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ホスト〜ノンフィクション小説〜
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1:
主 ◆mWmyLN68N.
今日もあなたの店に行く。私は本命。あなたの楽なテーブルを作りに行くのと、ナンバーワン持続の為店に行く。だけど私はお金を払わない。あなたが払っていてくれる。私とあなたは結婚をしている。お客さんはそのことを知らない。今宵もどこまで他のお客さんにお金を使わせるか・・・。私の腕の見せ所・・・
2005-12-05 17:19:00 -
2:
主 ◆mWmyLN68N.
【3番テーブルにピンドンはいりました〜】【あざ〜す】店に来てからかれこれ2時間。私はピンドンをおろした。ドンペリコールがにぎわってる中、あなたの客は私のテーブルをじっとみている。マイクを向けられ一言【飲みたいお酒でいいよ】あなたにマイクがむく【もう一本】あなたが答える。これが私とお客さんとの争いの始まりとなる。
2005-12-05 17:22:00 -
3:
主 ◆mWmyLN68N.
ボトルをおろしていれば当然そのホストはおろされたテーブルに着く。彼目当てで来てるお客さんは、彼がつかない事に苛立ちを覚える。他のテーブルからのボトルをおろす行為になるまで10分もいらなかった。【やっとおりた。ありがとな】彼はそういって席をはずす。
2005-12-05 17:24:00 -
4:
主 ◆mWmyLN68N.
その光景を見て、さも、おもしろくないそぶりを見せる。彼のお客さんは勝ち誇った顔をしている。(・・・甘いな・・・)そう思いながらも彼がいるテーブルをにらんだフリをする。
2005-12-05 17:25:00 -
5:
主 ◆mWmyLN68N.
【リシャール入れるゎ】ヘルプに声をかける。ヘルプが言う【もう少し待とう】【タイミングは今だよ】私が言うとヘルプは席を立つ。私達の関係をここの従業員は知っている。当然だ・・・。結婚式にきたのだから・・。ヘルプは彼の席に行き告げる。彼が戻ってくる
2005-12-05 17:27:00 -
6:
主 ◆mWmyLN68N.
【早くない?】彼が聞く。【一組だけにおろさせる訳ないやん】私が答える。彼はにっこり笑ってリシャールを待つ。そうこうしているうちに彼のテーブルというテーブルはボトルの嵐になる。
2005-12-05 17:29:00 -
7:
主 ◆mWmyLN68N.
彼からお客さんに私の存在を言っている時、こう答えている【あそこにいるテーブルの子、めちゃ痛い子で、一番売り上げ使ったら一晩付き合ってって言われてるねん。俺そんなん嫌やし・・】彼の客はその言葉に騙されボトルを入れる。当然、彼の客からの視線は(痛いやつ。嫌われてるのも知らずに)という目でみられている。私はというと彼のお客に対し(本当の事も知らずに)って思っているんだけどね
2005-12-05 17:31:00 -
8:
主 ◆mWmyLN68N.
最後にピンドンを一本いれておく。彼はなかなか戻ってこない。それをむっとした表情で待つ。これが毎回のパターンだ。他のお客に使わせるだけ使わせて、最後にテーブルに戻ってくる。他の客が疑っていても【お前より売り上げなかったって伝える為だ】って言えるようにしている。残念ながら客が使うお金は、ほとんど生活費やボトルに消えていく。もちろん貯金もしている。
2005-12-05 17:37:00 -
9:
主 ◆mWmyLN68N.
月4000万稼ぐ男。それが彼である。この街では超有名なホストである。彼の名を知らない人はいない。だからこそ、色客はそのプライドを持っているのか何なのか知らないがお金を使う。彼の客のほとんどが風俗嬢。それもナンバークラスの子達ばかりだ。彼の客は彼が離れてしまわないように、また彼につりあうように頑張っているのだ。
2005-12-05 17:39:00 -
10:
主 ◆mWmyLN68N.
◆◇◆◇今日はここまで◇◆◇◆
2005-12-05 17:40:00