小説掲示板永遠に大好きなあなたへのスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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永遠に大好きなあなたへ

• 1:

  梨果

  ねぇ悠くん、私は今でも貴方の事が大好きです。　あの頃の私は子供すぎたね。こんなに今でも貴方が大好きでたまらないのに、傷つけてしまってごめんね‥‥

  2006-01-21 19:24:00
• 2:

  梨果

  もう二度と会えないのかな？　あの頃になんて戻れない。だけど、行った事もない貴方が住んでいると聞いた私しからしたらすごく遠い町、最近通る事があるの。　心がしめつけられて、今も住んでいるのかわからない、会えるはずないのに思わず立ち止まって何時間も空を見上げて、偶然貴方に会える事を願って　涙を流している自分がいる・・・

  2006-01-21 19:25:00
• 3:

  梨果

  門限8時を守っていたのに、9時 10時…　だんだんｴｽｶﾚｰﾄして帰らない日も多くなった。毎日泣いてる親‥親が泣く姿、初めて見た。心が痛んで辛い気持ちもあったけど、今の楽しさ優先でバイトもやめ 援交、恐喝、薬…悪いってわかってる。でも止めれない自分がいた。

  2006-01-21 19:54:00
• 4:

  梨果

  ある日、いつものように未来とﾃﾚｸﾗに電話してお金をくれる人を探していた。2人共小銭しか持ってないけど2人で8万くれるってゆうから、地元の西成から出た事なかったけど待ち合わせが十三になったから十三に向かい、いつものように我慢しながら2人でやった。

  2006-01-21 19:58:00
• 5:

  梨果

  先にお金をもらわなかった自分達が悪いが、そいつに逃げられた‥　携帯の充電も切れ、お金ももう2人で40円。新しい相手をさがすのにお金がないから電話もかけれない、切符も買えないから帰れない。　途方にくれた2人は、何時間たっただろうか。夏だというのに手足が寒くなるまでずっと駅の改札口の前で何をするわけでもなく、なくなったからっぽのﾀﾊﾞｺの箱を眺めながら座っていた。お金がほしい…お金がほしい‥‥お金‥‥‥‥

  2006-01-21 20:04:00
• 6:

  梨果

  その時だった。　　　　　「自分らなにしてるん？」　　　　　　　　　　　　声をかけてきた中村と名乗る男。こいつが私の今の人生のきっかけを作った人なのかもしれない

  2006-01-21 20:07:00
• 7:

  梨果

  「俺ｽｶｳﾄﾏﾝやねんけど、恐がらんといて！喫茶店でもいこう。おごるよ」　　　大体、夜の仕事だろうとは予想がついた。その時はそんな事もすべてどうでもよかった。　やっと飲み物が飲める♪それだけでついていった。　　中村はﾀﾊﾞｺも買ってくれた。年を聞かれ、もちろん18才以上しか相手されないのわかってたし18才って嘘をついた。

  2006-01-21 20:19:00
• 8:

  梨果

  お金がなくて帰れず困ってた事とかいろんな話をした。番号を交換して電車賃までくれた。中村は仕事場を見にきてほしいと言った。拾ってもらって感謝してたのもあって、見に行くだけやし…　ついていった。

  2006-01-21 20:30:00
• 9:

  梨果

  そこは想像していたｷｬﾊﾞｸﾗとかじゃなくて風俗とよばれる所だった。　さっきまで援交してたくせに、中に入って女の子の喘ぎ声と説明を聞いただけで吐き気がした。〔自分には無理。〕逃げるように出ていった。「明日はｸﾗﾌﾞ紹介してあげるよ！必ず電話出て！」　走る2人の背中に中村は叫んでいた。

  2006-01-21 20:35:00
• 10:

  梨果

  すんません。もうやめます！

  2006-01-21 20:36:00
• 11:

  梨果

  次の日、あまりにもしつこく電話が鳴るので出た。相手はもちろん中村。。。　お金もなかったし未来と2人でその日から神戸のｸﾗﾌﾞに入る事が決まった。服も貸してくれるし日払いしてくれるし、嫌になったらすぐやめたらいいし☆　　　……でも梨果と未来はあまりにも態度が悪かったらしく、1週間ぐらいでｸﾋﾞになった。

  2006-01-21 20:39:00
• 12:

  梨果

  援交はもうやめた。逃げられたのがｼｮｯｸだった。　あれから未来と一緒に東通りの身分証いらない店をいわゆる1日体験まわりをするようになって、運命の悠くんと出会った。

  2006-01-21 20:42:00
• 13:

  紗璃

  頑張ってねぇ?

  2006-01-21 21:00:00
• 14:

  梨果

  「2人共待って待って！」肩を叩かれて思わず立ち止まってしまった。　　　　《ホストかよ……大嫌いやし》　　　　　　　　　　未来に目配せをした。なのに未来は普通に喋ってた。未来が終わるまでしょうがないから喋った相手、それが悠だった。はっきりいってホストは嫌い。顔も別にﾀｲﾌﾟじゃないし、未来は相手の拓と番号を交換をしてたけど梨果は交換しないで帰った。帰ってからその日は悠の事なんかすっかり忘れて眠っていた。

  2006-01-21 21:17:00
• 15:

  梨果

  電話のやりとりだけで1ヵ月ぐらいたった時、ようやく会う事になった。この頃には好きになっていた。目一杯のｵｼｬﾚをして梅田で待ち合わせ。悠くんを見つけてかけ寄った。　　　　　「ひさしぶり★梨果やで！もう顔忘れたやろー？」　『前見た時よりかなり可愛くなってるやん！』　　　嬉しくて舞い上がってしまった♪　それからｹﾞｰｾﾝ行ったりﾏｸﾄﾞに行ったり、たわいもない話ばかり。でもすごく嬉しかったのを覚えてる。あっという間に時間がたち帰る時間になってしまった…　切符をかって、お別れ。そして改札に切符を通す時、腕をつかまれた。振り向くと悠だった。

  2006-01-22 01:59:00