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トップへの道‥2
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1:
↓下記URLレスNo304の続きです
こちらから読んでください。
http://bbs.yoasobiweb.com//test/mread.cgi/yomimono/1124193696/-52005-08-17 11:07:00 -
291:
話し終えてもないのに恵子が被せて話す。
『キャッチやろ?暇やし行くわ!』
『ほんまに?名前なんて言うん?』
猿が嬉しそうに私達二人の間に入ってこようとした。
『そんなんどうでもいいから早く店つれてって!男前おる?』冷たく話す恵子に二人は少しアタフタしている様子だった。2005-08-17 20:38:00 -
292:
気難しそうな客だと思っただろう。。
猿は必死に話かけてくる。でも殆ど無視に近かった。私達は【ホスト】に興味があるんじゃない。
【ホストクラブ】という 空間が好きなだけ。。
『ここやねん!』
見上げると少し古びたビル。エレベーターを降りると真っ黒で大きな扉。2005-08-17 20:39:00 -
293:
『いらっしゃいませぃ!!』
時間も早かったせいか 決して忙しいとは言えない状態の中 私達は席に案内された。
『雰囲気良くない?』 私が恵子に言うと彼女はコクリと頷いた。
『失礼します、、』
お絞りを渡され 飲み物を頼む。2005-08-17 20:40:00 -
294:
『すいません。お邪魔します!!』
店の客が少ないため 私達二人に対して 五人ものホストが席についた。
取り合えず 乾杯をして 喉を潤す。
猿から自己紹介が始まる。
あまり聞かずに店を見渡した。暗めのフロアー、音楽も程よい音量で店の内装には結構こっていた。2005-08-17 20:41:00 -
295:
『すいません。初めまして一輝って言います』
私の前に差し出された四角い紙切れ。彼だけが名刺を渡してきた。
『あっ、、瞳です。』
慌てて名刺ケースから一枚名刺を取出し 彼に差し出す。特にタイプだった訳ではないけれど 魅力があった。
他のホストはチーママと分かった瞬間 態度が一気に変わった。2005-08-17 20:43:00 -
296:
それでも彼だけは特に何も突っ込んで来なかった。
『お幾つなんですか?』『何処にすんでるん?』
ありきたりな話ばかり‥ 結局私達は一時間ぐらいで店を出た。
『ありがとうございました。また電話とかしても大丈夫ですか?』
送りに出てきた一輝が言う2005-08-17 20:44:00 -
297:
『はい。待ってますね』
エレベーターに乗りながら私の中での最上級の笑顔で返事する。
『有難うございました』 頭を深々下げるホスト達を振り返ることも無く私達は歩いた。
『ないねっ‥』
私がボソッと呟くと恵子は縦に二度頭を大きく振った2005-08-17 20:45:00 -
298:
きっと あの時・・・ 一輝が名刺を渡して来なかったら私も名刺を渡したりしてないだろう。
そして二度と会う事はなかっただろう・・・
♪♪♪〜【○90338∞∞∞∞】
日曜日の夕方‥。する事もない私が一人家でダラダラしていると知らない番号からの着信。。2005-08-17 20:47:00 -
299:
『誰やろ‥』
一度は通話ボタンに手をやるけれど今日は日曜日。。
休みの日ぐらい ゆっくりしたいのが本音。
まぁ いっか・・・と携帯をテーブルの上に置いた。2005-08-17 20:48:00 -
300:
♪♪♪〜
テーブルの上で鳴り響く携帯電話。急いで開き中を確認するとさっきと同じ番号『ゴホッ…』
咳をし 声をワントーン上げて通話ボタンを押した。
『はいっ・・・』
『あっ!!もしもし?俺やけど分かる?』2005-08-17 20:51:00