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  • 1:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    あの時・・・
      あなたに‥
    出会わなければ・・・
     
    何か変わっていたのかも知れない。。

    2005-12-09 03:53:00
  • 2:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『いってらっしゃい。』
     
    私の頬に手を当て 優しく私の唇に触れると彼は靴を履き ドアを閉める。
     
    『眠っ‥。。』
    彼を見送ると私は急いで部屋に戻り 生温くなった布団にもう一度潜り込み 眠りにつく。

    2005-12-09 03:59:00
  • 3:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    ジリリリリッ・・・
    鳴り響く目覚ましを手探りで止めて 少し目をあけて時計を見てみる。    8時━・・
    後 ちょっとだけ。。。 そう思い目を閉じる。
    ♪♪♪〜

    2005-12-09 04:04:00
  • 4:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    少し眠りかけた頃の電話。私は携帯に手をかける事もなく 目を閉じたまま音が鳴り止むのを待った。  ♪♪♪〜
    鳴りっぱなしの電話。
    仕方ない・・・
    諦めた私は携帯を手に取り通話ボタンを押した。

    2005-12-09 04:08:00
  • 5:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『はい?』
    『もしもし?彩?起きた??もぅ八時過ぎてるから起きや!遅刻するで?』
    『うん。分かった‥ありがとう。』
    心配性な彼からの電話。毎日バイトの日は会社からモーニングコールをしてくる。

    2005-12-09 04:12:00
  • 6:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    でも数日後‥
    隣にいたのは私だった。。
    あまりにも自分に興味を見せない女に彼が興味を持った。

    そんな感じで私達は恋人同士になった。

    2005-12-09 04:20:00
  • 7:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    最初は全てが新鮮だった。私の元彼はホスト。一緒に暮らしていても彼の一番は仕事だったから一緒に出かける事も殆ど無くダラダラ続いた二年の恋は今となれば薄っぺらいものだった。
    そんな元彼に比べ、涼は全てが新鮮だった。

    2005-12-09 04:39:00
  • 8:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    毎日 100件にも及ぶメールに朝、昼、夜、夜中の電話。
    週末は毎週デートに外で歩く時は必ず手を繋ぎ カバンを持ってくれ、欲しい物は全て与えてくれた。
     
    元彼とは出来なかった当たり前の事が嬉しく思い 私はどんどん涼を好きになっていった。

    2005-12-09 04:43:00
  • 9:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『ずっと一緒にいたいね。離れたくない。。』
    ラブホテルのベットの上で私を抱く涼につぶやいた言葉。その時は本当にそう思った。
    優しい涼。可愛い涼。大好きな涼。ずっと一緒にいれたらどんなに幸せだろう‥と。。

    2005-12-09 04:48:00
  • 10:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    でも、私が言った些細な一言に対しての涼の返事は私が想像してたより重い物だった。

    『彩音さんを僕にください。絶対幸せにします。』
    私の両親に頭を下げる彼‥反対される理由なんてない。両親からの涼の印象はハナマルだった。

    2005-12-09 04:52:00
  • 11:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    仕事は大手の会社勤務。
    実家は会社経営。次男で性格は温厚。タバコは吸わない。お酒は飲まない。女遊びもしない。

    親から見ても旦那にするには 満点に近い彼氏だった。

    2005-12-09 04:56:00
  • 12:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    とんとん拍子に話が進み 私達は婚約を済ませた。。新居を借り、新しい家具を揃え 二人の生活が始まった。最初は楽しかった。
    何の不満もなく・・・
    涼だけを見て、涼だけを愛して‥幸せになるはずだった。。
      彼に出会うまでは‥

    2005-12-09 04:59:00
  • 13:

    名無しさん

    頑張って

    2005-12-09 06:12:00
  • 14:

    14さん ありがとうございますm(__)m
     
    書き方とか中々思うように行かないですが 頑張るので また暇なとき見てくださいm(__)m

    2005-12-09 14:38:00
  • 15:

    眠い目をこすりながら リビングに行き ソファーに腰掛け 取りあえずはタバコに火をつけ テレビをつける。
    いつもと同じ番組を見て、頭の中では 夕飯のメニューを考える‥。
    ♪♪♪〜
    『もしもし?おはよっ。』『もしぃ?!姫、起きてたん?俺もぅベロベロやわぁ…今日はなっ・・・』

    2005-12-09 14:46:00
  • 16:

    一生懸命 今日の店での出来事を話す彼‥。
    『ほんまっ。大丈夫??』『うん。今からバイト?』『うん。そうやで。。ビラ配り‥しんどいゎ…』
    『そっか!また家ついたらメールするから返事してよっ!!頑張ってな!』
    毎日 かかってくる電話。彼は悠介。同じ年で昔の彼氏。三ヶ月程前に何年も会ってなかった彼に再会した。

    2005-12-09 14:52:00
  • 17:

    悠介と電話を切ると すぐに私はメールを打つ。
    【おはようございます。今日の予定は?】
    時刻は九時。急いで洗濯物を洗濯機に入れ テーブルの上にある食器をシンクに持っていき 顔を洗う。
    ♪♪♪〜
    【おはようございます!今日は11時から顧客の〇〇さんと新規が昼から。今んとこは2件です。何時にキャッチしましょ?】

    2005-12-09 14:58:00
  • 18:

    【じゃ10時半で。】
    誰にも言えない秘密の一つは私の仕事。。。
    俗に言う、風俗‥。
    店舗は知人に会う恐れがあるから私はデリヘルを選んだ。地元から一時間ほど電車に乗り 通っている。
    まさか 自分が風俗で働くなんて思ってもいなかった。

    2005-12-09 15:03:00
  • 19:

    急いでメイクをして髪の毛を巻き、思いっきり短いスカートを履く。
    これで 風俗嬢 ゆいの出来上がり。。
     
    左手についてる涼からの指輪を外し 安物のアクセサリーを身につけ私は家を出る。

    2005-12-09 17:21:00
  • 20:

    窓側の席に座り 外を眺めていると何だか馬鹿らしくなってくる。
    生活なら涼の給料で十分とまではいかないが それなりの生活は出来る。
    それなのに私はダラダラと飲み屋のバイトも続け、さらにビラ配りと嘘をついて風俗で働く。
    何かを背負ったり 有り余る程のお金が欲しいわけでもない。ただ少し‥少しだけ今の自分の気持ちを安定させる為だけのお金が欲しかった。

    2005-12-09 18:28:00
  • 21:

    ♪♪♪〜メール受信:悠介【姫は今電車の中かな?家ついたよ!!疲れた…今日は夜は?迎えに行くから、また終わったら連絡してね】メールを見ながら笑みがこぼれる。
    悠介も本当に優しい。。。悠介とは16歳の時、半年ほど付き合っていた。でも遊びたい盛りの私は悠介を ほったらかして友達とばかり遊んでいた。それでも悠介は何も言わなかった。

    2005-12-09 18:42:00
  • 22:

    『なぁ‥悠介は彩が友達と遊ぶの嫌じゃないん?』
    『彩が遊びたいなら仕方ないやん。』
    『なぁ‥何で悠介は彩に何も言わんの?怒ったりしてや!!』
    当時の私は 私に無関心な悠介が嫌だった。友達の彼氏は 男と遊ぶな!とか束縛されてる子が多くて それが何だか愛されてる証拠と勘違いし、私は一方的に悠介に別れを告げた。

    2005-12-09 18:48:00
  • 23:

    そんな悠介と再会したのは神様がくれたプレゼントかそれとも 罰なのかは今は未だ分からない。
    21歳の誕生日の日‥。
    友達がつれて行ってくれた店に彼は従業員として接客していた。入り口のパネルを見ながら かっこいいと指差した男‥名前は俊。五年の月日は私にとって長く、少しの期間でも愛していた人なのに写真で気付く事はなかった。

    2005-12-09 18:57:00
  • 24:

    『久しぶりやゎー!!ホスト。彩は最近は?』
    友達の圭が目をキラキラさせながら言う。彼女とは少し前までよく一緒に飲みに行ってた。でも圭が店を辞めて 私が涼と住むようになってからは 夜会う事が殆どなくなっていた。
    『私もかなり久しぶりやで!全然飲みに行ってないもん。。』
    『そっか!!今日は久しぶりに飲むでぇー!うちもこの店三回目やけどな‥』

    2005-12-09 19:04:00
  • 25:

    嬉しそうに笑う圭。お気に入りがいる事はすぐに分かった。すぐに圭のお気に入りが席についた。
    『彩、誰つけてもらう?』『別に誰でもいいけど‥』困った様子の私に対して圭のお気に入りが口を挟む。『じゃ適当に何人かつけるから決めてね』
    頷くと同時に三人のホストが私の席についた。

    2005-12-09 19:18:00
  • 26:

    その内の一人の中に俊がいた。ジーっとこちらを見る。私も目をそらす事無く見つめた。
    『やっぱり・・・』
    彼がつぶやくように言った。そして私を見て にっこりと笑った。
    ドキッ━・・・
    私の鼓動は一気に早くなり顔が赤くなるのが自分でも分かった。

    2005-12-09 20:43:00
  • 27:

    かっこぃい!!!!!
     
    私は一瞬で俊を口座にする事を決めてしまった。
     
    『ちょっと!!二人で盛り上がらないでくださいよっ!取りあえず頂きます!!』

    2005-12-09 20:45:00
  • 28:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    一緒についていたホストの一人が笑いながら わって入った。
    取りあえず水割りが揃い みなでグラスを合わせる。一人一人 彼らの自己紹介が始まった。店名、名前、携帯が明記された紙切れが私の前にトランプのように何枚も重なっていく。
    『えっと…久しぶり!!』
    そう言って渡されたのは 俊とかかれた名刺。

    2005-12-10 09:23:00
  • 29:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    久しぶり‥??
     
    前にキャッチでもされたのかな。。この店には今回初めて。会った事なんてあるはずがないだろう…。
    取りあえず愛想笑いをしてみた。
    『ちゃんと分かってる?』俊がこちらを向き 顔を覗き込む。

    2005-12-10 09:26:00
  • 30:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『えっ?俊君やろ?ちゃんと覚えたよ。』
    にっこり笑う私に彼は少し不満そうに言った。
    『やっぱり覚えてないやん。ショックやゎー!!彩音やろ?今日が誕生日で血液型はB型。』
    淡々と私について話す彼にみんなが驚いた表情で俊を見る。さすがの私も嬉しいというより 少し気味が悪くなった。

    2005-12-10 09:33:00
  • 31:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『えっ?誰??』
    じーっと彼の顔を見つめる。そういえば誰かに似てるような気もする。
    『俺との付き合いはその程度やってんな‥』
    『えっ?!!!もしかして悠介??』
    その時になり ようやく気がついた。悠介は本当に変わっていた。昔のように可愛いという表現は相応しくない程 一人の男になっていた。

    2005-12-11 04:43:00
  • 32:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    それから私達は連絡を取るようになった。
    『はい?!』
    悠介と再会して二週間が過ぎた頃だった。深夜一時の電話・・・。だいたいの電話の内容の想像はつく。。『今はまだ店やで!もぅ終わるけど‥悠介は?仕事じゃないん??』
    『今日だけ助けてくれん??俺、眠くて死にそうやねん。酒飲める状態じゃないんやけど‥』
    初めてのホスト俊としての営業電話だった。

    2005-12-11 05:00:00
  • 33:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    『営業電話かょ‥。いいけど‥一人嫌やなぁ・・・』いずれは 掛かってくるであろうと思っていた電話は予想よりは遅かった。本当は2、3日で鳴ると思っていた。
    『俺おんねんから一人でいいやん!!頼むゎ‥。』
    『仕方ないなぁ‥。分かったゎ!!今から行くから。』電話を切り すぐに店に向かった。それは きっと 悠介に会いたかったからに違いない。でも私はその気持ちを認めたくはなかった。

    2005-12-11 05:06:00
  • 34:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    一人 店に向かいながら携帯を触ってると前から悠介がニコニコしながら歩いてくるのが見えた。
    『おはよっ!!』
    嬉しそうに私の横をぴたりとくっついて歩く。
    『今日二万しかないからねっ。』
    冷たく言う私に 悠介は二度 首を縦に振った。

    2005-12-11 05:11:00
  • 35:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    私が夜バイトしてるのは週三日。時間は四時間程度で給料も10万程度‥。正直二万の飲み代は 痛い。
    家賃に光熱費、食費に涼と出かける時のお金は全て涼が払ってくれてる。そんな生活をしているのに 自分はホスト遊び・・・。
    涼に対して罪悪感はあった。でも私の中で悠介に会いたい気持ちもあった。多分 悠介からの電話がなくても私はいずれ自分から会いに行ったと思う。

    2005-12-11 05:17:00
  • 36:

    彩音 ◆0XlGlYK4pE

    店はかなり賑わっていた。ここは現実逃避の場所。。みんなが姫になれ、普段は味わえないような思いも出来る。
    『姫、ありがとねっ!!』 グラスを手に持ち 悠介が私に微笑む。
    『いえいえ‥』
    お酒もすすみ 私達は昔話で盛り上がった。初めてのデートの話、初めてのキスの話、そして 初めて私が悠介のものになった時の話・・・。

    2005-12-11 05:25:00
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