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トップへの道‥2
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1:
↓下記URLレスNo304の続きです
こちらから読んでください。
http://bbs.yoasobiweb.com//test/mread.cgi/yomimono/1124193696/-52005-08-17 11:07:00 -
661:
『ただいまっ‥話あるんだけど眠い?』
首を横に振る唯に私はにこりと笑うと二人で缶ビール片手にソファーに腰掛けた『私‥店辞めるんよ。。』私はあえて明るく話した。一輝との事に春との事‥。店を辞めるのは 何もかもリセットする為‥。何かが嫌とかそんなんじゃなくて今は仕事に対して楽しいという感情が全くないという事。私は自分の中の気持ちを全て吐き出した。
『今まで有難う‥』2005-12-27 05:26:00 -
662:
唯は何度も頷いてくれた。『で、この家なんだけど‥唯ちゃん使う?!普通の仕事じゃ家賃追い付かないから‥使うなら使って!!』
繁華街から近い場所にあるこの3LDKの家‥普通の昼職じゃ 正直キツイ・・・。『半分‥いや3分の2払うので今まで通り、一緒に住まして貰えないですか?!』有り難い提案だけど 私は丁寧に断った。今までチーママと慕われた私。でも この提案に乗れば私が唯に助けて貰う事になる‥。それはプライドが邪魔をした。もう殆ど無い私のプライド‥。それでも‥唯の前だけでも最後までチーママでいたかった。2005-12-27 05:36:00 -
663:
それに この家は 一輝との思い出が山程、詰まっている・・・。
いつも二人で並んで料理したキッチン‥。全てがペアで揃えた食器‥。夕方起きるとすぐに二人で並んで座っていたソファー‥。二人の香水が山程並ぶ玄関‥。一輝のスーツについた香水が香るクローゼット‥。 そして‥何度も愛を確かめたベット・・・。
2005-12-27 05:51:00 -
664:
『じゃ住まして貰っていいですか?!』
『うん!!今月中には私出ていくから‥』
唯とは毎月家賃を貰う形で名義は私のまま‥又貸しをする形で話はついた。
『いつでも戻ってきて下さいね。』
そう言うとそれ以降は店の話も一輝の話も全くせずに私達はしょうもない事を朝まで話した。2005-12-27 06:55:00 -
665:
それから一週間‥。
私は春に会う事も無く ひたすら仕事に打ち込んだ。今までそんなに同伴もアフターもしなかった私だけど私は必要以上にお客さんとの時間を作った。仕事をしてれば余計な事も考えなくて済む。いつも朝、昼、晩関係なく着信履歴に残る名前の出ていない番号‥。私は履歴を見るたび 着信履歴を消去する。。。
じゃないと かけてしまいそうになるカラ・・・2005-12-27 07:02:00 -
666:
『いらっしゃいませ』
私の出勤が残り三日になった日の事だった。
『いらっしゃいませ‥和田さん、めっちゃお久しぶりですね。。最近どこで浮気してたんですかぁ?!』
前は2、3日に一度は来てくれていた和田さんも 本当にママにうんざりしていたのか最近はあまり顔を見せに来てくれていなかった『お前、辞めるんか??』いつもなら冗談の一つでも言う人が真剣な顔で私に問い掛ける。私は店を辞める事をお客さんは勿論、唯以外には言ってない。だから誰から聞いたかは すぐに分かった。
『はい。後三日で‥』2005-12-27 07:11:00 -
667:
『本当は自分の口から言うべき事だったんですが‥』私が口を開くと和田さんは全てを悟ったように深く頷いた。
『他行くんか?』
『いえ‥今はまだ考えてません。』
『そうか・・・まぁええわ!!ラストは来るから』2005-12-27 07:34:00 -
669:
『ありがとうございます』それだけ言うと和田さんはその話には触れずに いつものように馬鹿な事や冗談を言って みんなを笑わせてくれた。
『お疲れさまです』
店が終わり 携帯に目をやると珍しく和田さんから着信があった。私はすぐにかけなおしてみる‥。
『もしもし‥どうしたんですか?』2006-01-04 05:20:00