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新人キャバ嬢桃子の事件簿

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  • 1:

    あっf^_^;フィクションです。

    2005-06-01 21:51:00
  • 101:

    「それで…?」
    「あたしは別れてほしかってん。店でカズキいい噂聞かんかったし…陰でドラッグ売ってるって話も聞いたし。でもそんな時にまやが妊娠したやろ?あんな事になってもたけど…」
    「まやさん、カズキって人ドラッグ売ってるって噂だったんですよね?まやさんてもしかして…」
    アリサさんはうつむいた。「大和の店の子やし疑いたくないけど。」

    2005-07-08 23:06:00
  • 102:

    絶対そうだ。カズキがまやさんにドラッグが入ったお酒を飲ませて殺したんだ。私はいてもたってもいられなくなって立ち上がった。「私大和さんの店まで行きます!!」
    アリサさんは首を横に振った。
    「ムリやで。カズキはまやが死んでから店に来てない。大和はカズキを探すって店閉めてるわ。」

    2005-07-08 23:11:00
  • 103:

    アリサさんは私を席に座らせた。
    「なぁ、うちらにも警察の取り調べがちょくちょく来よるやろ?その時に証言した方が早いわ。大和を信じてうちらは待ってようや。」
    「そうですね…」
    私は諦めて残ったビールを飲み干した。季節は夏だ。これから長い夏が始まる…

    2005-07-08 23:16:00
  • 104:

    「野澤さ〜ん!カラーのお客さんシャンプーしてくれる?」
    「あっ、はぁい。」
    警察にカズキの事を話してから、私はしばらくキャバクラを休んで美容院に専念する事にした。いろいろと最近ありすぎた。犯人(重要参考人!?)がわかった今、少し事件の事から離れたかったのだ。

    2005-07-08 23:25:00
  • 105:

    カラーのシャンプーはシャンプーボウルにお湯をため、生え際のカラー剤を少しふやかして泡立てるようにしてこする。そうするとカラー剤はまるでシャンプーのように泡立ってきれいに落ちるのだ。その後に2シャンしてPH調整剤をしてリンスしておしまい。私は染まった髪を見てお客さんに「きれいに染まりましたねぇ。」と声をかける。美容院の仕事は充実感があって嫌いじゃない。

    2005-07-08 23:33:00
  • 106:

    ただ自立したいって漠然とした気持ちでし始めた美容師なのに、私はこの仕事がだんだん好きになってきた。お客さんの髪というキャンパスにカラーで色をつけ、パーマで表情をだす。そして素敵な絵が完成する。キャバの仕事とはまた違う楽しみがあった。

    2005-07-09 23:05:00
  • 107:

    その電話がかかってきたのは私が本業に専念して事件を忘れかけた7月の終わり頃だった。
    「野澤さん。電話やで。なんか女の人が慌てて代わってくださいゆーて名前聞きそびれたわ。」
    店の人がそう言って子機を渡したので私はバックルームに移動した。
    「もしもし…。野澤ですが」
    【麗央ちゃんやんなぁ?あたし。しおり。】
    「しおりさん?なんでこの店がわかったんですか?」【どうしても伝えたい事があったから店長に聞いてん。あんな、まやの彼氏捕まったで。】

    2005-07-09 23:16:00
  • 108:

    「ほんとですか?」
    【うん。昨日の晩にな。なぁ、話したら長いから今日麗央ちゃん仕事終わったら会えへん?】
    もちろんそんなの気になる。私はしおりさんと9時に元町のバーで会う約束をして急いで電話を切った。

    2005-07-09 23:23:00
  • 109:

    名無しさん

    たのしみ?しぉり?

    2005-07-10 06:09:00
  • 110:

    名無しさん

    かかないん?

    2005-07-10 18:47:00
  • 111:

    117サン118サンありがとうございます(>_

    2005-07-11 01:15:00
  • 112:

    しおりさんと約束したバーは昔のアメリカっぽい内装で落ち着いた雰囲気の店だった。壁には昔のコカコーラや歌手のポスター、そして音楽はオールディーズ。思ったより早く着いたので私はカウンターに座ってバーテンにストロベリーダイキリを頼んだ。

    2005-07-11 01:22:00
  • 113:

    約束の時間に10分ほど遅れてしおりさんがやってきた。
    「ごめ〜ん!待ったやんなぁ?」
    しおりさんは急いで私の横に座った。外で会うとしおりさんはキャバ嬢というよりOLみたいだ。ドレスを着ている時はわからなかったがめちゃくちゃスタイルがよかった。

    2005-07-11 01:28:00
  • 114:

    「あ、私はジントニックで。…で麗央ちゃん、まやの彼氏の事やねんけど。」
    「はい…」
    「昨日の夜新開地でふらふらしてるのを風俗のボーイさんが不審がって警察に通報したら彼氏やってんて。警察の人がいくら話しかけてもクスリでラリってもて会話にならんかったらしい。…ただ…」
    しおりさんは一口お酒を飲んで言った。
    「俺は守った、ってずっと言ってたらしいわ。今日店に報告に来た警察の人が何のことやろうって不思議がってたわ。」

    2005-07-11 01:36:00
  • 115:

    「守った?」
    「そう。まやのお酒にクスリ入れたって疑いがかかってるのにな。まぁ、調べたら確実やろうけど…」
    しおりさんは煙草の煙をはきながらいった。
    「これでやっとまやの無念がはらせたな。あんな奴死刑になったらええのに。」私はしおりさんの言葉をお酒でぼぅっとした頭で聞いていた。なんか…変なの…次の日、警察から店にまやさんがお酒を飲んだグラスからカズキの指紋と入ってたドラッグと同じ物をカズキが持っていたとしてカズキは殺人罪で逮捕されたと連絡が来た。

    2005-07-11 01:57:00
  • 116:

    「これでやっと解決したなぁ。」
    店長はうれしそうに言った。私も久々に出勤した。まやさんの事件以来、お店のみんながこんなに笑ったのは初めてだった。
    「麗央ちゃん!今日終わったらお店の皆で飲み会やろって店長がゆーてるけど残るやろ?」
    「んー…明日も仕事だから遠慮しときます…ほら、楽しい途中で帰るのもいやじゃないですか。」
    私はしおりさんの誘いをそう言ってごまかした。

    2005-07-12 00:26:00
  • 117:

    本当はこの間の休みの日に違う美容院のヘルプに行ったので明日は代休だった。だが、私はカズキが言っていたという「俺は守った」という言葉がやけに気になっていたので、せっかくの飲み会も心から楽しめないと思って断ったのだ。
    「そっかぁ。そらしゃーないな。麗央ちゃん明日も仕事がんばりやぁ。」
    しおりさんはそう言って他の子を誘いに行った。すいません、しおりさん…私は心の中で謝った。

    2005-07-12 00:35:00
  • 118:

    「なんか意味深な発言やなぁ。」
    次の日私は恭平に会ってカズキの事を話した。
    「でしょ?ほんとなんの事か全然わかんないよぉ…」恭平は「せやな。」と言って考えこんでしまった。
    「だってカズキって話聞く限りまやさんにべつに本気じゃなかったっぽいしな。」
    「うん。アリサさんがそう言ってた。本人から聞いたんじゃないみたいだけど。」

    2005-07-12 00:43:00
  • 119:

    「そのカズキって人にはもう話聞けるんかなぁ?」
    「あっ、ムリみたい。捕まったときすでに薬物中毒ぽくてまだ警察病院で治療してるんだって。」
    「じゃぁあかんな…。」
    恭平はまた考えだした。自分と関係ないのにこんなに真剣になってくれてる姿を見て私はますます好きになった。素敵すぎだわ…。。

    2005-07-12 00:50:00
  • 120:

    「モモ…。もーもーこ!」「えっ!?なになに??」私はつい自分の世界に入ってしまったみたいだ。人は恋するとちょっとおバカになる。
    「なに人の顔みてにやにやしてるねん。怖いやん。だからさぁ、カズキがムリやったらその大和さんに聞いてみたら?もう捕まってるねんから店開けてるやろ。」
    「本当だ!!頭いいじゃん。」
    「フツーです。今日の夜行ってみるか。俺もついてくわ。」
    「でもホストクラブだよ?恭平行きにくくない?」

    2005-07-12 00:57:00
  • 121:

    その夜、私たちは東門のホストクラブ『百花繚乱』まで話を聞きに行った…はずだったのだが…
    「モモ!店の前なんか貼り紙してるで。」
    恭平は店のドアを見ながら言った。本当だ…「諸事情により、閉店させていただきます。長い間ご愛顧ありがとうございました」という貼り紙が貼ってあった。

    2005-07-14 23:46:00
  • 122:

    「店、辞めちゃったんだ…」
    「そうみたいやなぁ。これやったらムリやな。」
    私と恭平は頭を抱えて店の前に座りこんだ。大和さんの彼女のアリサさんだったらもっとカズキの事を知ってるかもしれないが、この間二人で話した時最後に「でもあたしまだ大和とケンカしてるねん。」と言っていたので聞くのもなんとなくためらってしまう。だから閉店はショックだった。

    2005-07-14 23:56:00
  • 123:

    名無しさん

    気になる?

    2005-07-16 02:42:00
  • 124:

    132サンありがとうございます$O%%%しばらく仕事が忙しくて書かなかったですけど、がんばります☆ほんとにありがとうございました$GPP

    2005-07-20 02:47:00
  • 125:

    すると、ガチャッとドアが開いて中から男の人が顔を出した。
    「すいません、もう店閉店したんですよ…あれ?てか自分しばらく前にアリサさんと来た子ちゃうん?」
    そう言って私のほうを見てその人はニカッと笑った。私は全然覚えてなかったが。
    「あっ、そうです。今日は大和さんに話聞きに来たんですけど…」
    「大和代表やったらとんでもたで。せっかくやから中入れば?そっちの人も。」

    2005-07-20 02:55:00
  • 126:

    そう言ってくれたので私達は店に入った。店内は驚くほどがらんとしていた。棚にあったお酒やグラスもない。この間来た時とまるで変わっていた。
    「せっかく来てくれたのになんもないねん。ごめんなぁ。俺も今日は置いてた荷物取りに来ただけやし。」その男の人はそう言って段ボールから缶の烏龍茶を出して「ぬるいけど」と私達にくれた。
    「で、代表になんの用事やったん?」

    2005-07-20 03:05:00
  • 127:

    「べつに用事ってほどじゃなかったんですけど、カズキさんのこと大和さんだったらよく知ってるだろうからちょっと聞きたい事があって…」
    「カズキくんかぁ。こないだ捕まってたなぁ。」
    その男の人(陽介さんというらしい)はそう言って自分も烏龍茶を開けた。
    「この店な、カズキくんが捕まって代表がどっかとんでもてからオーナーがやる気なくして閉めてん。」

    2005-07-20 03:13:00
  • 128:

    「とぶ?」
    恭平がきょとんとしていたので私は恭平に「急に音信不通になって店に来なくなったんだよ」と耳打ちした。
    「代表がカズキくん探すってしばらく休んでその間も店やっててんけど捕まってからもケータイはつながらんし店にもけぇへん。それにこの店は人殺しがおったってすぐにうわさが広がって…」
    「それで閉めちゃったんですか?」
    「せやで。まぁ他の従業員もしゃぁないって思ってたし。」

    2005-07-20 03:21:00
  • 129:

    「大和さん連絡つかないんですか?」
    私がそう尋ねると陽介さんは少し顔をしかめた。
    「ああ。従業員がこんなんになってしかも相手が彼女の店の子やったから代表の気持ちも分かるけど…でも俺らに電話ひとつくらいかけてほしかったわ。」
    陽介さんはそう言うと立ち上がった。
    「俺もう行かなあかんわ。明日から大阪でまたホストするねん。自分らも気ぃつけて帰り。」

    2005-07-20 23:25:00
  • 130:

    そう言われてはここにいてもしょうがない。私と恭平はお礼を言って店を出た。「結局なんにも分からずかぁ。」
    恭平は不満そうにつぶやいた。
    「だね。なんか付き合わせてごめん…」
    「いや、ええで。俺明日1限からやし終電で帰るわ。モモも明日仕事やろ?」
    「うん…じゃぁ気をつけてね。」
    恭平と別れた後も私は家に帰る気にならず、しばらく夜の三宮で一人立っていた。

    2005-07-20 23:33:00
  • 131:

    「野澤さん!自分何やってるん!?」
    次の日私は美容院で散々失敗をやらかした。指定されたパーマ液を間違え、シャンプーでお客さんにお湯をかけ、さらにカラーで放置時間を間違えてお客さんの髪を明るくしすぎてしまった。
    「普段はしっかりしてるのに今日のあんたはひどすぎやで。まだみんなうちらがフォローできる範囲やったからよかったけど…」

    2005-07-20 23:42:00
  • 132:

    「すいません…」
    なんだか今日は仕事が手につかない。昨日大和さんがとんでしまった事実を知ったショックからかな…
    「てか野澤さんめっちゃ体熱いやん!熱はかり!」
    先輩が差し出した体温計を私はのろのろと脇にはさんだ。39度2分。
    「こんな体で仕事してたらそら失敗するわ…もうはやく帰り!タクシー呼ぼか?」

    2005-07-20 23:48:00
  • 133:

    「いや、大丈夫です…すいません、すごい迷惑かけて…」
    「ええから早く病院行きや。」
    どうやら昨日いつのまにか風邪をひいてしまったらしい。私は先輩に頭を下げて裏口から外に出た。
    「てゆーか…カード入れロッカーの中だよ…」
    保険証やら診察券が入ったカード入れを私はうかつにも『CURIOUS』に忘れたみたいだ。

    2005-07-20 23:55:00
  • 134:

    ?

    ???

    2005-07-21 06:09:00
  • 135:

    今はまだ昼の3時だ。ボーイさんはもう出勤してるかもしれないし店は開いてるだろう。私はふらふらしながら店に向かった。
    「開いてたよ…」
    店内には数人のボーイさんがすでに出勤していた。
    「麗央ちゃんどーしたん?」
    口々に聞いてくる質問に無理矢理作った笑顔で答えながら私はロッカー室へ急いだ。

    2005-07-21 22:27:00
  • 136:

    鍵を開けてカード入れを取った私は、ついなんとなくほかのロッカーにも目がいった。まだ女の子は誰も来ていないのでロッカーのほとんどは鍵がついていた。「…」
    まやさんが使ってたロッカー、鍵開いてるかも…私はちょっと罪悪感にかられながらもまやさんのロッカーを開けてみた。

    2005-07-21 22:32:00
  • 137:

    ロッカーの中にはまやさんが着てたドレスやペンケースや名刺が入っていた。まだ遺品整理はされていないらしい。閉めようとした時、まやさんのドレスがひっかかって下に落としてしまった。
    「わぁ…いけない…」
    私は慌ててドレスを拾いロッカーにしまおうとした…??

    2005-07-21 22:52:00
  • 138:

    ドレスを持ったまま私は目をこらした。ドレスがあった時には隠れてて見えなかったが、ロッカーの奥の方に何か貼ってある。これは…プリクラ?暗くてよく見えないので私はケータイのライトで照らしながら見てみた。
    「ずーっと一緒$GBB5/4」まやさんと男の人が2ショットで写ってる。

    2005-07-21 22:58:00
  • 139:

    彼氏と撮ったプリクラか…
    !!!!!
    私は思わず自分の目を疑った。まやさんの隣に写ってる男の人、カズキじゃない!!この人は…私も知ってる…なんで?なんでなんで?
    私の意識はそこから記憶がない。熱が上がりすぎて気絶してしまったのだ。

    2005-07-22 00:03:00
  • 140:

    気がついたら病院のベッドの上だった。
    「麗央ちゃん…大丈夫?」病室にはしおりさんとアリサさんがいて、心配そうに見ている。
    「さっきまで店長おってんけど今入院の手続きしてるわ。あと美容院にも連絡しよる。」
    「えっ…美容院にも…?」「大丈夫やって。ちゃんとばれへんようにごまかしてくれてるから。キャバで働いてるの。」

    2005-07-23 00:29:00
  • 141:

    アリサさんはそう言ってにっこり笑った。
    「保険証ロッカーに忘れて取りに来てそのまま倒れたんやろ?ドジやなぁ。」
    しおりさんもそう言って笑った。私がまやさんのロッカーを開けたことはばれてないらしい。ホッとしたと同時にさっきのプリクラを思い出してまた少し気分が暗くなった。

    2005-07-23 00:38:00
  • 142:

    「どしたん?しんどいん?」
    私が急に静かになったのでアリサさんが聞いてきた。「なんでも…ない、です…」
    「まぁ2日くらいで退院できるみたいやしさ、ゆっくり休みや。彼氏にも連絡しよか?」
    「いいです!!絶対いい!」
    私は思わず思いきり否定した。今恭平の顔を見たら絶対泣く…そう思ったからだ。

    2005-07-23 00:47:00
  • 143:

    「ケンカしたん…?」
    急な私の剣幕に驚いてアリサさんはこわごわ聞いた。「すいません、なんか今日何ゆってるかわかんなくて…」
    「そうやな。アリサ、もう麗央ちゃんゆっくり休ませてあげよか。うちら出勤しよ。」
    しおりさんがそう言って立ち上がった。
    「じゃぁ麗央ちゃん早く風邪治しやぁ。」
    二人が出ていって急に病室は静かになった。

    2005-07-25 12:45:00
  • 144:

    それから店長が来て、しばらく話をして帰っていった。店長が言うには、私は疲労とストレスが原因で体調を壊したらしい。2日くらいで退院できるけど大事をとって美容院には1週間と言ってくれたようだ。
    「麗央の親戚のおじさんのふりして電話したからな。」
    店長の心遣いがうれしかった。

    2005-07-25 22:56:00
  • 145:

    「あ、あとお前のケータイの彼氏からの着信とってもたんやわぁ。で入院したこと言ったら慌てとって学校終わったらすぐ来るんやって。」
    て…店長…それはしてほしくなかったんですが…
    「ほな。」
    店長が帰ったのと入れ違いで恭平がやってきた。

    2005-07-25 23:02:00
  • 146:

    「モモ!大丈夫なんか?なんか食べれるんか?俺ゼリー買ってきたけど。」
    恭平は走ってきたらしく、汗をいっぱいかいていた。「もっと早く来たかってんけどテスト中やってどうしても抜けれんかってん。ごめんな。…お前なんで泣いてるん?」

    2005-07-25 23:08:00
  • 147:

    「なんでもない…」
    「なんでもないのに泣く訳ないやろ。何があったん?」
    だめだ。私はやっぱり恭平を見たら涙がでてきた。私は一瞬話そうか迷ったが、恭平のまっすぐこっちを見る目に負けて少しずつ話しだした。
    「あのね、今日私まやさんのロッカー見たの…」

    2005-07-26 00:11:00
  • 148:

    「それで?」
    「そしたらロッカーの奥にまやさんと男の人が写ったプリクラがあったの。でも、その人カズキじゃなくて私の知ってる男の人だった…」
    「誰なん?」
    私は一回深呼吸をし、ぽつりと言った。
    「大和さん。」

    2005-07-26 00:17:00
  • 149:

    「えっ?大和さんて、あの…」
    「そうだよ。アリサさんの彼氏でカズキの先輩の。しかも『ずっと一緒』って書いてあった。ねぇ、私どうしたらいいの?アリサさんさっきまでここにいて笑ってたのに。もしかして…」恭平は私の手を握ってくれた。
    「それを知ったアリサさんがまやさんやってもたかもしれへんてことか?」

    2005-07-26 00:25:00
  • 150:

    名無しさん

    ぁげ

    2005-08-05 05:32:00
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