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夜の仕事を始めて・・・

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  • 1:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    下手くそな文章ですが、出来る限り読みやすく書くので良かったら読んでください。

    2005-09-09 08:02:00
  • 2:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    それでも一向に生活は楽にならなかった。
    身体障害者の父と病気持ちの姉。
    無駄遣いなんかしていないのに、お金は全然たまらなかった。

    2005-09-09 08:23:00
  • 3:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    このころ、学校へは毎日行っていた。
    家に帰りたくなかった。親父がゆかに「お前なんか娘じゃない!」
    と言ったからだ。今思うと12年も育てた覚えがないから仕方のないことだったのかなぁとおもえる。
    でも、その当時はすごく傷ついた。

    2005-09-09 08:30:00
  • 4:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    親に帰ってくるなと言われ、ゆかはお兄ちゃんの奥さんのご好意で
    お兄ちゃんの家に住まわせてもらうことにした。
    お兄ちゃんには奥さんと奥さんの連れ子の子供が2人いる。
    あとは犬が2匹。

    2005-09-09 08:33:00
  • 5:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    学校→バイト→皿洗いの循環コースがお決まりとなった。
    たまにある休みの日には友達と遊びに行ったりしていた。
    充実した毎日だったが、ある日お兄ちゃんと大喧嘩をした。
    「毎日の帰りが遅い!」だとか何とかで・・・
    「毎日バイトしてたまの休みに遊びに行って何が悪いん?」
    と口論になり最終的にお兄ちゃんにどつきまわされて階段からおちた。
    肋骨が「メキッ」となるのがわかった。

    2005-09-09 08:41:00
  • 6:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    その衝撃と同時に息がしづらくなってきた。
    お兄ちゃんは「出て行け」と吐き捨てる。
    奥さんも傍観してるだけで助けてはくれなかった。
    ゆかは壁伝いに必死で立ち上がり携帯とタバコを持って外へ出、
    お姉ちゃんと親父の住む家まで1時間歩いて帰った。

    2005-09-09 08:45:00
  • 7:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    途中すれちがう車の人がみんな振り返る。
    当たり前だ、夜中に女が1人で手ぶらで、しかも顔から血を流しているんだから・・・

    お姉ちゃんの家につき、お姉ちゃんがゆかを迎えた瞬間絶句した。
    親父は知らない間に入院してていなかった。
    ゆかは少しほっとした。

    2005-09-09 08:49:00
  • 8:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    お姉ちゃんに病院へは行かなくていいの?と聞かれたが断った。
    第一治療費がかかるし、ありえないぐらい痛かった。
    だけどほっとけばくっつくだろうと安直な考えでその日は
    痛みのせいで中々寝れなかったがうとうとと眠りについた。

    2005-09-09 08:55:00
  • 9:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    翌日、バイトを休み、ゆかはいろいろ考えた。
    お兄ちゃんの家にはもう帰れない。帰りたくなかった。
    この家で十分な暮らしをするにはお金がいる・・そう考えた先に思いついたのが夜の仕事だった。

    2005-09-09 08:58:00
  • 10:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    お兄ちゃんに殴られた傷も治ったころ、
    ゆかはミナミで知り合ったスカウトマンにキャバクラを紹介してもらい、
    初めての仕事の日がやってきた。

    2005-09-09 09:05:00
  • 11:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    小さな店だった。ドレスを着て綺麗に着飾った女の人が数人いた。
    ゆかはドレスなんか持っていなかったのでお店の女の人に貸してもらって初仕事をした。
    接客は思っていたより割と簡単だった。
    ただ、ゆかはこのとき男経験がなかったので、下ネタを言われると困った。

    2005-09-09 09:09:00
  • 12:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    その日1日の給料は1万5千円程度だった。
    みんなに比べると少ない額だろうが、当時のゆかには大金だった。
    バイトだと8時間働いても6千円程度だ。
    それがたった5時間ぐらいで1万5千円。
    ただ客とのむだけ・・なんて楽な仕事なんだろうと思った。

    2005-09-09 09:14:00
  • 13:

    名無しさん

    アゲ

    2005-09-10 21:46:00
  • 14:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    だから病院へは一切顔を出さなかった。
    「学校とバイトあるから・・・」というのを理由に行かなかった。

    2005-09-12 05:37:00
  • 15:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    季節も夏に差し掛かった頃、親父が家に帰ってくることが決定した。
    だけど、自分で歩くことも、排泄することもできなくなった親父が住めるような家ではなかった。
    結局、市から引越しを認められ、市の全額保障の下、介護ベッドをおけるような家に引っ越すことになった。

    2005-09-12 05:42:00
  • 16:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    今よりましな家に住めるのは嬉しかったが、複雑な気分だった。
    「親父が帰ってくる・・・」そう思うと喜べなかった。
    ゆかは、自分の家がボロボロなのを人に見せたくなかったから、キャバクラの送りも駅からチャリで帰っていた。
    だけど、これからはそうじゃなくなる・・・何より嬉しかった。

    2005-09-12 05:46:00
  • 17:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    家も知り合いの不動産屋に紹介してもらった家に決定した。
    ゆかの家では、お姉ちゃんと二人、引越しの準備が始まった。

    2005-09-12 05:48:00
  • 18:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    家は取り壊しが決まった府営住宅だった。
    綺麗にしなくても良かったので、作業は楽にすすんだ。
    ゆかの荷物は少なかったので作業を終えてからキャバクラへと足を急いだ。

    2005-09-12 05:55:00
  • 19:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    この頃体調が思わしくなかった。
    キャバクラの仕事でどれだけお酒を飲んでも吐いたことはなかった。
    最近、お酒を飲むとありえないくらいの激痛が胃に走る。
    仕方なくこの日は仕事を店長に言って早く帰らせてもらった。

    2005-09-15 15:04:00
  • 20:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    家に帰っても胃の激痛はおさまらなかった。
    吐き気が止まらず、トイレへ直行。
    飲みすぎで気分が悪いんだろうと思い、
    吐いたら楽になるはずだと生まれて初めてお酒を飲んで吐いた。

    2005-09-15 15:07:00
  • 21:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    嘔吐物を見て血の気がひいた。
    トイレは血で真っ赤になっていた。

    姉が見たら大騒ぎするだろうと思い、即座に片付けた。
    だけど胃の痛みは止まらず一晩我慢したが、耐えられず、姉に打ち明けて病院へと向かった。

    2005-09-15 15:12:00
  • 22:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    もうすぐ帰ってくる親父がいる総合病院に行った。

    たぶん胃潰瘍でしょうと言われ、明日絶食した上でもう一度来院するようにと言われた。
    当然、仕事へもバイトへも学校へも行けない。
    ゆかは胃に激しい激痛を抱えながら一夜あけた。

    2005-09-15 15:17:00
  • 23:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    次の日、絶食して一人で病院へ行った。
    胃カメラを飲まされた。
    何回も餌付きながらも医者は容赦なくゆかの胃を観察した。

    2005-09-15 15:20:00
  • 24:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    検査が終わり、すぐにでも入院したほうが早く治るし、体にも良くないと言われたが、
    さすがに入院するのは無理と断った。
    医者はしぶしぶ承諾し、毎日の点滴と大量の薬で帰らせてくれた。

    2005-09-15 15:24:00
  • 25:

    見てまぁす??

    2005-09-15 17:29:00
  • 26:

    名無しさん

    ?まりあのしおり?

    2005-09-15 17:58:00
  • 27:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    彩ちゃん、まりあちゃんありがとう☆
    頑張って書くから見ててください♪

    2005-09-15 20:40:00
  • 28:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    薬で治すはずだったが、症状はひどくなる一方で、
    夜間の救急病院に日帰り入院を繰り返した。
    親父や、姉はもちろんお兄ちゃん一家にもバレたくなかった。
    学校の友達にさえも教えなかった。

    2005-09-15 20:44:00
  • 29:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    もともと社交的ではなかったので、友達もほとんどいなかった。
    学校なんか早く辞めたかったが、ゆかには夢があった。

    保育士になりたかった。
    施設でうけた恩を子供たちを通してかえしたかった。
    だけど学校には行きたくなかった。
    だから、胃潰瘍の痛みはいやだったが、行かなくてすむと思うと楽だった。

    2005-09-15 20:48:00
  • 30:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    それから程なくして、胃潰瘍も完治に近づき、家に親父が帰ってきた。
    ゆかは親父の変わり果てた姿を見て驚いた。
    寝たきり生活を送っていたがために足はごぼうの様に痩せ、
    顔や手は薬の副作用で腫れ上がり、目はどこかうつろだった。
    ゆかはそんな親父をみて顔が苦くなった。

    2005-09-15 20:51:00
  • 31:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    親父はゆかの名前を呼んで一言こう言った。
    「死にたい・・・」

    ゆかはこの時初めて親父のために涙を流した。
    親が子供に死にたいと言う・・
    よほどつらかったんだろう。

    2005-09-15 20:54:00
  • 32:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    次の日、ゆかは学校へは行かず、夕方からバイトへ行き、
    終わり次第キャバクラの仕事に向かった。
    行くなりキャバクラの店長に呼び出され、怒られた。
    ゆかははじめミテコがばれたのかと思ったが違った話だった。
    胃潰瘍のおかげで無断欠勤をだいぶしていたので給料ないぞ!という話だった。

    2005-09-15 21:06:00
  • 33:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ゆかの頭の中はそれどころではなかった。
    親父の一言が頭から離れなかった。
    給料などどうでも良かった。
    お金はゆかがまじめに働いて貯めていたのでそれなりにあった。
    バイトのお金は、市からの援助をうけている家庭だったのであいかわらず市へと吸収されていた。

    2005-09-15 21:09:00
  • 34:

    ぅみ

    なんかちょっとぁたしと似てるとこあって共感できる?がんばってくださぃ??

    2005-09-15 22:46:00
  • 35:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    うみちゃん☆読んでくれてありがとうです!!
    頑張るんでまた良かったら読んでくださいね♪

    2005-09-15 22:57:00
  • 36:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    親父の介護はほとんどを姉がやっていた。
    週2回ヘルパーの人が来る日以外は下の世話も姉がやっていた。
    日に日にストレスがたまる姉。
    それでもゆかは手伝えなかった。いや、手伝いたくなかった。

    2005-09-15 23:00:00
  • 37:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ゆかを2回も捨てた親父がこんな姿になるはずがない・・・
    心の中でそう思いたかった。
    同情はした。もちろん可哀想だとも思った。
    だけど信じたくなかった。

    2005-09-15 23:02:00
  • 38:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    親父は意識ははっきりしていたが、鬱のため吐き出す言葉はいつも「死にたい」だった。
    そのたび姉は泣いていた。
    姉は親父から離れることなく生きてきたのだから無理もない。
    ゆかは内心複雑な気分だった。

    2005-09-15 23:07:00
  • 39:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    姉が苦労しているのは重々承知していたが、なんとなく家には帰りたくなかった。
    毎日忙しいふりをしたまま冬が訪れた。

    2005-09-15 23:11:00
  • 40:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    程なくして親父の再入院が決まった。
    それほどおどろくものではなかった。
    今現在に至るまでに何度も入退院を繰り返していた。
    姉は少しほっとしているようだったようにも思えた。

    2005-09-15 23:15:00
  • 41:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    ある日、バイトの同期の<さやか>に誘われて、さやかの元カレと元カレの先輩と遊びに行く事になった。
    夜景を見た後、さやかはゆかの家に泊まる予定だったので、ゆかの家の近くのコンビニで別れた。
    別れてすぐにさやの携帯が鳴った。

    着信<元カレ>

    2005-09-15 23:21:00
  • 42:

    名無しさん

    ?まりあのしおり?

    2005-09-15 23:22:00
  • 43:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    まりあちゃんまたまたしおりありがとうです☆
    絶対完結させるから読んでねぇ〜(´∀`)

    2005-09-15 23:38:00
  • 44:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    さやかが電話に出ると、どうやらゆかと話したいみたいで、ゆかの家の近くのコンビニにいるらしい。
    さやかも先輩のことを気にいっていたので2人でコンビニへと向かった。

    2005-09-15 23:41:00
  • 45:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    彼らに会うなり、さやかは先輩と車でどこかへ行ってしまった。
    ゆかはわけが分からないままさやかの元カレとコンビ二の前でしゃべっていた。
    ところがいくら待っても帰ってこない。
    どこかでイチャイチャしてんじゃないの?と笑いながら話したりして待っても一向に帰ってこなかった。

    2005-09-18 17:37:00
  • 46:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    自主アゲ

    2005-09-20 02:06:00
  • 47:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    季節は冬。まだまだ寒かった。
    結局、寒さに耐えられずゆかの家でさやたちの帰りをまつことにした。
    途中何度かさやの元カレが誘ってきたが断った。
    初めての男がこんな男はいやだ。そう思った。

    2005-09-22 21:54:00
  • 48:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    だけどさやはいくら待っても帰ってこなかった。
    ゆかもその場を切り抜けるために処女という大きな代償を支払って元カレとやってしまった。
    とんでもないバカだ・・・。

    2005-09-22 21:56:00
  • 49:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    そのあとさやが帰ってきた。
    元カレは先輩と帰っていった。少しの安堵感が生まれた。
    どうやらさやかは先輩とヤっちゃったようだ。
    少しさやかにいらだったが、元カレとのことは隠し、
    さっそうと眠りについた。

    2005-09-22 22:03:00
  • 50:

    ゆか ◆45h0ouUgt6

    次の日、改めてためいきが昨日のことを思い出すとためいきがでた。
    処女だったから初sexに対して理想というものがあった。
    それもあっけなく崩れ去った。
    何ともいえない喪失感がのこった。

    2005-09-22 22:06:00
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