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愛しき者へ
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1:
ぁさみ
1999年7月8日、私は元気な女の娘を産みました。その日。。。午前中に腰が痛みだした。少し横になりながら家事をして過ごした。だんなは夜勤だったから家に居たのに、まだ予定日まえだったからとスロットに出掛けた。私は腰の痛みは雑巾がけとかの疲れだと思いながらもしかしたら。。?それでも片付けなんかを休みながらしていた。
2006-05-07 10:04:00 -
31:
ぁさみ
出産までの間、お金の不安、酒乱の恐怖に私は、つわりがなかなか収まらなかった。安定期に入っても時々吐気に襲われた。貧血も酷く、検診に行くたびに普通の注射の何倍もの大きさの注射器で貧血の薬を注射された。それでも歩いて帰った。時々、途中で気分が悪くなって座り込んだりしながら。酷いときは病院で点滴を打ってもらって帰ることもあった。
2006-06-18 15:21:00 -
32:
ぁさみ
私の楽しみは一人の時にお腹の赤ちゃんに話し掛けることだけだったかも知れない。お腹を擦りながら歌を唄ったり、今日あった出来事を話したりした。時々泣けてきてしまいお腹の赤ちゃんに謝りながら泣いた。早く、この腕に赤ちゃんを抱き締めたかった。
2006-06-18 15:29:00 -
33:
ぁさみ
旦那が夜勤の時はたまに電車に乗って実家に帰った。おかずを買うお金も無くて、電車賃だけを握り締めて帰って来る娘を両親は暖かく迎えてくれた。お父さんはぶっきらぼうに「嫁に行った娘がのこのこ、帰ってくるな!ま、飯ぐらい食べていけ。」と質素ではあるけれど、家庭料理をお母さんに用意させた。ぶりと大根の煮付けや冷奴。ひじきの五目煮、手作りの山椒味噌。ご飯と味噌汁とおしんこ。ごくありふれた家庭料理に久しぶりの家族団らん。家族の優しさが心に染み渡る。「お父さん、あんなこと言ってるけど本当は嬉しいのよ。あんたも大変だろうけど頑張りなさい。」そう言ってお母さんは少しのお金を私の手に握らせた。私が無心に来たことを分かっていたのだ。ありがとうと、涙を堪えて伝えるのがやっとだった。年の離れた妹達が駅まで送ってくれた。年が離れているせいか娘みたいな妹達にもまた癒された。家族の有り難みを感じた。
2006-06-18 18:01:00 -
34:
ぁさみ
私の実家はむしろ貧乏で私はお金を用意するだけの余裕など本当は無いのだ。けれど、娘を大事に思う気持ちが無心を許してくれたのだ。帰りの電車の中、静かに泣いた。(本当にごめんなさい。)お母さんは旦那の酒のつまみにとぶり大根と山椒味噌を分けてくれた。親ってすごい。私になれるのかな?自分を犠牲にしても子供に愛情を与えられるのかな?先の見えない迷路の中に居るような感覚に襲われた。自分の家に帰るのに気分は重くなる一方だった。
2006-06-18 18:16:00 -
35:
ぁさみ
私は、弱い人間なのだと思う。とても。強がって維持はって生きてきたけど、誰かに依存しなければ生きて行けない。旦那に依存して今の私は生きてる気がする。
2006-06-22 12:55:00 -
36:
ぁさみ
それからも何度か実家に帰る度にお母さんはお金を工面してくれた。「あんたにはお父さんが入院したときとかに世話になったからね。」私が気を使わなくて済む様にお母さんはいつもそう言ってくれた。その時の私はお金をもらうのが当たり前の様な気がしていたと思う。そして旦那やお義母さんには工面してくれた事は言わなかった。そのせいで私の両親は旦那側の家族に悪い印象を与えてしまっていたのに。ちゃんと私達夫婦の力になってくれていたのに「全く何もしてくれない人達。」と言うレッテルを貼らしてしまっていた。
2006-07-08 05:08:00