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一緒に死ぬ人
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1:
美帆
私には、当たり前の様に家族がいる。友達がいる。でもなんでやろ?いつも一人ぼっちに感じんねん。本当は誰も、私をみてへんのちゃうかな…って。
2005-12-09 05:21:00 -
2:
名無しさん
見てないよ。
2005-12-09 05:30:00 -
3:
ふぅ
見てるョッ☆見てるから、友達だって電話とかしてくるしメェル来るんゃん♪逆に、友達もそぅ心配してるかもョッ☆ぅちもたまに同じ事考ぇる。そんな時わぁ、友達に電話してバカ話するョッ☆
2005-12-09 05:34:00 -
4:
美帆
「はぁ〜。つかれたぁ!」さっきまで何もなかった殺風景な部屋に、たくさんの段ボールが無造作におかれた。今日から美帆は東京で暮らす。何か夢があるわけじゃないし、東京に知り合いがいるわけでもない。ただ、大阪から逃げてきた。たくさんの思い出がつまったあの街に、いるのがつらいから。どこにいっても、君を思い出すから…。
2005-12-09 05:38:00 -
5:
美帆
初カキコありがとう??そうだよね?わかってるけど…なんかときどきむなしくなっちゃうのはなんでなんゃろなぁ?ワラ?でもこれは、こんな私を四六時中思った人の話しやねん?よんでくれたらうれしいな?
2005-12-09 05:43:00 -
6:
美帆
でも、そんな日がずっとつづくわけもない。一人暮しを初めて、一ヶ月もたった頃には、すでに訪問者がくることはあまりなくなっていた。「つまんな…」美帆は、もうしつこい程読んだ雑誌を、また読み直す。せっかくバイトも休みなのに、平日って事もあって、誰も相手をしてくれない。週6でバイトに行って、休みの日はひたすら寝る。気がついた頃には、そんな代わり映えのしない毎日を送る事が、あたりまえになっていた。
2005-12-09 06:00:00 -
7:
美帆
ある日の仕事帰り、美帆はいつもの様に、心斎橋をとぼとぼ歩いていた。(うわぁー、いるいる…。)真っ黒なスーツを着た男達…ホスト。仕事がえりで疲れているのに、声をかけてくる。美帆はうざくてしかたがなかった。そして美帆は、さらにうざいものを見る。いつもフレンドリーに話し掛けてくる男…、拓。こいつもまた、ホストだった。
2005-12-09 06:11:00 -
8:
美帆
「ぁっ、いつもの子ぉやぁ〜!おはよう!」満面の笑みで近づいてくる。勿論シカト。「ひどいなぁ〜。こないだアドレス教えてくれるって言ったのに…嘘つき〜!」…だまれ。それはお前があまりにしつこかったから、また今度ねって言うしかなかったんやろが…。イライラがMAXに近づく。ブチ切れたいけど、回りに人がたくさんいる。ここは我慢…。「嘘つきさん♪嘘つきさーん!嘘は泥棒の始まりやねんで〜!ぅーわぁ〜」拓の嘘つきコールは始まった。その声は次第に大きくなる。
2005-12-09 06:21:00