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?アユカのキャバ&ホス日記?
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1:
アユカ
ホスト大好きなアユカとキャバ大好きなトシヤ。二人は付き合って二年になりますっ(^O^)
二人の暗黙のルール…枕はしなぃこと、そしてホスト&キャバ嬢に本気にならなぃこと。2005-10-01 15:04:00 -
300:
アユカ
しばらくしてトシヤがお風呂から出てきた。部屋の隅っこに座りこんでいるアユカを見て、ギョッとした顔をした。
トシ「お、おぃアユカ、どーしたん??どっか悪ぃんか??」
アユカはトシヤをにらみつけ、身動き一つしなかった。トシヤはなにがなんだかわからなぃといった感じで困惑している。2005-11-03 16:52:00 -
301:
アユカ
アユ「これ!!」
アユカはビニールの切れ端をトシヤにつきつけた。トシヤは不思議そぅにそれをじっと見た。と思ぅと、みるみるトシヤの表情が変わっていく。
トシ「…!!」
トシヤはその切れ端をひったくってゴミ箱に捨てた。焦って挙動不振になっている。アユカはそれを見てさらにイライラした。2005-11-03 16:57:00 -
302:
アユカ
アユ「…相手はどこの誰よ??」
アユカは感情を押し殺して静かに聞いた。
トシ「……」
アユ「誰かって聞いてんの」トシ「…今日行った店の子」2005-11-03 17:00:00 -
303:
アユカ
アユ「アフターしたん??」
トシ「…うん」
アユ「向こうはあんたに彼女いてんの知ってんの??」
トシ「知ってるよ。つーか彼女と色々あったってコトを愚痴ってたら誘われて…んで始めはホント飯食いに行くだけのはずやってんけど、なんか流れでそぅなってもーてん…」2005-11-03 17:04:00 -
304:
アユカ
はぁ…溜め息が出た。トシヤは嘘はつかない。だけどこの時は、嘘ついて言い訳してほしかったと思った。そしたらアユカ、どんな下手な嘘でもそれを信じたよ??
だって、トシヤが浮気を認めた今も、まだ現実を受け入れることができないから…。2005-11-03 17:09:00 -
305:
アユカ
アユ「とりあえず、今日は帰ってくれる??一人で色々考えたぃねん。アユカが連絡するまで、そっちからはしてこんとって」
トシ「…わかった」
トシヤは服を着替えて玄関に向かった。その背中はすごく小さく見えた。2005-11-03 17:13:00 -
306:
アユカ
家から出る前に、トシヤは一言「ごめんな」と申し訳なさそぅに言った。アユカは何も言わなかった。
バタン…
ドアが閉まる音がした。そのとたん、アユカの目からは大粒の涙が流れ出した。
わかってるよ。あんただけが悪いわけじゃないってこと。あんたをここまで追い詰めたんはアユカだってこと。だけど…それでも「いいよ」って、広い心で許してあげられないアユカは、やっぱり最低だぁ…。2005-11-03 17:20:00 -
307:
名無しさん
続き楽しみにしてます
2005-11-03 20:37:00 -
308:
?めめ?
続き気になるぅ…?楽しみにしてます★
2005-11-04 00:25:00 -
309:
名無しさん
>200-317
2005-11-04 13:32:00 -
313:
かなちぃ
しぉり
2005-11-05 10:26:00 -
314:
アユカ
316サン、?めめ?サン?楽しみにしてくれてアリガト?めちゃうれしぃです?
318〜321サンは皆同じ人ですよね?読みやすくしてくれてアリガト?です??
かなちぃサン?しおりありがとうございますぅ??今から更新しますね?2005-11-05 14:37:00 -
315:
アユカ
アユカはその日から一週間、足りなぃ頭で一生懸命考えた。トシヤが浮気したのはほんまに腹立つし、いけなぃことや。けどそぅさせてしまったのはアユカ。アユカがあの時夜を辞めるって言ってたら…三ノ宮なんか行かなかったら…きっとこんなコトにはなってなかったはず。
ホストはもぅ決着がつぃたからいいとして、問題はキャバで働ぃてることだ。こんな時にかぎって、仕事は絶好調だった。辞めたくなぃ。それが正直な気持ちだった。2005-11-05 14:45:00 -
316:
アユカ
それと、よく考えてみると、トシヤが浮気したのはそれが初めてだったのかどうかもわからない。ひょっとしたら前にも何回もやってたのかも…。そう思うと気が狂いそうだった。
ふと、トシヤと出逢った頃のことを思い出した…。2005-11-05 14:50:00 -
317:
アユカ
当然親はガミガミうるさく言ってくる。
母「あんたそろそろ塾くらぃ行きなさぃよ。周りの子はみんな必死に勉強してるやろ!!今日は何時間勉強したん??志望校は決めたの??」
毎日その繰り返し。ダルくて、うっとぅしくて仕方なかった。
アユカは別に大学なんて行かなくてもいいのに…将来したぃこともなぃし、女の子やし…。2005-11-05 15:02:00 -
318:
名無しさん
UFJは銀行やでぇ!USJやろ?
2005-11-05 15:08:00 -
319:
アユカ
そして当日。UFJは思ってたよりずっと楽しくて、うちらは女二人でキャッキャッ騒ぎながら園内を回った。
そして閉園時間が近づいた頃…
アユ「あぁっ!!ケータイがなぃ!!」
アユカはどこかにケータイを落としてしまった。
ミキ「うそやろ!?とりぁぇずミキのケータイからかけてみるな!!」2005-11-05 15:11:00 -
320:
アユカ
あっ?めちゃはずかしぃ?そぅです、USJの間違ぃです??
329サン、指摘してくれてアリガトです?2005-11-05 15:14:00 -
321:
名無しさん
UFJの中でキャッキャッ騒いだんかいなぁワラ
2005-11-05 15:15:00 -
322:
名無しさん
気付いてくれたぁ??よかったぁ?頑張ってねぇ??
2005-11-05 15:16:00 -
323:
アユカ
プルル…プルル…
『はぃ』
男の人が電話に出た。
ミキ「あっ、あの〜、友達がそのケータイ落としちゃって…」
男『あ、うん。◇◇のアトラクションの前に落ちてたで。俺らまだそこらへんいるから、取りにおぃでや』2005-11-05 15:18:00 -
324:
アユカ
急ぃでそこに行くと、男の子4〜5人くらぃの集団がいた。その中から2人がアユカたちのところに近づいてきた。手にはアユカのケータイが。
アユ「あっ!!ありがとぅございます!!」
ケータイを受け取って顔を見ると…
やばぃ、タイプかも…///2005-11-05 15:24:00 -
325:
アユカ
332サン?自分の間違ぃとはぃぇ、ちょっと笑ってもーた?銀行で騒ぃでたらホンマ痛ぃ子ですよね??
333サン?はぃ?気付きましたぁ??多分教えてもらぇなかったら一生気付かなかったかも…ほんとアリガトです??
ちょっと休憩しますね?今日はがっつり更新しますよぉぉ???2005-11-05 15:28:00 -
326:
アユカ
それから4人で少し話して、彼らは神戸の頭いぃ大学に通っていることがわかった。アユカはケータイを拾ってくれた男の子に、「お礼に今度ゴチるんで」とかなんとか言ってちゃっかり番号を聞き出した。
それがトシヤだったコトは言うまでもなぃ。2005-11-05 16:03:00 -
327:
アユカ
アユカとトシヤは毎日メールと電話をして仲良くなっていった。
夏休みも終わりに近づいたある日、ミナミで初めて二人で遊んだ。めちゃ楽しかったけど、うちは親が厳しかったから、あんまり遅くまで一緒にいられなかった。帰り際に駅で話してるとトシヤが、
トシ「アユカは志望校まだ決まんなぃの??」
と聞いてきた。2005-11-05 16:09:00 -
328:
アユカ
アユ「ぅん…そんな頭いぃわけちゃうし、もぅどこでもいぃわぁ。」
トシ「…俺んとこきーや」
アユ「えっ!?」
トシ「頑張って勉強して、俺の大学おいで??」2005-11-05 16:11:00 -
329:
アユカ
アユ「…うん!!」
それから間もなくして、アユカたちは恋人同士になった。アユカはトシヤの大学に入るために必死に勉強した。
結果はダメだったけど、第二志望の神戸の女子大に入ることができた。親を説得して一人暮しを始め、トシヤとの半同棲生活が始まった――2005-11-05 16:23:00 -
330:
アユカ
懐かしぃなぁ…たった二年前のことなのに、遠い昔の出来事みたいだ。一緒にいられるだけで幸せだった、あの頃の二人にはもぅ戻れなぃの??もぅ終わりなの??やっぱり別々の道を行くしかなぃのかなぁ…??
いくら考えても、答えは出なかった。2005-11-05 16:28:00 -
331:
アユカ
やっぱりちゃんと二人で話し合おう。決断を出すのはそれからでも遅くはない。ケータイを手に取り、トシヤに電話をかけた。一週間ぶりの電話は少し緊張した。
『…この電話は、電波の届かない所にあるか、電源が入っていません…』
何度かけ直してもこのアナウンス。今、どこにいるの??2005-11-05 16:34:00 -
332:
アユカ
3時間後、耐えられなくなってトシヤの実家に行ってみた。
ピーンポーン…『はぃ』
トシヤのお母さんの声だ。
アユ「お母さんお久しぶりです。アユカですけど、トシヤくんいますか??」
母『えっアユちゃん!?ちょっと待ってて』2005-11-05 16:38:00 -
333:
アユカ
玄関のドアが開いて、お母さんが出てきた。
母「アユちゃん、トシヤと遊びに行ったんじゃなかったの!?」
アユ「いや、行ってなぃですよ。ケータイも繋がらなくて…」
母「えぇっ!?…トシヤなぁ、アユちゃんとUSJ行ってくるって言って、午前中出てったで…」
…頭の中が真っ白になった。2005-11-05 16:42:00 -
334:
アユカ
アユカはすぐにUSJにむかった。ひょっとしたらトシヤはUSJに行くって嘘をついてるだけで、他の場所にいるのかもしれなぃ。でも、行かずにはいられなかった。
トシヤ…そこは、アユカとあんたが初めて出逢った場所やで??そこに、今、誰と一緒にいるん??2005-11-05 16:49:00 -
335:
名無しさん
気になる☆
2005-11-06 04:42:00 -
337:
アユカ
346サン、読んでくれてありがとぅございます☆今から更新しますね(^O^)
347サン、読みやすくしてくれてありがとぅござぃま〜す♪♪2005-11-06 13:37:00 -
338:
アユカ
電車に乗って、USJに着いた。入場券を買って、園内を走り回った。広くて人が多ぃこの場所で、たった一人の人間を見つけ出すことは簡単なことじゃなぃ。むしろここにはいないかもしれない。それに仮に見つけたところで、誰かと来てるのは間違いないんだから、ひどいショックを受けるだろう。だけどアユカは必死だった。不安を心の奥底に押し込めてトシヤを探した。
2005-11-06 13:46:00 -
339:
アユカ
気付けば閉園時間が近づき、人は少なくなっていた。ちょぅどトシヤと出逢った時のように。
アユカは、トシヤからケータイを受け取ったアトラクションの前に行ってみた。懐かしいなぁ…二年前の思い出が蘇る。だけどもぅ、ここにトシヤはいない。2005-11-06 13:50:00 -
340:
アユカ
アユカは二年前トシヤが座っていたベンチに座り、深い溜め息をついた。出口に向かって帰っていく人達が涙でかすむ。トシヤはもう帰っちゃったんかなぁ??それとも、やっぱりはじめからここには来てなかったの??アユカ、もぅ疲れちゃったよ…。
2005-11-06 13:57:00 -
341:
アユカ
その時、そばにあるガラスばりのカフェ?の中に、見覚えのある後ろ姿が見えた。鼓動が早くなっていく。
…トシヤ??
やっと見つけた…。2005-11-06 14:01:00 -
342:
アユカ
髪形、姿勢、体形…顔は見えなぃけど、トシヤに間違ぃなかった。トシヤの向かぃ側には、見るからにキャバ嬢っぽぃ女が座っていた。
覚悟は決めていたものの、やっぱりショックだった。2005-11-06 14:07:00 -
343:
アユカ
アユカはそのカフェに近づいていった。二人は全く気付く様子がない。アユカはトシヤと女の顔が見える位置まできた。
その時、アユカの目から涙がこぼれた。2005-11-06 14:12:00 -
344:
名無しさん
気になる〜(>_
2005-11-06 18:06:00 -
345:
名無しさん
気になるとこで終わりすぎっ(>_
2005-11-06 18:40:00 -
346:
アユカ
355サン、読んでくれてありがとぉ☆☆
356サン、ごめんなさぃ、今度から気をつけますね↓↓
読んでくれてる皆さん、他にも意見とかこーしてほしぃってゆぅのがあったら教えてくださぃね(^^)
時間できたんでキリのいぃとこまで更新します!!2005-11-06 19:54:00 -
347:
アユカ
トシヤ…あんた、なんて顔してるん??
近くでみると、女が一方的にしゃべりまくっていて、トシヤは話を聞いてるのか聞いてないのか、無表情でぼんやりしている。時折少しだけ笑ったりもしているが、それはアユカから見れば、「笑顔」とはほど遠いものだった。
案の定、女は顔をしかめてトシヤに何か文句を言っている。多分「ちょっとーあたしの話聞いてんの!?」とでも言ってるんだろう。2005-11-06 20:02:00 -
348:
アユカ
トシヤ…アユカはな、自分がダメな彼女ってことは十分わかってる。今までにも、何度あんたに嫌な思ぃさせて、我慢させてきたことか。
けどな…やっぱりあんたを心から笑顔にできるんは、アユカだけやろ??これは、ただのアユカのうぬぼれなんかなぁ…??
アユカは涙をぬぐって、店の入り口に立った。足は疲れきっていて、動く度に靴ずれが痛んだ。だけど今は、そんなこと気にならない。2005-11-06 20:08:00 -
349:
アユカ
自動ドアが開く。アユカはボロボロになったヒールの音と共に、二人の席に近づいていった。
カツ、カツ、カツ…
女がアユカに目を向けた。トシヤは背中を向けているので、まだ気付いていない。女は一度目をそらしたが、すぐにまたアユカを見た。アユカは女と目があったまま、真っすぐにそっちに向かっていった。2005-11-06 20:15:00 -
350:
アユカ
そしてそのまま、ドカッとトシヤの隣に座った。
トシ「…えっ…!?」
トシヤは何が起こったのか理解できず、固まっていた。女も「何こいつ」みたぃな目でアユカをにらんでいる。
アユカは黙っている二人をよそに煙草に火をつけ、一口吸った。そして女の目みて、一言こぅ言った。
「うちの男と何してんの??」2005-11-06 20:24:00