小説掲示板すべての夜にのスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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すべての夜に

• 1:

  陽菜

  私と勇のことを
  脚色せず、そのまま書きます。
  

  2005-12-24 23:06:00
• 2:

  陽菜

  あたしと勇がはじめて会ったのは
  春のクラス変えで、同じクラスになったから
  ただそれだけ。はじめは同じクラスなだけで、しゃべったこともない、
  面と顔を合わしたこともない。それが勇。
  無口で目立つ方でも、さえない「陰キャラ」って呼ばれる方でもない。
  
  あたしはクラスでもようしゃべるし、誰でもフレンドリーになれるし、
  けっこう目立ちたがり。
  

  2005-12-24 23:15:00
• 3:

  陽菜

  しゃべったこともないのに、顔もよくわからんのに、勇は友達を通して
  あたしとメールしたいって言ってきた。
  長い間付き合ってた彼氏に振られた直後やったあたしは、寂しかった。
  だからメールする相手は何人おってもめんどくさくなかった。
  
  勇以外に５人くらいは友達つながりでメールしとった。
  でも勇は何か変わってた。
  えらいあっさりしたメールで、返信も10分後くらい。

  2005-12-24 23:24:00
• 4:

  名無しさん

  略なくして

  2005-12-24 23:34:00
• 5:

  陽菜

  何日か何通かメールしてて、勇が元カノとより戻したってクラスの子に聞いて、
  あたしはもともと自分からメール送らん人やし、勇とはメールする事がなくなった。
  勇の事、別にいいけど、自分が陽菜とメールしたいって言うてきたのに
  なんやねんな、この人って思ってた。
  
  勇とメールせんくても、あたしの毎日は変わらんかった。
  夜が寂しくて、仲いい女友達とオールでカラオケ行ったり
  朝までみんなで話したり。とにかく一人が嫌で。
  一人になったら元カレの事思い出してしまう。
  
  

  2005-12-24 23:42:00
• 6:

  陽菜

  略って何の略のことですか？
  

  2005-12-24 23:42:00
• 7:

  陽菜

  勇とメールせえへんなって、だいぶ経ったころ
  勇からいきなし「なにしてるん？」ってメール。
  あたしは寝てたから適当に返してメールを終わらせた。
  
  でも次の日、何か用あったんかな？って気になって
  勇にメール送ってみた。
  「特に用があったわけじゃないけど、暇やったから〜。
  より戻した彼女とまた別てんよー」って返ってきた。
  「お互い暇人やな〜」って言うてたら、遊ぶー？みたいになってんよな。
  
  
  

  2005-12-25 00:02:00
• 8:

  陽菜

  あたしは軽いなー。別れたとこやろ？って思った。
  でも別にただの友達。それ以上に見るつもりはなかったし、
  元カレをひきずってたあたしは、男友達がほしかった。
  
  遊ぼかーっていうメールした２日後くらいに
  勇から「今日ひま？」ってメールがきて、
  暇やから遊ぶことにした。
  
  勇は待ち合わせ場所に「でっかい二人乗りのできる、
  あれは何ccなんやろ？中型のバイクで来た。
  なんかクラスでは目立たん子やのに意外。
  「乗っけろかぁ？」って言う勇に、あたしは喜んで「うん!!!!」
  
  勇の後ろに乗って、
  「やっぱ田舎やなー奈良は。どこも行くとこない。笑」
  とか言うてたら、夜景のきれいな公園に連れて行ってくれた。
  そこで二人で１時間ちょっとかな？話した。
  
  
  
  

  2005-12-25 00:29:00
• 9:

  陽菜

  勇はバイクの話を楽しそうに話してた。
  バイクなんかさっぱりわからんけど、あたしも楽しかった。
  あたしは、世間話とか学校の話とかいっぱいしゃべった。
  気づいたら、元カレの話ばっかりしゃべってたと思う。
  それでも、勇は全部ちゃんと聞いてくれた。
  元カレに浮気されて別れたこと、でもめっちゃ好きやったこと。
  
  なんでただのクラスメートにここまで話したんやろ？って思うくらい。
  
  無口で軽い人やと思ってた勇は、ちがうかった！
  話してたら、俺はこうするなー、それはまちがってるやろ。
  とか。自分を持ってるし、筋も通ってる。意外にも好印象！

  2005-12-25 00:45:00
• 10:

  陽菜

  家の近くまで送ってもらって、バイバイした。
  家着いたら、勇から「楽しかったありがとー。また遊ぼや〜」
  ってメールきて、「あたしも楽しかったよ。ありがと」って返信した。
  
  それからよく、二人で遊ぶようになった。
  ご飯食べに行ったり、公園行ったり、いつもいっぱい話した。
  遊ぶたびに勇のこと知っていった。
  
  お互い友達としてしか見てないのに、勇はあたしに優しかった。
  勇と遊んで、帰りいつも家の近くまで送ってくれて、
  あたしが家に着いたころに「家ついた？(＾0^*)」ってメールくれてた。
  
  遊ぶ約束して待ち合わせ場所に早く着いたあたしが
  「もう家出た？雨降ってきたから、やめる？」って言ったとき、
  「待ってて！」って返事がきて５分後、待ち合わせ場所に勇がきた！
  
  「雨やのにいいのにー。ごめんな？」って言うあたしに、
  勇は「いいよ。もう着いてたんやろ？悪いやん。」
  ええ奴やなー。雨が全然止まんくてそこで
  二人で雨宿りしながら、いつもどおり色んな話した。
  
  
  
  
  

  2005-12-25 01:13:00
• 11:

  名無しさん

  書き込みの改行による略の事ですよ。

  2005-12-25 01:17:00
• 12:

  陽菜

  その日、あたしは勇に告られた。
  「気になってる。好きやねん」
  
  あたしは突然すぎてほんまにビックリした。
  だって友達としか見てなかったし、勇もそうやと思ってたし
  元カレの話もしたし、まだちょっと引きずってるって。
  
  だからあたしはイエスともノーとも言わんかった。
  友達やと思ってたのに、急に恥ずかしくなった。
  何か勇に好きって言われるの嫌じゃなかった！嬉しかった。
  
  でも告られたからって、まだ元カレのこと完璧に忘れきれてないし
  勇のこと男の子として好きってわけじゃないから
  まだ付き合われへんなって思った。
  
  あたしはビックリしたしドキドキして
  思ってることをちゃんと勇にその日言われへんかった。
  
  

  2005-12-25 01:27:00
• 13:

  陽菜

  わかりました！じゃあ改行しないで書きます！！
  すみません(ﾉ△･｡)

  2005-12-25 01:28:00
• 14:

  陽菜

  家に着いて、落ち着いてから
  「まだ元カレのことちょっとひきずってる部分あるし、
  勇のことは友達として好きやけど、男の子としてはわからんから。今はゴメン･･･」
  って勇にメールした。絶対気まずいわーって思ってたら、
  返事は「わかった。いいよ。元カレの話は前から聞いてたし、簡単に付き合う子じゃないって知ってるから。
  もし俺のこと好きになったら教えてな！笑」
  お調子者やん！でもよかったー。気まずなくて。
  ええ奴やし、優しい勇を振ったのは、もったいないなーって思ったけど、
  でも今までどおり、友達関係は続いた。
  勇のこと振ったのに今まで通り普通に友達でおれたのは、
  たぶん勇があたしに気使わんようにしてくれてたからやろうなぁ〜。
  

  2005-12-25 01:49:00
• 15:

  陽菜

  とりあえず今日はこのへんで寝ます(ﾉ_-｡)
  初めて書いたので文章グチャグチャですけど
  読んでくれた人ありがとうございます。
  また明日･･いや、今日の夜更新します。では〜

  2005-12-25 01:52:00
• 16:

  陽菜

  「最近陽菜、勇の話ばっかりするよなぁ〜」いつも遊んでる唯が言い出した。「そぉ？よう遊ぶし仲いいからなぁ。」って言うあたしに「勇は陽菜の事好きなんやろ？陽菜も好きなんちゃーん？もう付き合っちゃいや」って唯は勇とあたしをくっつけたがった。あたしは一回告られたけど、普通の友達やと思ってたし、今この関係でうまくいってんやから、このままでおりたかった。
  せやのに、勇は相変わらずええ奴であたしは男としての勇じゃなくて、人としてめっちゃ信頼してて、ひかれていってた。そのころ、あたしは元カレに言い寄られてた。自分から振ったくせに、「陽菜のこと、まだめちゃ好きやねん。より戻そや」ってしょっちゅう電話かかってきてた。
  あたしも確かに元カレのことめっちゃ好きやったけど、最低なことされて振られたし、より戻すつもりはなかった。やのに、元カレからの電話に出てしまうあたし。色んな話を勇に話してたけど、このことだけは話さんかった。話したら、勇が「ほんならより戻したら？」って言うと思ったから言わんかった。
  

  2005-12-25 14:24:00
• 17:

  陽菜

  勇と遊んでバイバイした後、元カレからの電話。ちょっとためらったけど、長い着信やって、あたしは「何？」って出た。元カレは「陽菜、俺ほんまに好きやねんって。とりあえず会って話そうや。今お前んちの近くに車止めてるから。」あたしは「アホらし。」って電話しながら家に向かって歩いてた。家のすぐ近くにきたとき、見覚えのある元カレの車があった。ほんまに来てるとは思わんかった。あんなにひどい別れ方したのに会ったらまた好きになってしまいそうで怖かった。
  いつもどおり、勇から「家ついた？」ってメールが来た。「まだ着いてないよー。なんか元カレに待ち伏せされてるっぽい！笑」って返信したら、１分もたたんうちに「大丈夫？行こか？陽菜が迷惑じゃないなら行くわ」って勇からメールきた。あたしは嬉しくて遠慮気味に「迷惑なんか全然思ってないけど･･･」ってメール送った。10分後くらいに、勇のバイクの音が聞こえて「大丈夫なん？後ろ乗りや」って勇が来た！「自分スーパーマンやなー。早い！」って言うあたしはけっこう限界やった。静かな公園に着いて、あたしは最近元カレに言い寄られてた事を全部、勇に話した。すごい好き

  2005-12-25 15:17:00
• 18:

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  あぼ～ん
• 19:

  陽菜

  全部話し終わって、もう空が明るくなり始めてた。「ごめんなー。話しすぎたな！って気づいたらもう朝やん!!笑。マジごめんやでー」ってあたしはちょっと無理して言ったら、勇は「いいよ。心配やったし、もう一人で帰れるん？」って言ってくれた。あたしは「もう大丈夫やで。ありがとう。」って言って勇とバイバイした。今日はあたしから勇に「家ついた？今日はほんまにありがとう。もう大丈夫やで。じゃあおやすみ」ってメールした。その日は寝てなかったし、泣いて疲れてたし、すぐ布団に入って寝た。けど、夕方目覚めてからよく考えた。勇はあたしのこと好きって言ってくれてて、あたしは振ったのにこんな事したあかんかったんちゃうん。何で友達やのに、あたしにこんなに優しくしてくれるんやろう。なんでやろう。気づいたら勇はいつもあたしに優しかった。勇のさりげない優しさに気づいた。それからあたしは勇の事がすごい気になって、男の子として見るようになった。そんなことは絶対に勇には言わんかったけど。会うたびに、今まで遊んでてもわからんかった小さい気遣いとか優しさが見えてきて、あたしは勇のことが好きになっていった。でもそ

  2005-12-25 15:37:00
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  あぼ～ん
• 21:

  陽菜

  あたしは「なぁーこれって好きってゆうんー？」って質問した。唯は「陽菜は勇に陽菜みたいな女友達がもう一人おったら嫌なん？」って変な答えを返してきた。あたしは素直に嫌や！って思った。「勇はあたしになんかあったら飛んできてくれて、いつも大丈夫？ってかまってくれて、こんな優しいことをほかの女の子にしてたら、嫌！嫌！絶対嫌!!!!!」って唯に言ったら、笑われた。「なんでそこまで思ってるのに、好きって気づかんねんな！陽菜は。好きってわかったんなら、早く伝えや。あたしははじめっから陽菜が勇のこと好きになるんやろーなってわかってたのに、自分気づくの遅ッ！」って唯はちょっとあたしをバカにしたように言った。

  2005-12-25 15:57:00
• 22:

  陽菜

  唯に話してやっと、自分の気持ちを確信したあたしは恥ずかしい半分、勇に伝えたい！って思った。勇は前あたしのこと好きって言ってくれたけど、もう友達としてしか見てくれてなかったら･･･って思ったら不安になった。あたしはでも言ってみなわからんやん！当たって砕けろ!!って自分に言い聞かせて、勇にメールしてみた。
  「今、暇？ちょっと用あるんやけど。」すぐ返事が来た「いいよ！30分後に、いつもんとこで！」勇らしい、相変わらずあっさりしたメール。あたしはすぐ待ち合わせ場所に行って20分以上勇を待った。その間、ドキドキして落ち着かん自分を何本も煙草を吸って誤魔化した。ドキドキに耐えれんくなったあたしは唯に電話した。

  2005-12-25 21:55:00
• 23:

  陽菜

  「唯〜!!!!あたし無理やわ。やっぱり勇に好きなんか口が裂けても言えん！だってずっと友達してるねんでー。無理やわー」「何言うてんねんな。じゃあもう無理やなー。」「なんでそんな事言うんー････」「だって勇は一回陽菜に告って振られてんやから、また勇から好きって言ってくれると思う？陽菜が好きになってくれるのん待ってんねんで？がんばりや」
  唯は何でもわかってるかのようにあたしを励ましてくれた。ちょうど、勇が来て電話を切った。「ごめんやでーいきなし呼び出して。」「いいよ。家で暇してたとこやったし。」勇に伝えるって決めたのに、恥ずかしくてまともに勇の顔が見れん。あたしは告白とは程遠い、内容の薄い話をたぶん10分以上一人で話してた。話題がなくなってしまって、急に静かになった。今や！

  2005-12-25 22:09:00
• 24:

  陽菜

  どうしても好きって言う言葉が口から出てこんかった。あたしは携帯を開いて勇に「すき」ってメール送った。絵文字もない。漢字も変換してない、この二文字だけを。送信ボタン押して、1秒もたたんうちに勇の携帯がなった。あーもう後戻りでけへん･･･。勇は携帯を開いてしばらく固まってた。すぐに勇は「目の前におるんやから電波にたよんなよ〜」って笑った。なんか緊張がとけた。でも返事がそれ!?「いやーこんなん言うん、けっこう照れるやん。」あたしも笑った。「････俺も好きやし、付き合うって事!?」ん？俺も好きやし･･･？あたしは「なんて？も一回言って」　「だから〜俺も好きやし付き合うって事やんな？」　････やっぱり同じこと言うてる。「まだあたしのこと好きでおってくれたん!?」　「だから俺は前にお前好きって言ったやん。」　「あたしもなーちょっと前から勇のこと好きになっててん。でも恥ずかしかって言えんかってん。」　やっと言えた。勇はちょっといつもより優しい顔で「何となく気づいてたって！笑　お前最近変やったし。今日かて待ち合わせの場所にめっちゃ早くついたやろ？吸殻めっちゃあったし、いつもお前遅れてくんのに変

  2005-12-25 22:34:00
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  あぼ～ん
• 26:

  陽菜

  家帰ってから頭ん中整理した。付き合って変わった事は、今まで苗字で呼び合ってたクラスメートが下の名前で呼び合うカップルになった！メルアドしか知らんかったのが電話番号も登録された。それだけか。それなら今までどおりの自分でおれるな。唯に報告の電話した。さっそく電話で唯にのろけ話をして切った後、すぐ勇からの着信。「家着いた？今日はありがとうなー。眠たいしもう寝るわな。おやすみ〜」メールでいけるやんって内容の電話やったけど、あたしはうれしかった。あたしも電話切って、お風呂入ってすぐふとんに入った。すごい幸せな気持ちやった。
  そん時のあたしは、これからさきも勇と今までどおり仲良くやっていけると思ってた。

  2005-12-25 22:47:00
• 27:

  陽菜

  付き合った次の日、いつも通り学校に行った。まだクラスの子はあたしと勇が付き合ったこと知らんみたいやった。ＨＲが終わって、勇が「帰ろか」って声かけてきた。あたしは慌ててかばん持って、「う、うん!!」　あたしは、勇のチャリの後ろに乗って勇の家に向かった。なんか変な感じ。今までずっと遊んでたのに、勇の家に行ったことなかったしチャリで二人乗りとか････カップルみたいやん！カップルやけどさ。笑　勇はいつもこんな道通って学校来てるねんなぁーとか考えてた。勇は「ここの犬可愛いやろ？でもめっちゃ凶暴やでー」とか「ここ段差痛いでー」とか話しかけてくれた。勇の家に着いて入ったら、勇に笑った顔がそっくりな勇のママが迎えてくれた。無口な勇からは想像でけへんくらいよくしゃべるママやった。「外暑かったやろー？ジュース飲み」冷たいジュースをコップについでもらって、あたしと勇は二階の勇の部屋に行った。勇の部屋は、思ってた通り、ソファー、ベット、ＭＤコンポ、テレビ、テーブルの上によく聞くＭＤ、雑誌、灰皿、ごちゃごちゃしてなくて、必要なものだけしかないって感じやった。初めて入る勇の部屋はなんか緊張し

  2005-12-26 15:13:00
• 28:

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  あぼ～ん
• 29:

  陽菜

  ソファーで隣に座ってるだけやけど、付き合う前やったら考えられへんくらい、近くに勇の顔があったから、あたしは「なんか近くない!?恥ずかしいから、もちょっとそっち行ってよ？」ドキドキしながら言った。「えー付き合ったんやからいいやん？」って勇はあたしを後ろから抱きしめてきた。そのときあたしの心臓はもう限界やって、何も喋られへんかった。「・・・・」「どうしたん!?」いつもあせってる顔を絶対見せへん勇は、ちょっと慌てたか顔であたしの顔を覗き込んできた。あたしは嫌やから何も言わんかったんじゃなくて、恥ずかしくて顔真っ赤になって黙ってた。あたしの顔見て勇は笑った。あたしもなんか幸せな気持ちになって、もっと顔を赤くして笑った。勇はも一回あたしを抱きしめてきた。それから勇の顔があたしの顔に近づいてきて、くちびるがちょっとだけ当たった。ほんの１秒もないチュウやった。けどあたしはめまいするほどドキドキした。付き合ったら、こーゆー事もあるんかぁ･･･ってボーっと考えてた。勇は照れてるあたしを見てからかってきた。あたしも「もぉ〜！」とか言いながら勇の顔見て笑った。その日はそんな感じで何回もチュ

  2005-12-26 15:14:00
• 30:

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  あぼ～ん
• 31:

  陽菜

  家のすぐ近くまで勇に送ってもらって、帰った。10分くらいして勇から、「ついたよー。今日の事思い出したらドキドキするわ！！車にぶつかりかけた！笑」なんか友達じゃなくて彼氏になったらやっぱりちがうねんなー。なんかいいなぁ。あたしは携帯見て一人でにやけてた。だってそん時はほんまに、幸せの絶頂やってんもん。「あたしも今日はドキドキさせられたわ！･･･でも嫌じゃなかったよ」って返信して寝た。勇とはいい友達やったから、関係が壊れるのが怖かったけど、付き合ってよかったなって思った。

  2005-12-26 15:33:00
• 32:

  陽菜

  付き合って日が経つにつれて、あたしの携帯の受信BOXは勇のメールでいっぱいになった。「勇」のフォルダは、保護メールがいっぱいあった。「会いたいな〜」「最近しやわせやん♪」とか短い分やけど、そのころのあたしはその保護メールを何回も見返してにやけてた。勇は付き合ってから、自分の知り合いにあたしを紹介した。勇が幼稚園から一緒の幼馴染の翔太くん。勇の家のすぐ近くに住んでるから、翔太くんの家に連れて行ってくれた。「翔太〜。入んでー」勇は幼馴染の家だけあって、気軽に門を開けて入った。部屋に翔太くんがおって、「おー勇介久しぶり。･･･え!??その子前言ってた子？やっと付き合ったーん」この子が翔太くんかぁ。昔から勇のこと知ってるんやよな。いいなぁー。

  2005-12-26 16:47:00
• 33:

  陽菜

  無口な勇が翔太くんにあたしの話してくれてたとか、嬉しかった。「ど〜も☆」あたしは軽く挨拶して、勇の隣に座った。翔太くんはいっぱい勇の話をしてくれた。昔っからこんな無口でクール野郎とか、中学校は一緒にサッカー部で頑張ってたとか、あたしの知らんこと話してくれた。「こー見えても勇介は俺のことめっちゃ好きやねんでー？なぁー？勇介。だから陽菜ちゃん、俺の勇介と浮気せんとってやぁー？」おい！ホモかよぅ！笑　勇に翔太くんみたいな友達おったとかめちゃ意外やった。

  2005-12-26 17:18:00
• 34:

  陽菜

  翔太くんは小声で勇に「なぁ、お前ら、もう済んだん？」「？」「だからーお前ら･･したんか？」「いや！まだやよ！付き合ったとこやし、こいつはチュウするだけでいっぱいいっぱいやからさ！笑」そんな単語が出てなくても、あたしも何のこと言ってるか丸分かりやっちゅーねん！･･･しかもまだって何？まだって！そんなことを一人で考えてるあたしには気づいてないみたいで、翔太くんは「ほな、コレやるわー」「いいよ。別に。そのときになったら自分で買うし。」「ええって。付き合ったお祝いやから貰っとけ！」って翔太くんは勇に渡した。そんなんものを見んでもわかるわ！絶対ゴムや。男の子はそんなことばっかり考えてるみたいやねー。勇は別やけど。

  2005-12-26 17:27:00
• 35:

  美咲

  あげ

  2005-12-27 13:31:00
• 36:

  陽菜

  翔太くんの家から出てあたしを送るとき、「翔太、あんなん渡してきたけど気にせんでえーよ。俺、まだそんな事考えてないしさ。」勇は優しかった。そんな勇の一言一言があたしは嬉しくて、どんどん好きになっていった。
  付き合ってからもあたしと勇は勇のバイクでよく色んな場所に行った。「蛍が綺麗な場所知ってるねん。」って勇は言ってあたしを連れて行ったくせに、蛍は見られへんかった。でもその後、道に迷って真っ暗な道に入っちゃって、ど〜しよ〜ってなった時、上見たらめーっちゃ星が綺麗で二人で感動した。その日初めて自然に手が繋げて。あたしは星指差して「あれがベガで〜、ほんであっちに見えるのが〜」　「あっ流れ星や〜」　「もーあたしの話聞いてる？」　「聞いてなーい。陽菜、好きやで」勇は初めてちゃんと名前であたしの事を呼んでくれた。

  2005-12-27 17:03:00
• 37:

  陽菜

  あたしは毎日が幸せすぎて、うかれてた。付き合って１ヶ月くらい経ったころ、あたしの家に勇を連れてきた。普段、誰にでも愛想の悪い勇があたしのお母さんに笑顔で「おじゃまします」って言ったことにビックリやった。こいつええ性格してるわぁ思た!!あたしの部屋で、テレビ見たり、雑誌読んでたりしてたら、勇がいきなりチュウしてきた。いつお母さんがノックしてくるかドキドキしながら、何回もチュウした。今思えばめちゃ可愛い思い出や。勇はいつもチュウするたび、あたしの事めっちゃ愛しそうな目で見てくる。あたしはその目がたまらなく好きやった。

  2005-12-27 17:42:00
• 38:

  陽菜

  勇の家で遊んでたときのこと。テレビ見たりMD聞いたりしてた。勇とチュウしてるときのこと、勇の携帯が鳴った。勇は「ちょっとゴメン！」って言って携帯開いてから、あたしの顔を見た。「どしたん？」「元カノやねんけど･･･」「･･そ。出えや。」あたしはほんまは出てほしくなかったのに反対の事言ってた。勇は「はい。何？」かなり冷静。そんな勇にかなりムカついた。ムカついたってゆーかジェラシー。１分くらいで電話切った勇は、聞いてもないのに内容を話し始めた。「元気なん？彼女できたんー？」ってさ。あたしは「別に勇の元カノの話とか。いいよ。」ちょっと不機嫌。だって、あたしと同じように愛されてて、しかもあたしより先に蛍見に行ったり、あの夜景が綺麗な公園も行ったんやろなぁーって思ったら･･･。上手にヤキモチ妬かれへん自分がもどかしい!!!!

  2005-12-27 17:57:00
• 39:

  陽菜

  あたしとおる時に元カノから電話がかかってくることはなかった。でもあたしは元カノと会ったことないけど、なんか嫌〜なイメージがぬけへん。これはまさしくジェラシーってやつですね。勇はあたしをバイトの人にも紹介してくれて、勇の妹とも仲良くなってきてあたしはやっぱ今はあたしが勇の彼女やねんから！って自信？安心？した。あたしは感情の浮き沈み、喜怒哀楽ってやつがかなり激しくて、勇の一言にすごい落ち込んだり、一回のチュウでめっちゃ幸せな気分になれたりする。でも一番幸せ感じる事が付き合って１ヶ月半くらいのときにありました!!

  2005-12-27 18:15:00
• 40:

  陽菜

  それはそれは〜、めっちゃ暑い夏の日。もう、外は灼熱！どこ行くにも暑い!!!勇の家でダレてた。勇はベットでぐたぁ〜って、あたしはベットに腰かけていいともを見てた。外は暑くても、暑がりの勇はクーラーを18度に設定してる。寒いっちゅ〜ねん！なんか勇がいうには、冷えた布団にくるまって寝るのが一番快適らしい！タンクトップのあたしは寒くて、「寒い！寒い！寒い！温度上げるで〜」震えながら言うた。「だめー。この寒いのがいいねん。寒いんやったらこっちおいで」布団を広げて、誘ってきた。あたしは今まで勇とチュウしてもそんなやらしい雰囲気にならんかったし、警戒せんと布団におじゃました。

  2005-12-27 18:26:00
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  あぼ～ん
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  あぼ～ん
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  あぼ～ん
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  あぼ～ん