小説掲示板。゚・*。・小さな手。・*・゚。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

。゚・*。・小さな手。・*・゚。

スレッド内検索:
  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 301:

    蒼が、弱々しく、私を呼んだ。

    『蒼!!!ママここやで!!!大丈夫!!!傍におるよ!!!』私は蒼の言葉に、必死にこたえる。

    だけど、蒼は『――マ―マ―――パ―パ――・・・』しか言わない。

    2006-04-28 10:25:00
  • 302:

    『蒼!!!どうしたん?!!何か言いたいの?!!なぁに?!!』蒼が私達を何回も呼ぶ事に、私は何か言いたいんだと思い必死に問いかける。

    だが、蒼の意識は徐々に薄れていき、蒼の体は段々冷たくなっていく。

    『蒼!!!寒いの?!!寒いから、ママ達を呼ぶの?!!こんなに体が冷たかったから、そら寒いよね!!!ママとパパがあっためてあげるからね!!!』私と慶太は、必死に蒼の体を擦り暖める。

    2006-04-28 10:26:00
  • 303:

    擦っていると、冷たい蒼の体はあったかくなっていった。

    でも、それは擦っている所だけであって、他の所は冷たく、そればかりか冷たさは増していくばかりだ――・・・

    『蒼!!!こんなに体が冷えちゃったら、寒くて仕方ないよね??ママとパパが一生懸命あっためてあげるからね―!!☆スグに、あったかくなるよ―!!☆』私と慶太の手は、とまる事なく蒼の体を擦り続ける。

    2006-04-28 10:28:00
  • 304:

    『蒼〜―!!☆どう―??あったかくなってきた―??――ねぇ――お願いだから、なんか喋って――・・・』私は蒼の体を擦りながら、話しかける。

    『蒼―!!☆寒かったら、ちゃんとゆえよ―??パパ達、いっぱいあっためたるから―!!☆』慶太も体を擦りながら、話しかける。

    私と慶太は必死に蒼の体を擦りながらいっぱい話しかけるけど、蒼はこたえる事なく、段々と目を閉じていき、心搏も弱まっていく。

    2006-04-28 10:29:00
  • 305:

    『蒼あかんっ!!!寝たらあかんっ!!!ママとパパが傍におるんやで!!!だから、寝たらあかんっ!!!起きてっ!!!』私は、蒼が目を閉じていくのを必死に起こしたてる。

    『そうやぞ、蒼!!!今は寝たらあかんっ!!!眠たいかもしれんけど、今はねんといてくれ!!!なっ、蒼!!!』慶太も必死に起こしたてる。

    私達がそうやって蒼を起こしたてると、閉じかけている蒼の目は、少し開いた。

    2006-04-28 10:30:00
  • 306:

    『そうやで、蒼―☆ほら、ママとパパおるやろ―??☆』蒼の目が少し開くと、私は蒼に話しかける。

    すると、弱々しく蒼の口が動いた。

    『何、蒼!!!何が言いたいの?!!言って、蒼!!!』口を動かす蒼に必死に喋りかける。

    2006-04-28 10:31:00
  • 307:

    『なんや、蒼!!!ゆうてみ?!!』慶太も必死に喋りかける。


    すると――・・・

    2006-04-28 10:32:00
  • 308:



    『――マ――マ――パ――パ―――――しょ――ら――・・・』

    2006-04-28 10:34:00
  • 309:

    蒼は少し笑ったようにして、小さな声でそう言ったのだ。


    そして、蒼はそれだけ言い、蒼の目は徐々に閉じてしまい、蒼の目は開く事はなかった――・・・

    2006-04-28 10:35:00
  • 310:



    『いやぁぁぁぁぁ!!!!蒼ーーーーーーーー!!!!』

    2006-04-28 10:37:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
。゚・*。・小さな手。・*・゚。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。