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Love is over……
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1:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
君と出会い、好きになり、裏切られ、別れ…また出会い、好きになる。キリがないから終わりにしたい。Love is over…
2005-12-30 04:29:00 -
2:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
自分は中学でバスケ部に所属。スタメンを取りセンターとして毎日バスケに明け暮れていた。自分の中学はブロックで負けることが無くチーム全員がそれなりの実力家庭に産まれていた
2005-12-30 04:36:00 -
3:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
バスケと平行して自分にはもう一つ、勉強がある。母親が厳しい人で何かとうるさい。幸運にもそこそこの点数が取れる頭なので怒鳴られることはないが誉められたこともない。更に上ばかりを要求する。
2005-12-30 04:38:00 -
4:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
毎日が退屈だった。変わらない日々…うんざりしていた中学三年の夏。暑い日差しの中、試合会場に足を運んだ。中では既に他校が対戦している。ストレッチなどをしながら準備を開始
2005-12-30 04:41:00 -
5:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「あー!ミキオー来てたんや!」
ミキオは我がバスケ部のキャプテン。声をかけたのは他校の女バスキャプテンあゆみだった。2005-12-30 04:44:00 -
6:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
『おーさっき来たばっかやわ。終わったん?』
「うんーやっぱり負けた」
あゆみの学校はとにかく弱い。
「ミキオと喋ってみたいってゆうてる子おんねんっ」2005-12-30 04:46:00 -
7:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
むかつくけどミキオは顔良し!頭良し!おまけにバスケも出来るとゆうわけでモテる。
自分は少し?だいぶ羨ましかった。2005-12-30 04:48:00 -
8:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「こんにちは?」
飛びっきりのスマイルが自分の視界に飛び込んで来た。これが初めて自分とミィの出会いだった2005-12-30 04:50:00 -
9:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
しかし!ミィは自分のことは鉄板無視でミキオに話し掛ける。しぶしぶと言っちゃ悪いが自分はあゆみと話し始めた。
しばらくしてアナウンスで案内が流れ試合の準備に入る。2005-12-30 04:53:00 -
10:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「ミキオ君、試合頑張ってね?」
またもや飛びっきりのスマイルでミィはミキオを送り出す。
『俺のこと好きなん?無理やで。きしょい』2005-12-30 04:55:00 -
11:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
…
さっきのスマイルとは裏腹に悲しそうな目が脳裏にこびりついた。2005-12-30 04:57:00 -
12:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
ミィが気になり試合に集中できずミスが続く。
何とか優勝をかざり無事に大会が終了した2005-12-30 04:59:00 -
13:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
外に出てウォータークーラーで水分補給をしているとミィが出てきた。自分は緊張した余りむせ返ってしまった。ださい!ださすぎる!!
2005-12-30 05:01:00 -
14:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「大丈夫?」
ミィが自分の背中をさすってきた。
『だ、大丈夫。ミィちゃんこそミキオの言ったことあんまり気にせんときなあ』2005-12-30 05:04:00 -
15:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「最初から分かってたから大丈夫、ありがとう?」
キューン?
『い、いつでも相談聞くし!ちょ、ちょっと待ってて!』ベンチに戻り…
『これ自分のアドレス!何かあったら連絡してきていいから!』2005-12-30 05:07:00 -
16:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「ありがとう?」
ミィは素直に受け取ってくれた。
その日チームの打ち上げに参加しなかった。ミキオにむかついたのもあるが自分は携帯を持っていない。実はPCのアドレスだった。2005-12-30 05:09:00 -
17:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
家に帰ると直ぐ様PCを起動させメールチェック!
『来てない…』2005-12-30 05:11:00 -
18:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
上がってから飯食ったりして部屋に戻りメールチェック!
[こんばんは。今日はお疲れさま(^-^)優勝すごいねっ☆彡おめでとう(^O^)/]
自分は舞い上がった!来たよーメールが来たよー!!2005-12-30 05:14:00 -
19:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
【ありがとう。ミィちゃんもお疲れさま。】
[返事ありがとー(^-^)あたしは何もしてないから元気だよ♪]
【頑張ってスタメン取れよー】
[当たり前☆彡頑張るよー♪]2005-12-30 05:18:00 -
20:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
たわいもない話をしているといきなり…
[大ちゃん明日の日曜お昼ぐらいから空いてないかな?]
内容を聞くと某歌手グループのイベントに行くはずだった友達が熱を出したらしい。2005-12-30 05:22:00 -
21:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
迷う事無く即ΟΚ!時間と待ち合わせ場所を決め、
[じゃあ、また明日ね(^-^)おやすみなさい☆彡]
【おう!楽しみにしてるわ!おやすみ!】2005-12-30 05:24:00 -
22:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
何着ていこう?何話そう?めっちゃ緊張するやんけ!自分はその日、緊張の余り寝付けずに朝を迎えた。
2005-12-30 05:26:00 -
23:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
待ち合わせより20分早く着いた。暇やなあって思いつつコンビニ入ろうとしたら「大ちゃーん?」でっかい声で子犬が走ってきよる。『おはよ!』「おっはよ!」タンクトップにショートパンツにスニーカー。露出しすぎ!見られるやん…ぶつぶつ。
2005-12-30 09:42:00 -
24:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「暑いね!飲み物買っていこうよ!」コンビニで自分はファンタ、ミィは午後ティを買って会場に向かった。すっごい人だらけやなあ…ってあれ?ミィおらんし!焦って見回したら後ろで人に押されてるやん!
2005-12-30 09:45:00 -
25:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
『深い意味はないから。ただ迷子にならんように』そう言ってミィの手を取った。平然を装ってたけど心臓破裂しそうやった。
「大ちゃんねつあるん?」『ないよ?なんでなん?』「ぷっ!ククククッ!笑」不思議そうに顔を覗くと
「だって大ちゃん耳まで真っ赤!」『ええ?!あ、暑いからなあ』「あ、そっかあ」2005-12-30 09:50:00 -
26:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
実は初恋で手すら握ったことが無かった。
イベントが始まり周りの歓声と共に主役が出てくる。ミィは釘づけになり時に歌を口ずさんでいる。自分は主役よりミィに釘づけになっていた。2005-12-30 09:53:00 -
27:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
会場を後にして飯を食いに行った。ミィの強い要望でプリクラを撮った。密室にミィと二人。距離が近い。心臓に悪い時間だがこのプリクラは宝物となった。
2005-12-30 09:55:00 -
28:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
帰り道、駅までの距離で前日のメールの話で盛り上がった。
俺は決めていた。ダメでもいい。想いを伝えたい!2005-12-30 09:57:00 -
29:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
「楽しかったねー!少し疲れちゃった」『そうやな…』「?どうしたの?何かヤなことしちゃった?あっ!ごめんね。興味ないのに引っ張り回しちゃって」『ミィちゃんが好きなもの、全部好きやから』「へ?そうなの?」『だからさ、あの…あれやん!』「え?何?」『何もないよ』
2005-12-30 10:00:00 -
30:
ゆうき ◆xx.T27pR/Y
『あのさあ』「だから何ってば?」『自分な、ミィちゃんのこと好きやねんやん。ミキオなんか勝たれへんのん分かってるけど伝えときたかってん』2005-12-30 10:03:00 -
31:
ゆうき ◆wfgwLA5WrE
「へ?」『いきなりでごめんな。伝えたかっただけやから気にせんくていいから!』「ありがとう」『おうっ』
2006-01-07 08:21:00 -
32:
ゆうき ◆wfgwLA5WrE
「あたしも好きかも…」『!?』「とゆうより、あたしも大ちゃん好きやわ?」『ま、まじで?!あのさ、じゃあ付き合ったりとか…する?』
2006-01-07 08:30:00