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レンタル彼女

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  • 1:

    ◇hjeX5VxSgg

    俺は27歳の会社員。
    生まれてこのかた、彼女なんてできたことは無い。
    彼女いない暦=生まれてきた年齢・・・である。

    これは、その一人の男が経験した話を書いたものである。
    短編ものです。

    2005-06-13 22:35:00
  • 13:

    新着・・・1件。

    件名:「あなたのお好みの女性にマッチしました!!」

    とりあえず何のことかわからなかったのでメールを開封した。

    2005-06-13 22:47:00
  • 14:

    これは以前「女の子の無料お試しキャンペーン」に応募したときの
    返信メールだった。

    〜○月○日、*時*分に、△△にてあなたのお好みの女性をご用意しました!〜
    と書かれていた。

    2005-06-13 22:48:00
  • 15:

    そしてその日はやってきた。
    初めは行くのをためらったが、無料で女の人と遊べるなら
    それほどおいしい話はない。

    そして自分は、時間にその待ち合わせ場所へ行った。

    2005-06-13 22:49:00
  • 16:

    時間より少し早くついた。
    ドキドキしながら待っていると、大人の風格をかもし出した女性が
    自分の方に駆け寄り、「○○さんですか?」とたずねた。

    俺は「ええ、はい。」と答えた。
    この女性の美しさに緊張せずには、いられなかった。

    2005-06-13 22:49:00
  • 17:

    彼女の名前は愛美といった。
    その日は、レストランに食事に行ったり、ボーリングに行ったりした。
    本当に自分の彼女と遊んでいるみたいだった。
    そして最後に彼女はこういった。
    「当社では1時間 4000円で彼女をレンタルすることができます。
     他の諸費用はすべてお客様もちになっております。
     よろしければ今後は有料コースで、レンタルなさってください。」
    といってその日は分かれた。

    2005-06-13 22:50:00
  • 18:

    次の土曜日に、レンタル会社に電話して
    「明日の○時から4時間、待ち合わせ場所は○○で、愛美さんのレンタルお願いします。」
    「かしこまりました。料金は1万6000円でございます。」

    そして俺は再び愛美をレンタルした。

    2005-06-13 22:51:00
  • 19:

    その日は、遊園地へ行った。
    俺が青春時代からの夢がようやく叶ったと思った。

    オタルックスの俺と彼女は正直つりあわない。
    周りの人間たちが俺たちを奇異なまなざしで見た。

    2005-06-13 22:52:00
  • 20:

    いろいろあって俺の楽しい一日は過ぎた。

    2005-06-13 22:53:00
  • 21:

    次の日の土曜日、俺は再びレンタル会社に電話をした。
    しかし会社は「申し訳ございませんが、愛美は明日はすでに予約が入っております」
    「別の女の子なら空きはございますがいかがなさいますか?」
    俺は「愛美じゃなければ、いいです。また来週電話します。」といってきった。
    それ以来、俺は愛美に対してひどく独占欲が沸いてしまった、

    2005-06-13 22:54:00
  • 22:

    そして俺の中に、「愛美を俺だけのものにしてやる・・・・」という
    欲望がわき、よからぬ計画を立ててしまった。

    2005-06-13 22:55:00
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