-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
幸せの色。
-
1:
◆ObanGQEW7M
10月―ミナミ
寒い、昨日までとは打って変わって寒い。
アキは自転車で店まで向かっていた。
アキの家から、アキがレギュラーで勤めているキャバまでは自転車で10分くらいだった。2005-11-02 04:59:00 -
191:
◆ObanGQEW7M
アキにとって、アキの事大切に思ってくれてんやなぁって直に伝わって嬉しかった。
だけど…何か物足りなかった。
ふとした時に考えてしまう。マサキの事……。2005-11-14 13:46:00 -
192:
◆ObanGQEW7M
マサキの行動は営業の一貫、と思ってもどこかで考えてしまう。好きになっちゃダメって思ったのに……自分が分からない。
カズヤも大切、だけどマサキの事ばかり考えている。2005-11-14 13:50:00 -
193:
◆ObanGQEW7M
夕方になってマサキから電話がかかってきた。
「どうなったん?」
「よぉ、わからん。」
「とりあえず、来いよ」2005-11-14 13:51:00 -
194:
◆ObanGQEW7M
やっぱり、店に呼ぶんや。
そう思いながらもアキはタクシーに乗っていた。
グロウにつくと、ヒカリサンがいた。2005-11-14 13:53:00 -
195:
◆ObanGQEW7M
「アキチャン店休んでるケド大丈夫?」
大丈夫じゃない。だけど出勤する気もせぇへんし、何よりこの時間はグロウについつい来てしまう。
「無欠やからヤバイっすよね〜」2005-11-14 13:55:00 -
196:
◆ObanGQEW7M
アキは苦笑いを浮かべた。
「彼氏サンとどうなったの?」ヒカリサンは直球で聞いてきた。マサキは何も言わず洗い物をしたりグラスを拭いたり…客は相変わらずいない。2005-11-14 13:57:00 -
197:
◆ObanGQEW7M
アキは昨日の話をとりあえず簡潔に話した。マサキへの気持ちは言わないでおいた。
「アキの事考えてくれてるし、彼氏にもアキがいなきゃダメなんやと思って……でも一緒にいると、前とは違うシンドさがあるんです」2005-11-14 14:00:00 -
198:
◆ObanGQEW7M
「そっか。やっぱりそれって情なんじゃない?」
「情、ですか?」
「恋愛で何かをしてあげたい、とかも大事やと思うけど、してあげなきゃ、いてあげなきゃってのは、違うと思うねん」2005-11-14 14:02:00 -
199:
◆ObanGQEW7M
ヒカリサンは続けた。
「アキチャンがそれで幸せなら良いねん。でもシンドイんやろ?はっきり言って、今のアキチャンには彼氏サンを支え続ける器の大きさはないと思う。」2005-11-14 14:06:00 -
200:
◆ObanGQEW7M
「器の大きさ…?」
「彼氏サンがもう少し甲斐性のある人なら話は別やけど、このまま続けてもまた同じコトの繰り返しやで?」
黙っていたマサキが付け加えて言う。
「どっちかが変わらんと」2005-11-14 14:08:00