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幸せの色。
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1:
◆ObanGQEW7M
10月―ミナミ
寒い、昨日までとは打って変わって寒い。
アキは自転車で店まで向かっていた。
アキの家から、アキがレギュラーで勤めているキャバまでは自転車で10分くらいだった。2005-11-02 04:59:00 -
291:
◆ObanGQEW7M
「帰って欲しくない。」
「酔ってんの?」
アキはマサキの肩にアゴを乗せて、頭をよしよしした。
「酔ってねぇ。」2005-11-16 22:57:00 -
292:
◆ObanGQEW7M
マサキは真剣な顔だった。冗談じゃない事はアキにも伝わった。
「オレと彼氏、今どっちと一緒にいたいんや?ごちゃごちゃ考えんと、今の気持ち言ってみぃ?」2005-11-16 22:59:00 -
293:
◆ObanGQEW7M
そりゃあ…
「…マサキだよ。」
アキは素直に言った。
「じゃあ帰んなよ。そんな気持ちで、アキは彼氏に会えるワケ?」2005-11-16 23:00:00 -
294:
◆ObanGQEW7M
そぉだよなぁ……。でもカズヤ、楽しみに待ってるし。
「…でも帰んなきゃ。」
「じゃあ行けば!?さっさと行けよ!!もぉおまえなんかいらんわ!!」2005-11-16 23:03:00 -
295:
◆ObanGQEW7M
ビックリした。
マサキにそんな風に言われると思ってなかった。でも仕方がない……。
アキは立ち上がって、その場を去ろうとした時…
マサキのため息が聞こえた。2005-11-16 23:10:00 -
296:
◆ObanGQEW7M
「なんでオレって、いっつも…本気になったオンナには振られんねやろぉ……」
振り替えると、うなだれて小さくなっているマサキが目に入った。
胸が苦しいのが分かる…なんで、自分もこんな気持ちなのにマサキから去ろうとしてんねやろ……。2005-11-16 23:13:00 -
297:
◆ObanGQEW7M
アキは小さくなったマサキに駆け寄り「ごめん。」と言って抱き締めた。
でも、帰らないにしろカズヤには言わなきゃ。カズヤは明日も仕事なのに起きて待ってる。それに、こんな気持ちがあるのに、カズヤとは、きっとやり直せない。2005-11-16 23:16:00 -
298:
◆ObanGQEW7M
アキはマサキから少し離れた場所に行って、カズヤに電話をした。
カズヤも何か嫌な予感がしたのか、プラネタリウムは聴けなかった。
『はい?』
怪訝そうに電話にでた。2005-11-16 23:55:00 -
299:
◆ObanGQEW7M
「もしもし。帰れ…んわ。」
『………』
「………」
沈黙が流れる。2005-11-16 23:56:00 -
300:
◆ObanGQEW7M
『なんでなん?』
バッリ暗い!!
「ごめん。」
『さっき帰るって言ってくれたやん。』2005-11-16 23:58:00