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Hーエイチー
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1:
名無しさん
この話は
あなたの中にあるすばらしい想像の世界にだけ存在するものです。2006-02-02 13:47:00 -
2:
名無しさん
カツカツッ。
真っ暗な暗やみに響く華奢な足音。
床から天井まで続く大きな窓の外から差し込む月明かりがそのシルエットを映し出す。2006-02-02 13:51:00 -
3:
名無しさん
窓際で足音がとまると姿が映し出された。
真っ赤なピンヒールのパンプスに体のラインが分かる黒のスリットが太ももあたりまであり、胸ふかくまで開いたロングタイトドレスに繊細なきめ細かい白い肌に谷間のある胸、細くくびれた腰、形のきれいなヒップ、艶のあるゴールドの髪。しなやかな指があらわになる。2006-02-02 13:58:00 -
4:
名無しさん
そして少しずつ顔が月明かりに照らされる。
小さな輪郭の整った顔にぷっくりした艶々の唇。整った鼻、まつげの長いくりくりの大きな二重の目にブルーの瞳。女は力を入れ窓をゆっくりあけると、外から柔らかい風が入る。
月明かりがキラキラと女を照らし細くきれいな髪がキラキラと風にあたるたび揺れた。2006-02-02 14:03:00 -
5:
名無しさん
ぱちくり。(◎-◎)☆☆
チュンチュン・・・チュンチュン・・・。「ん…夢…?」天井が視界に入る。2006-02-02 14:30:00 -
6:
名無しさん
視線を壁や部屋に向けベッドに寝たまま窓の外を見る。「また同じ夢だ…」
手を布団からだし指を見る。「綺麗な手だったなぁ…」
そしてゆっくり起き上がり布団から出て背伸びしてからスリッパを履き部屋を出て階段を下りる。一階のリビングから朝食の匂いと朝のテレビの音が聞こえてきた。2006-02-02 14:35:00 -
7:
名無しさん
リビングのドアは朝は開いたままでそのままリビングに入りテーブルで朝食をとっているスーツ姿のパパがいつものようにいつもの席にいる。
「あらリンカおはよう」ママがあたしに挨拶をするとパパが「早く着替えないと学校遅刻するぞ」いつもの台詞。2006-02-02 14:40:00