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絆-Kizuna-
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1:
◎
頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m
2005-06-26 01:28:00 -
623:
◎
結局私は、由輝の部屋でそのまま寝てしまっていた。目が覚めるともう外は暗く、夜の7時過ぎになっていた。由輝もDJの仕事で出掛けてしまっていて一人でぼーっとしながらテレビをつけた。
携帯を見ると晃太やレイ、あゆみからの着信でいっぱいになっていた。レイとあゆみもあの週刊誌見たのかな?そして、メールが三件。
フォルダを開いた私は一瞬ドキッとした。2005-08-12 02:20:00 -
624:
コァラ
しぉり??
2005-08-12 02:27:00 -
625:
◎
それは英二からのメールだったからだ。
久しぶり。元気か?俺は大阪で何とか頑張ってます。何かあったらいつでも電話してこいよ。俺はスーパーマンだからすぐ飛んでけるからさ。なーんてな。ちゃんと天使の涙が守ってくれてるよ。俺も頑張りまっせ←大阪弁
見終わった私は少し笑っていた。最後の一言が英二らしいなぁって。でも何で?急に。英二も知ってるんだろうか?2005-08-12 02:29:00 -
626:
◎
大阪かぁ。英二ちゃんと頑張ってるんだなぁ。大阪弁までメールで使ってくるなんて。楽しくやってるんだろう。
天使の涙・・・。今も私の首元には天使の涙のネックレスが身につけられている。英二と最後に会った時からずっと。
「幸せになれ」そう言って渡してくれたっけな。あれからもう一ヶ月半がたとうとしている。2005-08-12 02:36:00 -
627:
◎
私なにやってんだろ。ホントに馬鹿みたいだ。よし!ラストまでのあと五日間、何もかも忘れて営業頑張ろう。私はラストイベントはとにかく死ぬ気でやろうと思った。
金曜日のラストは爽快感で溢れるように。そう思った私は最後の営業電話を全てのお客さんにかけ、時間の予定や客数などを確認してお店に連絡を入れておいた。2005-08-12 02:43:00 -
628:
◎
ラスト・・・か。やっぱり少し寂しい気もした。結局それから六本木に出ることになり、ついでに長年通っていたドレスのショップに行くことにした。
「おー久しぶりだね。今日は?最近新作めちゃくちゃ入ったんだよ」
私がお店に入るといつものお姉さんが話してきた。色とりどりの綺麗なドレスがたくさんある。いつも試着しまくって迷ってたなぁ。2005-08-12 02:49:00 -
629:
◎
「今日は白。真っ白がいいんだけど」
水商売を上がる時は、白い衣装だと六本木には妙なジンクスのようなものがある。白い衣装で上がると、綺麗に夜の世界から上がることができる―と。
出戻ったりしないように。誰にも染められない白い色に身を包んで、水商売を上がり、それからの人生に自分で色をつけられるように―って。
いつか黒木さんが言っていた。2005-08-12 02:55:00 -
630:
◎
「白ってもしかして夜上がるとか?」
お姉さんが冗談っぽく聞いてきた。
「あ、ハイ。金曜日なんです」
「えっ!?ホントに!?Jの看板だったのにーもったいない。そっかぁ。じゃあお花出しておくね。今までずっと来てくれてたし」
「あっ、ありがとー。スイマセン何か気使ってもらっちゃって・・・。ドレス真っ白で何着か出して下さい」2005-08-12 03:00:00 -
631:
◎
それから選んでもらった3着を試着して、1番似合うと言ってもらったお姫様のようなふんわり広がったドレスを買うことにした。
「ありがとう。ラスト頑張ってね!」
帰り際にそう言ってもらい、私はお店を出た。もうここに来ることもないだろうなぁ。ドレスは30着近くあるし、これから先、着なくなる=もう買うこともないだろう。2005-08-12 03:04:00 -
632:
◎
しんみりした気持ちのままクラブJに向かい、案内状の送付確認やシャンパンの数を補充してもらう発注などをした後まだ営業中だから誰もいないロッカールームに入った。
ここで働いてからもう三年かぁ。早かったな、あっという間だった。壁に書いてあるメガネって落書き。これって酔っ払ってマネージャーと喧嘩した時に書いたんだっけな。毎日化粧を直していたドレッサーや化粧台。
少しへこんだロッカーたち。なんだかんだ言ってても楽しかったな。幸せだったんだよね。2005-08-12 03:12:00