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見えない心
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1:
美樹
ねぇどうして?ねぇ…
いつもいつもそうやって心の中で私は繰り返す。
心が見えない。何考えてるのか分からない。教えてよ…
聞きたいのに聞けない。言いたいのに言えない。ねぇどうして私達こんな関係続けてるんだろう…2005-11-16 00:25:00 -
9:
美樹
勘違いしてしまっても仕方なかった。だって直人は…そんなやつじゃないって思ってたから。
でも現実は違ってた。Hした後から態度が変わって、おまけに彼女がいたことまで知らされた。
最低や…いくら思っても悔しくてむなしかった。初めての相手がそんな男だったことに後悔を覚えた。2005-11-16 01:04:00 -
10:
美樹
簡単に言えば、地方の山奥で山登りしたりキャンプファイヤーしたりする行事で、一泊ホテルに泊まるものだった。
その一泊研修の夜、私のもとに直人からの電話がかかってきた。
山奥だったせいで電波も途切れ途切れで、何度も切れてしまった。2005-11-16 01:14:00 -
11:
美樹
最低なはずの男なのに、私は必死になってた。何の話で電話をしてきたのかって必死に考えて。
最後はホテルの公衆電話まで行ってかけたりしてた。やっと普通に話せた。
「どーしたん?」
私は何故かドキドキしてた。妙な期待もあったかもしれない。もしかしたら…って。2005-11-16 01:18:00 -
12:
美樹
「えっ…あ、明日、明日には帰るよ!」
私はびっくりした声で直人にそう答えた。
「分かった。じゃあ明日お前んちまで迎えに行くわ。帰ってきたらまた電話して」
電話を切った後はよく覚えてないけど私は嬉しくて眠れなかったのを今でもよく覚えてる。2005-11-16 01:27:00 -
13:
美樹
次の日、私は帰ってからすぐに直人に電話した。でも直人は出なかった。
夕方から夜中になっても、ずっと。私は不思議だった。直人は一体何がしたいんだろうって。
必死になっていた自分が馬鹿らしかった。何が会いたいよ…いつもいつも気持ちめちゃくちゃにしてるだけやん…。2005-11-16 01:31:00 -
14:
美樹
電話の音で目が覚めたのはもう朝方だった。
「も…しもし」
「ごめん寝とった?ごめんな、ちょっと先輩と一緒やったから連絡できんかってん。今からとかは無理やんなぁ?」
無理に決まってた。普通なら。寝てたうえに約束破られてるのに普通なら無理って思ってた。2005-11-16 01:34:00 -
15:
美樹
「いーよ、大丈夫」
自分の言葉に自分がびっくりした。私は直人じゃない相手なら約束を破られてそんなことを言われたら電話を切っていたと思う。
「分かった。じゃあもう明るいしお前んちの近くの公園で待っとくわ」
直人との電話を切った私は、朝の5時前だとゆうのに寝起きで出かける用意をした。2005-11-16 01:41:00 -
16:
美樹
2ヶ月ぶりに会う直人に、私はまたドキドキしてた。公園に向かうまで何回も鏡を見たりして。
公園に着いた私の目に写ったのは一人でベンチに寝転んでいる直人だった。
ゆっくり近付いていった。直人は私に気付いて体を起こした。
「おっそー」
直人はそう言って私をじっと見ていた。久しぶりに見る直人は、やっぱり優しい顔をしてた。2005-11-16 01:45:00 -
17:
美樹
「ごめんごめん。直人あんま変わってないなぁ。2ヶ月じゃ変わらんか」
私はじっと見てくる直人の目を見れなかった。
「お前も変わらんやん。なぁ美樹男できた?」
「何でそんなんゆわなあかんのよ。直人には私が彼氏できててもできてなくても関係ないやろ?」2005-11-16 01:50:00 -
18:
美樹
「まぁ…関係ないけど。でもできてない方が嬉しいかも。彼氏できてたら俺ヤキモチ焼くわ」
直人はいつもよく分からなかった。こんな言葉を平気で言う。私はそんな言葉が嘘か本当かなんてことよりも、その言葉で幸せな気持ちになってた。
直人のことが好きで、そんな気持ちの分からない言葉でも嬉しかった。2005-11-16 01:54:00