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透明人間
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1:
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もし自分が透明人間になったら…、何をするだろう。万引き?イタズラ?芸能人の家に居座るとか…。でも実際に本当に透明になってしまったら…、本当にそんなことをするだろうか?誰も自分をみない 自分はいない 存在しないのと同じ。私だったら気が狂うだろう。
2005-12-08 00:01:00 -
2:
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由香は小学三年生。ちいさいころから仲良しのエリちゃんと、下校中よりみちをしていた。夕方6時、夕日がしずみかけていた。「もう6時だよ!かえらなきゃ。」エリちゃんが言う。「えっ、もう帰るの?もうちょっとあそぼうよ」「だってえ、半までにかえらなきゃ、カギ閉められちゃうよ。ばいばい!」エリちゃんは自転車にまたがり、そそくさと公園をでていった。
2005-12-08 00:09:00 -
3:
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由香の家は門限なんてない。何時にかえろうが、心配されることも、怒られることもない。しばらくボーっとして、しかたなく家に帰った。
2005-12-08 00:12:00 -
4:
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うるさい道路ぞいの一角に、ひっそりと佇むボロアパートの2階。ここが、由香の家。何度通ってもなれない、うすぐらい階段をあがって、玄関をあける。「ただいま!」返事がない。部屋をあけると、母は鏡とにらめっこしていた。真っ赤な口紅をひきながら、振り返らずに返事をする。「ぁあ、おかえり」
2005-12-08 01:32:00 -
5:
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由香の家は、母と由香の二人家族。父は、女を作って蒸発したらしい。別に、父に未練はない。顔もみたことがないし、しゃべったこともない。由香がうまれたとき、すでに母しかいなかったから、これが普通になっていた。
2005-12-08 01:38:00 -
6:
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母はあいかわらず化粧をつづける。ランドセルを開けて、由香はテストを取り出した。「おかあさん、今日由香、百点とったよ!先生にほめられた!」……一瞬シーンとなった。そして、母は振り向き口をひらく。「ママ仕事行ってくるから、火事だけはおこさないでね。」「…はい。」それだけ言って、母はそそくさと出掛けていった。
2005-12-08 01:48:00 -
7:
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部屋で一人ぼっちは、いつものことだ。小さなスナックでママをしている母は、朝方かえってきて、由香が起きるころには爆睡している。そして学校から帰る頃、母はでかけていく。いつも机に、二千円だけ置いて。「おかあさんは、いそがしいから仕方ないもんね」縫いぐるみに話しかけて、由香はテレビをつけた。
2005-12-08 01:54:00 -
8:
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そんなすれ違いの日常が続き、中学生になったある夏の日、珍しく母は期限よくかえってきた。「由香ちゃ〜ん、ただいまぁ!!かえってきたぞぉ〜♪」「お母さん、おかえりなさい。」玄関にでると同時に、母はもたれ掛かるように由香に抱き着いた。「お母さん、お嫁さんになるんだよぉ〜!」…酒くさい。酒臭い母をリビングまでつれていき、ふと玄関をみる。「…誰?」玄関には、体格のいい五十代後半くらいの男が立っていた。
2005-12-08 02:08:00 -
9:
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母は思い出した様に振り向き、見たこともないような笑顔をして、男に手招きした。男は、「おじゃまします」ぼそりと呟いて、づかづか上がり込んだ。由香がわけがわからないとゆうような顔で母をみると、びっくりするような大声をあげて、男を紹介した。「由香ちゃんのパパになる、中山秀樹さんだよぉ〜!よかったねえ!なかよくね!」そしてまた由香に抱き着き、耳元でぼそりと、気味悪くつぶやいた。「おかねもちだよ…」にんまり笑って、母はそのまま眠りにおちていった。
2005-12-08 02:22:00 -
10:
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幸せそうにイビキをたてて眠る母のよこで、二人の空気はきまずかった。「あの…母がいってた事は?」耐え切れなくなって、由香は口をひらく。「智子…いや、お母さんからきいてないの?」中山は、驚いた様に由香の顔を見た。こくりとうなずくと、深い溜息をついて、語りだした。「智子とは店で知り合って、もう三年以上付き合ってるんだよ。今日、婚姻届けをだしてきた。だから今日から由香ちゃんのパパになるんだよ」そういって由香の手をにぎり、やさしく微笑んだ。…寒気がした。
2005-12-08 02:38:00