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1:
優菜
実話です。良かったら読んで下さい(*゚∀^*)ノ
2005-06-10 13:20:00 -
2:
優菜
「ねぇ美沙ぁ-今日、客予定ある?」
「今日?ないない(笑)優菜はぁ-?」
「ないでっ!今月ホンマにヤバイよ。どうしよぉ-!!」「大丈夫大丈夫☆なんとかなるってぇ-!!!」2005-06-10 13:26:00 -
3:
優菜
-優菜-18才-キャバ嬢。
-美沙-18才-これまた同じ店で働くキャバ嬢だ。
「でも今月もNO3までには入らないとなぁ-!!」
「やんなぁ。。それより優菜は給料減るのが嫌ぁ-!」「何ゆうてんの-!優菜は彼氏が家賃とか全部出してくれてるからいいやん!給料は全部自分の小遣いやんかぁ-!いいなぁ-!彼氏、金持っててぇ。」2005-06-10 13:37:00 -
4:
優菜
「持ってへんてぇ-。」
「そぉ-なん?ってか、優菜の彼氏ってどんな人なん?何の仕事してんの?めっちゃ見てみたいわぁ-!!」「普通ぅ-の仕事で普通ぅ-の人やで!」
「何やね-んソレ(笑)今度会わせてなぁ!」
「今度ね、今度!」2005-06-10 13:45:00 -
5:
優菜
優菜の彼氏-翔弥-19才-
職業は実は-ホスト-
でもみんなには内緒にしていた。優菜がホストに騙されてるって思われたくなかったからだ。ただそれだけ。2005-06-10 13:57:00 -
6:
優菜
優菜が翔弥と出会ったのは13才の頃。同じ中学に通っていたからだ。
翔弥は優菜よりも1つ年上だった。カッコよくてヤンチャだった翔弥はみんなの憧れの的でした。
そんな翔弥と付き合い出したのは、優菜が15才の時。だから今では付き合って3年目になる。2005-06-10 14:04:00 -
7:
優菜
翔弥がホストやると言い出したのが17才の頃だ。
その頃の優菜はホストがどんな仕事をするのかなんて知らなかったし、カッコイイと思ったから翔弥に賛成した。ホストを始めた翔弥に近付きたくて…だから優菜も16才からキャバで働き出した。それから2年が経ち、今に至る。2005-06-10 14:12:00 -
8:
優菜
「おはよぉ-店長!!!」美沙とペチャクチャ喋りながら店に出勤した。
「お!おはよぉ!今日も元気やなぁ!お前ら今日も客予定あるんかぁ-?」
「ないっすぅ-(笑)」
「はぁ-!?頑張れよぉ-」「はいはい!」2005-06-10 14:17:00 -
9:
優菜
うちの店は店長・マネージャー・ボーイ2人・女の子在籍30人という、みんなアットホームな中型店だ。ここで優菜と美沙はNO2、NO3をキープしている。
NO1?優菜が見ても惚れ惚れするキレイなお姉様。当然やけど、うちらに勝ち目はないっっ。2005-06-10 14:55:00 -
10:
優菜
「あ!優菜-美沙-聞いてやぁ!明日な新しいボーイ2人入るねんっ!」
「まぢでぇ-!良かったや-んっ店長っ♪」
この前から店長はボーイが足りないと歎いていた。2005-06-10 14:57:00 -
11:
優菜
その日もいつも通りに仕事を終えた。
「優菜ぁ-遊びに行こぉ-」「え-よ☆」
こうやって、うちらは仕事が終わってから、送りで帰らずに遊んで帰る。家に帰ったって誰もいないし…。1人は嫌いやぁ-。2005-06-10 15:02:00 -
12:
優菜
「今日どこ行くぅ-?」
「なんか最近する事ないよなぁ。なぁ-んか楽し-遊びってないんかなぁ!?」
「ないんちゃう(笑)」
「もぉ-優菜冷たいっ!」2人でバカ話をしながら東通りをうろつく。
「今日はビリヤード行こ!」「せやなっ!」2005-06-10 15:05:00 -
13:
優菜
「なぁ-なぁ-自分ら今からどこ行くん?うち飲みにおいでやぁ♪」
またホスト…。
うちらは完全無視!ホストがあきらめてどっかに行った後、美沙が必ず口を開く。「ぁぁ-嫌!ホスト!美沙ホストだけはなんか無理やぁ。なぁ優菜!?」
「ぅ、ぅん。嫌ゃ…な。」2005-06-10 15:11:00 -
14:
優菜
はぁ-今日も疲れたぁ-。
美沙との遊びも終えて家に着いた。
付けっぱなしの電気…
脱ぎちらかした服…
食べかけのご飯…
「もぉ-!!!!!!」
優菜より出勤の遅い翔弥はいつも散らかしたまま出て行くんだ。2005-06-10 15:16:00 -
15:
優菜
翔弥がホストを始めてから、つらい事ばっかり…。
家に帰って来ない時だってあるし、女の香水の匂いがプンプンする時だって、女と電話してる時に「好きやで」とか言ってる時だってあるし。でも優菜はいつも何も言わない。気付かないフリをするだけ。2005-06-10 15:21:00 -
16:
優菜
今日も翔弥の為にご飯を作る。今日はハンバーグだ。
♪-♪-着信-翔弥-♪-♪-♪「はいはい!」
「優菜?もぉ飯作った?」「…まだやで!」
「そっかぁ-今日帰られへんわぁゴメンなぁ。」
「わかったぁ-!また連絡して☆」2005-06-10 16:04:00 -
17:
優菜
作ったハンバーグを全部捨てた。翔弥が電話で「もぉご飯作った?」って聞く時は帰って来ない時。だから、そぉ-ゆ-時は優菜も「まだやで。」って言う。
翔弥に気を悪くさせたくないから…。2005-06-10 16:07:00 -
18:
優菜
-都合のいい女-優菜にふさわしい名前かもしれない。翔弥の機嫌をとる。
翔弥の嘘に付き合う。
でも誰にだってこんな事をするんじゃない。
翔弥だから…好きだから…だから都合のイイ女のフリをする。ホンマは胸が苦しくて張り裂けそうやねんで?気付いてる?2005-06-10 16:11:00 -
19:
優菜
翔弥と出会った頃の優菜は-ドン底-だった。自分が嫌いで、毎日が嫌いで、何の為に生きてるのかもわからなかった。
そんな優菜をドン底から救い出してくれたのが翔弥。翔弥には不思議な力があると思った。周りの人を笑顔にできる人だった。翔弥がいたから今の優菜がいる。翔弥が優菜を必要としてくれなかったら、優菜は今いなかったかもしれない。2005-06-10 16:17:00 -
20:
優菜
「優菜おっはよぉ-!」
「おはよぉ-美沙!」
今日は美沙と仕事前に買い物をする事になった。
「何買ぉ-??服欲しいし-カバンも欲しいしなぁ-。」いつも通りペチャクチャと喋りながらHEPの中をうろついた。2005-06-10 16:24:00 -
21:
優菜
「あっそぉ-いえば来週ッて優菜の誕生日やんな??」「そぉ-やでぇ☆客、プレゼント買ってくれるかな?」「頑張れ頑張れぇ-♪」
うちらは1時間の間にたくさん買い物をした。
「優菜トイレ行っていい-?」「い-よ!」2005-06-10 16:30:00 -
22:
優菜
HEPの4Fのトイレに向かった。トイレの前にある喫煙所まで来て優菜の足は止まった。そこには翔弥が一人で煙草をプカプカ吸ってた。翔弥も優菜に気付き、ビックリしていた。
「優菜ぁ-どしたん-?」2005-06-10 16:33:00 -
23:
優菜
美沙の声で我に返った。
その時、女子トイレから
「圭斗お待たせぇ-♪」と可愛い声を出しながら、少しポッチャリした女が出て来て翔弥に駆け寄った。
圭斗…翔弥の源氏名だ。翔弥は優菜に気まずそうな顔をしながらも目を合わさずにその女と歩いて行った。2005-06-10 16:38:00 -
24:
優菜
「優菜ぁ-トイレ行くよっ!」「あ、ゴメン!」
トイレを終え、化粧直しをしながら美沙が優菜に聞く。「なぁ-さっきのホストみたいな人知り合い-?」
「え?違うでぇ。」
「そぉ-なんや。なんかHEPにあんな人いたら浮いてるよな(笑)顔は男前やったけど♪アレ彼女かな?」
「…客やろ。」2005-06-10 16:43:00 -
25:
優菜
自分が翔弥の1番なんかはわかんない。けど翔弥が、「優菜が1番好きやから」って言ってくれる。
だから翔弥の側にいる。
こんな言葉なんて誰にだって簡単に言える。けど優菜は嘘でも良かった。
嘘でも優しい言葉をかけてくれればいいんだ。2005-06-10 16:49:00 -
26:
優菜
「おはよぉ-!」優菜と美沙は買い物を済ませて店に出勤した。でもなんか今日はヤル気が出ない。
♪-♪-新着メール1件-♪-♪翔弥→〔さっきの女は客やからな!!〕
返信→〔わかってるよ!〕2005-06-11 06:08:00 -
27:
優菜
わかってる…。客なんだ。翔弥に言われなくたって自分でいい聞かせたから。
「あぁ-もぉ嫌-!!!」
今までいっぱい溜めてきた翔弥への想いが心の中で暴れ出す。こんなに好きなのに何でこんなに苦しい想いしなきゃいけないの!?2005-06-11 06:12:00 -
28:
優菜
「おい優菜どぅしてん?」「店長-!!もぉ嫌ー!」
「どうしたぁ-?何があってん?」
「嘘!何もない!」
絶対に人に翔弥だけの悪口は言いたくなかった。
「何かあったら言えよ-!あっそうそう!」2005-06-11 06:16:00 -
29:
優菜
「お-い!ヨシキ!司!」「誰ぇ??」
店長に呼ばれて2人のスーツを着た若い男な子達が来た。2人は優菜と目が合うと軽く頭を下げた。
「今日から入ったボーイや!ヨシキと司!2人とも20才やぞ!いじめんなよぉ!」そぉ-いえば新しいボーイが2人入るって言ってたな。2005-06-11 08:55:00 -
30:
優菜
「ぢゃ自己紹介タイム〜!」「何ソレ-(笑)え-と初めまして☆優菜18才です♪」
「イェイ♪」店長が一人盛り上がりながら拍手した。
「え-ヨシキです!20才!優しくして下さいっ(笑)」「イェイ♪」2005-06-11 08:58:00 -
31:
優菜
それからも何も変わりなく平凡に過ぎて行った。
でもただ1つ変わった事がある。最近になって自分で思った。
新しく入ったボーイ司を目で必死に追い掛けている自分がいた。2005-06-11 16:58:00 -
32:
優菜
司とは何度か喋る機会があったけど他の人のように普通に話せない…。
司が他の女の子と喋ってるのを見ると胸がしめつけられる。何…このキモチ…。2005-06-11 17:00:00 -
33:
優菜
このキモチを美沙に話した。「ウッソー!まぢで!?優菜それは司の事好きやねんってー!!絶対!」
「そ…そうなんかな?」
「絶対そう!いっとけ♪」「いっとけって…優菜、彼氏いるし!」
「何ゆうてんの!?遊べるのなんか今だけやで!ってか前から思ってたけど優菜って男関係マジメよな?彼氏そんなに好きなん?」2005-06-11 17:05:00 -
34:
優菜
優菜は今までの人生の中で愛した男は翔弥だけだ。他の男の事なんて知らない。優菜にとって男っていう存在は翔弥ただ一人だ。
「好き…かな?」
「何な-ん?その微妙な感じは!まぁ彼氏の事好きでもたまには遊びも必要やと思うで!色んな男見てみなわからんしなぁ-!」2005-06-11 17:09:00 -
35:
優菜
「そぉ-かな…。」
美沙にそう言われると翔弥へのキモチが楽になった。優菜だって遊んでいいの…?2005-06-11 17:13:00 -
36:
優菜
-優菜の誕生日当日-
「どぉ-しよ-今日めっちゃドキドキやわぁ!!」
「誕生日は恐いなぁ!でも優菜は大丈夫やってぇ!!美沙の客来たら、優菜も追加指名するし頑張れ!」
「ん-ありがと!」2005-06-12 17:52:00 -
37:
優菜
優菜の店は20時から3時までが営業時間。店の営業が終わるまで絶対に待機したくない。
でも優菜の心配をよそに結構たくさんのお客さんが来てくれた。
けど2時前-優菜のお客さん達のチェックが重なり、優菜は余りそうな勢いだった。あと1時間で営業終わりなのに…最悪。2005-06-12 17:57:00 -
38:
優菜
その時、
「優菜さんリストまで!」
店長に呼ばれて行った。
「何?」「電話電話!」
「まぢっ?」
♪-♪-着信-翔弥-♪-♪-♪「…ぅわ…。」
「客か?あと1時間やし、頑張れ優菜!来させろ!」2005-06-12 18:01:00 -
39:
優菜
-通話-「もしもし?」
「優菜ち-ん!誕生日おめでと-!!!」 翔弥は結構酔ってるみたいだった。「ありがと☆ってか翔弥どしたん?仕事中に電話してくるとかめずらし-ね!」「優菜の誕生日やからやんかぁ!今、店忙しいん?」「暇ぁ。客来てるけどもう帰るし。」2005-06-12 18:08:00 -
40:
優菜
「今から店行ったるわ!」「え!?来なくてえ-よー」「何でやねん!誕生日祝ったるやん!俺…今日、家帰られへんからぁ。」
「…そうなん。わかった。ぢゃあ来て。」2005-06-12 18:11:00 -
41:
優菜
「いらっしゃいませ-!」電話がきて10分後ぐらいに翔弥は同じ店の子と2人で来た。2人ともいかにもホストって感じだから、女の子達がコソコソ言っていた。
「ご指名ありやぁす!優菜さん入りまぁ-す!!」2005-06-12 18:14:00 -
42:
優菜
なんか自分の店で翔弥の隣に座ってるなんけ変な感じだった。翔弥の友達には美沙が着いた。美沙はキョロキョロしてた。
「翔弥-今日は帰って来ないんやんなぁ?」
「ん-ごめん。」2005-06-12 18:20:00 -
43:
優菜
「どこ行くん?」
いつもなら絶対にこんな事聞かないのに今日は結構、お酒を飲んでたし思わず聞いてしまった。翔弥は少しビックリした顔をしていた。「代表と用事…やねん。」「ふぅ-ん。そっかぁ。」2005-06-12 18:23:00 -
44:
優菜
「優菜怒ってる???」
「別に怒ってへんで。」
「ホンマ?はいコレ!」
翔弥から紙袋を渡された。HERMESの紙袋から出てきたのは優菜がずっと欲しがっていたHERMESの財布だ。
「うわぁ-!!!」2005-06-12 18:26:00 -
45:
優菜
「プレゼントやで♪」
「ありがとぉー!!!」
正直めっちゃ嬉しかった。でもいつもこうだ…。2005-06-12 18:30:00 -
46:
優菜
翔弥は普段から、優菜に色々とプレゼントしてくれる。優菜の機嫌をとる為だ。
優菜を繋いでおく為に、お金を使ってくれる。
優菜も自分にお金を使ってもらう事で-ホスト-としての翔弥を信用していた。
-お金で繋げられている-
こんな自分が嫌だった。2005-06-12 18:35:00 -
47:
優菜
翔弥達も帰り、店の営業が終わったと同時に美沙が優菜の元に走ってきた。
「ちょっと-!優菜-どういう事なん!さっきのホストは何!?なんか見た事あると思ったら前HEPで女と歩いてた人やんな?やっぱり知り合いやったん?ってかHERMESもらってなかった?」美沙は一気に質問攻撃だ。2005-06-12 19:40:00 -
48:
優菜
かなりお酒を飲んだ優菜は気分が悪くて、あんまり喋りたくなかった。だから、「何もないって-。」って美沙に言った。
「絶対嘘やん!何で美沙に教えてくれんのよぉ-!」「もぉ-うるさいなぁ!さっきのは彼氏や!」2005-06-12 19:44:00 -
49:
優菜
「え?…そうやったんや」「別に笑っていいで。ずっとホスト嫌いとか言うてた奴がホストと付き合ってんねんで?アホやろ?HEPで会った時も付き合っててんで!何で自分の彼氏が他の女とデート中に発見せなアカンねんなぁ。ダサイやろ?笑ってええからぁ-!」
酔ってた優菜はさんざん美沙にムカツク事を言ったと思う。2005-06-12 19:49:00 -
50:
優菜
「…ゲホッ。」急に気分が悪くなって優菜はトイレに走った。もぅフラフラやった。「優菜!大丈夫!?」
美沙がトイレに水とおしぼりを持って来てくれて、優菜の背中をさすってくれた。「大丈夫?優菜、今日頑張っていっぱい飲んだもんなぁ。苦しいなぁ?全部吐いちゃいなぁ?」2005-06-12 19:54:00 -
51:
優菜
「んん…。」
「優菜ぁ?頑張ったなぁ?一人で全部ため込んできたやろぉ?つらい時は美沙に何でも話して。なぁ?」
さっき美沙にキツク当たってしまったのに、優しくしてくれる美沙に本当に申し訳なかった。
「美沙ぁ…ご…めん。」2005-06-12 20:24:00 -
52:
優菜
今まで誰にも話せなかった事…翔弥の事…。色々な物を心の中にため込んでた。美沙の優しい言葉で一気に涙として溢れてきた。
美沙に背中をさすられながら、いっぱい泣いた。2005-06-12 20:26:00 -
53:
優菜
「ありがと美沙。」
トイレを出て、美沙に全て話した。翔弥の事…。
「ホストかぁ。優菜はどうなん?翔弥くんの事スキ?」「ん-スキやで。でもたまに情なんかなって思う。翔弥は絶対に優菜の事スキぢゃない。都合イイ女やから一緒にいるだけ…絶対そう。」2005-06-12 20:32:00 -
54:
優菜
「美沙ホストとか全然わからんからなぁ。」
「翔弥はたぶん優菜の他にも女いっぱいいてるねん。それは前からわかってた。でも優菜には翔弥しかおらんねん。優菜アホかなぁ?」「優菜はアホちゃう!アホなんは翔弥くんや!こんなに好きになってくれる子おるのに!優菜だって遊べばいいねん!一人だけ我慢する事ないやん!」2005-06-12 20:37:00 -
55:
優菜
「…遊ぼかなぁ。」
「そうしぃ!翔弥くんにも優菜の気持ちわからせたらな!司は?スキなんやろ?」「ん-スキなんかなぁ…。」「今日、司とヨシキとご飯遊びに行こうや!」
「…行く。」
翔弥に罪悪感はあったけどなんかフッきれた。2005-06-12 20:51:00 -
56:
優菜
その後、美沙が司とヨシキを誘ってくれてカラオケに行く事になった。
「うちヨシキと喋るから、優菜頑張って司と喋りや!」「う、うん!ありがと!」翔弥と付き合ってから、男の子にこういう感情をもったのは初めてだった。2005-06-12 20:54:00 -
57:
優菜
カラオケに入って、しっかりと司の隣をキープした。朝まで4人でカラオケを楽しんだ。司ともいっぱい喋れた。
「優菜ちゃんメアドか番号教えてくれへん?」
「あっいいよ!」
帰り際に司と番号とメアドを交換した。2005-06-12 20:58:00 -
58:
優菜
それから毎日、仕事が終わってから司と電話ゃメールをした。翔弥が帰って来ない日だって寂しくなかった。どんどん司に惹かれた…。「今日、店休みやぁ!優菜ちゃん遊ばへん?」
司からメールがきた。
「いいよ!」2005-06-12 21:01:00 -
59:
優菜
今日も翔弥は仕事だし。
「優菜-俺もう行くで-!今日は家いるん?」
「今日は美沙と遊ぶかも!今日も帰って来れない?」「今日はちゃんと帰って来る!だから優菜も遊びに行くんやったら朝には帰って来てな?いってきます!」「いってらっしゃい☆」
翔弥に嘘をついて、司と遊びに行く。最低な女だ。2005-06-12 21:05:00 -
60:
優菜
翔弥が家を出てから用意をして、優菜も家を出た。
司とご飯を食べてゲーセンに行って、カラオケに行った。2人で遊ぶのは初めてだったから少しだけ緊張した。
カラオケに行っても歌も歌わずにずっと喋りつづけた。
「俺な東京で仕事するんが夢やねんなぁ。」
「東京かぁ…。すごい。」2005-06-12 21:09:00 -
61:
優菜
「で俺、来月から東京行こうと思って…。」
「まじで?何でよぉ-せっかく仲良くなれたのに!ずっと大阪おり-や!」
「ん-そうやんなぁ…。でもどうしても東京行きたいねんなぁ。」
「え-嫌や。大阪おり-や」2005-06-12 21:12:00 -
62:
優菜
「ん-どうしよかな。まだ迷い中やけどね。」
司が東京に行くなんて嫌。でもそんな話、本気になんてしてなかった。2005-06-12 21:14:00 -
63:
優菜
-朝6時-カラオケも終了した。「優菜ちゃんどーする?」「眠いし、帰ろっかぁ。」「ん-わかったぁ。また遊んでなぁ!帰ったらメールするわぁ-。バイバイ☆」
本当はもっと司と一緒にいたかった。でも今日は翔弥が帰ってくるから、帰らなくちゃ…。2005-06-13 18:51:00 -
64:
優菜
家に帰って、ベッドに倒れ込んだ。「はぁぁ-。」
司の事を考えた。すると、ちょうど司からのメールだ。司→〔家つぃた?今日遊んでくれてホンマありがとぅ☆優菜チャンて彼氏おるん?〕返信→〔彼氏いないょ!〕このメールを送った自分が本当に最低だと思った。司にも翔弥にも嘘ついて…。2005-06-13 18:57:00 -
65:
優菜
それからも司とメールのやりとりをしてると、翔弥が帰って来た。「ただいま!」「お帰り!」
司へのメールを返信していると翔弥がいきなり後ろから抱きついてきた。
「優菜ぁ-最近メールばっかり。誰としてんのぉ?」
翔弥から見えないよぅに携帯な画面を傾けた。
「お客さんとやから!」2005-06-13 19:03:00 -
66:
優菜
「そっかぁ!優菜ぁ-。」そう言って翔弥は久しぶりに優菜を抱いた。なんかスゴク幸せを感じた。
やっぱり優菜は翔弥の事がスキなんだ。
でも司の事も大スキだ…。2005-06-13 19:07:00 -
67:
優菜
それから2週間が経った。司とは毎日、連絡を取り合って何度か遊んだ。
翔弥とは相変わらずの日々を過ごしていた。
「わぁ-い今日休みやぁ-」「ホンマや!嬉し-わぁ!」店の営業終了後、美沙と2人で喜んでいた。2005-06-13 19:11:00 -
68:
優菜
「今日どーする?」
「んー今日は久々に家でゆっくりしようかなぁ-!」 「そうやな!帰ろ帰ろ!」今日は店の定休日だ。優菜と美沙は、めずらしく遊ばずに家に帰った。家に帰ってスグにメールが来た。
♪-♪-新着メール-司-♪-♪2005-06-13 19:16:00 -
69:
優菜
司→〔優菜ちゃんお疲れ☆俺な今日東京行くねん。〕え…。このメールを見た瞬間に胸がしめつけられた。
優菜はメールを返さずに急いで司に電話をかけた。
「もしもし?」電話に出た司はいつもと変わらない様子だった。2005-06-13 19:20:00 -
70:
優菜
「司ホンマに行くん?」
「…うん。大阪にいようか迷ったけど、やっぱり東京行きたいから。」
「何でなん?大阪おって…やぁ…。」
優菜は電話越しに大泣きしてしまった。司がいなくなるなんで嫌だ。絶対に嫌。2005-06-13 19:23:00 -
71:
優菜
「優菜ちゃんごめん。でも東京で仕事するんが夢やったからさ。ごめんね。でも俺、優菜ちゃんの事好きやってんで?ホンマに!」
それを聞いてまた涙が溢れた。司の夢…それを優菜が潰す事はできない。2005-06-13 19:30:00 -
72:
優菜
「優菜も司の事スキやったで。司が東京行くん嫌やけど夢やもんな?」
「ホンマに?ぢゃあ優菜ちゃんも東京一緒に来て。今すぐじゃなくてもいい。俺、待つで?」
…東京…司………翔弥。
一瞬で色んな事が頭をかけ巡った。2005-06-13 19:37:00 -
73:
優菜
「…優菜は行けない。」
「そっかぁ。ごめんな変な事言って。優菜ちゃんは彼氏と頑張ってや!」
「え?彼氏?」
「もう嘘つかなくてイイねんで?俺、優菜ちゃんに彼氏いるの最初から知ってたよ。優菜ちゃんの彼氏、1回うちの店来たやんな?彼氏さん店まで案内したん俺やねん!その時に聞いたからぁ。俺は優菜ちゃんに彼氏いてもスキやったけど!でも俺は彼氏さんには勝てなかったわ!だから、彼氏さんと幸せになってよ!」2005-06-13 19:42:00 -
74:
優菜
司…知ってたんだ。優菜に彼氏がいるの知ってて…それでも優菜の嘘にも付き合ってくれて優しくしてくれてたんだ。
「司ごめん…ホンマにごめんなさい。」
「謝らんといてや!でも優菜ちゃんは俺の事ホンマにスキでいてくれた?」
「うん…スキやった…。」「ありがと☆俺はそれが聞けただけで充分やし!だから絶対に幸せになってな!何かあったらいつでも電話してきてな!」2005-06-13 19:46:00 -
75:
優菜
「うん。司ありがと…。元気でね。優菜の事、忘れんといてなぁ-。」
「忘れへんで!…ぢゃ頑張ってくるね、…バイバイ」「……バイバイ。」2005-06-13 19:48:00 -
76:
優菜
この電話を切ってしまえば何もかも終わってしまうような気がした…。
司がいなくなるのが恐くて仕方なかった。
でも優菜は翔弥を選んだ。翔弥と幸せにならないとダメなんだよ。しっかり翔弥と向き合っていこうと思った。2005-06-13 19:55:00 -
77:
優菜
司が東京に行っててから、1週間。まだそんなに経っていないのに優菜はかなりヘコんでいた。
司がいなくなった仕事場に行く気にもならなかった。「優菜、大丈夫かぁ-?東京なんて近い近い!会いたくなったらスグ会えるやんかっ!それに優菜は翔弥くんを選んだんやろ?もぉ-そんな暗い顔せんと元気出していこぉ-や☆」2005-06-16 21:58:00 -
78:
優菜
美沙の励ましで、どうにかこうにか仕事も休まずに出勤していた。
翔弥は相変わらずだった。1週間のうちの半分は家に帰ってくる程度だ。残りの日はどこに泊まっているのかは知らない。
このままじゃダメなのかなぁ。翔弥と向き合える方法がわからない…。2005-06-16 22:02:00 -
79:
優菜
―でもこれは、ただの逃げ道でしかなくて―
向き合う事を恐れている。ただそれだけ。
弱い人間なんだ。2005-06-16 22:10:00 -
80:
削除削除されますた
あぼ~ん -
81:
優菜
今日は翔弥の誕生日だ。
「今日は仕事終わったらスグ帰るから、優菜ちゃんご飯作って待っててな♪」
翔弥の言葉を信じて、優菜は仕事が終わってスグに家に帰った。2005-06-16 22:16:00 -
82:
優菜
翔弥の好きな料理をたくさん作った。ケーキだって昨日から用意していた。
翔弥へのプレゼントも買った。GUCCIの革靴だ。翔弥が前から欲しがっていたのを知っていた。優菜は月に1回は翔弥からブランド物をプレゼントされていた。優菜が翔弥にプレゼントをあげるのは誕生日だけだ。だから少しでも、喜んでくれる物をあげたいと思う。2005-06-16 22:33:00 -
83:
優菜
―朝の9時―
翔弥の店は今日、翔弥の誕生日イベントをしているみたいだ。帰りが遅くなるのは、わかっていた。
♪ー♪ー着信ー翔弥-♪-♪ー♪あっ終わったのかな!2005-06-16 22:49:00 -
84:
優菜
ー通話ー「はいはぁい?」
「あっもしもし優菜ちゃんですか?俺、圭斗(翔弥の源氏名)と同じ店の将人やけど覚えてるかなぁ-?」
将人…翔弥の店の店長さんだ。何回か家に来た事あるし知っている。2005-06-16 22:53:00 -
85:
削除削除されますた
あぼ~ん -
86:
優菜
「覚えてますよ!どうしたんですか?翔弥は?」
「翔弥…?あっ圭斗か!あんなぁ-まだ店、営業してんねんけど、圭斗めっちゃ酔ってんねんやん。で迎えに来たってくれへん?」
「え、迎えに-ですか?」「うん、来れる?今日、翔弥な優菜ちゃんが待ってるから早く帰らな-ゆうとったからさぁ…来たって!」「あぁ、わかりました!また着いたら連絡します。」2005-06-16 23:03:00 -
87:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
87は偽です?今からトリップつけます。
2005-06-16 23:04:00 -
88:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
机の上の料理にラップをかけて、プレゼントも置いて、帰って来たらスグお祝いできるようにしておいた。家を出て、タクシーで翔弥の店に向かった。
ビルの下について、翔弥の携帯に電話をかけた。
「もしもーし!」2005-06-16 23:20:00 -
89:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「はいはい!将人です!」「あっ店の下着きました」「ぁ〜まだ営業終わってないんやんかぁ。後30分ぐらいで終わるから店入り!お金いらんし!今から下おりるからぁ!」
「あっはい。」
何故か翔弥の店に入る事になってしまった。翔弥がホストを始めたばかりの頃に何回か行った事はあるけど、かなり久々だ。2005-06-16 23:24:00 -
90:
名無しさん
意味わからん?リストカットしたあとホスクラ?
2005-06-16 23:26:00 -
91:
優菜
「優菜ちゃーん!」
「あっ、どーもお久しぶりです。翔弥、優菜が来る事知ってるんですか?」
「いや、知らんよ!ってかアイツ今なにもワケわかってないぐらいベロ酔いやから」他愛もない話をしながら、エレベーターに乗り、店に向かった。2005-06-16 23:29:00 -
92:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「いらっしゃいませーとか言わんといて下さいね!なんかホストクラブとかでデッカイ声で言われるの苦手なんですよぉ-笑!!」
「ははっわかったよぉ!」優菜は将人に案内され、静かに店に入って1番入口に近い席に座った。まだ結構お客さんがいてシャンパンコールが流れていた。2005-06-16 23:33:00 -
93:
優菜
「優菜ちゃん何飲む?」
「あっお茶でッ笑!」
シャンパンコールの群れの中から翔弥を探した。すぐにわかった。一人だけ上半身裸でシャンパンを一気している。「アイツ頑張ってるやろー。」将人がお茶を持ってきてくれて優菜の前に座った。
「ですねぇ…。」2005-06-16 23:36:00 -
94:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
92さん→87は偽物です?
トリップつける事にしましたので?後93と95はトリップつけ忘れましたが優菜本人です?ややこしくてスイマセン?2005-06-16 23:39:00 -
95:
名無しさん
話おもんない
2005-06-16 23:40:00 -
96:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
シャンパンコールが終わり、急に店が静かになった。
翔弥は女の子とイチャイチャしてる…あぁ見たくない…。ムカつく。そんな優菜に気が付いたのか将人が翔弥を呼んだ。「圭斗-!!」
「はぁい!」翔弥がフラフラしながらこっちに来た。
「はい!俺からの誕生日プレゼント♪笑」2005-06-16 23:43:00 -
97:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
翔弥は優菜を見た瞬間、頭を抱えこんで倒れ込んだ。「ひゃぁ-!!優菜ちーん!何でぇ-!何でおるん-!えぇ-意味わからぁーん!」
かなり酔っ払っていて何を喋っているのか、あんまりわからなかった。
「迎えに来たんやん!ここ来なくてイーから頑張ってきぃ-!待ってるし!」2005-06-16 23:48:00 -
98:
名無しさん
色カノの話?
2005-06-16 23:48:00 -
99:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「ぅわぁ-優菜チャンやぁ-!何で優菜がおるんやぁ-?わから-ん。待っててよ-」まだ一人でブツブツ言いながら他の席へ戻った。
もぉ店も終わりみたぃで、どんどんお客さんが帰って行く。将人と世間話に夢中になって気が付くと、店には優菜ともう1人のお客さんだけだった。2005-06-16 23:52:00 -
100:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
もう一人のお客さんの席で翔弥は寝ていた。
将人が「帰らすわ!」と言って向こうの席に行った。その女の子はどこかで見た事があると思ったら、前に翔弥とHEPにいた子だ。
その子は寝ている翔弥の肩を担ぎ出した。
「大丈夫!圭斗は店で寝かせるから仁美ちゃんは帰りぃ!店もう閉めるしな!」2005-06-16 23:57:00 -
101:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
将人が必死に仁美ちゃんと言う子を止めている。でも仁美ちゃんは翔弥をグイグイ抱えながら帰ろうとする。「仁美ちゃん圭斗しんどそうやから置いて帰ったってや!俺、面倒見るから!」「仁美が連れて帰るって」仁美ちゃんは翔弥を支えながら、優菜の前あたりまで来た。
2005-06-17 00:03:00 -
102:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
そして優菜の顔を見て、将人に言った。
「この子何で帰らんの!?もしかして圭斗の色彼?」「は?」
「私が圭斗の本彼やから!色彼さんは早く帰り!圭斗の面倒は私が見るから!」と優菜を睨みつけた。2005-06-17 00:08:00 -
103:
優菜
優菜は怒りをこらえた。
マジでムカつく。
「仁美ちゃんイイ加減にしいや!なぁ!」
将人は優菜に気を使って、仁美ちゃんを止める。なんか優菜は仁美ちゃんに対しても、翔弥に対しても、呆れた。怒りを通り越した。「もぉ将人くん、優菜帰るからイイヨー!!」2005-06-17 00:11:00 -
104:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
何故か優菜は将人と翔弥と仁美ちゃんとエレベーターに乗り、店の下まで降りた。
仁美ちゃんは翔弥を連れ、タクシーに乗った。優菜は一人タクシーに乗り込んだ。将人にいっぱい謝られた。でも悪いのは翔弥だから…。優菜は家に帰って、そのままベットに入った。2005-06-17 00:17:00 -
105:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
そして電話をかけた。
-発信-司-
「もしもーし!優菜ちゃーんめっちゃ久しぶりやん!どうした?何かあった?」
「何もないよ。元気にしてるかなーって思って!」
10分ほど司と話をした。
「優菜ちゃんあんまり無理したらアカンで!いつでも連絡してきい!俺は気長に待ってるからなっ笑」2005-06-17 00:22:00 -
106:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
司と久々に話せた。東京で元気に頑張ってるみたいだった。何故か司と電話を切った後、涙が出てきた。
2005-06-17 00:25:00 -
107:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
あの時、もっと早く気持ちを伝えていれば司は優菜の側にいてくれてたのかな。あの時、何もかも捨てて、司に着いて行ってれば幸せになれてたのかなぁ。
後悔する事はいっぱいあるよ。けど司と出会えた事は後悔なんかしてない。
きっと司をどんなに愛しても、優菜は翔弥を選んでたと思う。もう逃げない。
司ありがとう。2005-06-17 00:30:00 -
108:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
司と電話を切った後、そのまま眠りについた。
-ガチャードアの開く音で目が覚めた。-昼2時-優菜は寝たフリをした。「はぁー」翔弥の溜め息だけが聞こえた。「優菜?優菜?」
翔弥がツンツンとつついてくる。優菜は今起きたかのように目を覚ました。
「ん-?何?」2005-06-17 00:34:00 -
109:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「ごめん優菜。」
優菜が起き上がると翔弥が正座していた。「何が?」優菜は冷たく言い放った。「迎えに来てくれてんな?将人さんから聞いた。ごめん何も覚えてなくて…。」「いーよ。別に。優菜は所詮、色彼らしーやん?仁美ちゃんに言われたわ。」
仁美という名前を聞いて、翔弥は驚いた顔をした。2005-06-17 00:38:00 -
110:
優菜
「…ちゃうわ!アイツが色彼じゃ!」翔弥が言った。
「ってかさ優菜は何彼でもイイケド、アンタ何人彼女おるん?それ自体、意味わからんねんけど!いっつも家帰ってこぉへんしさ!翔弥の嘘に付き合うん疲れてんけど!」2005-06-17 00:42:00 -
111:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「俺はな、正直な優菜以外にも女おんで?言い訳かもしらんけどなー全部、金の為でしかないねん!優菜はな俺の事好きか!?お前は俺の金が好きなんちゃうんか?」
…金?正直ショックだった。翔弥にそんな風に思われてるなんて思いもしなかった。翔弥の金が目当てで付き合ってたんじゃない。
本当に愛してたのに。2005-06-17 00:50:00 -
112:
名無しさん
しぉり???
2005-06-17 00:56:00 -
113:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
「今まで俺、お前に色々買ってきたやんけ?お前を繋いどく為には金しかなかったんじゃ!お前に金つぎ込んでも離れてほしくなかってん。情けないやろ?でもお前にやったらいくらでも金使ったるわ!俺が好きなんはお前だけじゃ!もう他の女は全部切るし、仕事終わったら毎日帰って来る!約束するわ!だから、お前絶対、一緒におれや!」
翔弥が怒鳴った。2005-06-17 01:00:00 -
114:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
不器用で…口が悪くて…
でも真っ直ぐに気持ちをぶつけてくれる。
やっぱり優菜はそんな翔弥が大好きだ。
バカな女かもしれない。
でも好きだから離れない。ずっと一緒にいる。翔弥がホストになる前から思ってた事。今も変わらない。2005-06-17 01:07:00 -
115:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
あれから1年が経った。
翔弥は今だにホストを続けている。けど毎日ちゃんと、酔っていても帰ってきてくれるようになった。
3ヶ月後にホストをあがる事に決まった。これからも翔弥と向き合っていこう。2005-06-17 01:12:00 -
116:
削除削除されますた
あぼ~ん -
117:
りん
完結おめでとぉござぃまぁす????さっき始めて読んでいきなり完結でびっくりしましたぁ??
翔弥くん、不器用だけど優菜ちゃんのコトほんとに大切なんでしょうねっ??これからゎもっと翔弥くんと向き合って頑張って下さぃ?上がるってコトゎ結婚するとか?2005-06-17 01:26:00 -
118:
優菜 ◆HU7XfvOYA2
りんさん→読んでくれてホンマありがとうございます?最後の方、なんか早く終わらせてしまってゴメンナサイ?翔弥がホスト上がったら結婚するつもりではいます?もう付き合って4年過ぎましたからね?翔弥も「もうイイ加減、結婚せなな?」と言ってました?
2005-06-17 01:46:00 -
119:
名無しさん
はぁ、ちゃんとくっついて良かった。
2005-06-17 04:36:00 -
120:
名無しさん
?
2005-06-20 11:27:00 -
121:
名無しさん
ョヵッタぁ???↑
2005-09-14 14:09:00 -
123:
名無しさん
??ぃぃ話??
2006-02-13 21:46:00