小説掲示板。゚・*。・小さな手。・*・゚。のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

夜遊びweb掲示板 関西夜遊びweb掲示板 関西
エリア選択

夜遊び掲示板を検索する

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。

掲示板リストメニュー

。゚・*。・小さな手。・*・゚。

スレッド内検索:
  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 361:

    名無しさん

    えっこれはフィクションでしょ!

    2006-05-04 00:06:00
  • 362:

    名無しさん

    うん、これは実話じゃないよ

    2006-05-04 08:14:00
  • 363:

    とゎ

    そーだったんですか?確認不足でゴメンなさぃ(^o^;  教えてくれた方ぁりがとうデシタ(o^o^o

    2006-05-04 10:57:00
  • 364:

    慶太にはたかれた意味も、言っている意味もわかってる。わかっているけど、実際そうできないのが現実。

    『ごめん、慶太――・・・わかってる――わかってるんよ――・・・でも、今の私にはできない――・・・だって、私の目の前に蒼がおるもん――・・・ちゃんといてるもん――・・・それやのに、蒼をおくり――・・・』

    私がまだ言ってる途中なのに、慶太は私を抱きしめ言ってきた。

    2006-05-08 05:26:00
  • 365:

    『スグにたちなおれとも、早く気持ちを整理しろとも言わん!!!咲緒梨が、いつかちゃんと整理できた時でいい!!!でもな、蒼はもう死んだんや!!!もう生きてないねん!!!辛いし悲しい事やけど、蒼はもうおらんようなったんや!!!』

    慶太の言った言葉に、胸を切り刻さまれるように傷ついた。

    『な・・んで―??蒼は・・・実際・・今・・目の前・・おるやん―!!!――慶太・・・意味・・わからん・・事・・言わん・・といてよ―!!!――なぁ・・・蒼――☆』

    2006-05-08 05:27:00
  • 366:

    私はわかっていても、やっぱり現実をうけいれる事ができず、蒼に話しかけた。

    すると、慶太は息ができない程私を強く抱きしめた。

    『咲緒梨―!!!現実から逃げるな!!!目を背けるな!!!しっかりしろ―!!!咲緒梨は1人ぢゃないやん!!!俺も1人ちゃう!!!俺には咲緒梨がいて、咲緒梨にも俺がおる―!!!だから・・・一緒に・・・蒼を見送ってやろう―・・・俺達やったら・・・蒼をちゃんと見送れるて――・・・だって・・・蒼の親やもん・・・俺達――・・・だから咲緒梨・・・一緒に頑張ろうや・・・家族やろ―??な―??』

    2006-05-08 05:28:00
  • 367:

    慶太の声や言葉が凄く優しくて、私の涙を余計に溢れさす。

    どれぐらい泣き、どれぐらい涙を流しただろう――・・・

    とまる事も枯れる事もなく、私はひたすら慶太の胸の中で泣き続けた。慶太も凄く辛いはずなのに、優しい声で私の背中をゆっくり擦りながら、なだめてくれた。

    2006-05-08 05:29:00
  • 368:

    しばらくして涙がとまり、私は蒼の手をとった。

    ちゃんと現実と向き合い、親としてしなくちゃいけない。蒼をおくりださなくちゃいけない。

    悲しく嫌だけども、親として最後ぐらい蒼にしてあげなあかん事をしてあげなと思い、蒼の手を握りながら眠りについた。

    2006-05-08 05:31:00
  • 369:

    それから、お葬式の段取りをして、お通夜には病院の先生、看護婦さん方や、真樹と潤くんと旦那さん、近所の方、両親やらたくさんの人が来てくれた。

    そして夜中になり、私は離れる事なく蒼の傍にずっといた。

    『蒼―☆今日はたくさんの人がきてくれたよ―☆良かったね〜―☆蒼は人気者やもんな〜―☆蒼ごめんね―ママ、蒼を助けてあげる事も、守ってあげる事も、変わってあげる事もできなかった――・・・役たたずやね、ママ―☆泣かないって―蒼が退院するまで泣かないって決めたのに、ママ泣き虫やからいっぱい涙がでてくるわ―☆蒼を退院させてあげて、またいっぱい一緒に遊んでお空を一緒にみようねって約束したのに、ママ果たせてあげられなかった――・・・こうなるんやったら、ママ蒼を病院から無理にでも連れ出して、蒼の好きな事いっぱいさせてあげれば良かった――・・・後悔の固まりだよ〜――・・・ごめんね〜、蒼〜――・・・』

    2006-05-08 05:36:00
  • 370:

    私は、たくさんの花がしきつめられ、アンパンマンのおもちゃや、蒼の大好きなアンパンマンのお人形などを入れた棺に、もたれかかるように泣き崩れた。


    しばらくして慶太も来て、私の肩に腕をまわし一緒に泣きながら、蒼と最後の夜を過ごした。

    2006-05-08 05:38:00
新規レスの投稿
名前 (8文字まで)
E-mail
必須本文 (750文字まで)
。゚・*。・小さな手。・*・゚。を見ている人におすすめの掲示板

スレッドタイトルを対象とした検索ができます。
※スペースのあり、なしで検索結果は異なります。