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幸せの色。
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1:
◆ObanGQEW7M
10月―ミナミ
寒い、昨日までとは打って変わって寒い。
アキは自転車で店まで向かっていた。
アキの家から、アキがレギュラーで勤めているキャバまでは自転車で10分くらいだった。2005-11-02 04:59:00 -
31:
◆ObanGQEW7M
アキにとって、最近の毎日は仕事に行って帰って、猫とカズヤ、2人の世話ばかりに感じていた。
働いたお金も使えない、遊びに行く時間もない。
そんな毎日だった。2005-11-02 07:34:00 -
32:
◆ObanGQEW7M
「う〜ん、彼氏サンと別れたいとかは思わないの?」
ヒカリサンはアキに言った。アキは少し間をおいて、答えた
「別れよっかな……でもカズヤ今別れたら生活できひんやろな」
2005-11-02 07:36:00 -
33:
◆ObanGQEW7M
「ん〜アキチャン。それってどぉなん?好きなん?」
ヒカリサンは少し苦笑いをしながら明るく聞いた。
「好きっすよ!好きやねんケド〜…」
アキはそれ以上言葉が浮かばなくて詰まってしまった。2005-11-02 07:38:00 -
34:
◆ObanGQEW7M
だけど、別れる気はしない。
今まで何度か、ケンカして別れる事になったケド、いつもアキが辛くて悲しくて、泣きながら引き止めた。
だからきっとカズヤの事は好き。
アキはそう思っていた2005-11-02 07:39:00 -
35:
◆ObanGQEW7M
いつもはカズヤの仕事の終わる時間とアキの仕事の終わる時間は同じくらいだったが、その日はカズヤの方が早く、先に帰っていた。
「ただいま…」2005-11-02 07:42:00 -
36:
◆ObanGQEW7M
「ん…」
最近カズヤはあまり口をきかない。仕事が大変らしい。アキも仕事のプレッシャーやストレスからイライラする事が多かったから、あまりしゃべらない。
カズヤは布団を顔まで覆っていた。2005-11-02 07:44:00 -
37:
◆ObanGQEW7M
「なぁ」
カズヤが暗く声をかけてきた。
「何?」
アキはメイクを落としながら答えた。
「オレ近いうちに部屋出てくな。……そしたら別れよう」
2005-11-02 07:46:00 -
38:
◆ObanGQEW7M
略部
空白2005-11-02 07:47:00 -
39:
◆ObanGQEW7M
「…なんで?」
「いや、もぉ理由聞かんといて。話したくない。」
カズヤは怒ってるみたいだった。
「は!なんでなん?」2005-11-02 07:49:00 -
40:
◆ObanGQEW7M
「いや、もぉほんま話したくないから。自分でわかるやろ。」
ふとアキの目に、アキが最近機種変した前の携帯が見えた。
「携帯見たん?」2005-11-02 07:50:00