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傍にいてほしかった…
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1:
茉莉
あたしの傍にずっと一緒にいてくれるって約束してくれたのに…
何で今は一緒にいてくれないのかな…?
あなた以外…あたしは何も感じないよ…2005-10-20 11:13:00 -
21:
茉莉
隼人と出会ったのは三ヵ月前…ちょうど水商売を始めた頃くらいにキャッチされた。隼人は店のナンバー1だからキャッチはしないんだけどたまたまキャッチ場所に従業員達といた時に声をかけてきた。
隼「あのぉ…俺今一目惚れしました?」
マリ「…」シカトしてひたすら歩いてた
隼「お願いやから返事してょ?」
こいつしつこぃなぁ…へたくそなキャッチの仕方やし。こんなんにひっかかれへんわ!文句ゆうたろ!茉莉はぐるっと横を向いた
マリ「自分なぁ…」あ…いけてるやん?茉莉は隼人を見た瞬間に一目惚れしてしまった。
隼「ん??なんて???」
マリ「何もなぃ…」
2005-10-21 10:43:00 -
22:
茉莉
隼「なんやそりゃ?てかやっと喋ってくれたな?良かった良かった?てか自分本間べっぴんさんやな…よくナンパとかされるやろ?気を付けな?って俺か?」
隼人はひとりでずっと喋ってた。あたしもだんだん心が溶けてきて笑ってた。
マリ「ぁはは?なかなかおもろいなぁ?気に入った?店行ったるわ?どこ?」
隼「やった?てか俺、店呼ぶつもりとかないしな?ただ、本間に俺のタイプやってん…」
マリ「そんな色いらんしな!」隼「色とかちゃうし…良かったら番号聞いてい?プライベートで遊んてみたい?」
マリ「…いいよ」
隼人と番号交換して連絡取り合って一週間後…遊ぶ予定が決まった。2005-10-21 10:54:00 -
23:
茉莉
隼人とご飯に行ってカラオケに行った。隼人は色々自分のこと教えてくれた。
隼「あのなぁ…俺茉莉のこと一目惚れしてんとかゆって声かけたやん?」
マリ「あ、うん…」
隼「茉莉な、俺の昔の大事な人にそっくりやねん」
…ちょっと隼人のことが気になっていたあたしにとって昔の彼女に似てるから声かけられたとかゆわれていい気がしなかった。
マリ「ふーん、そぅなん…だから声かけたん?」
隼「だからって訳じゃないで?喋ってみると茉莉のがふてこいしな?笑」
2005-10-21 11:02:00 -
24:
名無しさん
?????
2005-10-21 11:29:00 -
25:
茉莉
マリ「??笑。昔のってモトカノって事ゃろ?あたしに似てるならべっぴんやん。笑。何で別れたの?」
隼「あぁ…」きまづい空気が流れた。あたしは聞いたらいけなかったのかなぁと焦った。
マリ「まぁ色々あるしな人生???」
隼「違うねん。別れたとかちゃうねん。」隼人は顔をひきつりながらゆった。2005-10-21 20:27:00 -
26:
名無しさん
????????????
2005-10-21 23:19:00 -
27:
茉莉
マリ「…ん?」
隼「この世にもういてへん」隼人はゆっくり語りだした。
隼「俺がホストなりたての時なぁ…今から二年前くらいかなぁ?ありさって子を初めてキャッチしてん。ありさはキャバ嬢やってん。俺のこと気に入ってくれたみたいで初回飲みきてくれた。俺は一目惚れしてしまってんやんか…?だからもう店にくんな!代わりにプライベートで逢ってやってゆってん。そしたらありさはでも隼人はまだ新人やからお客さんとかいてへんやろ?隼人がお客さん掴めるようなるまで行ったるから早く売れるようなってなっていってん。俺は客一人もいてへんかったからその言葉に甘えててん…ありさはそっから毎日きてくれた。俺にはちょっとずつ客がきてくれるようなってん。そしたらありさはシャンパンとか卸してくれるようなってん。でも日に日にボトルの値段が上がっていった。でもいくらなんでも普通のキャバクラで稼げるような額じゃない程一ヵ月使ってくれた…俺は単純にありさは売れっ子のキャバ嬢やからこんなに俺のために使ってくれてるねんから俺も早く売れようと思ってん。俺はありさと付き合った。でもあいかわらず店にきてくれててん。いつか後給料日やってん。ほとん2005-10-22 10:12:00 -
28:
削除削除されますた
あぼ~ん -
29:
茉莉
「まだ出会ったばっかやったけどもうこいつしかおれへんってゆうくらいすきやった…けどな、だんだんホストしていくうちに数字を上げたくなってきてん。ありさにめちゃ頼った。客にはオラ営ばっかしてたわ。ナンバーに入ってん。そしたら俺はありさの事愛してたはずなのに金に見えてきてん…ありさはあいかわらずずっと使ってくれてた。俺はあほや、ありさの変化に気付かず自分のことばっかやった…ある時、何でそんなにいつもありさに金があるんか気になった。キャバでは稼げない金を使ってたから…直引きでもしてるんかなぁって思って問いただしてん。そしたら初めは話はぐらかしてたけど、風俗で働きだしたみたいやった…俺は意味わからんかった。客じゃなく自分の女が風俗で働くとか考えられへんかった、ありさは泣きじゃくってた。嫌いならんといてって。裏切られた気がした。
2005-10-22 10:58:00 -
30:
茉莉
俺はありさにひどい事ゆってしまった…
お前汚いねん、今までそんな汚い体でよく俺と平気な顔して嘘ついておれたなぁ!もぅ顔もみたくないわ。ってこれがありさに俺がゆった最後の言葉…
わかってるねん、本間は何もかもわかっててん。ありさは俺の為に風俗行ったようなもんや。俺が売り上げの数字ばっか気にしてありさばっか頼ってたからやねん。俺がホストしてへんかったら…俺と出会わんかったらありさは風俗とかいかんと普通に幸せに過ごしてたと思うねん。俺の為にありさはすきでもないやつに体売っててん…全部俺のせいや…2005-10-22 11:10:00