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あんただけや
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1:
さな
実話を元に書きます。
名前は全て仮名です。
頑張って完結させるんで読んでもらえたら嬉しいです。2005-06-02 05:16:00 -
2:
さな
「ちょ〜ほんまラブラブすぎなんやって自分ら!」
友達のはるみがさなに向かって言う。
さな「ごめんなぁーめっちゃ愛し合ってんやんかぁ。笑」
はるみ「幸せわけろって!」
2005-06-02 05:18:00 -
3:
さな
そして私ははるみに《ごめんな!!明日ゎ一緒にかえろぉやーん♪》とメールを打ちながら電車を乗り換えた。そして眠りについた☆
「○○駅〜○○駅〜」
乗り越すわけにも行かずしぶしぶボロボロの顔で降りるとすでにみきやは改札の外で待っていた。
「おそなってごめんやで!寝てしもて顔グチャグチャなんやけど↓」先に言われるのが恥ずかしいので自分から言った。
そんな私にみきやは「全然普通やしな☆会いたかったで☆」
もーやっぱりスキ。笑2005-06-02 05:33:00 -
4:
さな
沙奈とみきやの出会いは友達の紹介。紹介っていってもみきやの携帯とまってたからずっと家電での会話。
家電も結構新鮮でメールよりも惚れる時間はすぐやった。そして二人で会った。前からみきやは沙奈に告白してきてた。でも会った事ないんやで?とかゆってごまかしていた。
二人で会った時にみきやが告ってきて沙奈もスキなってたし付き合った。そしてその日に初体験をみきやにあげた。
みきやを紹介してくれた「ゆい」はみきやの友達の「マサキ」と付き合ってた。
沙奈はゆいを信じてたしみきやも信用できる人やと思ってた。2005-06-02 05:39:00 -
5:
さな
みきやの家に原チャでニケツして向かった。みきやの腰に手を回して、「中学生みたいやな、うちら♪」とか言いながら。
みきやん家は母親と兄の3人家族。まぁ、うちも母親しかおらんけど。みきやの兄貴は相当悪かったし、みきやも結構のアホやった。
沙奈と出逢う前は車盗難してカンベ入ってた。んで今は傷害やったかな?起こして保護観付き。
「明日家裁いかな〜」とか日常的会話やった。
そんなみきやが私はスキじゃなかった。いつパクられるかわからんってゆうのが不安でしょうがなかった。
「もぉアホな事したらあかんで?」「わかってる!沙奈守らなあかんしもう悪い事しやんよ!」
そんな会話をしながら私達は熱いキスを交わし体を重ねる。
みきやと付き合って2週間。最初は痛かったSEXももう慣れた。2005-06-02 05:52:00 -
6:
さな
私とみきやのデートはいっつも家でしゃべってエッチして帰る。みたいなものだった。
自分でも最初は遊べれてるんちゃうかとかも思ったけどみきやはマメに連絡いれてくれるし束縛が激しかった。
そして何より沙奈を大事にしてくれた。2005-06-02 05:55:00 -
7:
さな
すいません。上の遊べれてる→遊ばれてる訂正です(>_
2005-06-02 05:57:00 -
8:
さな
〜夜8時〜
「そろそろ帰るわぁー」沙奈ん家は厳しいワケでもなかったが電車なくなるし夜暗いのんイヤやし早めに言った。
「まぢで?てか沙奈明日誕生日やろ??俺な金ないから何も買われへんねやん。ごめんな。」「いいでぇ別に☆みきやがおってくれたらぁ!!!」
そんな会話をしながらまたキスをした。2005-06-02 06:03:00 -
9:
さな
そしてみきやは私に部屋に置いてあったドナルドのぬいぐるみをプレゼントしてくれた。そんなちっぽけなものでもほんまに嬉しかった。今思うとほんま純粋。笑
またみきやに駅まで送ってもらって無人駅やったからホームで電車がくるまで手をつないで待った。残念ながらも5分ぐらいで電車がきて私達はバィバィした。
帰りの電車の中、私は疲れてまた眠ってしまった。2005-06-02 06:09:00 -
10:
さな
何とか降りる駅で降りてヨレながら家までチャリで帰った。そして爆睡。
おかんが「ごはんわぁ〜?!」とかゆってたけど無視して携帯も充電せんとねたった☆2005-06-02 06:11:00 -
11:
さな
〜・・・・・や!!」
「ぁ"?ん?」
「何時や思ってんねん!はよ起きや!」
「ぁ・・ぃよ〜」適当に返事して携帯充電切れてたから充電して電源つけた。2005-06-02 06:15:00 -
12:
さな
とりあえずもう昼の12時って事に驚いた。
まぁあたしは根っからの遅刻魔。
そしてその後未読メール21件って事にビビった。2005-06-02 06:18:00 -
13:
さな
《サナちぁ?ん?誕生日おめでと???今年も仲良くしよなぁ??》はるみからのメールが一番最初に表示された。
2005-06-02 06:23:00 -
14:
さな
その他にも学校の子、地元の子、バイトの子から色々おめでとうメールが届いてた。そして番号みたいなアドレスで届いているメールがあった。誰やろ?とか思いながら開いた。《沙奈☆みきややで!!誕生日メール送るためにプリケー買ってんやん!誕生日おめでとう☆やっと16歳やなぁ〜俺が18なったら結婚してくれるやろ?スキやで。愛してんで。》
2005-06-02 06:27:00 -
15:
さな
1時間かけてめんどくさいしスッピンで学校に行った。「おはよ〜ってだいぶ遅いやん!あと1時間で学校終わるしよー。またどーせみきやとヤりまくってて遅刻したんやろ?」はるみがみんなに聞こえるように言う。「アホか!」何気に照れた。「あ!沙奈おはよ〜誕生日おめでとおな!!」
私のクラスはそれなりに仲が良かった。そして私は何気にクラスの中心みたいな奴やった。2005-06-02 06:34:00 -
16:
さな
友達のルミが寄ってきた。「沙奈ぁ&りん〜ハッピーバースデー!!」その言葉に合わせてクラスみんなが私とりんを囲んだ。私はびっくりして声も出ない。りんも口に手をあてて今にも泣き出しそうだった。言い忘れてたが、りんとは地元も近く誕生日も一緒で学校ではるみの次に仲が良かった。
2005-06-02 06:38:00 -
17:
さな
りんも私同様に嬉しかったらしく泣いてしまった。私達はみんなでりんを泣きやまし、クラス全員で写真を撮った。そんな中、みきやからメールが届いた。《今日会われへんかったけど会えるようになったし、あそぼや!》今日は何て幸せな日なんだ♪とか調子にのった事を思いながら《ほんまに?!めちゃ嬉しい☆あそぼ!みきやん家行くゎぁ〜》ニヤけながら返信した。それに気付いたルミが茶化してきた。キャッキャ言いながらハシャいでいるのがとても幸せだった。
2005-06-02 06:47:00 -
18:
さな
1時間だけ授業受けてはるみに「悪い!今日も途中までしか一緒に帰れやんねん」てゆってはるみもバイトやったから二人で走りながら駅まで行った。
そっからはるみとバイバイしていつものごとく、みきやん家がある駅までウキウキしながらむかう。やっぱりみきやは改札で先に待っててくれた。「おまたせぇ〜」甘えた声を出してみきやに近づいた。2005-06-02 06:53:00 -
19:
さな
するとそこにはみきやの中学のツレがおった。まぁいつもの事やし「こんにちわ。」など適当に挨拶した。そしてみきやが「今日は車やねんやん」って言い出した。みきやは最近おかんの車を借りて乗り回すのにハマってた。「無免やろ?」心配して聞く私にみきやは、
2005-06-02 06:58:00 -
20:
さな
「いけるって!俺いっつも運転してるし☆あ、それとこいつらツレん家まで送りに行くのついてきてくれへん?」そんなん目の前におるのに断れるわけないやんけ。とか思いながらも「別にえーで☆そのかわり事故ったらいややでぇ」って言うとみきやは「おっしゃ!じゃあ沙奈後ろのりや!」
2005-06-02 07:01:00 -
21:
さな
でもそんな事言えない私は「え、わかったぁ」と言うしかなかった。
2005-06-02 07:02:00 -
22:
さな
車の中〜
運転しているのはみきや。助手席には面識があるタツキ。そして後ろに私とユウスケとケイシ。ユウスケとケイシとはこの日が初対面やったから一言もしゃべやんかった。2005-06-02 07:04:00 -
23:
さな
するといきなりユウスケが「俺眠いわ〜」とか言い出した。<知るか!んなもん!はよ降りやがれ。>てゆうか・・・・・
・・ん?何であたしの膝の上で寝てるねん?2005-06-02 07:06:00 -
24:
さな
初対面でキモイから!とか言われへんしとりあえずみきやに「なぁ〜どーしたらいいん?」って聞いてみた。「ちょーお前先にセコイねん!まだ着いてないのによー!」
2005-06-02 07:08:00 -
25:
さな
<何ゆうてん?お前俺の女に何してんねん!ってゆうのが筋やろ・・?>
2005-06-02 07:09:00 -
26:
さな
頭パニくってたらみきやが車を止めた。
そこは海。海ってゆうより港?みたいな誰もいない場所。2005-06-02 07:11:00 -
27:
さな
今日の更新ゎここまでデス???読んでくれる人とかおるんかな?ぁと最初の方やたら略ばっかりですみません??
2005-06-02 07:15:00 -
28:
名無しさん
読んでるよ?
更新楽しみだぁ?2005-06-02 11:44:00 -
29:
さな
名無しサン??ありがとぉ?読んでくれてる人おると思ゎんかったぁ?感動??最後まで見てくれたらうれしぃな?
今から更新しま??2005-06-03 00:40:00 -
30:
さな
「なぁ?みきやココどこなん?」
私は恐る恐る聞いた。
「うざい!しゃべんな!」2005-06-03 00:46:00 -
31:
あい
きになる?
2005-06-03 00:50:00 -
32:
さな
初めてみきやが怒った声を聞いた。その瞬間体が凍った――。
「よっしゃ!タツヤ腕つかんどいてやぁ〜んで俺が一番な☆」2005-06-03 00:51:00 -
33:
さな
――車はワゴン。広かった。しかし逃げる場所はなかった。
密室…2005-06-03 00:53:00 -
34:
さな
私はタツヤに腕を掴まれ、ケイシに足を開かれ、自由を失った。
「いやや!やめてえー!!みきやぁ!おねがっ‥!」2005-06-03 00:59:00 -
35:
さな
バキッッ!
バシッ…
鈍い音と同時に私に激痛が走った。2005-06-03 01:07:00 -
36:
さな
――ユウスケに顔を殴られた。その痛さとショックで声を出すのも忘れた。
みきやが私の服をやぶる。「ビリリリ!ビリッ!!」
我に返って叫んだ。2005-06-03 01:19:00 -
37:
さな
「いやぁああ!!」
私はユウスケにあと数発殴られ口にガムテープを貼られた。
そんな私を見てみきやは言う。
「お前なんかと本気で付き合うわけないやんけ!処女てどんなもんなんか知りたかっただけやしなぁ〜」ケラケラ笑いだした。2005-06-03 01:23:00 -
38:
削除削除されますた
あぼ~ん -
39:
さな
みきやのモノが私の中に入ってくる…
私は泣く事しか出来なかった。私の体を取り囲む4人。
何回も出し入れされる汚いモノ。2005-06-03 01:31:00 -
40:
さな
[略]
何回も出し入れされる汚いモノ。2005-06-03 01:32:00 -
41:
さな
「んんぅん!!」
快感なんてないsex…
レイプ――2005-06-03 01:35:00 -
42:
さな
何時間まわされていたのだろう…。何回、口に腹に顔に汚い液体が放たれるだろう……
「パシャッ!」2005-06-03 01:38:00 -
43:
さな
45訂正※
放たれるだろう→放たれただろう2005-06-03 01:39:00 -
44:
さな
その音に私は気付いた。用を済ませたケイシが私の淫らな姿を写真に撮っていた…
「お前誰かに言いふらしたらこの写真バラまくからな!!」
みきやのとどめのコトバ2005-06-03 01:43:00 -
45:
さな
すいません?思い出すと気分落ちてきましたぁ??
ちょっと一休み?
あぃチャン??気になってくれてありがとお??更新待ってなぁ??2005-06-03 01:47:00 -
46:
名無しさん
頑張ってね??
最後まで読ましてもらうよ?2005-06-03 11:31:00 -
47:
さな
名無しさん??ありがとございます??
ちょっとやけど更新します???2005-06-03 16:21:00 -
48:
さな
私の頭の中は真っ白。
今おかれてる状況を把握できない
とゆうよりはまだ信じられない――自分がレイプされた事を――2005-06-03 16:23:00 -
49:
さな
「おつかれさんっ!またな!」
やぶれまくってる服と私のボロボロになった体は車から放り投げられた。
私はかばんから携帯を取り出し電話をかける2005-06-03 16:27:00 -
50:
さな
〔呼び出し中#はるみ〕
トゥルルル…
「もしぃ〜?」
「はる‥み助けて…」
「―さな??さな??どうしたん?!?!」2005-06-03 16:32:00 -
51:
さな
「ぃ‥やぁぁぁぁ!えぇぇぇあっあ゙ぁぁぁああ」
私ははるみの声を聞いて安心してか大泣きしてしまった。
はるみ「さな!いけるか?!でも泣いてたらわかれへんやろ?今どこにおるん?!」2005-06-03 16:36:00 -
52:
さな
まだ私は泣き止まない。
そしてやっぱりレイプされたなんて言えない――2005-06-03 16:37:00 -
53:
さな
はるみは私に何かあった事を察知したのだろう―
「さな?うちはあんたの事ほんまに心配やねん?とりあえず今おる場所だけ教えて?」
「は‥るみ…今な、多分◎◎港の道路…古い食堂あるとこ・・・」2005-06-03 16:42:00 -
54:
さな
「わかった!そっから動いたらあかんで??」
はるみとの電話を切った後も私は泣きわめいた。
猫一匹いない静かな道路で沙奈の泣き声だけが響いた2005-06-03 16:46:00 -
55:
さな
10分程ではるみが現われた――
先輩の恵理と遊んでたらしく恵理の車で来た。
「…さな!!」
はるみと恵理はすぐに気付いた。私の変わり果てた姿に…‥2005-06-03 16:50:00 -
56:
さな
「いけるか?こわかったな?もう大丈夫やで?」
はるみと恵理のおかげでなんとか泣き止み、恵理の車に乗り込み、さすがにこの格好では帰れないのではるみの家に向かった。
車内ではるみはずっと手をつないでてくれた。2005-06-03 16:53:00 -
57:
さな
はるみの家には何度も来た事がある。とゆうよりは居候させてもらってたようなものだった。
はるみの家に着くなり私はある場所へ直行した。
――風呂場2005-06-03 16:58:00 -
58:
さな
〈汚い!汚い!!汚い????〉
私は何度も何度も繰り返して洗った。
しかし何回洗っても自分が汚いとしか思えなくなった私はまた泣き喚いた。2005-06-03 17:02:00 -
59:
さな
なんとか風呂場から出てきた私ははるみにホットミルクを出してもらい落ち着きを取り戻した。
「さな?うちら大体あんたにあった事はわかるねんな?」
恵理はおそるおそる聞いてきた。
「そんでな、犯人ってゆうか・・それは・?顔とか覚えてるん?」
「−−みきや」2005-06-04 05:46:00 -
60:
さな
「−−みきや」2005-06-04 05:48:00 -
61:
さな
「ちょっ・・え?!みきや??え、、みきやにされたん?」
はるみはやたら焦ってた。
「うん。写真もとられたから警察行かれへんし、もう沙奈死にたいわ。」
「ありえへん!!は?本間なん?みきや殺したんねん!ちょー恵理ちゃんゆいに電話してや!」
はるみはマジ切れしていた。
恵理はみきやを紹介してくれたゆいに電話をした。2005-06-04 05:51:00 -
62:
さな
はるみはマジ切れしていた。
恵理はみきやを紹介してくれたゆいに電話をした。
略多くなってごめんなさい(>_2005-06-04 05:53:00 -
63:
さな
「・・あぃー?」
ゆいは寝起きのような声で電話に出た。
「あんたよぉー今マサキと一緒におるんけ?」
恵理の声は低かった。
「え?マサキ?隣りで寝てるけど・・?」
「ちょーマサキにかわれや!」
ゆいは動揺しながらマサキを起こし電話に出させた。2005-06-04 05:55:00 -
64:
さな
「ちょーマサキにかわれや!」
ゆいは動揺しながらマサキを起こし電話に出させた。2005-06-04 05:57:00 -
65:
さな
「もしもし?恵理さんどーしたんすか?」
「お前みきやと仲ええやんのぉ?!」
「あーはい。え?それで何か?」
「何かと違うんじゃ!お前あいつ沙奈に何したおもてんな!?」2005-06-04 05:59:00 -
66:
さな
「え・・何かあったんすか?」
マサキは何も知らない様子だった。私はキレて何ゆってるかわからん恵理に電話を代わってもらった。
「もしもし?沙奈やけどな・・みきやに・・」2005-06-04 06:02:00 -
67:
さな
私はそこまで言うと吐き気がして涙が出てきて携帯を落としてその場で吐いた。そして何もわからないマサキにはるみが事情を話してくれ、ゆいとマサキは急いではるみの家に来て色々と私にゆっくり話しかけてくれた。
2005-06-04 06:05:00 -
68:
さな
マサキ「沙奈ちゃんほんまごめん!!みきやな、今電話したけど出よれへんねん・・ほんま俺のせいやわ。ごめん。」
「マサキくんのせいちゃうで・・。」私は精一杯強がりをした。
「ごめん!!ほんまはな、もっとはよ話さなあかん事あってんやん・・・」2005-06-04 06:09:00 -
69:
さな
もうため息しか出て来なかった。涙も枯れ果てたのか出ない。
ゆいとマサキが色々説明してくれたが全く耳に入らなかった。恵理が誰かに電話をかけた。2005-06-04 06:15:00 -
70:
さな
愛する人に裏切られ、あげくの果てにその人にレイプされ、私は笑顔なんて忘れてしまった。自分が生きてる意味がわからなくなった。
2005-06-04 06:22:00 -
71:
さな
マサキとゆいは肩を落としながら帰って行き、恵理は電話してくると言って戻ってこなかった。
私ははるみのベッドを借りて寝た。隣りにははるみがずっといて気分が悪くなった時には背中をさすってくれたりした。2005-06-04 06:24:00 -
72:
さな
次の日
いつまでもはるみの家にいてるわけにも行かず、はるみに原付で家まで送ってもらった。
「いつでも電話しておいで?何かあったらすぐ言うんやで?」
はるみは心配そうに帰って行った。2005-06-04 06:26:00 -
73:
さな
部屋に戻り、ベッドにもたれまた寝てしまった。
起きると夜だった。すぐに風呂場に行った。真っ暗な空を見るだけで震えだしてくる。2005-06-04 06:28:00 -
74:
さな
私はそれから数日間学校を休み引きこもった。その間はるみや学校の友達から連絡はきていたが適当に返していた。
私は夜になると興奮して寝れなくなった。そしてごはんも食べれなくなった。いわゆる拒食症。2005-06-04 06:31:00 -
75:
さな
朝寝て晩起きる。そんな生活が続いた。感情なんてなくリストカットもした。
おかんのすすめで精神科にも通った。
ある日、はるみが家まで来てくれた。2005-06-04 06:32:00 -
76:
さな
「さな!!みんな心配してるんやで?何で連絡くれへんのよぅっ・・。ほんまにし・・っんぱいしてるんやんかっ?ぅ・・・みんなな、早く前の沙奈に戻ってほしいねん。あんたは笑ってなかったらあんたじゃないねん!学校来てや?みんなであんたを元気にさすぐらいの力あるんゃから・・・。」
2005-06-04 06:35:00 -
77:
さな
はるみは無表情な私を抱きしめながら精一杯の言葉で話した。
そんなはるみを見て私の目から涙がこぼれた。二人で一緒に泣いた。
そしてその日私ははるみと明日から学校へちゃんと行く事を約束した。2005-06-04 06:38:00 -
78:
?りん?
スゴイひきこまれる??ツラかったねぇ?
2005-06-04 23:01:00 -
79:
名無しさん
続き書いてね
2005-06-05 03:42:00 -
80:
さな
次の日
私は朝早くに目が覚めた。<学校いかな・・>体がダルかったがはるみと約束したもん!頑張るもん!って気持ちでいっぱいだった。用意をして家を出た。駅についてホームで電車を待ってた時に後ろからはるみがきた。二人で電車に乗った。満員電車。いつもは平気やのに今日はめっちゃ気分が悪くなって吐き気がして呼吸が出来なくなって2駅ほどで途中下車した。心配そうについてきてくれるはるみ・・・。私は絶対どうにかして学校に行かなきゃと思った。色んな駅で休んでなんとか学校までたどり着く。10時をまわってたがはるみと一緒に登校できてほんまに良かった。2005-06-06 05:14:00 -
81:
さな
《━ガラガラッ。》
「・・・・。え、沙奈やんっ!!!ひさしブリすぎやってえ!ほんまあんたサボりすぎやて!」最初に私に気付いてくれたリン。リンの声に気付いてみんながこっちを見る。
「沙奈ぁ!今まで何してたんよぅ!心配したってぇ〜会いたかったわぁ。笑」みんなが次々に寄ってくる。私はその場でみんなに囲まれ泣いてしまった。そんな私をみんなは抱きしめながら「泣いてらんとひさしブリなんやから笑ってや☆みんな沙奈を待ってたんやしぃ〜ほんま待ちくたびれたっちゅうねん!」笑顔にさせてくれた。2005-06-06 05:21:00 -
82:
さな
友達ってほんまに大切なモノやて心の底から思った。私はもう愛より絶対友情を取ろうと友達を大事にしようと思った。あの人に会うまでは・・・
2005-06-06 05:23:00 -
83:
さな
学校に行ってからの私はみるみる前の私に戻っていった。やっぱり電車で人酔いしたり、精神科には通ってたけど、みんなのおかげで本当に元気になれた。
そして無事?2年に進級でき、クラスは変わったがはるみとは同じクラスになれた。新しいクラスも楽しく、毎日笑顔で過ごす日が増えた。2005-06-06 05:28:00 -
84:
さな
元気になった私は遊ぶためのお金がなくなりバイトをしようと思っていた。前のゆいと同じバイトはブチってやめてしまっていたから久しぶりのバイトだった。
「はるみぃ〜どっかええとこないかなぁ〜?」「んーうちなぁー、焼肉屋行ってみたいわぁ。」私は大の肉好き。その言葉を見逃さなかった。笑
「それいいやん!あっこの焼肉屋一緒に受けにいこやぁー!」そんな軽いノリで二人で面接に行った。2005-06-06 05:33:00 -
85:
さな
「そやなぁ〜今人少ないねんなぁ。だから週5日ぐらい入れたりするぅ?」そこの店長らしき人が聞いてきた。私達は明らかにそんなに入る気はなかったのに「はい!!全然いけますよ!毎日入れますってぇ〜」とかチョケてゆうてた。すると店長が「じゃあ〜二人とも合格なあ。来週から頑張ってくださいねー。」二人で顔見合わせて「ありやぁーす!」
帰り道、私達はだいぶキャピッてたと思う。笑
はるみ「あの店長バリ適当やでなぁ〜笑」
さな「ほんまありえんって!あれで時給900円とかめっちゃよくない?!」
はるみ「時給いいよなぁ〜しかも金パOKとかだいぶ素敵ですやんっっ☆」
当時私は茶髪、ピンクと白のメッシュ。はるみは金髪、ガンメッシュでした。汗2005-06-06 05:45:00 -
86:
さな
初出勤の日、さすがにつけ爪はとっていった。その焼肉屋は地元でも有名なヤンチャな子が多く働いてた。私とはるみも中学まではまぁまぁヤンチャしてたので何気に面識あったりして慣れるのも結構早かった。そんな頃休憩中一人の男の先輩がはなしかけてきた。
2005-06-06 05:51:00 -
87:
さな
名前は洋司
洋司「なぁなぁ自分ら△△中の子やろぉ〜?」
はるみ「そうですよ☆洋司くんって矢野あきちゃん(仮名)と付き合ってるんですよねぇ?」
洋司「何で知ってん?!」
はるみ「だって前のバイト亜紀ちゃんと一緒やったんすよ!」
洋司「まじで〜でも俺亜紀と別れよー思ってんねんなぁ。まぁ前からやけど!」
はるみ「え?!でもだいぶ長いんとちゃいます〜?」
洋司「1年と半年ぐらいやなぁ〜」2005-06-06 05:59:00 -
88:
さな
【略】
洋司「まじで〜でも俺亜紀と別れよー思ってんねんなぁ。まぁ前からやけど!」
はるみ「え?!でもだいぶ長いんとちゃいます〜?」
洋司「1年と半年ぐらいやなぁ〜」2005-06-06 06:00:00 -
89:
さな
そして私達は休憩中ずっとしゃべってた。わたし的にはあまり顔とかスキじゃなかったしおもろいなぁ〜ぐらいにしか思ってなかった。でもはるみはだいぶ気にいってた。笑
「まぁーでも顔はあんまりやけど雰囲気がよくない?彼女おるし、しかも彼女ツレやし手なんか出せへんけどなぁ☆」そんな事を話しながら帰った。
この人がその後の沙奈の人生にこんなに影響する人とは知らずに・・・2005-06-06 06:03:00 -
90:
さな
焼肉屋は以外にも楽しくて毎日学校とバイトの往復だった。遊ぶ暇がないぐらい働いてた。遊ぶってゆったら夜中クラブ行ったりとか。
ある日、友達のサークル引退のイベントがあった。その日まで私はそんな事知らなくて昼すぎに聞いてダッシュでバイト変われる人を探した。でもやっぱり急やったからみんな無理やって諦めようかなって思った時に頭の中に洋司くんの顔が浮かんだ。<暇そうやでなぁ〜誰かアドレス知らんかなぁ?はるみに聞いてみよっと☆>2005-06-06 06:08:00 -
91:
さな
「はるみぃ〜?洋司くんのアドレス知ってるー?」
やっぱりはるみは知っていた。笑
「ちゃうで!狙ってたとかじゃなくて彼女の事とかで連絡とるために聞いただけやしな!」
そんな事おかまいなしにアドレスを自分の携帯にうつしてメールを送る。2005-06-06 06:10:00 -
92:
さな
『いきなりごめん??沙奈やけどなぁ今日熱でてバイト行かれへんねゃん???だから代わってくれへんかなぁ??返事待ってるわ??』返事かえってくるかなぁ〜‥‥‥。「ピロリロリロリロ♪」てゆぅか早っ!笑
2005-06-06 06:14:00 -
93:
さな
『いけんで?』
てゆぅか短かっ!!負けじとすぐに返信?
そんなやり取りが長く続いた。もうメールしだして5日目。まだバイト先で顔を合わせる事がなかった。2005-06-06 06:18:00 -
94:
さな
今日の更新はここまでで・・・。
リンさん☆ひきこまれるとかゆってもらえて嬉しいです!頑張ります★
名無しさん☆遅くなってすいません!ちょっとずつですが完結できるように頑張ります!
やっと100まできました☆★めっちゃ嬉しいです!!これからも読んでもらえたら嬉しいですっっ感想あるからがんばろって気持ちにもなるし!!みなさんこれからも応援してくださいー!★♪2005-06-06 06:22:00 -
95:
さな
「さなぁ〜あんたまた洋司くんとメールしてんけぇ?好きなんちゃうん?!」はるみが質問してきた。「ないない!」と言ったが少しずつ洋司にひかれていた。
ちょうどその日久しぶりに洋司とバイトかぶった。――なんか緊張するなぁ――私はだいぶ意識してた2005-06-06 13:35:00 -
96:
さな
そんな私に洋司が話しかけてくれた。「おはよお!めっちゃ眠そうな顔してるやん?」私は照れて「そんな事ないもんっ」とふてくされた。すると洋司のガッチリした腕が私を引き寄せた。「かわええなぁ〜沙奈は?」そんな事を言いながら細い通路で洋司が後ろから抱きついてきた。
2005-06-06 13:39:00 -
97:
さな
ドキッ――――――
レイプされてから男の人に触れられるのも嫌やったのに何故か洋司の腕の中は落ち着いた。そして私は心臓が飛び出そうなぐらいドキドキしていた。2005-06-06 13:41:00 -
98:
さな
「ちょ〜離して!彼女おるのに意味わからんわぁ」ちょっと怒って私が言うと「ごめんごめん??でも沙奈プニュプニュしてて気持ちい〜」私はまた照れて赤面してると洋司が店長呼ばれた。〈もうちょい一緒におりたかったわぁ。って!あたし何考えてるねん!〉そんな事を思いながら働いてた。
2005-06-06 13:46:00 -
99:
さな
訂正
↑「洋司が店長に」です!すいません。2005-06-06 14:10:00 -
100:
さな
洋司は結構人なつっこい。
みんなから結構したわれてて顔がいいわけではないが焼肉屋の年上からも年下からも好かれていた。でもみんな洋司には亜紀ちゃんがおる事知ってたし、誰も洋司に手を出さなかった。
そんな当の本人は実はセクハラ王なのだ。笑2005-06-06 14:15:00 -
101:
さな
洋司は誰それかまわずケツ触ったりお腹触ったりしてた。「りーえーちゃーん!スカート短いってぇ☆パンツ見せたいんやろ?みたるわぁ〜」うーわキショッ。私も最初はだいぶ引いた。
りえ「もーう。洋ちゃんセクハラばっかりやぁん。」とか言いながら嬉しそう。洋司はこんな事ばっかりするから【私の事好きかもっ】って思ってる子が多かった。そして次第に私もその中の一人になっていってしまったのだ・・・。笑2005-06-06 14:22:00 -
102:
さな
でもみんなと違うのは私は毎日メールしてる!それだけやったけどなんか優越感にひたれた。
そんなある日私は9時までバイトだった。疲れたわぁ〜今日はるみおらんし一人でチャリで帰るんダルー。そんな事を思って休憩室でボーっとしてると洋司があがってきた。「さなーお疲れぇ」「あ、お疲れさんっ。帰るのんめんどくさいわぁ〜洋司原チャで送ってやぁ」冗談で言ってみた。「ええで」思いがけない返事に私はほんまに嬉しかった。2005-06-06 14:29:00 -
103:
さな
ドキドキしながら帰る用意をした。<やっばぁ〜洋司と一緒に帰れるとかめっちゃ嬉しいねんけどぉ>その頃私はもうほとんど完璧洋司に惚れていた。洋司が私に向かって「行くぞっ」と言った。
外に出て私はチャリ、洋司が原付にまたがった。私は明日も学校やし原付は前に事故って壊れてないからチャリは唯一の移動道具。置いて帰るわけに行かないので洋司にチャリをケツ押ししてもらう事にした。2005-06-06 14:36:00 -
104:
削除削除されますた
あぼ~ん -
105:
さな
普通ケツ押しはチャリのケツを足で押すのが主流。でも洋司の場合違った。何故か彼は私の背中に手をまわして押す。どんだけセクハラ好きやねん!笑
15分ぐらいで家に着いた。5分ぐらい家の前でしゃべった。普段と同じような会話をしてお別れした。<あ〜なんか幸せやったなぁ>私はみきや以来恋をした。しかし100あったら90ぐらいまでしか好きではなかった。あとの10はやっぱり彼女がいたから。2005-06-06 14:47:00 -
106:
さな
家に着いて洋司にありがとうメールを送った。すると返事がきた。《別にええでぇー♪ってゆうか沙奈は俺の事どう思ってるん??》
・・・え?どーゆー意味や?とりあえず返信してみた。《んー洋司はあたしの事どう思ってんの?》2005-06-06 14:52:00 -
107:
さな
ピロリロリロリロ♪
――ドキドキしながら開く・・。《俺は沙奈の事特別に見てる>_2005-06-06 14:56:00 -
108:
さな
猛ダッシュで返信――
《ほんまに??めっちゃ嬉しいねんけどッ!!沙奈は洋司の事好きやで?でも亜紀ちゃんおるやん・・・。》正直な気持ちを言った。洋司からの返信《俺前から亜紀には別れようって言ってるねん。俺も沙奈が好きやから。でも亜紀な、別れてくれへんねん。だから待ってくれへんかなぁ?》私はこのメールを見てほんまに両想いなんやってめっちゃ幸せになった。
――この後不幸のどん底に落ちる事も知らないで――2005-06-06 15:01:00 -
109:
名無しさん
114
2005-06-06 15:35:00 -
110:
名無しさん
頑張ってください?
2005-06-07 15:22:00 -
111:
さな ◆oCexg6qQ62
遅くなってごめんなさい?今から更新します?115さん、116さんありがとぉございます???
2005-06-10 17:27:00 -
112:
さな ◆oCexg6qQ62
それから私と洋司はバイトがかぶってたら絶対一緒に帰るようになった。バイト中も洋司と私はずっとイチャついてた。
するとやっぱりみんなに私達の関係がバレるのも早かった。2005-06-10 17:30:00 -
113:
さな ◆oCexg6qQ62
下の子からは「沙奈さんと洋司くんて付き合ってるんですか?!?」そんな質問が多かった。でも洋司に彼女がおる事を知っている子達は複雑だった。洋司と亜紀ちゃんは中学でも有名なカップル――責められるのはいつも私だった。
2005-06-10 17:34:00 -
114:
さな ◆oCexg6qQ62
そんなある日、先輩のるいに呼び出された。
るい「沙奈と洋司ってどんな関係なん?」やっぱりその話題か…
沙奈「え?普通に友達ですよ」好きだなんて、ましてや浮気してるなんて言えない。
るい「ほんまに?洋司さぁ亜紀ちゃんと付き合ってるやん?るいな、ずっと洋司の事好きやったんやしぃ。でも別れる気なさそうやったから諦めたんやし。だからあんたも好きなんやったら諦めた方がいいで。」
沙奈「あ、はい…。」2005-06-10 17:39:00 -
115:
さな ◆oCexg6qQ62
いやいや!君が相手されへんかったからうちに妬いてるだけやんけ?あぁ〜ウザ!!
私と洋司がラブラブするほど周りの視線が冷たくなる。もうほっといてくれよ…ずっとそう思ってた。私ははるみに相談した。やっぱりはるみも私と洋司の事に気付いていたらしい・・・
2005-06-10 17:44:00 -
116:
さな ◆oCexg6qQ62
はるみ「やっぱりなぁーそうやと思ったわぁ。」
沙奈「なぁ〜うち洋司の事待ってていいやんなぁ?」
はるみ「待つのはあんたの勝手や。でも洋司と付き合う=亜紀ちゃんと別れるやろ?あんたは人を不幸にしてまで幸せになりたいか?あんたはそんな女やったんか?」
沙奈「‥…。」2005-06-10 17:47:00 -
117:
さな ◆oCexg6qQ62
そうやんな・・・いくら洋司が亜紀ちゃん嫌いやったとしてもまだ付き合ってるもんな。今は諦めた方がいいんかな―――
そう思い、その日洋司と一緒に帰って今はもう送り迎えもやめようと言った。2005-06-10 17:55:00 -
118:
さな ◆oCexg6qQ62
洋司「なんでなん?」私は洋司に亜紀ちゃんの事やバイトのみんなの反応の事を話した。
だまって聞いていた洋司が口を開いた。
「俺は絶対に亜紀と別れる。でも亜紀が別れたら死ぬとか言いだした。だから今は別れられへんねん。でもほんま真剣に沙奈の事好きやねん。こんだけゆうても待っといてくれへん?」洋司はいつもと違って弱気だった。
2005-06-10 18:11:00 -
119:
削除削除されますた
あぼ~ん -
120:
暇人
1984からあげてきた ワラワラ
2006-02-01 18:58:00