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オレが憧れた世界
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1:
龍雅
この話はフィクションです。
2005-11-26 00:44:00 -
52:
龍雅
いつもはその日売上の一番あがった奴がラストソングをうたうらしいが、新人であまりよく分かっていないので直美の使った金額が今日の売上トップだったが低調にお断りをした。
代表のハカライで営業終了後のミーティングとダンスレッスンは今日は休んで直美を連れて帰る事にした。
和也にありがとうと謝りの言葉を告げ店を後にする。2005-12-09 01:45:00 -
53:
龍雅
直美をタクシーに詰め込み自宅に向かう。家に着くともう昼前だった。
オレは気分が悪かったので胃薬を飲み直美を寝室まで運び部屋に戻り日記を書く。2005-12-09 01:49:00 -
54:
龍雅
今日が1ページ目。毎日あった事やお客さんとの会話を記録するため、直美に仕込まれて初めてみた。『三月二一日今日は直美が飲みにきた。酔ってしんどかったが直美には感謝。オレはホストに向いてるか向いてないかよくまだわからないがこの仕事にやりがいを感じた。』後は直美のお客さんとの会話、キャッチした女の子の特徴電話番号。とまぁこんな感じでベットに入る。
2005-12-09 01:54:00 -
55:
龍雅
目覚ましの音で目が覚める。夜7時。起きてリビングに行くと直美はもう出勤したらしくご飯と書き置きが置いてある。
可愛い息子へ
昨日は迷惑かけてごめんよぉ。あんたの売上にたまには協力したるから、困った時はいつでも直美を頼れ。といいながら頼られなくても気になってのぞきに行ったらゴメンネ。お仕事頑張りやぁ。2005-12-09 01:59:00 -
56:
龍雅
直美ぃ〜。ちょっと叫んでしまった。親子じゃなかったら惚れてるな。と晩御飯を食べる。そして用意をしてミナミに向かった。
午後8時半。「おはようございます」と店に入る。まだ代表しか来ていなかった。代表は俺が直美の息子と知りなぜかすごくよくしてくれた。二人で会話が盛り上がり中先輩方続々とご出勤。2005-12-09 02:04:00 -
57:
龍雅
和也もやってきて、掃除を始める。掃除中何人かの人と仲良くなり和也とともに何人かの先輩達と早めにキャッチにでる。昨日のように適当に声をかけながら、簡単なシャンパンコールの振り付けを習い、ヘルプに呼ばれたので和也と店に戻る。店では和也と代表のお客さんに着く。中年のおばさんだった。
2005-12-09 02:08:00 -
58:
龍雅
敬語をつかい和也とへたな事をしてはいけないと思い、話しを盛り上げ沈黙が続かないようにする。名前はようこさん。どこかのクラブのママらしい。代表が戻ってきてはまたあっちこっち。なんだかんだとようこさんの席にその後2回もどるうち、おばさんがオレと和也コンビを気に入ってくれた。
「私クラブ経営してるからまた店の女の子連れてきた時あんたら指名したあげるわぁ」
オレは素直に嬉しくて「ありがとうございます。」と言ったら和也とかぶりようこさんと三人で笑う。2005-12-09 02:15:00 -
59:
龍雅
代表が戻ってくる。
「こいつらちゃんとしてましたぁ?」とようこさんに言う。「ちゃんとしてたよぉ。拓ちゃんいい子達みつけたねぇ。今度うちの店の子に指名させるわ。」とようこさん。代表も満足そうな笑みだった。2005-12-09 02:20:00 -
60:
龍雅
そんなこんなで一日がおわる。オレも早く売れたいと心から思った。
ミーティング、ダンスレッスンを終え帰宅。直美はもう寝ていた。2005-12-09 02:22:00