小説掲示板。゚・*。・小さな手。・*・゚。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

。゚・*。・小さな手。・*・゚。

スレッド内検索:
  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 198:

    変わってやれたら、蒼はどんなに楽だろう――・・・
    変わってやれたら、蒼はどんなに嬉しいだろう――・・・


    そんな事ばかり考えていたら、息ができない程胸がしめつけられ、苦しかった。でも、涙は流さなかった。こんな事で涙は流せない。

    2006-04-24 20:05:00
  • 199:

    蒼は、私達にはわからない痛みや苦しみをあじわい、耐えて涙を流さない。

    時には泣いたりもするが、スグに泣きやんでは笑顔へと早変わりする。そんな蒼の事を考えたら、私は泣く事もできないし、、泣ける立場じゃない。

    蒼が退院するまでは、涙は流さない。絶対に。その時まで、大切にとっておこう――私はそう決めた。

    2006-04-24 20:07:00
  • 200:

    しばらくして、先生がきた。



    『ん??蒼ちゃん寝ちゃったんですか??しかも、こんな時間に??』『はい☆きっと、不安だったんだと思います――・・・』『――そうでしょうね――・・・こんな小さな子からにしたら、私達にはわかない不安を抱いているでしょうね――・・・』『はい――だから、蒼の体が大丈夫な限り、今日1日抱いていてあげたいんです――・・・私にはそれぐらいの事しかしてやれないですから――・・・』『――そうですね――今日1日、蒼ちゃんをいっぱい安心させてあげて下さい―☆私も蒼ちゃんの様子をみに、頻繁に顔をだしにきますので☆』『ありがとうございます――・・・』『いいえ―☆私も、こんな事ぐらいしかしてあげられませんから―☆』

    2006-04-24 20:11:00
  • 201:

    私と先生はそんな会話のやりとりをし、私の腕の中で寝ている蒼を先生は軽く診察をし、何も言わず笑顔で病室を出ていった。



    蒼は、私の腕の中で気持ちよさそうに眠り続けた。

    2006-04-24 20:13:00
  • 202:

    時々看護婦さんが様子を見にきては『手、大丈夫ですか??』と心配してくれるが『大丈夫です☆全然平気です☆』と返事をし、看護婦さんは病室を出ていく。



    確かに、蒼をずっと抱いてる為私の手はしびれていたが、そんな事はどうって事ない。しびれていようが、痛かろうが、蒼を抱き続けていたかった。

    2006-04-24 20:15:00
  • 203:

    またしばらく抱けないと思うと、離す事などできなかった。

    3時頃、蒼は目を覚ました。『蒼〜☆よう寝たな〜☆寝すぎて目腫れちゃってるやん☆』まだ眠たそうな顔をしてる蒼に話しかける。

    『ん〜――・・・マーマ――抱っこ〜――・・・』寝ぼけているのか、抱っこしているのに蒼はそう言う。

    2006-04-24 20:18:00
  • 204:

    『抱っこしてるで☆大丈夫☆離したりせぇへんよ☆』『ん〜――・・・』私がそう言うと、蒼は私にしがみつき甘えてくる。

    『ホンマ今日の蒼は一段と甘えたさんやな〜☆』と言い、優しく抱きしめる。

    どんなに甘えられても、可愛くてしかたない。きっと、親ならだれでも思うだろう。

    2006-04-24 20:20:00
  • 205:

    普段甘えてこないから、こんなにも甘えられると一段と可愛さを増し、一段と愛しく思える。

    親バカと言われてもかまわない。それぐらい、蒼は愛しくて可愛くてたまらない――何よりも、大切な大切な我が子だから――・・・

    蒼が起きて私は、蒼を抱っこしながら一緒にテレビを見ていた。すると『蒼――!!!』慶太が来たのだ。

    2006-04-24 20:22:00
  • 206:

    私はもうそんな時間なのかと思い、時間が経つのが早いな〜と寂しくなった。だって、もう蒼を抱っこできる時間は残り少ないから――・・・

    『何で?!!何で抱っこしてんの?!!もう大丈夫なん?!!』興奮しながら、慶太が私に聞いてくる。

    『今日はね、蒼の体調がいいから、今日だけかもわからないけど先生が抱っこしていいって、言ってくれてん☆』とゆうと『何でもっとはよ教えてくれへんねん!!!そうと知ってたら、俺会社休んだのに〜――・・・』慶太は凄くガッカリした表情で言う。

    2006-04-24 20:24:00
  • 207:

    『ごめんね、慶太――・・・連絡しようとは思ったんやけど、蒼を離したくなくて連絡できなかった――☆』と、少しひきつった笑顔で言うと『どうりで連絡ないと思った!!!もう〜――・・・俺にも抱かせて☆』と慶太に言われ、慶太とかわる。


    『ゆっくりね!!!点滴とか管に気ぃつけてよ!!』『わかってるて!!―――蒼〜☆パパやぞ〜☆』私は慶太に注意しながらかわり、慶太は凄く嬉しそうに蒼を抱く。

    2006-04-24 20:28:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
。゚・*。・小さな手。・*・゚。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。