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”君と僕”

1:

名無しさん

「可愛いやん☆なぁ自分新入生?名前教えて!」
勇士「ゆうし…ってか自分誰?」
「私?ん−何にしよっかな?」
「…???」

2006-01-25 03:55:00
2:

勇士

は?この女なんやねん何にしょっかな?って自分の名前やろが
勇士「あっ別に知りたくないしえぇわ。」
俺は、へんな匿名女に背を向けて慣れない廊下を新品の上履きでｷｭｯｷｭｯ鳴らしながら自分の教室に戻った。

2006-01-25 04:00:00
3:

勇士

周りを見渡せばｷﾞｬﾙ。ﾔﾝｷｰ?お兄?B?ｵﾀｸ?
頭がｷﾝｷﾝの髪の毛ｸﾙｸﾙ女達。メッシュｶﾞﾝ決め取り合えずｶｯﾀｰシャツｲﾝしとけば出来き上がり、お兄きどり男。全身白で染めたらB−BOY完成と思ってるやつら…
ヤンキー?みたいなんは、皆，色違いｼｬｶｼｬｶジャージ。集まってｵﾀｸいじめてる…。
あいつがﾔﾝｷｰのﾎﾞｽやな…
あっクラスん中であの子１番可愛いやん…
あのばーさんｱｸﾋﾞ何回目やねん!とか俺は後ろの席から担任の話しも聞かんとずっと人間観察してた。
結構おもろいで

2006-01-25 04:22:00
4:

勇士

そして休憩時間…
俺はする事がなくなり机にうつぶせて寝かけてた。
「あ”〜おった☆ゆうしぃぃ〜!」
来た!匿名女…
何で俺やってわかるねん!俺は、わざとらしくﾀﾞﾙそうに顔をあげた。
匿名女は俺の前にしゃがみ込んで俺の頭を撫でてニコッって笑ってこう言った。「隠れても無駄やしぃぃ〜☆勇士髪の毛でわかるしぃぃ〜☆とくに襟足ぃぃ〜?」

2006-01-25 04:34:00
5:

勇士

この女さっきよりﾌﾞﾘッコなってるし、頭なでなでってなんやねん!俺は見ず知らずの会ったばっかの匿名女に切れそうになってた。これがお前との出会いやった。

2006-01-25 04:39:00
6:

勇士

「なぁ〜人の話し聞いてるぅ〜?」
前にある椅子を借りて向かい合わせに腰をおろす。
なんやねんこいつ…
俺は短気やけど女にだけは手あげたらアカンって決めてたから、拳を握り自分の気持ちを押さえるのに必死やった。
匿名女はそんな俺を無視して喋り出す。「勇士ぃぃ〜?私の名前やけどなぁ、りおでいいわｯ☆」
女はニコッと笑って俺の顔を覗きこんだ。

2006-01-25 04:49:00
7:

勇士

りおの第一印象は、お姉系やった。猫目の目。綺麗な鼻筋。可愛くﾌﾟｯｸﾘとした唇。
小さい顔。ゆるく巻いた胸まである茶色い髪の毛。
前髪はセンター分け。はっきり言ってﾔﾊﾞｲ位タイプやった。
でもないくらﾀｲﾌﾟでも俺ﾌﾞﾘﾌﾞﾘしてる女が１番のﾃﾝﾃｷやから。

2006-01-25 04:57:00
8:

勇士

携帯のﾒ−ﾙを打ちながら、ふてこく女に言った。
勇士「俺お前相手する元気ないし眠いねん、だから自分のクラス戻ったら?」
匿名女…ぃゃりおって女は、俺の携帯を奪い慣れた手つきで自分のアドレスを打って俺の携帯から自分の携帯に送信した。

2006-01-25 05:04:00
9:

勇士

自称りおは俺の手に携帯を戻すと「勇士のアドレスｹﾞﾁｭｯたぁ☆いつでもメールしてなぁぁ☆」と…かなりｷｨｷｨした声でかなりの笑顔でクラスから出ていった。
なんやねん…苦手やねんあいつ…
俺は一安心して又眠りについた。

2006-01-25 05:09:00
10:

勇士

気がついたら学校終わる時間やった。
ふとナナメ前のばあさん気になって見てみたら、顔下向けてﾎﾟｯｸﾘいってた。
そうとう眠いの我慢してたんやろな〜って少しわらけた。

2006-01-25 05:12:00

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