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■しょっぱい男■
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1:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
今なら毎晩泣き腫らした目の理由もわかるのに…
2005-12-02 00:31:00 -
98:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
98サン99サン100サン
ありがとうございます?2005-12-19 20:00:00 -
99:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
冷たい風が吹いて俺はなんとか泣かないで済んだ。「なぁ、香織?」俺の部屋で大きく寝そべる香織に声を掛ける。「ん〜?」そう返事されたが俺はそれ以上何も話さなかった。いつかの翔子みたいに…「なぁ、章太?」次は香織が俺に話かける。「何?」少し下を向いて香織はゆっくりと俺の隣に座った。
2005-12-19 20:05:00 -
100:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
「浮気した。」俺は耳を疑った。「は?」「だから浮気した!」なぜか香織はご立腹。逆ギレかよ!?「何でなん?」涙が頬に流れそして手のこうにポタリと落ちた。俺は香織に出会って変わったと思う。弱くなった。かっこ悪いとこばかり見せてしまうようになってしまっていた。
2005-12-19 20:11:00 -
101:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
嗚咽のせいで声がでない。グッと飲み込んだ水はこころなしかしょっぱかった。「香織は最低な女やねん。章太と付き合える価値なんて無い…」香織の顔は見えなかったが鼻をすする音だけ聞こえた。「浮気やろ?ほんまに好きなんは俺なんやろ?」この時の俺はただの未練がましい弱虫男やった。
2005-12-19 20:18:00 -
102:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
「章太のことは誰よりも好きやで。でも無理やぁ…」そう言って香織は泣いた。俺はただ黙って香織の頭を撫でてやることしか出来なかった。「戻ろう?」俺が何度そう言っても香織は頭を左右に振るばかりだった。
2005-12-19 20:23:00 -
103:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
香織を家まで送っている時お互い無言だった。それでもさっきのようにギュッと俺の服を握る香織の手はあたたかかった。家につき手を振る俺の顔は涙でぐちゃぐちゃになっててヤバかったやろうな。「俺お前が戻って来るの待ってるから」香織は一度も振り返らず家へと入って行った。
2005-12-19 20:36:00 -
105:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
家に帰り直ぐ様携帯を見る。こんな日に一人でなんかいたくなかった。淋しさを紛らわすため…と言い訳をしながら電話を掛けた。プルルルル…「はい?どしたーぁ?」「早紀…」俺は早紀に頼るしかなかった。他の手段なんて今考えてみればたくさんあったはずやのに。
2006-01-02 05:30:00 -
106:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
俺の弱さを受け入れてくれた早紀。なんで俺は大切に出来なかったん…?
2006-01-02 05:32:00 -
107:
涼 ◆5EJ71eKlNQ
早紀を抱く手は少しだけ震えていて早紀はそれをわかっているかの様にただ優しく抱き締めてくれていた。帰り際「もう泣くなよ〜」そう言って笑いながら早紀は帰って行った。
俺…一体何やってんやろ?大事な友達としての早紀を自ら失おうとしてる。2006-01-02 05:42:00