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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 41:

    蒼と慶太が遊んでいるうちに、私は晩ご飯の支度をすませテーブルに料理を運ぶ。『ご飯できたで〜☆』と私がゆうと、蒼と慶太はキャッキャ言いながら、イスに座った。

    『蒼〜☆今日はママが蒼の為にご馳走作ってくれたで〜☆』と慶太が、蒼に話しかけていた。『☆■※●□マンマ、マンマ☆』と蒼がゆう。蒼は少しずつ喋れるようになってきていた。私は、蒼が食べやすいようにと、考えてご飯を作った。

    『いただきま〜す☆』私と慶太が声揃えて言い、ご飯を食べる。蒼もご飯を食べるが、やはりまだ子供なだけにやりたい放題。蒼のまわりは、グチャグチャだ。私は、甘やかしてはいけないと思い『蒼っ!!!あかんやろ!!!んな事した、メッ!!!』と怒ると、蒼は静かになり私がご飯を口に運び、暴れなくなった。

    2006-04-17 02:19:00
  • 42:

    ご飯も、なんとか食べ終わり『ご馳走様〜☆』と言い、休憩をする。慶太はまた蒼と遊んでいた。私は、食べたものを台所へ運び、洗い物をする。蒼と慶太が遊んでいるのを見ながら洗い物をしていて、思った。『家族ってこんなにも素晴らしいもんなんやな。こんな幸せが続いたらいいな☆』と、思いながら洗い物をした。

    洗い物が終わり、私も蒼と慶太が遊んでいるのに加わった。しばらく3人家族で遊びジャレ、慶太が『そろそろ――・・・☆』と言ってきた。私はスグにわかり、台所に向かう。

    冷蔵庫から、慶太が買ってきてくれたケーキを出し、お皿とフォークとろうそくを手に持ち、テーブルへ運ぶ。

    2006-04-17 02:29:00
  • 43:

    テーブルに全て置き、箱からケーキを出す。蒼と慶太は座っており、蒼はわかっているのか、凄く喜びだす。

    私は電気を消し、慶太がケーキに1本ろうそくをさし火をつける。

    『ハッピバースデートゥユー☆ハッピバースデートゥユー☆ハッピバースデーディア《蒼》〜☆―ハッピバースデートゥユー☆』私と慶太[パチパチパチパチ☆]

    2006-04-17 02:34:00
  • 44:

    慶太が『蒼☆[フー]やで、[フー]☆』と口マネをすると、蒼は『ブー―ブー―ブー―』と、一生懸命ろうそくを消そうとしだしたのだ。私と慶太はそれに感動し『蒼!!!そうやで☆頑張れ☆』と、二人して蒼に声かける。蒼はひたすら『ブー―ブー―ブー―』と、ろうそくを消そうとし、ついに、1本のろうそくは消えた。

    『蒼〜☆1歳のお誕生日おめでと〜☆』と、私と慶太が手をパチパチしながら、蒼にゆう。

    すると蒼は喜びだし、暴れだした。その暴れる手が、ケーキへとむかった。『蒼〜!!!』――遅かった。蒼は、ケーキに手をつっこみ、手は生クリームだらけ。その手を顔にやり、顔までもクリームだらけ。私と慶太は一瞬キョトンとしたが、スグに笑いにと変わり、私と慶太は大爆笑をした。

    2006-04-17 02:48:00
  • 45:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 46:

    ちゃんと撮れたか確認すると、バッチリ3人家族が幸せそうに写っていた。クリームだらけの蒼の手もバッチリ。顔のクリームはなんとかとれたけど、手の方は何回とっても蒼がケーキに手をつっこむから、とる事はできなかった。本当にヤンチャっ子だ。

    写真を撮り終え、クリームのないケーキを食べる事にした。クリームはないしグチャグチャだし、ケーキとは言えない。でも、形なんてどうでもいい。3人で食べれたら幸せでおいしいから、それだけで十分。蒼も、いっぱい口に入れながら食べていた。

    2006-04-17 12:37:00
  • 47:

    ケーキも食べ終わり、慶太は蒼と一緒にソファへ行きまた遊んでいた。私は、また後片付けをして、全て洗い物が終わり、蒼を寝かせようと思った。

    『蒼〜、もうそろそろネン―・・・』と私が言いながら、蒼と慶太が座るソファに近づくと『シーッ――・・・』と慶太が言い蒼を見ると、スヤスヤと可愛らしい寝顔をして寝ていたのだ。

    『あ〜ぁ、こんなとこで寝ちゃって―・・・☆』と私がゆうと『はしゃぎすぎて、疲れたんやろうな―・・☆』と慶太が言ってきた。そりゃ、あれだけはしゃいだら疲れるだろう。でも、蒼がプレゼント気に入ってよかった☆私は蒼を寝室へ連れていき、ベビーベッドへ寝かせた。最後に、愛しい蒼の寝顔を見ながら小さい声で『蒼、ハッピバースデー☆』と言い、私達も寝る事にした。

    2006-04-17 12:52:00
  • 48:

    蒼の誕生日が過ぎて、3ヵ月がたった頃。蒼はすっかり歩けるようになっていた。慶太の仕事が休みの日、天気もよくどこかでかけようってなり、私はお弁当を作り蒼のアンパンマンのブーブーカーも車につみ、出かけた。

    着いた所は、大きな広場。子供を連れた家族や、ペットを連れた人達がたくさんいる。蒼も歩けるようになったし、外でいっぱい遊ばせてあげようと思い来たのだ。蒼もテンションがあがり、早く遊びたがっている様子だ。

    2006-04-17 13:10:00
  • 49:

    私と慶太は、お弁当とシートとアンパンマンのブーブーカーを持って、蒼と手を繋ぎ広場へと行った。

    私は木の陰にシートをひき、慶太と蒼は遊びはしゃいでいた。私はシートに座り、二人を見ていた。やっぱり親子、家族ってものはいいなぁ〜と思い、ふと空をみあげた。空はキレイで、青く澄みきっていて気持ちよく晴れている。私達家族の幸せを、より一層ひきだたせるかのように――・・・

    『咲緒梨!!!!』慶太が私を呼び叫ぶ。私は空から慶太に視線を変える。『蒼が――!!!☆』と慶太が言い、何かあったのかと慌てて蒼を見る。すると―――・・・蒼は、ヨタヨタ歩きで空を見上げながらキャッキャ叫んでいたのだ。空にむけて手をあげ、まるで空を追い掛けているようだった。

    2006-04-17 16:08:00
  • 50:

    私は唖然としていた。『咲緒梨―!!!咲緒梨!!!!』慶太が呼んでいる。私は我にかえり慶太を見ると、慶太が満面の笑みで手招きをしている。私は立ち上がり、慶太と蒼がいるとこへ行く。

    『なぁ、蒼、空が好きになったみたいやな☆俺達がゆうてた事が現実になったな☆』と慶太が言う。そう。私達は蒼が産まれる前、蒼の名前を考えている時『この子にも、空が好きな子に育ってほしい』『空が好きな、優しい心をもつような子に育ってほしい』そうゆう意味を込めて、蒼と名付けた。本当に蒼が空を好きになってくれるとは思わなかった。しかも、こんな小さい時に――・・・

    蒼は、キャッキャ言いながらひたすら空を追い掛けまわしていた。私と慶太は、蒼の近くで見守っていた。すると、蒼はコケ、泣きだした。私は、笑いながら『蒼〜!!ワラ もう、はしゃぎすぎるからやで〜☆ワラ』と言い、蒼のもとへと近寄る。蒼はワンワン泣き叫び、私に抱きついた。私は蒼を抱き上げ、蒼をあやしながらシートの方へと戻る。

    2006-04-17 16:41:00
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