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たった一つの宝物
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1:
亜矢
小林晴斗
優花
私達は2000年5月21日に夫婦になった。
いわゆるできちゃった婚。でも私達にとっては優斗を授かったことはとても幸せなことだった。2005-12-11 03:29:00 -
11:
優花
慣れないことで大変だったけど、よく聞いていた育児ノイローゼなんてものは私には全くなかった。
子供は泣くのが仕事なんだから、子供は何もできないのが当たり前なんだから、って思ってたから。
優斗が笑うと私も笑顔になれた。優斗が何かを話すと私は料理の途中でも料理ほったらかしで優斗の話すことを聞いたりしてた。2005-12-11 03:59:00 -
12:
優花
初めて話した言葉は
「ばーば」。私のお母さんが来ていた時に初めて聞いた言葉だった。
お母さんは喜んで「ばーばでちゅよー」って赤ちゃん言葉になりながら抱き上げてた。
優斗はみんなを幸せにしてくれた。みんなを・・・笑顔にしてくれた。2005-12-11 04:02:00 -
13:
優花
初めての誕生日や初めてのハイハイ。思い出しただけでもたくさんの出来事が脳裏によみがえる。
天使のように可愛い顔をした優斗。私の大切な世界でたった一つの宝物。
確かな幸せがあった。壊れるはずのない揺るぎない幸せが。2005-12-11 04:06:00 -
14:
優花
二歳、三歳の誕生日も過ぎ、初めての七五三もあった。初めて着る着物にぎこちない動きをしながら不思議そうにしてた。
お参りに行った時は嬉しかったのかはしゃいでこけてしまい結局大泣きしてた。せっかくの一張羅が涙と鼻水と土でヒドイことになってた。2005-12-11 04:11:00 -
15:
優花
晴斗は優斗に甘いから、そんな優斗を優しく抱き抱えていつも肩車してた。
そうすると優斗は何故か泣き止むからだった。小さな優斗にとって、晴斗の肩車はとても大きくなれたように感じてたのかな・・
優斗を肩車してる晴斗の背中を見ながらいつも思ってた。『ずっと幸せでいようね』って。2005-12-11 04:15:00 -
16:
優花
優斗の三歳の七五三の日は三人で写真屋に行って記念撮影をしたりとにかく家族なんだなぁと改めて実感した一日になった。
でもこれから先に、あんなことが起こるなんてその時の私達には想像もしていなかった。
今でも思う。夢であってほしい。悪夢なら早く覚めてほしいと。2005-12-11 04:20:00 -
17:
優花
2004年4月5日、優斗は幼稚園に入園した。
入園式の日、晴斗は有休を使ってまでわざわざ仕事を休み、一緒に入園式に来た。
親バカな私達はビデオをまわしながら写真を撮ったりとにかく優斗から目が離せなくて・・・
周りのお父さんやお母さん達も同じような感じだったし、やっぱりみんな親バカなんだなぁと思った。2005-12-11 04:25:00 -
18:
優花
「やっぱり俺と優花の子供だよなぁ。優斗が1番かっこいい。優花もそう思うだろ?」「当たり前でしょ」
こんな会話は毎日のようにしてた。優斗を遊びに連れて行くと当然のように声をかけられる。「可愛いお子さんですね」と。
自慢の息子だった。人懐っこい愛想のよさに優しい性格。2005-12-11 04:30:00 -
19:
優花
私と晴斗の子供なのか疑ってしまうこともあった。
こんなに可愛い子が私の子供なんだろうかって。いつもの親バカな悩みだっただけだけど。
優斗が入園してから初めての母の日には優斗からプレゼントをもらった。私の似顔絵と晴斗に買ってもらったカーネーション。2005-12-11 04:33:00 -
20:
優花
父の日も優斗は幼稚園で似顔絵を書いて晴斗にプレゼントしていた。
父の日の前日は私と買い物に行った時、「これパパの好きなビール」って指さしながら言ってた。銘柄を覚えていただけでもびっくりしたけど、その日は晴斗の好きなビールも一緒に買って帰った。2005-12-11 04:43:00