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傍にいてほしかった…

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  • 1:

    茉莉

    あたしの傍にずっと一緒にいてくれるって約束してくれたのに…
    何で今は一緒にいてくれないのかな…?
    あなた以外…あたしは何も感じないよ…

    2005-10-20 11:13:00
  • 189:

    茉莉

    優が言ってた七瀬の出産予定日の三日が近づいた。
    あれからあたしは翔太に七瀬のことは何一つ聞いてないし翔太も何も喋らなかった。
    三日の日…あたしはいつも通りに出勤した。けれど翔太は店には来なかった…
    あたしは翔太に電話したけど出てはくれなかった…
    店の人に何で翔太休んでるの?って聞いてもみんなしらんわぁとしか言わなかった。あたしには分かった。翔太は七瀬のとこ行ってるねんなぁ…あたしを選んでくれるなんて嘘だった。あたしはその日狂ったよぅなテンションで接客した。何も考えないよぅに…何も考えたくなかった…あたしは何故か仁に
    [あいたぃ…]とだけメールした。すると仁は少したってから店に来てくれた。

    2005-11-20 21:18:00
  • 190:

    茉莉

    仁「茉莉…?どした?何かあったんか?」
    あたしは優しい仁の声と顔を見た瞬間に急に涙が出てきた。あたしは今すぐ仁に抱きつきたかったけれど店の中だったから周りにばれなぃよぅに泣いた…
    仁は何も喋らずただ黙って泣くあたしに何も聞かずにいてくれた。
    店ももぅ終わりかけだったのであたしは仁と一緒に帰る事にした。
    あたしは仁の家に行った。あたしはまた泣いてしまった。仁はあたしに
    「茉莉はいい子やで…」とだけ何回も繰り返して言いながらあたしを抱き締めた。あたしは仁の胸で泣きながら泣き疲れて眠った。仁はあたしに絶対手を出さなかった。
    あたしは昼ごろに目が覚めた。仁もしばらくして起きた。
    茉莉「仁…ありがとぅ…」
    仁「いーえ!笑」
    あたしはハッと思った。
    茉莉「仁!そぅいえば昨日仕事は…?」
    仁「茉莉はそんなん心配せんでもいいの!」と言って頭を撫でてくれた。
    その時、携帯が鳴った。
    翔太の着信音…
    あたしは慌てて鞄から携帯を取り出した。翔太からメールが着てた。

    2005-11-20 21:38:00
  • 191:

    茉莉

    [ごめんごめん??昨日急に熱出て死んでたぁ?寝てたから電話とか気付かんくて…心配させてごめんなぁ?今日は頑張って店行くし??]翔太のメールにはすごい突っ込みどころあった。熱出てたとしてもお前は一体何時間寝るん?!とか、熱出てるくせに何で今日来れるん?!とか…バレバレの嘘つかれてあたしはなんだか笑けてきた。

    2005-11-20 21:44:00
  • 192:

    茉莉

    あたしが翔太のメールを見ながらボーッとしていると
    仁「どしたん?」
    茉莉「翔太からメール着てん」あたしは仁に携帯を見せた。
    仁「こいつむかつくなぁ…」あたしは今まで男に振り回された事がなかったからプライドがゆるさなかった。
    茉莉「あたし…こいつ遊んで捨てるわ!」あたしは笑いながら言った。たぶんあの時何かが切れたんだと思う。仁は何も言わなかった。

    2005-11-20 21:55:00
  • 193:

    茉莉

    仁の家を出てから普通に出勤した。店にはもぅ翔太が来てた。あたしはわざとらしく
    「熱大丈夫??」と聞いてやった。
    「もぅだいぶ下がった?」と平然な顔で言った。
    あたしらは次の休みに逢う約束をした。
    あたしは次の休みには買い物に行きたい!と言った。翔太はほどほどにしてなぁと言ってた。
    あたしは次の休みに何か買わせるつもりだった。
    あたしは翔太に貢がせた事は一度もなかった。
    買ってもらったのと言えばカルティエの指輪と誕生日にシャネルの鞄くらぃだった。

    2005-11-20 22:05:00
  • 194:

    茉莉

    翔太には金を使わせたくなかった。けど翔太が七瀬と子供の為に金を使うのはゆるせなかった。あたしは貢がせる事で翔太と対等になれる気がした。
    翔太はしゃぁなぃなぁーと言って、シャネルの靴とアクセサリーをいくつか買ってくれた。
    だんだんと翔太に逢える日が少なくなっていくたびに翔太からもらった物が増えていった。翔太はあたしと逢わない日は七瀬と子供と一緒にいるよぅだった。でもあたしは七瀬に対して、でも翔太は七瀬よりもあたしにいっぱい金使ってくれるんやから翔太が本間にすきなんはあたし…って思う様にしてた。
    それでもやっぱり淋しかった…金なんていらないから翔太に一緒にいてほしかった…

    2005-11-20 22:23:00
  • 195:

    茉莉

    あたしは翔太と逢わない日はほとんど仁と一緒にいた。淋しさを紛らわす為に…仁は一緒にいるとなんだか落ち着いた。仁はあたしがいつ呼んでも絶対に嫌な顔せずに来てくれた。仁とは体の関係とかまったくなかったのにいつもあたしに優しくしてくれた。あたしはなんだか仁に悪い気がして、あたしはお礼をかねて仁の店に内緒で行った。あたしは店のホストに口座は仁で…とだけ告げて案内された席に座った。仁は客を送りに行ってたみたいでいなかった。あたしはドンペリを頼んだ。そしたら仁が戻ってきた。仁はあたしが来るのは知らなかったのでびっくりしてた。

    2005-11-20 22:31:00
  • 196:

    茉莉

    あたしは仁に恋愛感情なんてなかったけどいつも思ってた。何で仁はあたしにこんなに良くしてくれるの…?仁はあたしに何も求めてはこないのに…

    2005-11-21 00:25:00
  • 197:

    茉莉

    翔太との距離がだんだんと遠くなっていった…だんだん休みの日も逢わなくなった。あたしは翔太に逢えない理由も聞かなかった。でもたまに逢ってくれる時は絶対何か買ってくれた。あたしは翔太の前では何も知らないふりしてた。けどこの頃は毎日家で泣いてた。いつ翔太に捨てられるかわからない不安にたえられなかった。仁は心配していつも来てくれた。仁が一緒にいてくれるおかげで楽になった。

    2005-11-21 00:33:00
  • 198:

    茉莉

    それでもまだ翔太と続いてた…
    翔太と一緒にいてる時、あたしの携帯に友達からメール入った。あたしは返信しょぅと思った瞬間に充電が切れたから翔太に携帯のFOMAカード入れ替えてもらってメールを送ろうとした。
    茉莉「メール送りたぃから携帯貸して?」
    翔太「え??あ?」
    翔太は何故か困ってた。あたしは意味が分からなかったけど翔太に携帯貸してもらってフタを開けてバッテリーを抜こうとした瞬間、心臓が止まりそぅになった
    バッテリーに一枚のプリクラ…
    翔太と七瀬と生まれてきた子供が写ってた…
    あたしはびっくりしてリアクションできなくスルーしてバッテリーを抜いてFOMAカードを交換しょぅとした

    2005-11-21 00:45:00
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