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望まれない子

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  • 1:

    ☆ユカ☆

    初の小説なんで、下手くそかもしれなぃですが、ガンバルんで読んでくれたらウレシイです(^-^)

    2005-10-13 01:43:00
  • 2:

    名無しさん

       〜おわり〜

    2005-10-13 01:54:00
  • 3:

    名無しさん

    ↑☆ユカ☆

    2005-10-13 01:54:00
  • 4:

    ☆ユカ☆

    兄の影響もあってか、綾乃は男っぽい。そんな綾乃の初恋は、大学に入ってからだった。 うまれつき才能があった綾乃は、京都の美大に受かったが、周りももちろん才能がある。自信を失って、やめようかと悩んでいた時に支えてくれたのが剛志だった。

    2005-10-13 01:56:00
  • 5:

    ☆ユカ☆

    剛志は綾乃の一個先輩。優しくてカッコよくて、女子みんなの憧れの存在だった。 しかしその反面、女グセが悪い事でも有名だった。

    2005-10-13 02:06:00
  • 6:

    ☆ユカ☆

    剛志は綾乃のイッコ先輩。優しくてカッコいい剛志は、女子みんなの憧れの存在だった。しかしその反面、女グセが悪い事でも有名だ。 綾乃がその噂を耳にしたころには、もうとりかえしがつかないほど本気になってしまっていた。

    2005-10-13 02:18:00
  • 7:

    ☆ユカ☆

    そんなある日、綾乃は告白を決意する。近くの公園に剛志を呼び出し、思い切って気持ちを伝えた。結果は。。以外にもOKだった。 こうして綾乃と剛志の交際が始まった。

    2005-10-13 02:29:00
  • 8:

    ☆ユカ☆

    いままで洒落っ気のなかった綾乃は、必死にファッションを覚え、化粧を覚えた。 どこかあどけなかった少女が、ケバい女にかわってゆく・・・ そして剛志の誕生日の日、綾乃は大人になった。二人は強く抱き合って、結婚を約束した。

    2005-10-13 02:41:00
  • 9:

    ☆ユカ☆

    遊園地にいったり、食事にいったり、、お互いに忙しかったから、あまり出かける事はなかったけど、それでも綾乃は幸せだった。会うたびに二人は強く抱き合った。 しかしそんな幸せも、いつまでもつづくはずはなかった。 翌年の春、綾乃は生理が来ない事にきずく。剛志の子を妊娠していた。

    2005-10-13 02:50:00
  • 10:

    ☆ユカ☆

    ━━━自分は今、愛する人の子を宿している。 二人が愛しあった証がここにいる。 この子は幸せを運んできてくれた。 ずっと剛志といれるんだ。━━━ 綾乃はうれしくなって、夜中だというのに家をとびだし、剛志にあいにいった。

    2005-10-13 03:06:00
  • 11:

    ☆ユカ☆

    ━━━子どもができたなんて言ったら、剛志どんなに喜ぶだろう。早く喜ぶ顔が見たい。やっと結婚するんだね。━━━この時綾乃は、こんな気持ちだったと思う…。 一時間ほどタクシーにのって、朝方やっと剛志の住むアパートについた。

    2005-10-13 03:15:00
  • 12:

    ☆ユカ☆

    剛志の部屋をノックする。眠そうにでてきた剛志に、綾乃は妊娠を告げた。 一瞬時がとまった。。その後剛志が言った言葉━━綾乃は一気に地獄に突き落とされた気分になった。

    2005-10-13 03:26:00
  • 13:

    ☆ユカ☆

    剛志には結婚を約束した女がいる事。 その女と、剛志の子がもうすぐ生まれる事。。あげくには、綾乃の子は自分の子じゃないとまで言い張った。 綾乃は言い返す事もなく、アパートをでていった。

    2005-10-13 03:31:00
  • 14:

    ☆ユカ☆

    綾乃は学校をやめた。死ぬ事も考えたし、降ろすことも考えたけど、愛する人の子がたしかにお腹の中にいる。━━━生まれてきた自分の子を見たら、剛志はもどってきてくれるかもしれない。だって自分の子共だよ?愛しくないわけがない━━━ 綾乃が産む事を決意したころには、もうお腹はだいぶふくらんでいた。

    2005-10-13 03:38:00
  • 15:

    ☆ユカ☆

    ━━そして11月14日、その子は生まれた。二人をきっともう一度、赤い糸で結んでくれるように。。そう願いを込めてつけられた名前、≪結香≫。それが私だった。

    2005-10-13 03:47:00
  • 16:

    ☆ユカ☆

    ユカと綾乃は、此花にある小さなアパートで二人で暮らしはじめた。最初のうちは愛してくれていた母も、大きくなるにつれて剛志に似てくる私を、いつしかあまり抱かなくなった。

    2005-10-13 03:57:00
  • 17:

    ☆ユカ☆

    私にたえられなくなったのか、何をキッカケにしてか。、ユカが二歳になる時、母は私を実家にあずけ、どこかに消えた。母の記憶はない。ただ写真で顔は知っている。私と母は、親子とは思えないほど似ていなかった。

    2005-10-13 04:04:00
  • 18:

    ☆ユカ☆

    祖父は私がうまれるまえに病気でなくなったので、私と祖母は二人で暮らしていた。祖母は本当に可愛がってくれた。叱られた記憶がないほどだ。ただ、母の話しをする時の祖母の顔は、いつもとてつもなく恐かった。

    2005-10-13 04:10:00
  • 19:

    ☆ユカ☆

    祖母は私に、母が私を捨てて蒸発した事をかくさなかった。━━母の話しをする祖母の顔。私を捨てた母━━根岸綾乃を知る度に、私は母を怨むようになった。人を信じることが怖くなった。友達もろくにできないまま、私は中学を卒業した。

    2005-10-13 04:20:00
  • 20:

    ☆ユカ☆

    そして中学卒業と同時に家を出た。日本橋にあるワンルームマンションで、一人。寂しくはなかったけど、当時15歳の私にはろくにバイトもなく、マクドでかせぐ給料での生活は、とても厳しかった。

    2005-10-13 04:27:00
  • 21:

    ☆ユカ☆

    バイト先の仲間にたすけられながら、なんとか食べつないでいた。ホントに困った時には、体も売った。一回一万円。安い女だ。それでもあの時は、大金に感じていた。

    2005-10-13 04:31:00
  • 22:

    ☆ユカ☆

    恐いもので、体を売るという事は、何度かやってるうちになれてくる。最初はバイト先の人としかやらなかったが、いつのまにかうすギタナイおやじにも売るようになり、大金を求めるようになっていった。≪泉の広場≫に座っていれば、オヤジ達は嫌というほどむらがってくる。ユカはバイトをやめ、売りで生活をするようになった。

    2005-10-13 04:39:00
  • 23:

    ☆ユカ☆

    そしてだいぶ生活に余裕がでてきたある日、ユカはミナミに一人買い物に来ていた。コート、ブーツ、鞄、、大量に買い物をして、ご飯をたべて、家に帰ろうとした時は、もう夜だった。 夜、ミナミは昼間とはちがう顔をみせる。たちまちホストとスカウトの人で、ひっかけは賑やかになった。

    2005-10-13 04:48:00
  • 24:

    ☆ユカ☆

    「今からどこか行くん?よかったらのんでぃけへん〜!?」 「ちょっとまったっ!話しだけでもきいてやぁ☆」 「今からお仕事ですか?よかったらうちではたらきません?」 あちこちから声がかかる。ユカはいつも素無視だ。

    2005-10-13 05:02:00
  • 25:

    ☆ユカ☆

    だんだん歩くスピードも早くなってしまう。そしてまた、スーツの男がちかずいてきた。「なぁなぁ☆」さすがにユカもイライラしてきていたので、思わず返事をしてしまった。「なんなん?!」「えっゴメン。でもそんなおこらんでもぇえやん〜?」 「別におこってなぃし!!」「おこってるぅ〜(;口;)ぅわぁむちゃ泣きそう!なぁ俺涙でてんねんけど、、どうしてくれるんっ」

    2005-10-13 05:11:00
  • 26:

    ☆ユカ☆

    必死に目を見開いて、涙を流そうとしながらついてくるその男に、ユカは思わず笑ってしまった。「わかったょ〜いけばいいんやろっ☆☆すぐかえるからなぁ!」 「ぇっマジ!やったぁ!」 無邪気によろこぶその男にまけて、生まれて始めてホストに行くことになった。これが、ユカと宏大の出会いだった。

    2005-10-13 05:19:00
  • 27:

    名無しさん

    ユカいくら?      SEXしよ?

    2005-10-13 06:06:00
  • 28:

    ☆ユカ☆

    もぅ今は売りやってないょ(^^;)

    2005-10-13 07:00:00
  • 29:

    ☆ユカ☆

    しばらく歩いて店についた。ビルの五階にあるその店には、≪QUEEN≫という緑の看板があった。「ぃらっしゃいませ〜!!」ホストたちがいっせいにさけぶ。≪QUEEN≫の第一印象は、とにかく狭かった。Tvでよく知るホストとはまるでちがった、こじんまりとした店。ちょっと期待ハズレだったけど、その半面、緊張はいっきにほぐれた。

    2005-10-13 09:44:00
  • 30:

    ☆ユカ☆

    「どぅ?初ホスト♪」宏大が聞く。「ん〜、普通。」「普通ってなんゃねん!ワラ☆まぁええわ、そこすわってぇ。」宏大に案内され、席につく。時間が早かった事もあって、お客さんは少ない。いっぺんに三人のホストがユカについた。

    2005-10-13 09:50:00
  • 31:

    ☆ユカ☆

    優クンと亮治クン、それに宏大。三人の話しは楽しかったので、いつのまにかユカも笑顔になっていた。優クンのお姉さんの話し。亮治くんの元カノの話し。宏大の変なお客さんの話し……。しつこいが、ホントに楽しかった。話してる最中、宏大は時々わたしの頭をなでた。ふくれたかおをすると、「かわぃいなぁ〜オコチャマはっ☆」といってからかってくる。いつのまにかユカは、宏大の事がきになりだしていた。

    2005-10-13 10:03:00
  • 32:

    ☆ユカ☆

    それからもいろんなホストがきて、いろいろな話しをしたり、カラオケをしたりした。だいぶ酔っ払ったころ、チェックの時間がきた。「ユカぁ☆そろそろ2時間たつわぁ。どうする?」「まぢでぇ↓今日は帰るわぁゴメン…」「ぇえよ☆楽しかったぁアリガトウなっっ!」「うん、、、。」本当はもっといたかったけど、財布の中身は少ない。昼間買い物したことを少し後悔した。

    2005-10-13 10:14:00
  • 33:

    ☆ユカ☆

    お会計をすまして、席を立つ。大分飲んだので、トイレにいきたくなった。「お手荒い借りてぃい?」「うん☆ここやでぇ!」「アリガトウ。、ぇっ?」ドアをあけた時、宏大も一緒にはいってきた。そして、ユカに軽くちゅうをして、トイレをでていった。

    2005-10-13 10:24:00
  • 34:

    ?チビたん?

    楽しいぃ?完結まで読むカラ頑張ってね??更新楽しみにしてるねェェ????

    2005-10-13 10:28:00
  • 35:

    ☆ユカ☆

    ?チビたん?さん、読んでくれてぁりが????寝ようと思ったケド、そんなんゆわれたらガンバっちゃうヤン????ワラ?頑張って完結するから、これからもヨロシクですっ☆

    2005-10-13 10:45:00
  • 36:

    ☆ユカ☆

    (えッ。なんやったん今の…)この頃ホストなんて縁がなかったユカは、色や枕、友営なんて言葉は知らない。単純に、愛情表現だと思ってしまった。フウ…。軽く深呼吸をして、おもいきってトイレをでた。トイレの前には、ちょっと照れ臭そうにわらった、おしぼりをもった宏大が待っていた。心臓が飛び出るかと思った。

    2005-10-13 10:54:00
  • 37:

    ☆ユカ☆

    「はぃっ。」目もあわさずにオシボリを渡す。「ぁ、ありがとう…☆」 ユカは今まで恋なんてしたことがなかった。だから、この時の気持ちにとまどった。完璧に、宏大に落ちた瞬間だった。

    2005-10-13 10:59:00
  • 38:

    ☆ユカ☆

    宏大に送り出され、店を出た。朝方の静かな商店街をモウダッシュで走って、10分位で家についた。部屋についた瞬間、ベットに倒れ込んだ。ふとんの中で、今日の事をおもいだし、一人幸せに浸っていた。(宏大が、好きや…!!)そう確信して、深い眠りについた。

    2005-10-13 11:07:00
  • 39:

    ☆ユカ☆

    ほぼまる一日おきていたため、起きた時はもう夜中だった。なんとなく携帯を開く。☆新着メール2件:宏大☆一気に目が覚めた。一件目━━今日はアリガトウ!楽しかったでぇ☆なんか無理につれてってゴメンなぁ↓↓また遊ぼうなっ。宏大━━2件目━━おきてる??━━二件とも昼すぎのメール。いまさら返信しても遅いと思い、しかたなく携帯を閉じた。

    2005-10-13 11:21:00
  • 40:

    ☆ユカ☆

    そろそろお金がつきてきたため、この日は久しぶりに≪売り≫に行事にした。化粧をしてタクシーに乗る。20分もしないうちに梅田についた。

    2005-10-13 11:25:00
  • 41:

    ☆ユカ☆

    ついてソッコー声をかけられた。「ひまやったらお茶ぃかない?お金だすし」見た目20代後半ってトコだろう。ユカはこいつにきめた。カラオケで歌って、当たり前の様にホテルに行く。ボロボロの、和風のホテルだった。

    2005-10-13 21:23:00
  • 42:

    ☆ユカ☆

    (ゃだなぁ…)ユカはちょっと気が重くなった。お風呂もなぃ。シャワーだけだった。タオルで全身を拭き、ふとんに座る。男は我慢できずに、ユカの胸に手をのばした。

    2005-10-13 21:50:00
  • 43:

    ☆ユカ☆

    「んっ…」ユカは思わず手をはらった。いつもの事なのに、なぜか━━キモチワルイ。ゆかはいつも汚い親父を相手している。今日の客は若いし、いつもよりだいぶマシなはずなのに━━。もてあそばれる事なんて、なれてたはずなのに━━

    2005-10-13 21:57:00
  • 44:

    ☆ユカ☆

    嫌がるユカをみて男はさらに興奮したのか、激しく乳首を吸い出した。(やめてー……)男はかまわず責めてくる。男の舌が、ユカの大事な所にのびる。ユカは、胸がしめつけられる様な思いがした。(宏大、助けて…。いやだよぅ)ユカの目から、涙がこぼれた。

    2005-10-13 22:05:00
  • 45:

    ☆ユカ☆

    男が果てた時には、ユカはもう放心状態だった。男にもらった三万をにぎりしめて、ホテルを飛び出した。夜になっても賑やかな、梅田の街をとぼとぼあるいていると、携帯が鳴った。☆着信:宏大☆

    2005-10-13 22:10:00
  • 46:

    ☆ユカ☆

    「もしも〜し☆いまなにしてんのぉ??」宏大の明るい声に、おもわず安堵のため息がでた。「今、梅田歩いてるよ。」「一人?」「そうゃで☆」あいそなく返事をする。「コラっ。女の子が一人であぶないやろぉ!」宏大が心配してくれる。ユカはまた涙があふれてきた。

    2005-10-13 22:16:00
  • 47:

    ☆ユカ☆

    「ウン、もう帰‥るよっ。」思わず涙声になってしまった。「ぇっ。泣いてんの!?どうしてん!なんかぁったんか?!」「うぅ‥ん、泣いてない‥よ。」この声じゃ、泣いているのはバレバレだった。「ゴメ…ン。きるわ…」-プー・プー・・☆一方的に切ってしまった。(絶対変におもったやろうなぁ、。)それからしばらく泣いて、ユカは宏大にメールを送る。

    2005-10-13 22:31:00
  • 48:

    ☆ユカ☆

    ━━さっきはゴメン・゚・(>_д

    2005-10-13 22:37:00
  • 49:

    ☆ユカ☆

    返事があったのは、ユカがもう布団にはいった頃だった。おそるおそる携帯を開く…。昨日のキスの事もあるし、ユカはオッケイされた気でいた。ーしかし、返事は以外だった。

    2005-10-13 22:40:00
  • 50:

    ☆ユカ☆

    ━━返事おくれてゴメン。しばらく考えさしてくれへん?宏大━━ そっけない内容だった。

    2005-10-13 22:42:00
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