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愛したあなたへ…
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1:
梢
初めてで下手くそですが、頑張って書くので、良かったら読んで下さい☆〃あたしがすごく愛してた人との、実話です…
2005-08-17 20:58:00 -
197:
梢 ◆VE2vvcSGSs
家に着く。鏡を覗くと、左目の横が、青くなっていた。周りに何て言おう…
煙草を吸いながら、ボーッとしていると、しばらく大人しかった携帯が、また鳴り出した…勇からだ。梢『もしもし』勇『やっぱり浮気しとったんやな?』梢『してないよ。電話も出てないし』勇『ほな何で逃げるねん?』お前が殴るからやろう…と思った。梢『あたしの話、聞こうとしいひんやん』勇『何やねん?今聞くわ』じゃあ最初から聞けよ…2005-08-24 01:41:00 -
198:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『元彼からの電話は出てないし、最近のあたしは、勇以外の男とは、誰とも連絡取ってへん。』勇『じゃあ何で会わんねん?』梢『それは説明したやろ?』…イライラする。勇『俺の事はどう思ってんねん?』梢『好きやけど、最近は仕事しんとことか、すぐ殴るとことか、嫌な部分が多すぎる。一緒におっても楽しないし』勇は黙っていた…
2005-08-24 01:47:00 -
199:
梢 ◆VE2vvcSGSs
梢『まともに仕事して、殴った事反省するまで、もう会わへん!』勇『反省はしてる…ごめん。俺には梢しかおらんから。頑張るし、嫌いにならんといてくれ』梢『しばらく頭冷やして!』…そう言って電話を切った。
2005-08-24 01:52:00 -
200:
梢 ◆VE2vvcSGSs
この頃は、完全にあたしの方が、立場が上だった。殴ったりはするが、勇が本気であたしを好きなのもわかっていたし、どうしたら直るんやろう、と考えていた。
しかし、そんな立場が逆転する…2005-08-24 01:55:00 -
201:
梢 ◆VE2vvcSGSs
次の日、勇からの電話はなかった。あたしは母親にも、仕事場の人にも、『その顔どうしたん?』と言われ、思い出したら腹がたって、しばらく電話しんとこう!かかってきても、何日かは無視したろ!なんて思っていた。
2005-08-24 01:59:00 -
202:
梢 ◆VE2vvcSGSs
その次の日も、電話はなかった。仕事決まった言ってたし、真面目にやってるんやろか…なんて、都合の良い解釈をしていた。
そのまた次の日も、電話はない。明日あたり、電話してみようかな?凹んでるかも知れんし。まぁそろそろかかってくるやろ、なんて思っていた。2005-08-24 02:04:00 -
203:
梢 ◆VE2vvcSGSs
次の日、お弁当屋の仕事を終えると、また元彼から着信が入っていた。この前もかかってきてたし、何やろう?と思い、かけ直した。梢『もしもし?どうしたん?』元彼『久しぶりやなぁ!もう一生出てくれへんのかと思ったわぁ!彼氏出来たんかぁ?』梢『うん、出来た』…少し気まずそうに答えた。元彼『そうかぁ…』声のテンションが、一気に下がった。元彼『もう電話とかしたアカンなぁ。なぁ、最後でいいから、飯でも食いにいかんか?』
2005-08-24 02:11:00 -
204:
梢 ◆VE2vvcSGSs
あたしは悩んだが、『もう電話したアカンなぁ』という言葉に胸が痛んだのと、『最後』という言葉に、梢『そうやな。あたしも会って、話がしたい!』と答えた。そうして、今から会う事になった。
2005-08-24 02:15:00 -
205:
梢 ◆VE2vvcSGSs
元彼の家へ行き、あたしの車を置いて、元彼の車で、ご飯屋さんへ向かう。久しぶりやなぁ…助手席座んの。元彼は少し、老けたような気がして、横顔を見ていると、悲しくなった。車の中でも、ご飯屋さんに着いても、いっぱいいっぱい話をした。元彼は面白いし、それでいて、真面目な話もすごく出来る。好きやったなぁ、こうゆうとこ。
2005-08-24 02:19:00 -
206:
梢 ◆VE2vvcSGSs
普通にご飯を食べて、元彼の家へ帰った。元彼『寄ってくか?』梢『えっ…』元彼『そんな顔しんでも、襲ったりとかしいひんやん!』悲しそうに笑って言うので、あたしは『少しなら…』と言い、お邪魔する事にした。
2005-08-24 02:24:00