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-青春時代-
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1:
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あぼ~ん -
11:
美沙
なーんて,この気持ちに気付くのは,まだまだ先なんだけどネ――。ねぇ…私がさぁ,この時に…ウウン。もぉチョット早くこの気持ちに気付いてれば私達…何かは変わった――…??
2006-01-19 14:36:00 -
12:
美沙
智也が私の視線に気づきコチラを向いた――。すると,カバンをこそこそあさりだして一枚の紙を取り出し何かを書き始めた…。
《何書いてんねやろ―――》
そう思ってる内に書き終えたのか紙を小さく折りたたみ,私に投げてきた――。2006-01-19 14:40:00 -
13:
美沙
【今日,放課後ちょっと付き合え。】
と汚い字で書かれてあった―――。私は智也の方を向き首を縦に振った。
すると,二コッと私に笑いまた窓の外を眺めていた―――。2006-01-19 14:43:00 -
14:
美沙
何度も何度も"あなた"の笑顔に助けられた。
気づかぬ内に助けられた事がたくさんあるよね―――。
私は"あなた"と幸せになりたかった…。そう。出逢った時から私の気持ちは決まっていたんだと思う。2006-01-19 14:46:00 -
15:
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あぼ~ん -
16:
美沙
「み〜さ。帰ろう!!」『ゴメン。花チャン!!今日智也と帰る約束してんやん…。』「あぁ―。分かった分かった!!ぢゃあまた明日ねぇ☆★」花チャンは笑顔でバイバーイと言い教室から出て行った。 そのやり取りを見ていた智也が「帰ろか!!」と言って来たので,ウンと頷き私たちも教室を後にした。
2006-01-19 14:54:00 -
17:
美沙
相変わらず弾む会話。『でッ,ドコに行きたいン??』と言う私の言葉に対し「さぁ〜。」と笑顔で言われた――。
《えッ…行きたい所あったんちゃうん??》と思ったがあえて口には出さず,私たちは行く所も無くただただ歩きだした。
まるで,その時の2人の気持ちみたいに…。交わると言う事も無くただただ平行に続いてる先の見えない道を,ひたすら進み光の出口を探していた…―。2006-01-19 16:46:00 -
18:
美沙
すると,いきなり智也が「俺んち来いやッ!!」と言った。
別に断る理由も無くウンと言い私たちは智也の家へと向かった。
「お前さぁ―…,」『んッ??』「いや…なんもない――。」『なんやねぇん。変な奴…。』その時,私は智也が何を言いたいのか分かっていた―――。多分――雄太の事だろう。2006-01-19 16:50:00 -
19:
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あぼ~ん -
20:
美沙
智也の家に着き,相変わらず派手で若くて美人でお喋りな智也のオバちゃんと会話が弾む。その間に智也はジュースを入れてくれていた見たいで,「俺の部屋行くぞッ。」と両手にジュースを持ち智也の部屋に入った――。
2006-01-19 16:55:00