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351:
『―真樹――今日は―ありがとう――・・・嬉しい言葉をたくさん―ありがとうね―☆―』私は真樹に言う。
『ううん―☆―あたし、偉そうな事言いすぎちゃった――・・・ごめんね――・・・』『ううん!!!全然!!!ほんと、嬉しかった――・・・』『そっか――☆なら良かった―☆――咲緒梨――大丈夫―???』『―うん――なんとか―☆』『無理したら、あかんよ―??なんかあったら、いつでもあたしに頼っていいからね?!!役にたてないかもしれないけど、あたし咲緒梨達の為なら、なんだって力になるから!!!―ねっ―??』『ありがとう―☆』2006-04-30 02:51:00 -
352:
そうして、真樹は潤くんと手を繋ぎ帰っていった。
私は慶太のとこにいき、横に座る。
『慶太ぁ〜――・・・どうして変わってあげられないんだろうね――・・・どうして蒼が、こんな小さな時にこんなめにあって、蒼が逝かなくちゃいけないんだろうね――・・・ほんと世の中って・・・・不公平だよ――・・・』少し泣きながら、慶太に言う。2006-04-30 02:52:00 -
353:
『――ホンマやな〜―――何で蒼やねんなぁ〜――・・・――親やのになぁ〜――・・・』慶太は私の手を力強く握り、肩や声を震わせて私に言う。
外は、今日も気持ちいいぐらいに晴れている。
この広い空に、蒼は逝ってしまった。蒼の大好きな、この空に――・・・2006-04-30 02:53:00 -
354:
夕方まで両親はおり、私達に『気をしっかりもつんやで―!!!』とだけ言い、帰っていった。
家には、家族3人になった。蒼は、違う形で帰ってきたけど――・・・
私は寝室で蒼の手を握り、ずっと蒼の傍にいた。慶太はご飯を作っているようだった。2006-04-30 02:54:00 -
355:
蒼がこの世にいなくなってしまって、何もする気がおこらない。蒼のいない人生など、考えられない。
両親や真樹が色々と言ってくれたのは嬉しいし、ありがたい。頭の中にちゃんとはいっている。
だけど、息をしていない蒼を前にして、今の私にはまだ理解できる事も、行動にうつす事もできない。2006-04-30 02:55:00 -
356:
『咲緒梨――・・・飯できたから、食おう――・・・』何も考えれず、頭が真っ白な私には、慶太の言う事も理解できなくなっていた。
『いらない――・・・』蒼の顔を撫でながら言う。『食べな体もたんぞ――・・・』慶太がそういってくれる。
でも、私は食欲もなく食べる気にもならなかった。私の体などどうなってもいい。いっその事、このまま私も死んでしまいたいと、そう思っていた。2006-04-30 02:56:00 -
357:
蒼のいない人生なんて、生きている意味がない。蒼がいたから、一生懸命やってこれた。辛い事も、しんどい事も、蒼がいたから頑張ってこれた。蒼の顔をみるだけで、癒されたし元気になれ、嫌な事など全て吹っ飛び生きてこれた。
でも、もう蒼はいない――・・・今、私の目の前にいる蒼は、私を求めてくれる事もなければ、笑ってもくれない――・・・
【蒼――ねぇ、笑ってよ――・・・ママの大好きな笑顔をみせてよ――・・・また『ママ、抱っこ』って言ってよ――・・・蒼とママの大好きな空を、また3人で見上げようよ――・・・お願いだから、ママの手を、また握ってよ――蒼――・・・】2006-04-30 02:58:00 -
358:
削除削除されますた
あぼ~ん -
359:
慶太が私の肩を掴み自分の方にふりむかせ、鈍い音を響かせたて私の頬をはたいた。
『咲緒梨!!!しっかりしろよ!!!俺かて辛いねん―!!でも、親の俺達がこんなんでどないすんねん!!!蒼が可哀相と思わんか?!!いつまでもこんなんぢゃ、蒼は逝かれへんねんぞ?!!咲緒梨は、蒼をずっと縛り付けるんか?!!逝かなあかん場所にいけず、悲しい想いをさせたまま、蒼をずっとこのまま縛り付けるんか?!!蒼がそれで幸せになれるとでも思ってるんか?!!ちゃうやろ!!!あっちの世界にいっても、蒼をこれからもずっと幸せにすごしていけるようにおくってやるんが、俺等、“親”とちゃうんか――・・・なぁ、違うか??咲緒梨――・・・』2006-04-30 03:08:00 -
360:
とゎ
主さん、思い出して辛いかもやけど完結まで頑張ってねっ?応援してます。
2006-05-03 20:52:00