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She is Doctor
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1:
◆9QVEJRNRIM
あたしの親友の話です。
そんなに長くはならないと思うので、読んで頂ければ光栄です(^-^)2006-06-03 00:38:00 -
52:
◆9QVEJRNRIM
最もだった。あたしや萌自身、いつか母親になって自分の子供に障害があると分かったら、多かれ少なかれショックを受けるだろう。それ自体が差別や偏見につながる…。じゃぁ「健康に、五体満足に。」と願う母親の気持ち自体、否定できるものなのか?萌が担当医にそう問い掛けると、
2006-06-03 04:00:00 -
53:
◆9QVEJRNRIM
「いや、親として当然願う事や。だから差別は無くならんし、無くしがたい。簡単に語れる問題じゃないんや。」と言った。
この頃、萌はすごく思い悩んでいた。どう表現したら良いのか分からないけど…。ものすごく思い悩み、考えていた。2006-06-03 04:04:00 -
54:
◆9QVEJRNRIM
そんな時、何かの本で読んだらしい。生れ付き目が見えない人がこう述べていた。
「私は目が見えないけれど、それを不幸だと思った事は1度もない。私にとっては空や星や花の色が分からない事が当たり前で、この世界が当たり前なんです。人は『可哀相』だとか色々言うけれど、目が見えないからこそ、見えるものもあるんです。私は生まれてこれて幸せです。」2006-06-03 04:09:00 -
55:
◆9QVEJRNRIM
萌はとても心射たれた。あたし達が「障害を持って生まれて可哀相。」と思うから、障害=可哀相となる。だけどその人が「生まれてこれて幸せ。」と言うならば、障害は必ずしも不幸じゃないはずだ。その人がそう言えるかどうかは、周りの人間に託されている。そんな社会になるべきなんだ。
萌は何かがふっきれたらしかった。2006-06-03 04:13:00 -
56:
◆9QVEJRNRIM
そして前の母乳から1週間後、佐藤お母さんが母乳を持ってきた。その時に萌はその話をした。
「あの子が将来、『生まれてこれて幸せ。』と言えるなら障害は必ずしも不幸ではないはずじゃないでしょうか。」2006-06-03 04:17:00 -
57:
◆9QVEJRNRIM
決して簡単な事ではない。社会は何も変わっていないのだから。だけどまずは親が子供を受け入れないと、子供の幸せには繋がらない。
2006-06-03 04:19:00 -
58:
◆9QVEJRNRIM
それから数日して、佐藤さん夫婦が保育器の中の赤ちゃんに初めて会いにきた。お母さんが手を入れると、赤ちゃんは小さな小さな手で指を握ったらしい。「可愛い…」涙を浮かべながら、お母さんが言った。
2006-06-03 04:22:00 -
59:
◆9QVEJRNRIM
――この時萌が直面した壁は、とても大きな壁だった。差別とは何か?障害は不幸か?深く考える程、答えは出ない。そもそも答えがあるのかすら分からない。
だけど1つ言える事は、今の社会のままでは駄目だと言う事。“自分がされてイヤな事は人にもしない”そんな当たり前な事が守れていない。
人は誰しも幸せを願うのだから。2006-06-03 04:28:00 -
60:
名無しさん
頑張って下さいm(_ _)m
2006-06-03 07:58:00