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I AM HAPPY..?
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1:
マキ
いつだって…前を見て走る事しか出来なかった。それは、けして強くなんかなくて…逃げているダケなのかもしれない。
2006-01-25 18:40:00 -
2:
マキ
心臓の鼓動が早くなる。もう少しだから。まだ…まだダメ。先にイかないで欲しい。勇樹の背中を掴み寄せ、早くなった腰の動きを止めようとする。 『もう俺…無理ッ』 私のお腹の上で果てた。勇樹と私の匂いが部屋に充満する。真っ暗な部屋…エッチが終わったあと、私がいつも泣いているなんて勇樹は気付きもしないだろう。
2006-01-25 18:54:00 -
3:
マキ
『ごめ、イかしてあげれんかったな』 パンツを履いて缶コーヒーを私に手渡した。 『喉、渇いたろ?』 にっこりと笑うと細い目が閉じる。いつだって笑顔が可愛いと思っていた。涙を拭き、ありがとう。とダケ言い、渇いた喉を潤した。私はすぐ布団にまるまり、勇樹も私の横に寝転んだ。私を少し持ち上げ、腕を滑りこませる。そして、強く抱きしめた。
2006-01-25 19:03:00 -
4:
マキ
寝る時はいつだって、私を抱きしめていた。――何処にも行かないで。と言っているかのように、強く強く…。そして私が眠るまで彼は眠らなかった。誰よりも優しく温かい。けけど、勇樹は私の《彼氏》ではない…。 今もまだ愛し合っているけれど、わずか一週間で別れた…《元・彼氏》
2006-01-25 19:15:00 -
5:
マキ
昼過ぎ、枕元に置いている携帯から煩くトランスが鳴り響く。横にいるはずの勇樹の姿は無く、軽い吐き気に襲われながら携帯の液晶に目をやる。 ―田中社長― 『寝起き?笑 今日同伴したろかぁ??』 『ぇ!メッチャ嬉しい!何時に会える??』 声のトーンを1つ上げ、シャワーを浴びに急いだ。
2006-01-25 19:48:00 -
6:
マキ
16から夜の世界に入った。……金に男に愛、全てが手に入ると思っていた。私の幸せは必ずここで手に入ると思ったから、夜の街にやってきたんだと思う。いつの間にか、毎朝襲う吐き気と頭痛。鳴り止まない携帯、ボーイからのプレッシャー。 《夢》 なんて言葉忘れた。 『…るよ?』『え!?』『お肉焦げるよ?マキ疲れてんのか?』『大丈夫!宇宙と交信してたダケゃで』 ほら、まだ笑えてるから大丈夫。
2006-01-26 05:24:00 -
7:
名無しさん
何気取り?下手過ぎやでーワラ
2006-01-26 05:29:00 -
8:
マキ
『まぢまぢ!ジャニーズのねぇ』 PIPIPI.. ―仕事急いでて、黙って出て行ってゴメン。仕事頑張れなっ☆ユウキ― 『彼氏か?』『違うで。迷惑メール多くて困るょ』 勇樹と出会ったのは、19の夏。親友の彼氏だった。すぐに仲良くなり、いつも3人で過ごしていた。 夜のお店では女の子同士であまり仲良くはなく、友達もいなかった。だから、何よりも3人でいれる事が楽しくて仕方なかった。―ずっと、ずっと。一緒にいれたら幸せだったのに。私はその幸せを自分で壊した。
2006-01-26 05:38:00 -
9:
名無しさん
だから下手やって?
2006-01-26 05:48:00 -
10:
マキ
相談があると、勇樹に呼ばれて、ケツメイシを聞きながら海までドライブをした。ついた頃には夕方で、夕日が綺麗だった。少し会話が止まった時に勇樹はボソっと呟いた。 『…俺、アイツと別れようと思う』 3人の関係が終わってしまう…、絶望だった。 『何でなん?いつもラブラブゃったゃん』『アイツの為』『そんなん勝手や!』 泣きじゃくる私を見て、勇樹は辛そうに、眉間にシワをよせ睨みつけた。 『お前に惚れたんじゃ、だからどないしょーもなぃゃんか』
2006-01-26 06:01:00 -
11:
ぁんちゃん? ◆NHeynzfKCY
潰し気にしたらぁかんでぇぇ?スルースルー?ぅちゎぃぃと思ぅょ?
2006-01-26 16:04:00 -
12:
マキ
気にいって貰えなかった方も、応援してくれた方も、アリガトウございます?
2006-01-27 01:57:00 -
13:
マキ
初めは…嬉しいなんて思わなかった。むしろ、そんな事を言う、勇樹がむかついてどうしようもなかった。 『…じゃぁ、別れたら?』 沈黙の中で出た言葉。今じゃ後悔でしかない…。無言でキスを迫った彼を止める事が出来なかったのは、私の責任。受け入れたのも、私の意思…。最低だって思う。全てはここからはじまった…。
2006-01-27 02:03:00 -
14:
マキ
『店、そろそろ行こうか?』 お客サンの声で我にかえる。 ―今から仕事― それだけで切り替えれた。現実ではない、私の居場所へと…。 何も不自由は無い。お金は手に入るし、若い男だって、口説いてくる。愛もたくさん貰えた。これが幸せ? …違う。何か、もっと違う何か…あるはずだと…。
2006-01-27 02:11:00 -
15:
マキ
――愛に飢えていた。 そんな言葉は言い訳にならなくて、親友を裏切った。 『別れた…』 泣きながら言う彼女を慰める事も、抱きしめる事も…私には出来なかった。勇樹が――彼が。私を好きだから。 『ごめん。今、客といて…ゅっくり話し聞けないし。後で電話する』 それが精一杯の言葉だった。
2006-01-27 02:20:00