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  • 1:

    ↓下記URLレスNo304の続きです
    こちらから読んでください。

    http://bbs.yoasobiweb.com//test/mread.cgi/yomimono/1124193696/-5

    2005-08-17 11:07:00
  • 321:

    『んっっ・・・ねぇ‥好きって言って。』
    『好きだよ・・・』
    嘘だって分かってる。。。はまったりしない。。
    『私も好き、、』
    相手が営業でも良かった。ただ 一瞬でも、その時だけでも私は【愛情】が欲しかった。

    2005-08-17 21:26:00
  • 322:

    『これで瞳は俺の女や!!』
    ことが終わると一輝は私を抱き締めながら言った。。
    カチッ━・・
    タバコに火をつけて白い煙を吐きながら携帯を触る一輝の背中を私はずっと見つめた。
    本当はもう少し抱き締めて欲しかった。もう少し夢を見せて欲しかった。

    2005-08-17 21:28:00
  • 323:

    『明日の夜あいてる?』 
    毎週土曜日彼は仕事の合間に電話をしてくるようになった。
    『うん!何時?』
    『いつも通り7時ぐらいに迎えに行くから!じゃっ』
    たった30秒満たない電話。私は彼女ではなく、一輝は彼氏ではない。でも恋人でもない彼の為に私は毎週日曜日、友達との約束もゲストとの付き合いも断って時間をあけていた。

    2005-08-17 21:29:00
  • 324:

    『ねぇ一輝?!ホストって儲かるん?』
    いつも通り食事に行き、ホテルに入り やる事を終えた彼がタバコに火をつけ 携帯を触っている最中に声をかけた。カチカチとメールを打つ手が一瞬止まる。
    『いきなり何で?』
    『いや…毎回出して貰ってるし大丈夫なんかな‥って思って。。』

    2005-08-17 21:31:00
  • 325:

    『じゃ出して?!』
    もし一輝がそう言ったら もう会うのは辞めようと思った。
    その時だけでいい‥私を抱いてる時だけ私を愛してくれればいいと最初は思っていた。
    でも身体だけの関係も楽では無かった。
    一輝と離れた後 私は一気に孤独に襲われる。

    2005-08-17 21:34:00
  • 326:

    淋しいと口にする事も会いたいと電話する事も出来ない私。。
    ただただ我慢して六日後の電話を待つ。
    もし一輝が営業なら もうこれ以上会うとやばい事は自分が一番分かっていた。
    『何とか大丈夫やで!彼女に金出して貰うとか格好悪いやん。』
    『えっ?彼女??』

    2005-08-17 21:36:00
  • 327:

    私はベットから飛び起き 一輝の方を見た。
    『えっ?瞳は彼女じゃないん?俺ずっと瞳の彼氏やと思ってたんやけど・・・』
    『違うと思ってた。。』 
    プシュッ・・・缶ビールを二つ冷蔵庫から取出し 蓋をあけて私に差し出す一輝。
    取り合えず手に取ると 缶ビールをコツンとあてる。

    2005-08-17 21:39:00
  • 328:

    『じゃ今日から宜しく!!』
    私の意見もなく一輝はそう言うと喉を鳴らしながらビールを飲みあげて再度私を抱いた。

    2005-08-17 21:41:00
  • 329:

    それから一ヵ月もしない内に 一輝の荷物が全て家に届いた。
    何となく始まった同棲も最初は良かったけれど 時が経つと共に愛情と感じれるものはなくなり 同棲という甘い生活ではなく 同居に近くなっていった。
    私も一輝もお互いの仕事に終われ 会う時間もずれて話す事もなくなっていった。
    たまに交わす言葉は全てお金の事・・・。
    それ以外の事で話す事は殆ど 無かった。

    2005-08-17 21:42:00
  • 330:

    【悪いけど明日金いるから置いといて】
    私が仕事から帰宅すると リビングのテーブルの上に置いてあるメモ。次の日 私は隣で寝ている一輝に声をかける事もなく 食事の準備をして仕事の用意をする。
    出来上がった料理にラップをかけて 財布から取り出したお金を皿の下に挟み 仕事に向かう。
    この頃はまだ一輝を好きだと実感した事もなければ 必要な人だと気付いた事もなかった。

    2005-08-17 21:43:00
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