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いつか光が見えます様に…

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  • 1:

    愛梨

    愛梨 20歳

    いつからだろう…
    こんな風になったのは

    あの頃に戻りたい

    2005-07-06 00:40:00
  • 2:

    愛梨

    愛梨15歳 冬

    親が離婚した
    どこにでもある事なのかな
    あの頃の私には耐えられなくて私は目の前の現実から逃げた

    2005-07-06 00:43:00
  • 3:

    愛梨


    「お母さんとお父さんどっちについてくか選んで」

    この言葉は私の中の何かを壊したんだ…

    2005-07-06 00:45:00
  • 4:

    愛梨

    選ぶ…?
    二人とも親なのに…


    「どっちにもついてかないよ。一人でいい」

    あの頃の私の精一杯の抵抗だった

    2005-07-06 00:47:00
  • 5:

    愛梨


    あの頃の私の精一杯の抵抗だった

    2005-07-06 00:48:00
  • 6:

    愛梨

    学校が終わったらバイト
    バイトが終わったら悪い友達と遊ぶ

    毎日が同じ事の繰り返しだった

    2005-07-06 00:53:00
  • 7:

    愛梨

    暴走、窃盗、恐喝、なんでもした

    何かから逃げたかったんだ
    家に帰ると誰も居ない
    限界だったんだ
    あの頃…

    2005-07-06 00:55:00
  • 8:

    愛梨


    あの頃…

    2005-07-06 00:56:00
  • 9:

    愛梨

    ある日私と友達何人かが窃盗で捕まった時

    友達の親はさっさと迎えにきて皆怒られてた

    私の親は…
    夜になるまでこなかった

    2005-07-06 00:58:00
  • 10:

    愛梨


    夜になるまでこなかった

    2005-07-06 00:59:00
  • 11:

    愛梨

    親権者は母親(以下あの人)だったからあの人が来た

    あの人は機械的に手続きをすまして私に言ったっけ

    「出来損ない」

    2005-07-06 01:01:00
  • 12:

    愛梨

    あの人はそのまま一言もしゃべる事なく帰ってった

    悲しかった
    あの人の発したたった一言が…

    2005-07-06 01:03:00
  • 13:

    愛梨

    あの人は昔から父の顔そっくりな私を嫌ってたから私をよく殴ったし、私には見向きもしなくて慣れてた筈なのに家で泣いた…

    いつのまにか泣きながら手首切ってた

    これがリスカの始まり

    愛梨15歳 夏

    2005-07-06 01:06:00
  • 14:

    愛梨


    愛梨15歳 夏

    2005-07-06 01:07:00
  • 15:

    愛梨

    暫くして私はまた警察に捕まった

    また迎えに来たあの人はもう私の事すら見る事なかったっけ

    そしてまた私に一言残して帰ってた

    「産まなければよかったのかもね」

    2005-07-06 01:10:00
  • 16:

    愛梨


    「産まなければよかったのかもね」

    2005-07-06 01:12:00
  • 17:

    愛梨

    あの日、きっとあの日私は壊れたんだ…

    それから学校も辞めて適当に生きてたっけ

    本当は
    誰かに必要とされたくて
    誰かに愛されたくて…
    それだけを望んでた

    2005-07-06 01:15:00
  • 18:

    愛梨


    誰かに必要とされたくて
    誰かに愛されたくて…
    それだけを望んでた

    2005-07-06 01:17:00
  • 19:

    愛梨

    この年の冬私は16になって知り合いの経営するラウンジで働き始めた

    悪夢が私を待ってるなんて想像もしてなかった…

    2005-07-06 01:19:00
  • 20:

    花梨

    愛梨ちゃん?読んでるょ?頑張れ?

    2005-07-06 01:21:00
  • 21:

    愛梨

    ラウンジにも慣れてまた春が来た頃…
    私の手首や腕はもう傷で埋まってた

    それでもまだ生きる気力は残ってた
    6/25あの雨の季節までは…

    2005-07-06 01:22:00
  • 22:

    愛梨

    花梨さん
    ありがとう☆

    2005-07-06 01:23:00
  • 23:

    愛梨

    6/25 あの日もいつも通り出勤しようと家を出た

    店に行く途中人通りの少ない道を通らないといけなくて…
    いつもの様にその道に来た時いつもと少し違うかった

    2005-07-06 01:26:00
  • 24:

    愛梨

    道の隅にワゴン車が停まってた…

    濃いスモークが貼ってあって人が乗ってるかなんてわからなくて気持ち悪くて私は急いで横を通りすぎようとした…

    2005-07-06 01:29:00
  • 25:

    愛梨

    その途端…
    「愛梨ちゃん」
    そう言いながら私は車に引きずり込まれた

    2005-07-06 01:30:00
  • 26:

    愛梨

    嫌な予感がした

    「誰やねん」
    強気でそう言った
    「俺やんけ」
    そう言いながら顔をおさえてキスされた

    相手は…
    拓だった

    2005-07-06 01:33:00
  • 27:

    愛梨


    そう言いながら顔を押さえてキスされた

    相手は拓だった

    2005-07-06 01:34:00
  • 28:

    愛梨

    拓以外にも数人拓の取り巻きが乗ってた

    拓は一週間前告白してきて私が振った

    2005-07-06 01:36:00
  • 29:

    愛梨

    拓「おい、愛梨。俺が諦めると思ったんか?」
    そんな事を言ってたっけ
    愛梨「どーでもええし。離せや」
    恐くて仕方なかったけど強気で言った

    2005-07-06 01:38:00
  • 30:

    愛梨

    拓「今の間だけゃぞ。強気でおれるん」
    笑いながら言われた

    そこからは一般的なレイプだったと思う

    あまり記憶にない

    2005-07-06 01:40:00
  • 31:

    愛梨


    あまり記憶にない

    2005-07-06 01:41:00
  • 32:

    愛梨

    目が覚めたら知らない部屋に居た

    起き上がろうとしたら手首に痛みが走った

    ベッドに手錠で繋がれてた

    2005-07-06 01:42:00
  • 33:

    愛梨

    扉が開き拓が入ってきた
    拓「おはよう。愛梨」
    そんな事言いながらキスされたっけ

    この日から私はこの部屋で毎日拓に犯された

    2005-07-06 01:45:00
  • 34:

    愛梨

    最初は抵抗したけど、抵抗の意味のなさを学びどうでもよくなり、拓の好きな様にやらせた

    本当に何もかもどうでもよかった

    2005-07-06 01:47:00
  • 35:

    愛梨

    ある日拓が私に言った
    拓「本マに好きなんや」

    私は笑った
    拓の前で始めて笑った

    2005-07-06 01:49:00
  • 36:

    愛梨

    笑い終わり拓に言った
    愛梨「あほとちゃう?あんたなんかいらんし」

    冷たい声、冷たい顔、冷たい心
    私にはもう人間らしい部分は何も残ってなかった

    2005-07-06 01:52:00
  • 37:

    愛梨

    その後は怒り、狂った拓にボコボコにされて外に出されたっけ
    6/25日から3週間たってた
    その日手首を切って眠った

    2005-07-06 01:55:00
  • 38:

    愛梨

    眠らない私に眠気がきたのが不思議だったし血の量が半端なかった気がしたけど
    もう生きる気力はなかった唯死にたかった…

    2005-07-06 01:57:00
  • 39:

    愛梨

    目が覚めると私はまた知らない場所に居た

    いつもと違ったのは
    真っ白な部屋だった事
    優美(友達)が泣いてた事

    2005-07-06 02:00:00
  • 40:

    愛梨

    優美「愛梨!優美やで。わかる?」泣きながら言われた
    愛梨「うん」

    左手首に激痛が走った

    2005-07-06 02:02:00
  • 41:

    愛梨

    左手首は包帯でグルグルにしてあった
    拓に殴られた場所も手当されてた
    優美「愛梨と連絡とれんから家行ったら昨日は開いてて入ったらあんた血まみれで…」

    2005-07-06 02:04:00
  • 42:

    愛梨

    その言葉を聞いてすぐ点滴を抜いて包帯を取った

    愛梨「なんで邪魔したん」
    死ねなかった私は優美に怒鳴った

    2005-07-06 02:06:00
  • 43:

    愛梨

    今日はここまでにしときます
    更新遅れたりもすると思うけどよければ読んでくださいね

    2005-07-06 02:08:00
  • 44:

    名無しさん

    まってるで?

    2005-07-06 03:44:00
  • 45:

    名無しさん

    頑張ってなぁ☆

    2005-07-06 11:40:00
  • 46:

    愛梨

    46さん47さん
    ありがとう
    頑張ります☆

    2005-07-07 02:43:00
  • 47:

    愛梨

    私は病室で叫び暴れた
    愛梨「死にたかったのに!」優美は唯泣いていた

    騒ぎを聞き付けた看護婦と医者が病室に入ってきた

    2005-07-07 02:45:00
  • 48:

    愛梨

    医者「何をしてるんですか落ち着いて下さい」
    そんな言葉を言ってたと思う

    私は発作が出た様になり息ができなくなっていた
    過呼吸だ…

    2005-07-07 03:29:00
  • 49:

    愛梨

    私は数人の医者や看護婦に押さえつけられ注射を打たれた

    暫くすると落ち着き眠気に襲われた

    2005-07-07 03:31:00
  • 50:

    愛梨

    どれぐらい時間が経ったのかわからないけれどまた病室のベッドの上で目が覚めた…

    少し頭がクラクラした

    2005-07-07 03:32:00
  • 51:

    愛梨

    また点滴を勝手に抜いた
    今度は暴れずにそのまま服を着替えて喫煙所へいった
    煙草に火をつけ勢いよく吸い煙をはいた

    その時…
    後ろで声がした

    2005-07-07 03:36:00
  • 52:

    愛梨


    後ろで声がした

    2005-07-07 03:37:00
  • 53:

    愛梨

    今日はここまでにしときます
    あまり書けなくてゴメンなさい
    次は明日更新しますね☆

    2005-07-07 03:39:00
  • 54:

    愛梨

    「お前昨日暴れてたやろ」
    声の主が言った
    何やねんこいつ…

    それが夏生の第一印章だった

    2005-07-08 08:43:00
  • 55:

    愛梨

    私が言葉を無視したまま煙草を吸っていると声の主は私の横に座り言った

    「しんどいんはお前だけちゃうぞ」

    その言葉を聞いて

    2005-07-08 08:45:00
  • 56:

    愛梨

    私は煙草を消し立ち上がり言った
    「あんたに関係ないやん」

    すると以外な言葉が帰ってきた

    2005-07-08 08:47:00
  • 57:

    愛梨

    「しゃべれるやんけ。俺、夏生!夏に生まれたから夏生!」そう言いながらにっこり笑った

    彼を見て私は驚いた

    2005-07-08 08:48:00
  • 58:

    名無しさん

    ?

    2005-07-08 08:50:00
  • 59:

    愛梨

    とても綺麗な人だったから
    長い髪に白い肌
    少し細い気もしたけど、何より彼の笑顔は暖かい気がした

    2005-07-08 08:50:00
  • 60:

    愛梨

    驚きながらも私は歩き始めて居た

    夏生と居ては夏生が汚れてしまう気がしたから…

    「愛梨」
    自然と口から名前が出ていた

    2005-07-08 08:53:00
  • 61:

    愛梨


    自然と口から名前が出ていた

    2005-07-08 08:54:00
  • 62:

    愛梨

    「俺、よくここおるから!」背中に夏生の言葉を聞きながら病室に戻った

    変な男やな

    そう思いながら

    2005-07-08 08:56:00
  • 63:

    愛梨

    病室に戻るとあの人(母親)が来て居た

    「あほみたいな事ばっかりせんといてよ」

    彼女は開口1番にそう言った

    2005-07-08 08:58:00
  • 64:

    愛梨

    「帰れ」私が冷たく言うと彼女は笑いながら言ったっけ

    「次は失敗せんようにね」

    2005-07-08 09:00:00
  • 65:

    愛梨

    私は部屋から出ていくあの人を睨み続けた

    あの人が出て行って暫くして私は決心し、歩き始めた

    終わりを求めて

    2005-07-08 09:02:00
  • 66:

    愛梨

    屋上への階段を一段一段踏み締めながら上がった

    屋上へつき空を眺めた
    あの日の空も綺麗だったな
    ゆっくりフェンスまで歩き始めた

    2005-07-08 09:05:00
  • 67:

    愛梨

    飛び降りようとした時、誰かの手が私の手を掴んだ

    あの時の手の温もりと力強さは今でもはっきり覚えている…
    忘れる事はきっと無い

    2005-07-08 09:09:00
  • 68:

    愛梨

    「何してんねん!」どこかで聞いた声だ

    「自分の命何やと思とんねん!もっと大事にせぇや」 夏生の声だった

    2005-07-08 09:11:00
  • 69:

    愛梨

    「ほっといて。あんたに関係ない」無機質な私の言葉何も感情なんて篭ってなかった

    夏生はあんなに一生懸命だったのに

    2005-07-08 09:13:00
  • 70:

    愛梨

    黙ったまま夏生は私を立たせベンチまで連れていった
    「さっきの人お前のおかんやんな?」
    そう言いながら夏生は私に煙草ケースを差し出した

    2005-07-08 09:17:00
  • 71:

    愛梨

    「これ忘れてたから看護婦に聞いて持って行ったら会話聞こえてもぉてな。ごめんな」
    そう言いながら髪をかきあげる姿は何かキラキラしてた…

    2005-07-08 09:19:00
  • 72:

    愛梨

    「一応母親」無愛想に答え煙草に日をつけた

    「親は本マは皆子供が大事なんやで」夏生が言った

    煙を吐き私は「それ、慰めてるん」って言った

    2005-07-08 09:22:00
  • 73:

    愛梨

    「勘違いせんといてな。あんなん言われ慣れてるし私、何も思ってないから」
    そう言い煙草を消し歩き始めた

    背中ごしに
    「悲しいことに慣れんなや」って夏生が言ってた

    2005-07-08 09:25:00
  • 74:

    名無しさん

    頑張ってぇ☆

    2005-07-10 16:24:00
  • 75:

    愛梨

    77さん
    ありがとう☆

    2005-07-11 02:04:00
  • 76:

    愛梨

    屋上からの階段を降りている間ずっと夏生の言葉が頭の中を回ってた

    悲しいコトになれるな
    カナシイコト…?

    2005-07-11 02:06:00
  • 77:

    愛梨

    何が悲しいの?
    あの頃の私は本当に心が麻痺していた

    そうする事で生きてられたんだろう…

    2005-07-11 02:09:00
  • 78:

    愛梨

    病室に戻ると看護婦か走り寄ってきた
    「愛梨ちゃん!どこ言ってたの?!探したよ!また点滴ぬいたでしょ」って感じの事を長々と言われた

    2005-07-11 02:11:00
  • 79:

    愛梨

    私は食べものを吐くせいで痩せまくってしまって居たので毎日点滴されていた

    45キロほどだった体重は35キロほどになってしまって居た
    節食障害だったんだ…

    2005-07-11 02:14:00
  • 80:

    愛梨

    看護婦が病室から出て行くとまた夏生の言葉を考えていた

    「あいつは何で入院してるんゃろう…」
    ふと思った

    2005-07-11 02:17:00
  • 81:

    愛梨

    今日はここまでにします
    少なくてすいません

    2005-07-11 02:18:00
  • 82:

    名無しさん

    ?

    2005-07-11 07:43:00
  • 83:

    名無しさん

    頑張って完結さしてなぁ?

    2005-07-11 18:56:00
  • 84:

    愛梨

    86さん
    ありがとう☆頑張って完結させたいです!

    2005-07-11 19:38:00
  • 85:

    愛梨

    よく考えてみると…
    私はあいつの事を何もしらんやん

    そう思いながらもその日は少し早く眠った

    2005-07-11 19:42:00
  • 86:

    愛梨

    「やめて!!」
    夜中、夢を見てうなされる自分の声で目が覚めた

    犯された時の夢だ
    気分が悪くなり寝付けなかった私は喫煙所に向かった

    2005-07-11 19:45:00
  • 87:

    愛梨

    するとそこには夏生の姿があった

    夏生は私には気付いていなくて…
    夏生は涙流してた
    ―ドクンッ
    きっとあの時私の中で何かが変わった

    2005-07-11 19:48:00
  • 88:

    愛梨


    きっとあの時私の中で何かがかわった

    2005-07-11 19:49:00
  • 89:

    愛梨

    夏生の涙がとても綺麗で私は見取れてた
    夏生を見て居ると不思議な感覚に陥る事が多かった
    今までに見た誰よりも綺麗に輝いて見えたから…

    2005-07-11 22:08:00
  • 90:

    愛梨

    「夏生」
    始めて名前を呼んだ

    急いで涙を拭いた夏生がにこっと笑って
    「始めて名前呼んでくれたな」って言った

    2005-07-11 22:10:00
  • 91:

    愛梨

    そのまま2人で色んな話しをした。

    私は聞きたかった事を聞いてみた。

    2005-07-11 23:14:00
  • 92:

    愛梨

    今日はここまでです
    今日も少しですいません

    2005-07-11 23:17:00
  • 93:

    レノω

    見τま£?

    2005-07-17 01:10:00
  • 94:

    愛梨

    更新遅くなってすいません
    りんちゃん
    ありがとう☆

    2005-07-17 14:06:00
  • 95:

    愛梨

    「夏生はなんで入院してんの?」
    私の一番聞きたかった事

    暫く沈黙が続いた

    2005-07-17 14:08:00
  • 96:

    愛梨

    夏生が重い口を開いた
    「俺、小さい時から心臓悪くてな。調子悪なったらよく入院してるんや」

    そう言って淋しそうに笑った

    2005-07-17 14:10:00
  • 97:

    愛梨

    私は何も言えなかった

    そんな私を夏生は抱きしめた
    「暫くこうしてて」
    始めて聞いた夏生の弱々しい声…

    2005-07-17 14:11:00
  • 98:

    愛梨

    この日から、私と夏生の距離は縮まった。
    夏生は私の2つ上の18だった。

    夏生は私の歳を聞いてびっくりしてたっけ
    「お前老けてんなぁ」って言ってた

    2005-07-17 14:14:00
  • 99:

    愛梨

    私が入院して2週間が絶つ頃、私は退院する事になった。

    でも私は悲しくなった
    夏生に会えなくなる…

    2005-07-17 14:16:00
  • 100:

    愛梨

    私は屋上に居た
    空を眺めながら思ってた

    寂しくなるな…

    気付いたら涙が流れてた
    久しぶりに泣いた

    2005-07-17 14:17:00
  • 101:

    愛梨


    気付いたら涙が流れてた
    久しぶりに泣いた

    2005-07-17 14:19:00
  • 102:

    愛梨

    -ふわっ

    急に温かくなった
    私の知ってる腕
    夏生が後から私を抱きしめた

    2005-07-17 14:20:00
  • 103:

    愛梨

    「夏生はいつも後から不意打ちやなぁ」そう言い終わる前に

    「俺と付き合ってくれ!」
    って声が聞こえた

    2005-07-17 14:23:00
  • 104:

    愛梨

    夏生の手が微妙に震えててぎゅって力強くて
    涙が次から次に流れたっけ
    「はい」
    声になってない声で返事した

    2005-07-17 14:25:00
  • 105:

    愛梨

    「マヂ?!」
    夏生がびっくりしながら私を自分の方に向けた
    「マヂ!!」
    あんな笑えたのは久しぶりだった

    2005-07-17 14:26:00
  • 106:

    愛梨

    夏生が私の凍った心を溶かしてくれた…
    夏生が悲しそうに言ったっけ「俺、体こんなんやし色んなとこ連れてったれへんけど…」

    2005-07-17 14:28:00
  • 107:

    愛梨

    「それでも夏生がいいから」私はきっと顔真っ赤やったと思う

    「ありがとう」
    そう言ってまた抱きしめられた

    2005-07-17 14:30:00
  • 108:

    愛梨

    その日、私達は彼氏、彼女になった

    私達の出会った病院で私達は始まった
    もう雨の季節は終わってた

    2005-07-17 14:32:00
  • 109:

    愛梨

    今日はここまでにします
    更新遅くなりますが必ず完結させるんで
    何故更新が遅くなったり短いのか最後の方に書きます

    2005-07-17 14:36:00
  • 110:

    姫 ◆hiME/EQ9zU

    しぉり??ゆっくりで良いから完結さして?

    2005-07-18 03:33:00
  • 111:

    まぁ

    ?ぉレノ?

    2005-07-18 04:28:00
  • 112:

    ?

    しぉりっ?????ちょっとずっでも頑張ってネッ???楽しみに待ってるょ???

    2005-07-18 16:48:00
  • 113:

    愛梨

    姫さん、まぁさん、?さん
    本当にありがとう☆
    頑張ります!

    2005-07-19 12:56:00
  • 114:

    愛梨

    それからは楽しかったぁ

    私が退院してからも暫く夏生は入院してたから毎日面会時間の始まりの時間から終わりまでずっと居てそれから仕事に行ったっけ

    2005-07-19 12:58:00
  • 115:

    愛梨

    周りの皆は驚いてた

    「愛梨笑うようになったね」ってよく言われたっけ

    夏生に出会って私は人形じゃなくなった

    2005-07-19 13:00:00
  • 116:

    愛梨

    本当に大好きで大好きで仕方なかった

    夏生も私を大切にしてくれてた

    そんな中夏も本番になった頃、夏生の退院が決まった

    2005-07-19 13:02:00
  • 117:

    愛梨

    むちゃしない事

    それが退院の条件だった

    夏生の退院の前の日、私は夏生の担当医に呼ばれた

    2005-07-19 13:04:00
  • 118:

    愛梨

    「先生、話ってなんですか」私が聞くと先生は静かに話始めた

    「愛梨ちゃん、夏生くんはね心臓に爆弾をかかえてるんだ。成長するに連れて心臓がたえれなくなってきててね最近ではよく発作を起こしたりするから、愛梨ちゃん夏生くんを支えてね」
    そう言われた

    2005-07-19 13:07:00
  • 119:

    愛梨

    「わかりました」
    私がそう言うと担当医はにっこり笑って言ったっけ

    「愛梨ちゃんも夏生くんもかわったね。2人が出会ってよかったね」
    本当に出会ってよかった…

    2005-07-19 13:10:00
  • 120:

    愛梨

    夏生が退院してからは夏生の家で一緒に暮らした

    あの小さな部屋にはたくさんの幸せが溢れてた…

    8月1日の夏生の誕生日…
    何回も一緒に向かえられるとあの頃の私達は信じてた

    2005-07-19 13:14:00
  • 121:

    愛梨


    何回も一緒に向かえられるとあの頃の私達は信じてた

    2005-07-19 13:15:00
  • 122:

    愛梨

    今日はここまでです
    読んで下さってる人達、本当にありがとう☆

    2005-07-19 13:18:00
  • 123:

    麻理

    応援してます??無理せず完結めざして更新していってくださいね?

    2005-07-19 14:22:00
  • 124:

    愛梨

    麻理さんへ
    応援ありがとう☆

    時間ができたのでもう少し更新しますね

    2005-07-19 15:07:00
  • 125:

    愛梨

    夏生の誕生日を2人で祝った

    「来年も一緒に祝おうな」
    その言葉が嬉しくて私は泣いたっけ

    2005-07-19 15:11:00
  • 126:

    愛梨

    夏生は19になった

    秋が来る頃に私は始めて夏生の発作を見た

    喧嘩した時だ…

    2005-07-19 15:14:00
  • 127:

    愛梨

    それまでにも喧嘩はしたりしたけど発作なんて出なかった
    だから私は恐くて…

    夏生が私の前から居なくなる事が私には何よりも恐かったんだ

    2005-07-19 15:15:00
  • 128:

    夏生

    私は泣きながら救急車を呼んだ
    「夏生!夏生!しっかり!一人にせんといてな?!夏生ぃぃ!」

    そうしてる間に救急車が到着しいつもの病院に搬送された

    2005-07-19 15:20:00
  • 129:

    愛梨

    夏生の担当医が走ってきた「愛梨ちゃん!とにかく落ち着いて」

    そう言って手術室に入っていった…
    私は唯、泣きながら待つしかなかった

    2005-07-19 15:22:00
  • 130:

    愛梨

    どれぐらい手術室の前に居ただろう

    先生が出てきた
    「愛梨ちゃん、ちょっと」
    不安で仕方なかった

    2005-07-19 15:24:00
  • 131:

    愛梨

    「夏生くんは生きてるからね」そう言われた。

    「よかったぁ」
    私がそう言うと先生はまた話出した

    2005-07-19 15:27:00
  • 132:

    愛梨

    「でもね、また暫く入院が必要なんだ。夏生くんはきっと嫌がるから愛梨ちゃんからも入院するように言ってもらえるかな?」

    「はい」
    そう言うしかなかった
    夏生がいてくれるのならそれがどんな場所でもよかった

    2005-07-19 15:29:00
  • 133:

    愛梨

    先生との話の後、夏生の病室に向かった

    夏生は機械を体に沢山つけられて居た

    そんな夏生を見て私は苦しくて仕方なかった

    2005-07-19 15:32:00
  • 134:

    愛梨

    元から華奢だった夏生が顔色も悪くもっと華奢に見えた

    調った顔がたまに苦しそうになったりするそのたびに何もできない私は唯、夏生の手を握るしかなかった

    2005-07-19 15:34:00
  • 135:

    愛梨

    時間がとても長く感じた

    ―ふわっ
    頭を撫でられる感触で目が覚めた

    2005-07-19 15:38:00
  • 136:

    愛梨

    夏生の方を見ると
    「ごめん。愛梨」
    そう言って笑ったっけ
    私はまた泣いた
    今度は嬉しくてないた…

    2005-07-19 15:40:00
  • 137:

    愛梨

    「もう大丈夫やから」
    大丈夫じゃなかったのに夏生は無理して笑ってた
    「夏生、暫く入院して」
    私は泣きながら言った…

    2005-07-19 15:42:00
  • 138:

    愛梨

    苦しくて仕方なかった

    生まれてからの殆どの時間を病院で過ごした夏生がどれほど入院を嫌がって居たか知って居たから…

    2005-07-19 15:44:00
  • 139:

    愛梨

    「わかった」
    悲しそうな夏生の顔
    私は何回見たっけ…

    私には何もしてあげられなかった

    2005-07-19 15:46:00
  • 140:

    愛梨

    その日からまた私は毎日病院に通った
    週に何回かは泊まったり
    そんな生活を繰り返してた
    当然私は殆ど寝て居なかった…

    2005-07-19 15:49:00
  • 141:

    愛梨

    ここまでにします☆
    また時間があれば更新しに気ますね

    2005-07-19 15:54:00
  • 142:

    名無しさん

    よんでます?しおり

    2005-07-19 17:58:00
  • 143:

    愛梨

    145さんへ
    ありがとう☆

    2005-07-22 09:51:00
  • 144:

    愛梨

    そんな日々の中で、いつもの様に夏生のお見舞いに行った時、私は病気で倒れてしまった…

    目を覚ますと夏生が悲しそうに私を見てた

    2005-07-22 09:53:00
  • 145:

    愛梨

    147訂正
    病気×
    病院〇
    すいません

    2005-07-22 09:54:00
  • 146:

    愛梨

    「ごめん夏生!夏バテかな」私がそう言うと夏生は静かに言った


    「愛梨…別れよう」

    2005-07-22 09:56:00
  • 147:

    愛梨

    その言葉を聞いた途端息ができなくなり、発作が出た
    「夏生の傍に居させて。嫌いにならないで」
    ずっとそう繰り返した…

    2005-07-22 09:58:00
  • 148:

    愛梨

    すると夏生に抱きしめられた
    「嫌いになんかならへんしなられへん」

    「ぢゃあ何で!?」

    2005-07-22 09:59:00
  • 149:

    愛梨

    夏生はあの頃にわかってたのかな…?

    私達の未来…
    今を…

    2005-07-22 10:00:00
  • 150:

    愛梨

    「俺といても愛梨は幸せになられへんねん。俺と居るの病院の中の方が多いやんか…」

    そう言った夏生の顔は今にも泣いてしまいそうなぐらい悲しそうだった

    2005-07-22 10:02:00
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