったら、今日は居酒屋がある日だ。その日は勇と話す機会もなく、顔を合わさずに、あたしはお弁当屋を後にした。
2005-08-18 02:19:00 -
65:
梢
相変わらず、居酒屋は繁盛していて、あたしはバタバタしていた。そしてお店が終わり、帰る準備をして、携帯を見ると…
━不在着信17件━
元彼からだった…
あたしは異常な数の不在着信に、何かあったんかと心配になり、元彼に電話をした。2005-08-18 02:24:00 -
66:
梢
プルルルル…『ハイ』暗い声だ。梢『もしもし?どうしたん?』元彼『なぁ、死にそうやねん。今から来てくれへん?』確かにしんどそうだったし、あたしは『わかった』と言って電話を切った。
車を走らせて、10分ほどで到着した。あたしは新しい彼氏が出来た事を、ハッキリ伝えようと思っていた。もうあなたとは、戻る事はないと…2005-08-18 02:31:00 -
67:
?みゆ吉?
読んでまふ-??
めた続きが
楽しみ-?
頑張って(`・?・)ノ?*。2005-08-18 02:40:00 -
68:
梢
ピンポーン…返事がない。何度か鳴らすが、返事はなかった。鍵が開いていたので中に入る。『おぉぃ!』中は真っ暗だった。リビングの電気を付ける…
と!心臓が止まるかと思うくらいビックリした!
…元彼はソファの上に、焦点が合わない目で、ボーッと座っていたのだ。
電気が付いて5秒ほどして、ハッとして、『来てくれたんやぁ…』弱々しい声で言った。2005-08-18 02:44:00 -
69:
梢
?みゆ吉?さん、初カキコありが???…あまりにカキコがなくって、誰も読んでナィんかな??と凹んでました??本間嬉しぃデス??
2005-08-18 02:47:00 -
70:
梢
ハッとテーブルの上に目を奪われた。包丁が置いてある…急に背筋がゾッとした。来んかったら良かった…
沈黙が続く。あたしはもう1度、『何があったん?』と言った。
元彼は、何を言っているのかわからないような小さい声で、話し始めた。ぼんやりと宙を見ながら、少し思い出話なんかもされた。元彼は10分くらい、ひたすら話し続けた、小さい声のまま。あたしに話すというより、自分自身に話しかけるように…2005-08-18 02:56:00 -
71:
梢
あたしはだんだんイライラしてきた。『だから何が言いたいんよ!?』怒って言った。すると元彼は、ワーッと泣き出して、『もっ回やり直してくれ!』と連呼する。少しなだめながら、とりあえずあたしは、この状況の意味を聞きだした。
2005-08-18 03:01:00 -
72:
梢
泣きじゃくる元彼…こんな姿は初めて見た。
元彼もあたしと同じように、今回こそは別れよう!と、今までより強く、思っていたと言う。だからいつもは、次の日には連絡が合ったが、今回はなかった。しかしやっぱり淋しくなって電話をしたが、昨日あたしは勇とホテルにいて、出なかった。終わったんかな…と思うと、すごく悲しくなったらしい。今日1日は、本当に気が狂いそうなほど、あたしの事を考えていたらしい。2005-08-18 03:10:00 -
73:
梢
前までのあたしなら、こんな行動さえも、愛されてると嬉しく思い、寄りを戻していただろう。しかし勇とエッチをして、今日告白してくれた。自分でもびっくりするくらい、あたしの気持ちは、勇に移っていた。
2005-08-18 03:13:00 -
74:
梢
フゥーッと溜息をつき、決心していた言葉を言う。『あたしはもう、戻らんって決めた』━すると!!━元彼はテーブルの上の包丁を取り、『お前と別れるんやったら死ぬ!』と暴れ始めた。あたしは必死で止める!
もう何時間経ったのか…落ち着いて話しては、あたしの意思を聞き暴れる…その繰り返しだった…2005-08-18 03:19:00 -
75:
梢
明日も朝から仕事やのに…あたしはまたイライラしてきた。そもそも元彼も、『俺はお前が大事やからこそ、お前の将来を大事にしたい。だから俺は、おらん方がええんや』などと言っていた。口だけかよ…と思うくらい、あたしは今日で冷めてしまったらしい。元彼はあたしが『わかった、戻ろう』と言うまで、この状況を続けるだろう。あたしは考えれば考えるほどイライラして、『明日早いし、帰る!』と言い放ち、元彼の家を後にした…
2005-08-18 03:26:00 -
76:
梢
車を走らせながら、煙草をふかす…フゥーッ…何か疲れたな。昨日から目まぐるしく、色々な事があった。家に着いた頃には、もう朝日が昇っていた。
2005-08-18 03:32:00 -
77:
梢
どうせ1時間ほどしか寝れない。もう起きていようと思い、元彼との思い出を浮かべた…
元彼は、歳のわりに、すごく若い子にモテた。実はバツ1で、すでに1度離婚している。原因は元彼の遊びすぎらしい。そして今別居中の奥さんとは、子供が出来たので、結婚したらしい。しかし元彼の女遊びはおさまらない。きっと奥さんも、それが原因で、元彼名義で借金するようになったのだろう。あたしが初めて元彼に会った時、実際あたしも『いいな』と思った。そして初めてデートする事になった時、もうあたしは元彼に夢中だった。2005-08-18 03:41:00 -
78:
梢
しかし元彼の遊び癖は、相当のものだった。あたしとの初デートの日も、途中で連絡が入り、他の女の所へ行ってしまった。あたしはショックで、元彼がいなくなってから、一人泣いていたのを覚えている。そして2度目『この前は悪かったし』と誘われて、やはり好きで会う事にした。その日は無理矢理エッチをしようとしてきた。あたしは泣いて拒んだ。…今思うと、最低な男だな★
2005-08-18 03:47:00 -
79:
梢
しかしその時はまだ、元彼はあたしを好きじゃなかったから…元彼の前で、泣きながら『あたしは好きやから、あたしの事も好きになってくれな、付き合うとかエッチはありえへん!』と言った事によって、少しずつあたしに向かい合ってくれるようになった。元彼は本気で人を好きになった事がない、女はみんな落として、やってポイが当たり前の人だったから、あたしを落とせへんのが、かなり人生初の経験やったらしい。
2005-08-18 03:54:00 -
80:
梢
でもお互いが、愛し合うのは、何がきっかけだったのか…1ヵ月くらい経った頃には、元彼はあたしを愛してくれていた。奥さん以外の全ての電話番号を消して、『もう梢以外の女には興味ない』とまで言ってくれた。そしてお互いにエッチをする度に、なおいっそうはまっていった。
2005-08-18 03:59:00 -
81:
梢
最初は心配もしていたが、元彼は疑う要素もないくらい、あたしを大事にしてくれた。良く言っていた。『俺初めて、愛するって意味わかったわ』と。きっと元彼は、別れるという経験も、初めてだったんだろう。だから少し、最後はみっともなくなってしまったが。いつからか別れ話が出るようになってからは、いっぱい悩んだ。でも今は、元彼との楽しい思い出ばかりが浮かんだ。
2005-08-18 04:05:00 -
82:
梢
あたしもきっと、初めて愛したのは、元彼じゃないかなと思う。学生時代の彼氏は、きっとすごく好きだったけど、愛してるまではいかない。
…そんな気持ちを教えてくれた元彼。本当にありがとう。心からそう思った。2005-08-18 04:11:00 -
83:
梢
そしてあたしには今、勇がいる。元彼と別れて掴んだ愛。絶対元彼以上に愛し合って、幸せにならないと。…そう誓った。
2005-08-18 04:15:00 -
84:
?みゆ吉?
めさおもろい??
ふあ-いと?(ノ・?・`)?2005-08-18 14:24:00 -
85:
名無しさん
ょんでるょ?
2005-08-18 15:12:00 -
86:
梢
?みゆ吉?さん、名無しさん、ありがとデス??初めてで、読みにくぃ所もあると思ぃますが、これからもヨロシクです??
2005-08-18 22:57:00 -
87:
梢
そしてしばらくしたら、あたしはお弁当屋へ行く準備をした。何か頭がボーッとするが、最近寝不足だからな…仕方ない。
そして仕事場へ向かった。2005-08-18 22:59:00 -
88:
梢
仕事場へ着く。タコ焼き屋を見ると、勇はすでに来ていた。
あたしはすぐさま仕事にとりかかる。
午前中は慌ただしく過ぎていった。
お昼の休憩はもうすぐだ。また勇がお弁当を買いに来た。あたしは毎日タコ焼きだと飽きてしまうが、うちはお弁当の種類も多い。勇のお昼はうちで買う、というのが、日課になったらしい。2005-08-18 23:04:00 -
89:
梢
表へ出て、今日初めての会話をした。勇『今日な、渡したいもんあるし、帰り店寄ってくれへん?』あたしは了解した。
そして昼からもなんなく過ぎて、あたしはあがりになった。帰る準備をして、タコ焼き屋へ向かう。2005-08-18 23:08:00 -
90:
梢
勇は目が合うとすぐに、もう一人の店員に何か話して、すぐにこちらへ来た。勇『ちょっと喫茶店でも入ろか?』あたしは仕事中ちゃうの?と思ったが、さっき店員に断ってきたし、と思い、喫茶店へ向かう。
2005-08-18 23:11:00 -
91:
梢
喫茶店の席に着くなり、勇は『じゃ〜ん♪これあげる〜♪』と、あたしに紙袋を渡した。?と思いながらも『ありがとう』と言い、開けてみた。
…中にあったものは、プリケーだった。
梢『何これ?何で携帯なん?』勇『俺な、まだ16やし携帯持てんやん★前は親に借りてもうてたけど、使いすぎで止められてん★もう働いてるし、プリケーくらいなら買えるから!プリケー同士の方が、やりやすいやろ?俺専用にしてや!』2005-08-18 23:18:00 -
92:
梢
別にあたし、携帯あるし…とも思ったが、『俺専用』という言葉が嬉しくて、笑顔でありがとうを言った。
そして早々に喫茶店は出て、二人でプリクラを撮る。もちろんプリケーに貼るのだ♪
勇は『ほな俺仕事戻るわ!』と、プリクラを貼った携帯を、嬉しそうにほっぺたにくっつけながら、戻って行った。2005-08-18 23:23:00 -
93:
梢
あたしは商店街をブラブラし、そこでかわいいストラップを見つけた。お揃いで付けよう♪と2つ買った。
しばらくして家に帰った。今日は居酒屋は休みだ。久々にゆっくり出来る。2005-08-18 23:26:00 -
94:
梢
━夜━ご飯も食べ、ゆっくりしていると、プリケーが鳴る…プルルルル…『もしも〜し』もちろん勇からだ。『俺今仕事終わったぁ。ヘトヘトやぁ。』梢『お疲れ〜!もう家帰るねんろ〜?』勇『仕事場の人んとこ泊まるねん。俺ん家遠いし。』梢『そうなん?ほなまた明日な』と電話を切る。
2005-08-18 23:35:00 -
95:
梢
そしてその日はボーッとテレビを見て、知らないうちに寝ていた。テレビで元彼と良く一緒に見ていた番組を見て、少しせつなくなったりした…
何日かは普通に過ぎていった。勇とは、あたしが仕事があがるとタコ焼き屋に寄り、30分ほど一緒にいてから帰る。そんな感じだ。電話やメールは、普通にしていたし、仕事中の暇な時にもしていた。あたしは順調だと思っていた…2005-08-18 23:42:00 -
96:
梢
しばらくして、デートの約束をした。あたしが居酒屋が休みで、お互いが早くあがれる日に。なぜか知らないが、タコ焼き屋の店員の子も連れて来ると言った。
そしてデートの時間…2005-08-18 23:45:00 -
97:
梢
勇はNくんという人と一緒だった。良く見る人だ。勇より2つ上で、色々教えてくれる先輩だそうだ。最初は3人で楽しく話していたが、急にNくんは真面目な顔をして言った。『こいつな、仕事中も梢ちゃん梢ちゃんうるさいねん』…あたしは単純に嬉しかった。しかし次に『仕事がいい加減になって困る』…そう言った。
2005-08-18 23:51:00 -
98:
梢
どうやら勇は、毎日あたしのあがりの時間に、無理を言って出て来ていたらしい…あたしは休憩やとばから思っていたが、『すぐ戻ってくるし』と言っていたらしい…後は仕事中の電話やメールの事を言われた…あたしは『気つける、ごめんな』と言った。言いたい事を言ったからか、すぐにNくんは帰っていった…
その為に来たんかよ!と思った。2005-08-18 23:57:00 -
99:
梢
Nくんが帰り、勇と話す。あたしは『仕事は仕事で真面目にやって』と言った。勇は『ハイハイ』と軽く言い、『あいついらん事言いやがって』と言った。あたしは本間にわかってんやろか?と少し不安になった…
そして2人でブラブラしていると、勇の携帯が鳴った。勇は携帯をパカッと開き、誰からかを確認すると、電話には出ずに、ポケットに押し込んだ。そのあとも、しつこく携帯は鳴っていた…2005-08-19 00:03:00 -
100:
梢
10回ほど携帯は、切っては鳴り、切っては鳴りしていた。痺れを切らして勇は『何やねん!』と怒鳴る!『お前には関係ないやろ!』とか、『もうほっといてくれ!』とか言っている。…気になる★すると勇は、『お前に替われって』と携帯を差し出した。梢『?』勇『俺の親や!』…恐る恐る『もしもし』と言う…
2005-08-19 00:09:00