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。+…幸せのかけら…+゚
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1:
みおん
‥いつかどこかで落とした幸せのかけら?+゚
2005-12-29 20:07:00 -
2:
みおん
食いだおれの街‥?
大阪ミナミで何かを求めて今を生きている私。
過去を振り返って書いていこうと思います。文も下手で読みにくいと思いますが読んでくださるとうれしいです?2005-12-29 20:15:00 -
3:
みおん
ごく普通の平凡な家庭に 生まれた長女、未桜。
たった一人の兄、卓馬。
私の家族はみんな仲も良く幸せだった。2005-12-29 20:26:00 -
4:
みおん
「未桜」という名前は 母の「未沙子」から一字をとり4月生まれで桜の綺麗な季節に生まれたから。
小さい頃の記憶はあんまりない。2005-12-29 20:32:00 -
5:
みおん
週末になれば、よく家族といろんな場所に出かけた。ただ幸せだった。
大好きだった。2005-12-29 20:38:00 -
6:
みおん
幼稚園は家から少し離れたところに通っていた。
毎朝母に車で送ってもらいお迎えも来てくれた。 助手席から見る母の優しい横顔が好きだった。2005-12-29 20:45:00 -
7:
みおん
兄の卓馬とは2才違いで
小さい頃からよくなついていた。とうとう私も小学生になった。そんなある日、その日は体育祭だった。
私は兄の友達の「たかお」にパン食い競争のあんぱんを投げられた。2005-12-29 20:53:00 -
8:
みおん
それを見つけた兄は突然、怒り狂ったようにスタスタとたかおに近付いた。
何をするのかと思えば兄はたかおの胸ぐらを掴み私に土下座をして謝らせた。2005-12-29 20:57:00 -
9:
みおん
戸惑う私をよそに兄は笑顔で「帰ろか!」と言う。
私は内心うれしかった。
ありがとうって言いたかった。昔から変わらない私の恥ずかしがり屋で素直じゃない性格。2005-12-29 21:00:00 -
10:
みおん
今思えば、この頃からだんだん家族の中に溝が出来ていた。力持ちで優しくて、会うたび「未桜はベッピンさんや!」と言ってくれてた父があまり家に帰ってこなくなった。
2005-12-29 21:03:00 -
11:
みおん
普段いつも明るい母も元気なぜか最近元気がない…。私と兄はそんな両親の異変にうすうす感じていたものの口には出さす明るく振る舞っていた。
2005-12-29 21:05:00 -
12:
みおん
訂正↑
※普段いつも明るい母もなぜか最近元気がない…。2005-12-29 21:08:00 -
13:
みおん
次第に父と母がの喧嘩をするようになった。
たまに父が帰ってきた!と思えばまた喧嘩…。
そのたびに私と兄は二階にあがる階段の角で話し声をきいていた。2005-12-29 21:11:00 -
14:
みおん
次第に父と母が喧嘩をするようになった。
たまに父が帰ってきた!と思えばまた喧嘩…。
そのたびに私と兄は二階にあがる階段の角で話し声をきいていた。2005-12-29 21:11:00 -
15:
みおん
13>>すいません?
2005-12-29 21:12:00 -
16:
みおん
時にはお母さんの、ごめんなさい〜!と謝る声も聞こえた。父がお金を借りてたらしく一回取り立てのおばさんが来た事もあった。
2005-12-29 21:15:00 -
17:
みおん
母も兄も私も一途に思っていた。
【前の幸せな生活に戻りたい‥】って‥。
それから私達3人は母の姉のところにしばらく身を寄せた。結局私達は少し離れたところへ引っ越す事になった。3人で‥2005-12-29 21:19:00 -
18:
りぉな
頑張って書いてねぇ?? 続き待ってます??
2005-12-29 23:00:00 -
19:
みおん
りぉなさん?ありがとうございます?今ちょっと待機で時間ができたので更新します?
2005-12-30 01:11:00 -
20:
みおん
それが未桜小3の時だった。最初は泣いた。初めての転校‥緊張と不安で胸がつまり新しい学校での1日目の事なんてほとんど覚えていない…。
2005-12-30 01:16:00 -
21:
みおん
両親が離婚した事はわかっていたが理由も教えてもらっていなかった。別に知りたくもなかった。お父さんが悪いんだと思っていたがお父さんを恨んだりはしなかったし出来なかった。
2005-12-30 01:25:00 -
22:
みおん
引っ越した家や母が働いていた仕事場に父が何度か顔を見せた事があった。一回家にバットを持ってきて母を殺そうとした事があった。私と兄はただ泣き叫ぶ母に何もしてあげれず2人で身を寄せあっていた。
2005-12-30 01:31:00 -
23:
みおん
その時父の事をはじめて恐いと思ったが嫌いになる事はなかった。それからもご飯を食べにつれていってくれたり飼っていた犬に会わせてくれたりした。
2005-12-30 01:39:00 -
24:
みおん
それから少しして、プツリと父との連絡が途絶え、家族の中でも父の話をする事はなくなった。母は近所の居酒屋で働いていたが夕方から夜中まで働いていたので晩ご飯はいつも兄と2人…淋しい気持ちはあったしまだ幼かったものの兄がいたせいか平気だった。
2005-12-30 08:36:00 -
25:
みおん
そんな毎日が続いて、私が小学校5年生ぐらいの時。母は「今日綾ちゃんと用事あるから出かけなあかん!」と言うから「何の用事?」と聞くと「いろいろ!」って‥。え?…
ちなみに綾ちゃんとは母の姉であり私のおば。2005-12-30 08:43:00 -
26:
みおん
「いろいろって何?」って聞いても「すぐ帰ってくるから」と母がめんどくさそうに言うので、とりあえず「行ってらっしゃい」って言って送り出した。
2005-12-30 08:47:00 -
27:
みおん
後から知ったのはその用事が、合コンだった事‥。
母のタンスをなにか探し物をしていてたまたま開けた時写真があった。
何コレ…!?2005-12-30 08:51:00 -
28:
みおん
誰なんこの人たち?!
知らない男の人たちと親しげに笑いながら写っている。誰なんこの人ら?と母に聞こうと思ったが母の断りもなく勝手にタンスを開けた事に罪悪感を感じたので聞けなかった。2005-12-30 08:59:00 -
29:
みおん
たまたま母と綾ちゃんが電話をしているのを聞いてしまった事がある。‥
「別にHぐらいやったらしてもいいけどぉ?」
確かに母はこう言った。
私はまだ小学生で「H」という事自体あまりよくわからなかった。2005-12-30 09:03:00 -
30:
みおん
でも、なんとなくわかった。具体的に何をするかなんて事はわからない…。でも男と女が裸になって何かをする事はうすうす知っていた気がする。
2005-12-30 09:10:00 -
31:
名無しさん
ガンバレ?
2005-12-30 09:11:00 -
32:
みおん
31さん?ありがとうございます??頑張ります?
2005-12-30 09:33:00 -
33:
みおん
その事がきっかけか大好きだった母に対する見方が変わった。その人が私と兄の前に現われるのに時間はかからなかった。確か母の口からは「友達」と聞いたと思う。いつどこでどうやって知り合ったかなんてもちろん知らない。これは今になっても知らないけど多分母の働いていた居酒屋に客として来たのだろうと思う。
2005-12-30 10:58:00 -
34:
みおん
何度か4人でご飯を食べに行ったりした。最初は本当に友達だと思ったが、会話などを聞いていても明らかにおかしい。日がたつにつれて母が私達に父親を作ろうとしているのではないか?と思うようになった。
2005-12-30 11:01:00 -
35:
みおん
その人の名前は野口。母は「ノグ」と呼んでいた。父親なんかなってほしくない!母が野口と親しげに話していたりすると私はムスッとなり無性に腹が立った。
2005-12-30 11:04:00 -
36:
みおん
兄の方は客観的に見て人なつこく「野口くん」と呼び仲良くなっていた。野口はよく家に来て母の作った料理を食べに来たりしていた。赤の他人‥家に来る事自体、私は気にいらなかった。
2005-12-30 11:08:00 -
37:
みおん
同じテーブルに向かい合ってご飯を食べるだけでも嫌やった。ましてや鍋の時、同じ鍋で食べる事なんてまんざらでもなかった。
それぐらい嫌いだった。母と兄がいてくれれば私は良かったし不自由もしていなかったのに。2005-12-30 11:11:00 -
38:
みおん
野口が家に来た時の母の料理はいつもより気持ち豪華でそれもまたイラッとした。「晩ご飯いらんねん!」いくらお腹が空いていても、母にこうして精一杯の反抗をしてみたりした。
2005-12-30 11:15:00 -
39:
みおん
いつからか野口が居る事が当たり前になっていた。
しばらくして近所の団地に引っ越した。母も仕事場を変え居酒屋からパチンコ店の中の喫茶店でコーヒーを売ったり料理を作る仕事をしていた。2005-12-30 11:21:00 -
40:
みおん
いつもより早く目が覚めたのでちょっと更新??
あとこれは作り話でもなんでもない事実なんで??2005-12-30 16:37:00 -
41:
みおん
「足痛いわぁ」って言いながら帰ってきたらいっつもクタクタな母‥。機嫌もあまりよくない‥。まともに親子で話す時間も前に比べてだいぶ少なくなった。
2005-12-30 16:41:00 -
42:
みおん
私が中学に入学したとき。野口はもう完璧にうちの家に住んでいた。私の中で何かが変わり始めたのが中1の夏休み。この頃からいろんな友達と付き合うようになった。
2005-12-30 16:51:00 -
43:
みおん
始めて煙草を口にしたのも中1‥始めて盗んだ原付で走りまわったのも中1‥言いだしたらキリがないぐらい中1の頃は荒れていた。隣の中学の子と学校のガラスを割ってまわった。歩道橋や電信柱、あらゆるところに落書きをしてホームレスをリンチした事もあった。
2005-12-30 16:55:00 -
44:
みおん
美穂。つねに一緒にいた親友。家も同じ団地の階違い。美穂にも兄がいる。美穂の兄は私の地元の有名な新聞なんかにも載った事があった暴走族に入っていた。そのつながりで私も総長さんと仲良くなったり一緒に暴走に出たりしていた。この頃は恐いものなんてなかった。ただ単純に楽しかった。
2005-12-30 17:04:00 -
45:
みおん
私の記憶で中1の1年間で5回ほど警察にお世話になったと思う。余罪はほとんどバレてない(笑)「次なんかしたら家裁送るからな?」と警察にゆわれ「勝手に送れやっ?なんなら今からでも送れば?麦ご飯うまいし」と言ってカンベなんか絶対入りたくなかったけど強がっていた。
2005-12-30 17:13:00 -
46:
みおん
母にはかなり迷惑かけた。中2の時は中2なりたてですぐ他中の生徒との喧嘩で暴力沙汰を起こしたが大目に見てくれ警察はなかった。それ以後はだいぶ落ち着いて、学校に行ったらずっと説教ばっかりやったけどこれでも部活をやっていたので部活にも何回か顔を出した。母たちもだいぶ安心したようだった。
2005-12-30 17:19:00 -
47:
みおん
新しい学校で最初は茶髪でふてこくしてたから「何なんあの子?」ってゆわれてた。でも自然にうちとけて大事な友達も出来た。ただなんとなく日がたっと夏休みが来た。始業式の日みんなで染め粉を買って金や銀やオレンジ、それぞれがいろんな色に染めて私は茶髪をもっと明るくして金のメッシュを入れた。
2005-12-30 17:37:00 -
48:
みおん
「沙耶」と「由佳里」。
この2人とサィトで知り合った。ミナミで3人で遊ぶ事になって私はエクステを付けに行った帰り、この子達と待ち合わせをした。待ってる間にもキャバのキャッチやナンパにあった。いきなり「握手してください」とかゆわれたぐらいだった。2005-12-30 17:43:00 -
49:
みおん
沙耶も由佳里も私もキャバで働きたいと行っていた。
実際会って3人でいろんな話をしてすぐ仲良くなった。この日はじめて「ホストクラブ」に行った。私14才。酔い潰れて店の前の道路で寝てしまっていた。おまけにヘルプの子にむかって思い切り吐いてしまった‥。2005-12-30 17:48:00 -
50:
みおん
その日もミナミでオールして次の日の朝に帰ったと思う。夜のミナミは、キャバ嬢、ホスト、ボーイ、夜の仕事に関わった人たちがいっぱいでネオンがキラキラしてた。明けない夜はないけど、夜のミナミの虜になってしまった私達は朝が来るのが嫌だった。
2005-12-31 10:24:00 -
51:
みおん
親にはある日は「あゆんち泊まりに行ってくるわ!」ある日は「美佳んち泊まりに行ってくるわ!」と行って嘘をついてミナミに行っていた。まだ14才やから見た目はミテコ丸出し。中にはミテコといって疑われた事もあったけどミテコはミテコ。顔がおぼこいのはどうしようも出来ひん。
2005-12-31 10:29:00 -
52:
みおん
ミテコってゆってんのに営業かけてくる売れないホストもいた。「オレ今日キャッチあがらんと坊主やねんてぇ〜」って…。(笑)しょっちゅうミナミに行ってると店の名前も覚えるし何店かのホストと知り合いになった。私の名前は「みおん」やけどミナミではいかにも本名のような一般的な名前で「ユイ」。沙耶は「アカネ」。由佳里は「エミナ」だった。
2005-12-31 10:37:00 -
53:
みおん
ホストにも本間の年をゆった。それでも会ったら「ユイちゃん達ひま?」とか「親に心配かけたらあかんで」って声をかけてくれた。そういう時は決まって、「レンくんそんな優しくしてもうても4年後やで?」とおもしろおかしく返していた。親なんてどうでも良かった。「泊まりに行くゆうて出たから今頃あゆんちにおるとでも思ってんやろなぁ。私がこんなとこで遊び回ってるのも知らんと」ぐらいに思っていた。
2005-12-31 10:47:00 -
54:
みおん
キャバ嬢やホストのように夜の世界で働く人は世間からもいい目で見られていない。金に狂う狼……でも私は夜の世界でいきいきと働くホストやキャバ嬢を見て魅力を感じていた。自分もいつかキャバ嬢になってやろうと思った。キレイなドレスをきて髪は巻き髪‥バッチリ決まった化粧。完璧に憧れていた。
2005-12-31 10:53:00 -
55:
みおん
ホストも同じ。ピシッときめた黒や白のスーツにピカピカの靴。きれいにセットされた髪。ちょっと有名なホストになればブランドもので固めたスーツにベルトに靴、ネックレスや指輪まですべてブランドもの。それがまたカッコイイ。
2005-12-31 16:19:00 -
56:
みおん
そんな中でも悲しい事に私はこのサイトのホストが出てくるいろんな人が書かれた小説を読んでも「良い」ホストに出会っていない。あの頃まで‥
2005-12-31 16:25:00 -
57:
みおん
ナオヤ。ナオヤとの出会いはキャッチ。ナオヤは顔がキレイだった。可愛い感じ子で結構タイプだったと思う。ナオヤのキャッチ場所はいつもひっかけの真ん中。ひっかけに行けば必ずといっていいほどナオヤに会えた。
2005-12-31 16:32:00 -
58:
みおん
私達がひっかけを歩いてたら、後ろからいきなりナオヤが私の腕をつかんできた。私はびっくりして振り返った。ナオヤは素の顔。「はぁ?何やねんいきなり人の腕つかんできて。なんかしゃべれや」って思った。
2005-12-31 16:38:00 -
59:
みおん
「何やってるん?」3秒ぐらい沈黙の後ナオヤが喋った。「別になんも‥」と答えたら「どっか行くん?名前は?年いくつなん?」って。何の質問ぜめやねん…。「え、ユイ…。遊びに行く」と言った。そっからなんか色々話したと思う。最後に番号とメアドを交換した。
2005-12-31 16:44:00 -
60:
みおん
別れてそっこうナオヤからメールがきた。「ナオヤやでぇ??さっきはありがとう?登録しとって?」ってきた。私もすぐ返した。最初らへんはナオヤといっぱいメールしたしミナミに行ってもよく喋った。ナオヤが仕事で他の子をキャッチしてる時偶然会ってしまった。
2005-12-31 16:54:00 -
61:
みおん
年があけました?この小説を読んでくれてる人がいるのかわかりませんが頑張って書いていこうと思います?
2006-01-01 07:35:00 -
62:
名無しさん
頑張ってねぇ?
2006-01-01 13:11:00 -
63:
名無しさん
あげ??
2006-01-02 02:36:00 -
64:
みおん
63さん?
有難うございます??
頑張ります?
64さん?
あげ有難うございます?
今から少し更新します?2006-01-02 23:34:00 -
65:
みおん
ホストは色をつかって当たり前やし別に本気になんてしてなかった。でもナオヤの事もっと知りたいって思ってた。出会ってほんの少しの間やったけど気になってたかもしれない。ナオヤがキャッチで甘い笑顔や優しい声で接してるのに見入ってしまった。嫉妬してたのかもしれない。
2006-01-02 23:42:00 -
66:
みおん
ナオヤはキャッチで相手の女のこと話しているのにも関わらずやたらと私の方を見て口パクで「ゴメン」とかメールで「ユイこっちおいでや」とか送ってきた。私は行きたくもなかったし相手の子らも気悪いやろから断った。でも私はちょっとうれしかったんだと思う。
2006-01-02 23:47:00 -
67:
みおん
でもその後のナオヤとのメールのやりとりで突然きたメールに目を疑った。
「ユイしよぉやぁ??」
ナオヤの目的は私の体やったんか‥。今考えると私もバカだった。相手はホスト。中3の私なんて相手にするわけもない。いくら見た目をごまかしてもやっぱり中3には変わりない。私はこの時まだ処女だった…2006-01-02 23:52:00 -
68:
みおん
キスもした事なかったしもちろん男の前で裸になった事もなかった。「処女」の自分が恥ずかしかった。もうナオヤにあげたろか!と一瞬思ったけどできなかった。
2006-01-02 23:56:00 -
69:
みおん
それからナオヤは、やたらと嫉妬してくるようになった。他のホストにキャッチされてたらナオヤからすぐメール。色なのかなんなのかわからんようになってきた。ナオヤの事嫌いじゃなかったけど…Hの誘いメールがきてからナオヤの事を警戒していた。
2006-01-03 00:04:00 -
70:
みおん
それからちょっと間ミナミには行かなかった。別にナオヤじゃない。行く気にならなかった。ホストというものがますますどういうものかわからず想像していたものと明らか違っていた。
2006-01-04 01:11:00 -
71:
みおん
でもまたいつものメンバーでミナミに行く事になった。誘われて一回断ったものの沙耶と由佳里におされ、行く事になった。ひっかけを渡る時ナオヤの姿のない事を祈った。ひっかけにはいつもの様にホストの団体だらけ。私は2人にひっぱられるように歩いた。
2006-01-04 01:14:00 -
72:
みおん
歩いていると後ろから突然「未桜〜!!」と呼ばれた気がした。私は八ッとした。私の本当の名前を知っている者は限られている…。おそるおそる振り返った。誰かが叫んだ気配もなく気のせいだと思った。何か晴れない気持ちのまま前を向き歩こうとするとナオヤが息をきらしながら走ってくる。
2006-01-04 01:20:00 -
73:
みおん
え…??
何で知ってんの?
ナオヤは「後ろから未桜ら見えたから走ってきた」と息をハァハァ言わせながら言った。私が無言のまま固まっているとナオヤは「可愛らしい名前やん。おまえらしいで!」私はナオヤに謝った。なんで謝ったかはわからない。自分でも。嘘をついたからじゃない。こんなナオヤを見て無意識にナオヤに謝っていた。2006-01-04 01:31:00