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寂しいって何?
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1:
葵
誰でも感じるものなの?みんなよく言うけど私は感じた事がなかった…いや気付いてなかっただけかもしれない。
2006-02-04 17:15:00 -
2:
葵
「彼氏から連絡こんし最近会ってないから寂しいわぁ」久々に会った友達が私の顔を見ながらぼやいた。それから聞いてもないのに彼氏の話をしだした。
2006-02-04 17:20:00 -
3:
葵
友達の彼氏は大学生で名前はシンちゃんというらしく、ノロケ話かと思えば愚痴を言ったりしていた。
2006-02-04 17:23:00 -
4:
葵
しかも最近会ってないと言っても3日会ってないだけで寂しいと言ってる事に驚いた。女の子って「可愛いー」「寂しい」が口癖だなと思った。
2006-02-04 17:28:00 -
5:
葵
そんな私も女の子だけど言葉に出した事なんてないと思う。逆に彼氏に「寂しい時は寂しいって言っていいんやで」と言われた事は数え切れない。
2006-02-04 17:32:00 -
6:
葵
そんな彼に対し疑問を感じた位だった。「あなたが寂しいからって押し付けないで?」本音はこう思っていても言えるはずがなかった。
2006-02-04 17:34:00 -
7:
葵
よく友達に「本気で好きになったら毎日会いたいとか独占したいとか思うよ!離れてたら寂しいって思うし」などと熱く語られたりした私だけど理解できないでいた。
2006-02-04 17:39:00 -
8:
葵
四六時中ずっと彼氏の事を考えていたら他の事できないでしょ?と目の前で彼氏からの連絡を待って携帯とにらめっこしてる友達に言いたかった。
2006-02-04 17:43:00 -
9:
葵
「何か葵って大人よな。冷静で落ち着いてくから」それは違うんじゃないかな?私は寂しいと思ったりする気持ちがわからないから逆に子供だと思う。
2006-02-04 17:52:00 -
10:
葵
シンちゃんの話をひたすら聞いていると飲んでいたアイスティーが空になっていた。そう思っていると友達の携帯が希望通りに鳴り笑顔で話していた。
2006-02-04 17:55:00 -
11:
葵
そんな光景を見て思った。彼氏から電話が鳴ると、そこまで笑顔になれるもんなのかな?意識した事なかったけど多分私は違う。好きなのに何でなんやろう?
2006-02-04 17:59:00 -
12:
葵
ふと私も彼氏に電話しようと思って珍しくしてみたけど出なかった。そしたら即メールがきた
2006-02-04 18:03:00 -
13:
葵
ふと時計を見ると4時過ぎだった。不動産屋で働いてる彼は当然仕事中。しかも忙しい土曜だし私のした行動が逆に迷惑と心配をかけてしまった。
2006-02-04 18:07:00 -
14:
葵
私何してるんやろ?いつも彼は仕事が終わってから電話をくれていた。いつも9時位だったと思う。笑顔になんてなれるはずがなかった。
2006-02-04 18:12:00 -
15:
葵
後悔してると友達が電話を切り終えていた。「ゴメン今からシンちゃん呼んだんやけどいい?」いい?も何も呼んだんでしょ?そう思いながら笑顔でイイヨと私は言っていた。
2006-02-04 18:15:00 -
16:
葵
しばらくして例のシンちゃんが来て「ゴメンな〜連絡できんくて。合宿いっててん」そう言いペコペコ頭を下げていた。確か私達と同じ大学4回生と聞いてたけど見た目が幼く見えた。
2006-02-04 18:21:00 -
17:
葵
服を何枚来てるんやろ?いわゆる重ね着ファッションなのか?と目を疑うような髪形と服装のシンちゃんは私を見た時に大声をだした。
2006-02-04 18:24:00 -
18:
葵
「葵ちゃんやんね?俺の事見た事ない?」「ないですよ。私の事知ってるんですか?」だいぶ素っ気なく言ったはずなのにシンちゃんは更にからんできた。
2006-02-04 18:29:00 -
19:
葵
こんな気持ち悪い奴が知り合いのはずがない。「俺さ妹さんの家庭教師してるんやけど」は?確かに妹の綾に家庭教師がいる事は知ってたけど、コイツが?
2006-02-04 18:33:00 -
20:
葵
綾が私の事をペラペラ喋っていたから、名前と顔を一方的に知られていた訳か。それにしても馴れ馴れしい奴で感じ悪すぎる。友達の彼氏で妹の家庭教師とは世間は狭すぎる。
2006-02-04 18:36:00 -
21:
葵
しばらく3人で話して私は先に店を出た。目の前でイチャイチャしてバカップルの2人とは一緒にいれる訳がない。邪魔したくなかったし何より友達の笑顔を見てると私は嬉しかった。
2006-02-04 18:41:00 -
22:
葵
時計は7時半を指していた。ぶらっと買い物でもしようと思い向かってると彼氏から電話が鳴った。
2006-02-04 18:43:00 -
23:
葵
「さっきの電話どしたん?心配になって早くあがったんやけど今どこ?」「ゴメンただ笑顔になりたかっただけやねん」自分でも意味不明な事を言ってると思ったけど本音だった。
2006-02-04 18:47:00 -
24:
葵
「笑顔?まぁええけど、どこおるん?行くから」「そごう…」それだけ伝えて化粧品売り場をグルグルしていた。小さい頃から私は化粧品の臭いが好きだった。すごく落ち着くというかキラキラして輝いてるというか、魅力を感じていた。
2006-02-04 18:52:00 -
25:
葵
彼が来るのも忘れ夢中で見ていると「いかがですか?よくお似合いになると思いますよ」振り返ると彼がいた。私の求めていた笑顔に自然となれた。
2006-02-04 18:55:00