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  • 1:

    あなたが産まれてきてくれた事が何よりもの宝物―・・・

    あなたの事をいつも想います――・・・

    この空を見ながら――・・・

    2006-04-13 21:05:00
  • 91:

    『あ〜、やっとこっち向いてくれた〜☆』と私がゆうと『アンパンマン☆アンパンマン〜!!☆』と、蒼はお菓子ばかりに夢中になっていた。『もぅ〜☆ママ達も相手しろ〜☆』『キャハハハハハハ☆』私はそう言って、蒼をこちょばした。慶太も混じり朝からジャレていた。

    しばらくして『おはようございます☆――蒼ちゃん、おはよう☆元気そうだね〜☆』担当の先生がきた。『おはようございます。』私と慶太も挨拶する。『昨日の話しの続きがあるので、少しよろしいでしょうか??』と先生に言われ『すいません。蒼お願いします。』と看護婦さんにお願いし、私達は先生についていく。

    2006-04-18 21:00:00
  • 92:

    昨日と同じ部屋に通された。先生から蒼の脳のレントゲンなどを見せられ、病気のことを昨日より詳しく説明された。

    蒼の今の状況はかなりよくない。蒼の小さな脳には、考えられないぐらいの大きい腫瘍があった。それを見て、私達はあまりの衝撃的な現実に信じられなかった。先生からの話しは終わり、部屋を後にする。

    私達は、ショックすぎて放心状態のまま蒼の病室へ戻る。蒼はキャッキャ言いながら、看護婦さんとテレビを見ていた。看護婦さんにお礼を言い、病室を出ていった。蒼の前では絶対に泣かない。絶対泣かないときめたのに、そんな蒼を見ていたら涙が勝手に溢れでてきてとまらなかった。

    2006-04-18 21:26:00
  • 93:

    何で蒼なのか。考えれば考える程涙は止まらない。

    蒼の為だったら私の命なんかいらないのに。ひたすらそう思っていた。

    私達がそう落ち込んでいると、同じ病室の子の親から言われた。

    2006-04-18 21:32:00
  • 94:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 95:

    その同じ病室の子の親から、渇をいれられた。その言葉が凄く心にきた。

    【そうや。私や慶太が信じてあげな誰が信じてあげるんや!!!蒼は絶対に助かる!!!】必死にそう思い信じた。

    私と慶太は、親などに連絡をし、蒼の病気の事を告げた。

    2006-04-18 21:42:00
  • 96:

    私と慶太は、蒼の手術は必ず成功すると、ひたすら信じていた。みかけや上辺じゃなく、本当に心の底から信じていた。蒼は絶対に助かる。

    それから、私の親や慶太の親がお見舞いに来てくれた。蒼は喜び、遊んでもらったりしていた。

    蒼は点滴などをうたれたりして、痛いはずなのにご機嫌さんだった。点滴の針なども痛いだろうけど、きっとそれよりも体の方がしんどいのであろう。そんな事を思うと、凄く胸が痛かった。

    2006-04-18 21:49:00
  • 97:

    蒼は、手術をする為に髪を切られてしまった。あんなに可愛らしかった蒼の髪の毛は、なくなりクリクリの坊主頭になってしまった。

    【でも、大丈夫だよ蒼。どんな姿の蒼でも、世界一蒼が可愛いよ。】

    手術をしたら、しばらく蒼を抱っこできないから、私と慶太はいっぱい蒼を抱っこしたり、膝に蒼をのせて一緒にテレビをみたりしてすごした。

    2006-04-18 21:53:00
  • 98:

    日々が過ぎるのは早く、とうとう明日、蒼の手術の日がきた。

    私と慶太は明日蒼の手術とゆう事で、いっぱい蒼と遊び、蒼と一時も離れず過ごした。

    【そのおかげで、蒼はお昼寝ができひんかったね。ごめんね、蒼。今日だけでいいから、ママとパパの我儘を許してね――・・・】

    2006-04-18 22:00:00
  • 99:

    蒼といっぱい過ごし、寂しいし離れたくなかったけど、面会の時間が終わってしまい『蒼、明日も朝一で来るからね☆それまで、良い子にしててね☆』と私がゆうと『そんな事言われなくても、蒼は良い子だよな☆ママはおバカさんやね、蒼☆』慶太がそう言った。なぜか涙がでそうになり、必死に堪えた。

    『じゃあ蒼、また明日来るからゆっくり寝るねんで☆』と私は言い、看護婦さんと蒼に手をふられながら私達は家に帰った。

    2006-04-18 22:03:00
  • 100:

    私達は、《千羽鶴》を織る事にし帰り道に折り紙を大量購入して、家に帰った。

    【蒼は必ず助かる。絶対に助かる。】そう祈りを込めて一生懸命織っていた。

    するとインターホンがなった。誰だと思いでると『こんばんは――・・・』そこには、真樹の姿があった。私は真樹にも蒼の事を言っていたのだ。

    2006-04-18 22:08:00
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