小説掲示板うちの人生…のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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うちの人生…

• 1:

  優奈

  小さい頃から大人しかった私。みんなの前で声を出す事が恥ずかしかった私。
  
  そんな私がある時突然変わってしまい、それから私の全てが変わって行った…。

  2005-12-01 00:50:00
• 2:

  優奈

  私は幼稚園の頃から小学校まですごく大人しい子で、みんなからよくめずらしがられたり、あまりにも喋らない為からかわれたりしていた。
  すごく恥ずかしがりやで｢あ｣の一言も言えない私。
  返事もできない私。
  ある時には｢障害者？｣と言われた時もあった。

  2005-12-01 00:53:00
• 3:

  優奈

  でも私はごく普通の健康な女の子。家族や近所の友達とは毎日声を上げて遊んでいた。
  ただ学校だけが私にとって一番の嫌いなものだった。

  2005-12-01 00:56:00
• 4:

  優奈

  そんな私は、喋らない分いつもにこにこ笑顔でいた。
  幼稚園の頃からいつも『笑顔がかわいい』と言われていた。
  そして今でも『いっつも笑ってんなぁ〜』とよく言われる。

  2005-12-01 00:59:00
• 5:

  優奈

  本当は学校でもみんなみたいに元気に喋ったりしたかった。
  声を上げて遊んだりもしたかった。
  好きな男の子ができてもいつも遠くから見ているだけ。
  つらかった。
  そんな自分が情けなくていつも一人で泣いていた。

  2005-12-01 01:02:00
• 6:

  優奈

  そんな私は『小学校卒業までは頑張ろう』と心に決め、中学校からはちょっとずつでも自分を変えて行こうと思っていた。

  2005-12-01 01:04:00
• 7:

  優奈

  そして小学校も卒業し、中学１年生を前に春休みを迎えた。
  私が行く中学は地元でもすごく有名な不良の多い中学校‥
  正直こわかった。
  でも自分を変えたいという気持ちがあった為、私は中学生活を迎えた。

  2005-12-01 01:07:00
• 8:

  優奈

  ―入学式―
  緊張した。
  私が通ってた小学校の全校生徒はみんな同じ中学。
  あとは地域によって違う小学校から数人来るだけ。
  一年生は９クラスあった。
  私は５組で自己紹介が始まった。

  2005-12-01 01:17:00
• 9:

  優奈

  ほんまに緊張した。
  みんなの前で初めて喋る日。
  ６年間一緒やった子らが、私の声を初めて聞く日やったんやから‥
  小さい声やったけど私はめっちゃ頑張った。
  みんなびっくりしてたやろな〜

  2005-12-01 01:19:00
• 10:

  優奈

  それから中学生活にも慣れて行き、ちょっとずつ喋るようになり友達も数人できた。
  でも一つだけ嫌な事があった。
  
  先輩がこわい…。

  2005-12-01 01:21:00
• 11:

  優奈

  一年生の私には二年生、三年生はやっぱりこわかった。
  『スカートが短い』
  よく言われてたと思う。
  一年生にもやっぱりやんちゃな女の子はいた。
  でもその子らは先輩とも仲が良い為、何も言われる事なく好き勝手していた。

  2005-12-01 01:24:00
• 12:

  優奈

  そんなある日、一年生も終わりかけの頃‥
  友達と喋っていて、私達は好奇心でタバコに興味を持った。
  それから私は変わっていった。

  2005-12-01 01:26:00
• 13:

  優奈

  タバコは吸ってみたけどむせたりしてそれ以上は吸わなかった。
  そして二年生になり学校にもだいぶ慣れた頃、私は家出したいと思うようになった。
  これも好奇心…
  別に親が嫌だったわけでもない。
  私の親は子供には熱心だが、成績が悪くても勉強ができなくても遊びに行ってもなにも怒らない。

  2005-12-01 01:35:00
• 14:

  優奈

  そして私はある時学校を休んだ。
  これは前から友達と決めていた。この日から家出する―‥
  
  友達がお見舞いに見せかけて私の家に来て、私はそのまま走って友達と家を出た。

  2005-12-01 01:40:00
• 15:

  優奈

  あんまり覚えてないけど、捜索願だされて昼間ふらついて歩いている時に親に見つかり、逃げたけどそのまま捕まった…
  今思うとほんまにあほ。
  それから私は無理矢理家に帰され説教された。
  私は説教されるのが大嫌い。
  それから学校に行かなくなり、一緒に家出した子と毎日遊んだ。

  2005-12-01 01:44:00
• 16:

  優奈

  毎日盗んだ原付で二人でぶらぶらするのが当たり前になり、ある時わたし達が通ってる中学の前を原付で通った。
  それから私達はその中学で噂になり、有名になった。
  
  大人しかった私がいきなり姿消していきなりあらわれた時には派手になっていちびってたら誰でもびっくりするし噂立てられて当たり前やんな。

  2005-12-01 01:50:00
• 17:

  優奈

  先輩にも目を付けられるようになり、呼び出しされたり探されたりもした。
  それでも私は学校に一日も行かなかった。
  毎日が楽しかった。

  2005-12-01 01:52:00
• 18:

  優奈

  ある日の朝方、いつものように原付でぶらぶらしていたら中学の先輩に見つかり追い掛けまわされた。
  どつかれるわー思って必死に逃げていた。
  おにごっこ状態で走り続けてたら前後左右はさまれ、みぞに突き落とされた。

  2005-12-01 01:57:00
• 19:

  優奈

  そんなイジメの後、つめられただけで終わったけど私と一緒にいた友達、｢綾乃｣は血が出ていた為近くの公園の水で怪我を洗った。

  2005-12-01 02:02:00
• 20:

  優奈

  そんな遊んでばかりの日、
  綾乃が『２学期から学校行かへん?!』と言い出し私もそろそろ行こうと思ってたので私達は行く事にした。
  ただみんなの目がこわかったけどあの頃の私にはどうでもよかった。

  2005-12-01 02:12:00
• 21:

  優奈

  夏休みも終わり、２学期が始まり私と綾乃は朝から酒を飲み学校へ行った。
  その頃私は髪も染めていて、化粧も濃く前とは別人。
  久しぶりに着た制服はミニスカにルーズソックス。
  あんなに暗かった私がいきなり派手になっているとみんなびっくりするだろう。
  おないのやんちゃグループの子等には喧嘩売られる覚悟で私は強気で学校に行った

  2005-12-01 02:46:00
• 22:

  優奈

  学校に入った瞬間、おない年のやんちゃグループのユキ、愛がいた。
  私達を見てユキが『なんで学校きたん？てかタバコ持ってへん？』と言ってきた。
  意外と普通な態度に私はびっくりした。
  『持ってんで。』と私は返事しなぜかそれからユキと愛と喋るようになった。
  こんな普通なもんなん？と私は不思議に思っていた。

  2005-12-01 02:51:00
• 23:

  優奈

  それからユキ、愛、綾乃、私と、あゆみと言う子５人でいるようになった。
  私達のたまり場がトイレと非常階段でありこの頃はいつもトイレで喋っていた。
  『今からカラオケ行かへん？』ユキが言い出し『行こぉやぁ〜』とみんなで学校を抜け出した。

  2005-12-01 02:56:00
• 24:

  優奈

  そんな毎日が私は楽しかった。学校には行っていたけど私達は授業に一度も出る事なく遊びまくった。
  そんな事をしているうちに私は愛とよく喋るようになった。
  愛は小柄でべっぴん顔。
  『今日も行く？？』私が愛に言うと『当たり前やんッ』と言い私達はそこへ向かう。

  2005-12-01 03:02:00
• 25:

  優奈

  そこは地元のデパートで、毎日のように私と愛はたまっていた。そこには二つ上の年上達もいてよく遊んでもらってた。
  たまに暴走族とかもたまっててよく喋ったりもした。
  ある時愛が暴走族の男と付き合い出した頃、私は愛の家に泊まっていた。

  2005-12-01 03:06:00
• 26:

  優奈

  愛の彼氏、裕也と愛が電話で喋っている時に愛が『優奈に変わってやってぇ』と言われ私が電話を変わった。
  『もしもーし！』
  「優奈ちゃんやんな？何してんの？」
  『は？だれ？』
  「健太って知ってる？」
  『知ってんでぇ。喋った事ないけど知美ちゃんの彼氏やろ？』

  2005-12-01 03:12:00
• 27:

  優奈

  知美ちゃんとは私の二つ上の人で健太とは、愛の彼氏の裕也と同じ暴走族の男だった。
  
  「え?!なんで知ってんの？?」
  健太はびっくりしていた。
  『なんでも知ってる♪』
  私は冗談ぽく言ったあと健太が「あんな、俺お前の事好きやねん。」はい嘘〜！と私は思い、『もーええし。』と交わした。

  2005-12-01 03:16:00
• 28:

  優奈

  ※略
  
  健太はびっくりしていた。
  『なんでも知ってる♪』
  私は冗談ぽく言ったあと健太が「あんな、俺お前の事好きやねん。」はい嘘〜！と私は思い、『もーええし。』と交わした。

  2005-12-01 03:19:00
• 29:

  優奈

  私は健太と実際喋った事もなかったし、顔すら知らなかった。
  知ってたのは名前と知美ちゃんと付き合ってるということ。

  2005-12-01 03:21:00
• 30:

  優奈

  なんでうちの顔もしらん男がうちの事好きになんねんとか思いながら健太は、「ちゃうねん本間やねん！安井の家にあったプリクラ見てお前に一目惚れしてん。」安井とは健太の友達で私は一週間ぐらい付き合っただけの男。
  私はなにこの男ねぼけた事ばっかぬかしとんねんと思いながら『意味わからんし。一目惚れとかありえへん。しかも知美ちゃんおるやん』

  2005-12-01 03:25:00
• 31:

  優奈

  「本間やし！てか知美と別れたし。付き合ってくれへん？」
  私は完全におちょくられてると思い『無理やなぁ。』と言いその会話は終わった。

  2005-12-01 03:27:00
• 32:

  優奈

  それから健太は毎日のようにしつこかった。
  でも私は信じなかった。
  そんな感じで遊んでる時、愛と私は毎日一緒で仲良くなっていった。また学校にも行かず、遊び続けた。

  2005-12-01 03:30:00
• 33:

  優奈

  そして中学二年生の冬…
  愛は裕也と別れていた。
  私と愛はコンビニにたまっていた。
  しょーもない会話をしていると一台の単車が前を通った。
  『あれ竜くんちゃうん！』
  「やんなぁ〜？」
  と話していると竜くんは私達に気付き向かってきた。
  竜くんは私の３つ上で当時は17歳。

  2005-12-01 03:35:00
• 34:

  優奈

  竜くんが単車を停め「おまえら何してんねん？」
  『なぁ竜くん寒いしどっか連れてって〜』私が言うと竜くんは単車に乗せて「落ちんなよ」とだけ言い近くのファミレスへ連れてってくれた。
  その時私達は制服だった。
  12月の寒い夜中に制服で遊ぶとかあほやん!!
  今やしそう思うんやんなっ

  2005-12-01 03:39:00
• 35:

  優奈

  その日はずっとファミレスにいた。一歩も出る事なく竜くんと愛と私と三人でファミレスで寝たり‥
  竜くんが「なんか食べや。腹減ってるやろ？」と言い私達はファミレスで生活をしてた。笑
  店員も何も言わない。

  2005-12-01 03:42:00
• 36:

  優奈

  ファミレス二日目の夜…
  竜くんの友達がいっぱい集まったりしてて竜くんは酒を飲んでいた。
  私は噂で竜くんは酒飲んだらこわいと聞いていたが普段と変わってなかった様子で、私達はそろそろ帰ろうと思い、『なぁ竜くん、うちら帰りたいんやけど…』と言ったら「なに言ってんねん無理じゃ。」

  2005-12-01 03:47:00
• 37:

  優奈

  私は冗談と思い、『ちゃうねんもう帰らなやばいねん』
  この時竜くんの顔つきが変わって「無理。帰らせへんし」
  『なんで？親も心配してるし学校も行かなあかんねん‥』
  私達は本気で帰りたかった為泣き落としした。

  2005-12-01 03:51:00
• 38:

  優奈

  「は？お前らそうゆう時だけ都合よく親使うんけ？今さら親心配してるとか言うんやったらはじめっから心配させんなや！学校いかなあかんてお前らどーせ行かへんやんけ。行っても一時的ちゃうんけ。そんなんで帰ろ思ても無理じゃ」
  と言われ私達は拉致られる！と思い竜くんも酔ってる事やし今日は我慢しよと思った。

  2005-12-01 03:55:00
• 39:

  優奈

  そして帰りたいと思いながらもファミレスで竜くん達と喋っていたら、竜くんの年上が一人来た。
  私は『なぁ和也くん来た！』
  と愛に言った。
  和也くんは奥さんも子供もおんのに浮気ばっかしてて女食い荒らしてるし気ぃつけやって年上から言われてた。

  2005-12-01 04:03:00
• 40:

  名無しさん

  更新して(´ｰ?ｰ)?

  2005-12-05 14:30:00