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＞雑談：小説

君といた1OO日

1:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

初めて書くので小説と言える様なものになるかも分からないしsage進行します?

2006-06-20 08:45:00
7:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
薄暗い店内の､１番端っこのﾎﾞｯｸｽ席に､ちぃはいた｡
この席は､１番周りから見えにくい席で､ちぃの好きな席だった。
隣には優がいる。
優の隣には光がいる。
見慣れた景色。

2006-06-20 09:34:00
8:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

略

見慣れた景色。

2006-06-20 09:35:00
9:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

「カラオケ入れよー?」
歌いたがるんは､いつもちぃの方やった。
「歌い回しかぁ〜?」
光は言いながら､すでに濃いめの梅酒水割りを作ってる。
「光もぉ作ってるしな?」

2006-06-20 09:40:00
10:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

優は､苦笑いしながら言う｡ちゃっかり自分の好きな曲を入れて､すでにﾏｲｸももらってる。
「自分も仕事早いやん?」
「当たり前やん?」
他愛ない会話をしてると､ｲﾝﾄﾛが流れてきた。優がちぃの手を繋いできた。

2006-06-20 09:47:00
11:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

カラオケが始まると､優はいつもちぃの手を握る。
「瞳を閉じればあなたが､瞼の裏にいる事で…」
ﾜﾝﾌﾚｰｽﾞ唄って､優がふいにちぃの方を向いた。
「いる？」
「はぁ?」

2006-06-20 09:51:00
12:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

優の唐突な質問に､ちぃは次のﾌﾚｰｽﾞに入りそびれた。
「瞼の裏に､俺､いるんかって。」
そんな事を真剣な顔で言うから､ちぃは笑わずにはいられなかった。
「ちょ､歌わしてよ?」
笑いながら答える。

2006-06-20 09:55:00
13:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

「なぁ?？」
まだ聞くか?
「優は？ちぃ､いてる？」
「当たり前やんｯｯ?」
周りから見えない様に繋いでいた手を強く握りしめてきた。

2006-06-20 09:58:00
14:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

本間､こんな優が大好きで仕方なかった。
二人で顔を見合わせながら笑ってると､光が欝陶しそうに何か言ってた。

こんな時間が大好きで､でも大嫌いやった。
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

2006-06-20 10:02:00
15:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

「……ｯ」
お腹に激痛を感じて､目を開けた。
手の平にじわじわと汗がにじんでくる。
白い錠剤を口にほおりこんで､ミネラルｳｫｰﾀｰで流し込んだ。
そのまま､床の上に寝転がった。

2006-06-20 10:10:00
16:

ちぃ ◆Bc.VDwrtI2

飼っている猫のトラが､ちぃの横に寄り添って来た。
「ん?？トラぁ？大丈夫やで?？」
フローリングはひんやりしてて､早くﾍﾞｯﾄﾞに行きたかったが､お腹が痛くて動く気にはなれなかった。
トラの体温が妙に暖かく感じて､そのまま寝てしまった。

2006-06-20 10:15:00

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