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虹が見えた。
-
1:
奈津美
消されたので続き書きます。消される直前まで読んでいた人しか分からないと思うので、カキコミしてくれたら返事であらすじ書きます。
2005-06-10 12:53:00 -
101:
名無しさん
こんだけ空いたらまた消えるんちゃぅん??イャャ?
2005-06-19 02:51:00 -
102:
名無しさん
奈津美さん?どうしたの?
2005-06-19 11:10:00 -
103:
奈津美
ただいまぁでぇす?仕事で海外行っておりました?
2005-06-21 23:11:00 -
104:
姫 ◆hiME/EQ9zU
奈津美?ぉ帰り??何かあったんかと思った??またゆっくりで良いから頑張って??
2005-06-21 23:31:00 -
105:
奈津美
ごめんね?日本は落ち着くなぁ???さっそく買物行って和食作って食べました?今から少しだけ最新して、今日は寝ます?
2005-06-21 23:45:00 -
106:
奈津美
奈津美は湯舟の中で嬉しそうにまるでおとぎ話をしているようだった。奈津美「でね、奈津美は奈津美さんから名前とったらしいよ?奈津美っていう人はめちゃめちゃきれいな人でみんなから人気があったって?ママの大事な人なんだって?」
2005-06-21 23:48:00 -
107:
奈津美
海「そっかぁ?じゃあ奈津美はもっと美人にならないとな?」奈津美の頭を撫でて抱きしめた。奈津美「じゃあその時は奈津美が、海おじちゃんのお嫁さんになったるわ?」奈津美は自信たっぷりにそう言った。海「楽しみにしとくよ?さぁ体洗うぞ」
2005-06-21 23:52:00 -
108:
奈津美
風呂から上がって奈津美は由美子に任せて先に部屋に行った。
俺はベットにねころび天井を見上げながらしばらくして眠りについた。2005-06-22 10:40:00 -
109:
奈津美
眠りながら奈津美、君と過ごした一年間を少し夢に見たよ。
2005-06-22 10:42:00 -
110:
奈津美
俺は当日広子と付き合っていたし、男子からどっち派と聞かれても答えはしなかったけど、ひそかに奈津美が気になっていた。俺も学生時代は少しモテたから、一年の時少し何度か告白されたりもした。
2005-06-22 10:53:00 -
111:
奈津美
奈津美とは、廊下ですれ違ったりした時よく目があったりしていた。神田は嬉しそうに姿を見る度に話してたし、俺は興味なさげにそれを聞いていた。正直広子に対して罪悪感みたいなものがあるからだけど。
2005-06-22 11:04:00 -
112:
奈津美
まぁそんなかんじで一年が過ぎて、2年になったんだ。クラス発表の時同じクラスに奈津美の名前があって正直かなりびっくりした。
2005-06-22 11:06:00 -
113:
奈津美
その日から奈津美が俺の中で少しずつ大きな存在になった。・・・本当は、ずっと気になっていた・・・。これが本心かな。
2005-06-22 11:09:00 -
114:
奈津美
朝、神田達は笑顔で家を出ていった。本当に幸せそうで俺まで優しい気持ちになれた。
奥山「おはようございます。今日はいつもより早いですが、会社に向かいますか」海「いや、今朝はいい天気だしちょっと車走らせてくれ。目的はないんだが、いつもの時間に会社に着けばいいから」2005-06-22 11:15:00 -
115:
奈津美
微笑ましい光景を目にした後・・・。
一人の女性が目に入った。朝の通勤や通学する人達が歩くおだやかな住宅街をぬける道で。2005-06-22 11:58:00 -
116:
奈津美
海「奥山、止めて・・・」車を止めてもらい、窓から対向斜線の向こうにいる女性を見た。
鼓動だけが響き、雑音が一切聞こえなくなる。時間が停まった。海「・・・奈津美・・・」2005-06-22 12:03:00 -
117:
奈津美
白いワンピース姿の女性が立ち止まって俺を一瞬見てまた歩き出した。奈津美とその女性が重なって映る・・・・・・。奥山「どうなさいました?」
奥山のその声で雑音がまた耳の中に入ってきた。2005-06-22 12:08:00 -
118:
奈津美
海「ごめん・・・行ってくれ」奥山「はい。かしこまりました」そのまま車は会社に向かった。
仕事中も気になって仕方った。あんなにそっくりな人がいるのだろうかと思ったくらい似ていた。長瀬「社長?大丈夫ですか?顔色がよくありませんよ?」海「・・・あぁ。大丈夫だ。お土産ありがとう」長瀬「いえ?有休いただきましてありがとうございました」海「よかったか?ハワイは」長瀬「はい?ゆっくりさせてもらいました。」2005-06-22 13:21:00 -
119:
奈津美
海「そうか。それはよかった」長瀬「では、失礼します」長瀬は一礼して部屋を出た。
外を眺めて一息してスケジュールをこなしていった。俺は一体いつまで奈津美をおもって生きていくんだろうか・・・。もう何年になるんだ。いい加減奈津美から卒業しないとな。2005-06-22 13:25:00 -
120:
奈津美
夕方から雑誌の取材が一件はいっており、取材人が迎えに来た。読者からのたくさんの指示で雑誌の毎月のコーナーが俺のコーナーになった。4ページ程だが以外と反響がすごいらしく、手紙なんかももらうようになった。
2005-06-22 13:29:00 -
121:
奈津美
夕日が美しい空を彩りまるでドラマにでも出てきそうなくらい美しい両側に何本も木が並ぶ道をスーツ姿で歩いた。カメラマン「ポケットに手入れてみてください!はい!遠くを見るかんじで!はい!絵になりますねぇ!」
2005-06-22 13:41:00 -
122:
奈津美
近くを通ったサラリーマン達が集まってきて騒いだり、女性が騒いだりしていたが無事撮影終わり、見に来てくれた方々に一礼して取材人達と車に乗りオープンカフェに移動した。車の中で竹内さんが絶賛していた・・・。
2005-06-22 13:45:00 -
123:
奈津美
竹内「今日のスーツの着こなしも抜群ですね!冬月さんのファッションや髪形を真似する読者がすごい増えてるんですよ!今日はどこのスーツですか?」海「アクアスキューダムです。形が気に入ってるんで。」竹内「かっこいいですね!冬月さんの魅力はブランドブランドしてないとこです!」海「値段に関係なく、好きな物を選びたい。HERMESやGUCCIやVUITTONもいいですが、俺はそういうものよりも、リストリクトやジョゼフ オフやポールスミスの方が好きなんです」
2005-06-22 13:57:00 -
124:
奈津美
カフェに入り、席に着いて竹内さんに取材されてる姿をカメラマンが撮る。竹内「今回のテーマは、読者からの希望で恋愛ということなんですが。答えれる範囲で構わないんでお答えください」海「はい。どうぞ」
2005-06-22 15:29:00 -
125:
奈津美
竹内「冬月さんにとっての理想の女性とは?」海「うーん。理想ですか・・・仕事が忙しいしので理解してくれる女性がいいですね」竹内「そうですよね。それは一番だ!」海「ただ理解しすぎて我慢されたり無理されたりするのは嫌なんです。たまにはワガママ言ってくれたりもしてほしい」
2005-06-22 15:33:00 -
126:
奈津美
竹内「理解しすぎる女性も考えものですね・・・冬月さんは優しいタイプと気の強いタイプどちらかと言えばどっちですか。」海「思うんですが、優しいという人が好みだと言う人を僕はたまに聞いたりしますが、優しいというのは自分にとって都合がいい人だと思います」
2005-06-22 15:39:00 -
127:
めぐ
ぉひさしでぇ?す??”奈津美さん頑張って書いて下さぃね???ずっと見てます?”
2005-06-22 15:39:00 -
128:
奈津美
めぐちゃんぁりがと???奈津美は、昨日爆睡しちゃいまして化粧落とすの忘れてっていうか、お風呂に入らずベットルームで、?バタンキュー?で朝起きてお風呂入ったよ?急遽出張エステでフェイシャルしてもらいました?化粧はちゃんと落とさなきゃね?
2005-06-22 16:07:00 -
129:
奈津美
竹内「都合がいい・・・ですか?」海「はい。優しいとは、自分に対して優しいって事で。それって自分の都合じゃないですか。相手だって人間で感情だってある。いつも優しい人なんて僕は嫌ですね。ちゃんと意見も言えて自分の世界を持った人がいい」竹内「・・・そう言われてみれば・・そうかもですね・・・」海「だからどちらかと言えば僕は気の強い女性が好みですね」
2005-06-22 16:13:00 -
130:
奈津美
竹内「そうですか。あっ、さっき言ってた自分の世界というのは?」海「相手に全て合わせない。うーん。個性がある・・・例えば自分の趣味があっていつも輝いてるとか・・・女性は恋愛をすると仕事より友情よりも恋愛一番という方が多いと思うんです。・・・けどそうじゃない、恋愛も大切だけどもっと違う楽しみを知ってるってすごく魅力だと思うんです。」
2005-06-22 16:18:00 -
131:
奈津美
竹内「そうですよね・・・冬月さんは本当にすごいですね・・・あっ、読者からの質問なんですが浮気についてどう思われますか?」海「昔は、浮気はダメだとかおもってたんですが、今は浮気は別に悪いとは言い切れないと思うようになりました。あっ、結婚してからの浮気はダメだとは思うんですが・・・一人身だったら例え恋人がいても所有物のようにしてはいけない。恋人だからって相手の世界にずかずか入ってはいけないと思います。」
2005-06-22 16:44:00 -
132:
奈津美
海「しない人は、興味がないんでしょう。ただそれだけ。僕は、興味がない方ですが・・・まぁ、悩んでも仕方ない問題ですね。かっこつけて浮気はダメ!とか言い切る男性ほど浮気しますし」竹内「なるほど・・・そうかもですね」
2005-06-22 16:54:00 -
133:
奈津美
取材が終わったのは二時間後で、すっかり外は夜になっていた。取材人に挨拶して運転手の奥山を呼びだし家に帰った。
帰りの車の中で取材について思い出していた。俺は恋愛なんてあの日から興味がないのに何でかい口してたたいたんだろう・・・。それほど立派なわけでもないのにな。2005-06-22 16:58:00 -
134:
奈津美
なぁ、奈津美。今の俺は奈津美がそばにいた頃よりは、世間的にもきっとくらべものにならない程成長した。35という年の自分をあの頃想像すらできなかった自分が今いるよ・・・。
けれど、それが一体何なのかさえ分からない時があるよ。いつの間にか、考え方さえも変わりすぎてるんだ。・・・そういうのって・・・寂しいな。2005-06-22 20:28:00 -
135:
奈津美
分大「お帰りなさい。食事になさいますか」海「ただいま。食事にします」分大「かしこまりました」俺は部屋に戻り部屋着に着替えてリビングに行った。海「分大さん!ちょっといいですか?」分大さんがそそくさとリビングに来た。分大「どうかなさいました?」海「はい」俺はプレゼントを分大さんに渡した。
2005-06-22 20:32:00 -
136:
奈津美
海「お誕生日おめでとうございます?」分大さんがびっくりしながら喜んだ。分大「・・・ありがとうございます?開けてもいいですか?!」海「いいよ?気に入るか分からないけど」
2005-06-22 20:36:00 -
137:
奈津美
分大「まぁ!エプロン?素敵な絵がかいてあるわ?」海「分大さんは母さんみたいな存在なんだ。いつもありがとう・・・」分大さんは、少しうつむいて涙を流して微笑んだ。分大「ありがとう・・・明日から着けます?」海「はい?お腹すいたぁ」分大さんは笑いながらキッチンに戻った。
2005-06-22 20:43:00 -
138:
奈津美
相変わらず忙しいし日々を過ごしながら気付けば俺は40になっていた。
早いものだ。父は68になっていた。すっかり小さくなった。2005-06-22 21:09:00 -
139:
奈津美
父さんが珍しく酒でも飲もうと言ってきたので二人で家で飲んでいた。分大さんは、2年前引退して今は分大さんの娘さんが家政婦をしてくれている。
2005-06-22 21:11:00 -
140:
奈津美
父「海・・・今日は話があるんだ」海「どうしたの父さん?」父さんは冷酒を一口こくりと飲み口を開いた。
父「お前いつまで一人身でいるんだ。」海「・・・分からないよ」父「お前見合いでもしないか。一度でいいから」海「またその話?俺は見合いはしたくない」父「けどなぁ、海・・・いつまでこうやってるつもりだ?私だって孫を見たいよ」2005-06-22 21:16:00 -
141:
奈津美
海「・・・それは俺だって思う。父さんに孫を抱かせてあげたいって・・・周りのみんなはもう子供大きくなってるのに俺だけ一人身だし」
2005-06-22 21:18:00 -
142:
奈津美
父「一度くらい見合いしてみないか。一度でいいから・・・それともいい人でもいるのか?」海「いないよ・・・仕事ばかりの毎日じゃないか・・・知ってるだろ?」父さんは席をたって、部屋をでて少ししてから戻ってきて写真を見せて来た。
2005-06-22 21:24:00 -
143:
奈津美
色白の人で、着物がよく似合う黒い髪の女性が微笑んでる。海「父さん・・・」父「今年37になるそうだ。日曜約束したからそのつもりで」海「父さん」父「私の仲良くしてる友達の娘だ・・」海「父さん!」バンッ!テーブルを叩いて立ち上がった。父「私の最後のわがままだ・・・」父さんは寂しそうにしながら俺の目を見た。父「お願いだ・・・会うだけでいいんだ」
2005-06-22 23:34:00 -
144:
奈津美
はぁ・・・。ため息をついた。海「・・・会うだけだよ・・・」そう言って自分の部屋に行き、静かにドアを閉めて電気をつけて、机に置いてある写真楯を持ってソファに深く座った。
写真楯の写真をただながめていた。もう古くなって色褪せてる写真の中で無邪気に笑う奈津美と俺がそこには居る。2005-06-22 23:39:00 -
145:
奈津美
写真楯のガラスに映る自分の姿に気付いて鏡を見た。眉間に深く刻まれたしわと、笑うとできる深く刻まれたしわ。目尻のしわもたくさんある。白髪もいつからか目立つようになり、美容院で染めてもらうようになった。 張りのあった肌もやわらかくなり、以前より疲れやすくもなってきたし、年に一度人間ドッグにも行くようになった。
2005-06-22 23:44:00 -
146:
奈津美
最近では写真を見ても思い出せない事がたくさんある。
奈津美という女性が幻だったのかもしれないとまで思う事すらある。現実の俺は、ただの未練たらしい情けない男。2005-06-22 23:47:00 -
147:
奈津美
そろそろもう思い出にしてもいい。もう充分だろう。現実のパートナーを探そう。
そう決めて写真楯から写真をぬいてアルバムにそっと入れた。2005-06-22 23:50:00 -
148:
奈津美
日曜日。父に連れられて料亭に向かった。
個室で向かい合って座った。父「吉永さんどうも」吉永「いやいやぁ久しぶりですなぁ」父「私の息子の海です」海「父がお世話になってます。海です」吉永「立派な息子さんだ・・・海君こちらは娘の」「夏美と申します」2005-06-23 01:55:00 -
149:
奈津美
えっ・・・?
一瞬時が停まった。父「海?どうしたんだ?」夏美「あの・・・」海「あっ・・・すいません・・・」夏美さんは少し恥ずかしそうに微笑み父さんと少し会話していた。2005-06-23 01:58:00 -
150:
奈津美
父さんと吉永さんは先に席をはずし、個室に夏美さんと二人きりになった。静まりかえる中、夏美さんが口を開いた。夏美「なんか疲れません?こういうのって(笑)」と足を伸ばしはじめた。その姿を見てなんか笑ってしまった。
2005-06-23 02:11:00 -
151:
奈津美
夏美「海さんも無理矢理連れてこられたんじゃないですか?」海「・・・いえっ」夏美さんは少し微笑んで、夏美「大丈夫ですよ?父には黙っておきますし、私も無理矢理だったし今日の姿拝見させて頂いて分かったし」
2005-06-23 02:14:00 -
152:
奈津美
海「・・・すいません」夏美さんは笑い出した。夏美「大丈夫?こんな堅苦しいの苦手ですし、どこか楽なとこ行きません?」海「楽なとこ・・・ですか?」夏美さんはにっこり微笑んで、夏美「海岸にでも行きませんか?」と言った。
2005-06-23 02:18:00 -
153:
奈津美
二人で店を出て、スーツのまま海岸に行った。穏やかな波がきらきら輝いてる。
夏美「海さんは、そんなに素敵なのに結婚された事ないのは何故ですか?」波をみながら夏美さんはそう言った。海「・・・素敵なんかじゃないですよ・・・ただ・・・」夏美「ただ?」海「亡くなった恋人にいつまでも縛られて離れられないでいたんです。思い出ばかりを大事にして・・・」夏美「あっ、ごめんなさい・・・あたし・・・」海「全然大丈夫ですよ?」2005-06-23 02:24:00 -
154:
奈津美
夏美「どんな人だったんですか?聞いてもいいですか?」海「・・・不思議な子でした・・・(笑)・・・僕が17の時のクラスメイトだった子で気付けばいつも隣に居て、励ましてくれたり泣いてくれたり、怒ってくれたりしてくれた。」夏美「17才?!17才で亡くなったんですか?」海「いや・・・違います。亡くなったのは彼女が24になった日でした。僕たちはすれ違いすぎてたんです。お互い思いあっていたのに、僕の家庭の事情でこっちに戻ってきたから実際彼女が隣にいたのは1年だけ」
2005-06-23 02:31:00 -
155:
奈津美
夏美「彼女幸せ者ですね?きっと天国で見守ってくれてますよ」海「・・・はい?」夏美さんのふとした仕草が奈津美に似ている事に気付いた。夏美「私は・・・私も同じです」海「えっ?同じ?」夏美「恋人を事故で亡くして・・・それで今まで」
2005-06-23 02:36:00 -
156:
奈津美
夏美「けど、びっくりしました!名前が彼と同じだったから」海「えっ?」夏美さんは少し微笑み、夏美「彼の名前は、海っていうんです・・・いい名前ですよね」
2005-06-23 02:38:00 -
157:
奈津美
思い出が蘇る。《いい名前やね》
夏美「冬月海・・・冬の海・・・海って名前聞いて一度会ってみたくなって・・・」
《海・・・海・・・泣いていいよ》2005-06-23 02:41:00 -
158:
奈津美
夏美「素敵な人でよかった?」波の音が響く。海「僕の亡くなった人の名前は・・・」
《奈津美って言って・・・海・・・愛してる・・・ずっとずっとここで待ってたねんで・・・》
海「奈津美っていいます」2005-06-23 02:45:00 -
159:
奈津美
略
海「奈津美っていいます」2005-06-23 02:46:00 -
160:
奈津美
今日はここまで?感想よければ聞かせてくださぁい★☆
2005-06-23 03:29:00 -
161:
?なちュ?
久しぶりにみたら消えてたからビックリ?
でも、あらすじもちゃんと書いてくれててわかりやすいしメッチャおもろい?
これからも頑張って?2005-06-23 04:21:00 -
162:
奈津美
なちュちゃんありがと?今美容院から出て来たよ?蝦ちゃんと釈由美子が憧れなので、髪形蝦ちゃんにしてもらった?なちュちゃんは、夏服買った?あたしは、仕事が忙しくてまだ買ってなくて?でも爪だけはすっかり夏らしいフルーツネイルだよ?
2005-06-23 12:09:00 -
163:
奈津美
夏美「えぇ・・・っ?!」夏美さんは驚いた顔した後、優しく微笑んだ。夏美「何か偶然続きでびっくりです?」夏美さんは履いていたパンプスを脱いで砂浜を歩いた。俺はそれを見ながら波を見たりした。少しはしゃぐ姿と笑い方が似てる・・・。夏美さんは年齢の割に無邪気なとこもあるしかわいらしいとこもある。
2005-06-23 12:15:00 -
164:
奈津美
海「夏美さん」夏美「はい」白い砂浜の上で立ち止まり夏美さんが振り向いた。風が髪をなびかせスカートを揺らした。空は真っ青だ。
海「よかったら夕方夕食に行きませんか?」夏美さんはにっこり微笑み、夏美「はい」と答えた。2005-06-23 12:20:00 -
165:
奈津美
今まで女性と会話したり出会う事はあってもまるで興味も持てず、惹かれもしなかったのに何故か惹かれてしまう。夏美さんは大人としての魅力もあれば、無邪気な若い女性のような魅力もある。夏美「えっ?私ですか?モテないですよ!全く(笑)何人かと出会う機会があったとしても何か違うんです。さらさらだめで(笑)」 夕食は夏美さんの希望で居酒屋に行ってカウンターに座った。
2005-06-23 12:35:00 -
166:
奈津美
海「僕も同じでした。きっとずっと思い出に縛られすぎていたんだなぁって思います。」夏美「そう・・・出会った方に恋人の面影さがしてしまう自分がいつもいて・・・けど今日海さんに出会って話して思った。卒業しなきゃって」
2005-06-23 12:39:00 -
167:
奈津美
夏美「私は、いつまでも彼の思い出ばかり気付けば必死で思い出していた。思い出さなきゃ忘れてしまいそうな気がして恐かった・・・けど忘れていいんですよね・・・無理矢理思い出大切にするより、彼の死を受け入れ素直に時間の流れを楽しむ・・・それの方がきっとこれから先生きていくには・・・」
2005-06-23 12:44:00 -
168:
奈津美
海「同感です・・・現実は残酷ですしこの先一人身というのは正直不安です・・・」夏美「海さん・・・お付き合いしてみませんか?無理ならやめてしまえばいい・・・無理矢理好きになろうとせず普通に・・・自然なお付き合いしてみませんか」夏美さんは優しく微笑んだ。海「・・・」夏美「大丈夫だよ・・・大丈夫?うまくいきます・・・何故か言い切れます?」
2005-06-23 12:49:00 -
169:
奈津美
奈津美が少しずつ本当に少しずつ時間の流れにそって少しずつ薄れていく・・・それを受け入れる・・・
海「そうですね・・・よろしく?」
現実とは、生きていくとか本当に大変な事だ。2005-06-23 12:51:00 -
170:
?なちュ?
?なちュ?も仕事が忙しくてまだ服買ってなぃよ??なのにチャッカリ髪色は夏仕様で明るめ?来週あたり街をうろうろしよっかな?
あまりレスすると他の読者様のお邪魔になるのでここらへんで失礼します?ずっと応援してるんで頑張ってくださぁ?い?2005-06-23 13:11:00 -
171:
奈津美
夏美が私に新しい生活を教えてくれはじめて一年が過ぎた。
二人で色々外出したりクルージングしたりもした。夏美が少しずつ私の中で大きく大切な存在になっていき、人生を共に生きたいと思いはじめた。 夏美「海さん、映画とっても感動したわ」映画のパンフレットを胸に抱き締め、夏美は優しく微笑んだ。2005-06-23 14:26:00 -
172:
奈津美
ドンッ
その時私と夏美の間にぶつかってきた、制服を着た女の子が振り返って謝った。私はぶつかってきた時に女の子が落としたキーホルダーを拾った。「すっ、すいません?」夏美「大丈夫?ごめんね」海「君?これ落とした・・・」
奈津美・・・?奈津美が笑って私の手からキーホルダーをとって2005-06-23 14:30:00 -
173:
奈津美
「ありがとうございます?」私に微笑み少しはなれた所にいた男の子二人と女の子一人いる所にはしって行った。
夏美「海さん?行きましょう」海「あっ、うん・・・」そう言って歩き出した。2005-06-23 14:35:00 -
174:
奈津美
気になって振り返った。奈津美にそっくりな子が私を見つめて微笑みながら頭を下げた。雑音が消えて、周りが見えなくなった。そして女の子は唇を動かした。『ウミ・サヨウナラ』びっくりして立ち止まってしまった。夏美「海さん?どうしたの?」夏美の声に気付き夏美の顔を見た。
2005-06-23 14:41:00 -
175:
削除削除されますた
あぼ~ん -
176:
奈津美
?募集します?
読者の方に頼みたい事があります!女の子の名前を考えてください。海の娘の名前。愛されるような素敵な名前待ってます?2005-06-23 14:53:00 -
177:
名無しさん
????
2005-06-23 15:25:00 -
178:
名無しさん
あげ?
2005-06-23 18:00:00 -
179:
名無しさん
あ
2005-06-23 19:48:00 -
180:
名無しさん
櫻子『さくらこ』なんてどぅですかぁ???冬に櫻ってぉかしぃかなぁ?でも素敵だと思ぅんです?
2005-06-23 19:58:00 -
181:
名無しさん
菜々美とかぃかがでしょぅか??
2005-06-23 20:14:00 -
182:
名無しさん
夏美と海で夏海(なみ)?
2005-06-23 20:55:00 -
183:
だい
空『そら』なんてどうでしょうぅ?
2005-06-23 23:16:00 -
184:
名無しさん
深海『みゅ』
2005-06-23 23:25:00 -
185:
名無しさん
夏と冬の間で秋ちゃん
2005-06-23 23:29:00 -
186:
奈津美
こんな一杯素敵な名前みんな考えてくれるなんて思ってもみませんで、かなり嬉しいです(*⌒▽⌒*)まだまだ一杯よかったらカキコミしてくださいね?名字とぴったりくる名前が理想です?重要な子になるからゆっくり考えてみるね?
2005-06-24 00:45:00 -
187:
あんな
愛海【あみ】
2005-06-24 05:22:00 -
188:
名無しさん
優音『ゆぅね』
2005-06-24 07:19:00 -
189:
名無しさん
風の音と書いて風音(カザネ)
2005-06-24 10:07:00 -
190:
奈津美
?決まりました?
冬月深海。みゆにしました。
深海を考えてくださった方、返事ください!みなさんが考えて下さいました名前はちゃんと使わせていただきますね?2005-06-24 14:14:00 -
191:
奈津美
夏美と二人で神戸に行き、奈津美の墓に行った。海「奈津美、この人が今大切な人だよ・・・吉永・・・」夏美「夏美です。奈津美さん・・・私に海さんを任せてくださいませんか」夏美は、奈津美の墓にむかって手を合わせながらそう言った。
海「俺は、この人と残りの人生共に生きていこうと思う。ここに来るのは今日が最後だ・・・」夏美はびっくりした顔でこっちを向いた。2005-06-24 14:23:00 -
192:
奈津美
夏美「海さん、これからも来ていいのよ?」海「・・・いや・・・もういいんだよ・・・最後で・・・奈津美聞いてるだろ?お前なら、そう言うよな?もう、いいんだよって」夏美「・・・海さん」俺は奈津美の墓石に手を当ててゆっくり触った。
2005-06-24 14:28:00 -
193:
奈津美
奈津美・・・さようなら・・・・・ありがとう・・・。
涙が少し流れた。生まれ変わったら次はちゃんと必ず巡り会おう。そしてその時は思い切り抱きしめたい。2005-06-24 14:33:00 -
194:
奈津美
「パパァ?深海つまんない?」夏美「深海!またママの口紅で遊んだでしょ?!」深海「うっせぇばばあ」
夏美「どこで覚えたの?!もう!あなたぁ!何とか言ってくださいよ!」海「深海、女の子だろ。ちゃんとしなさい。」深海「だってぇつまんないんだもん!パパどっか行こうよ?」2005-06-24 17:38:00 -
195:
名無しさん
名前使ってくれてすごぃ嬉しいデス?ありがとぅござぃます?
2005-06-24 18:37:00 -
196:
奈津美
いえいえ?あたしの方がありがとうって感じだよ??せっかくみんなが考えてくれた名前無駄にはできないので全部使う事にしました?
2005-06-24 21:09:00 -
197:
名無しさん
奈津美san皆の名前使ってくれるとかすごぃ良い人ですね?続き楽しみにしてます?
2005-06-24 21:23:00 -
198:
名無しさん
あ
2005-06-25 00:12:00 -
199:
奈津美
海「・・・深海?・・・深海は若いパパとママがよかったか?」深海「・・・だって・・・」海「ん?言ってごらん?」夏美がソファに座って深海を見つめた。夏美「ママもパパもあなたを愛してるわ」深海「だって・・・プールとか遊園地とか深海はパパとママと行きたいのにいつもお手伝いさんじゃん!幼稚園のみんなはパパやママと行ったりしてんだよ?!」
2005-06-25 00:33:00 -
200:
奈津美
小さい体いっぱいで深海は気持ちをぶつけてきて涙をいっぱい目にためて。
夏美「深海ずっと我慢してたの・・・?」深海が小さくうなずいた。私は深海を抱きしめた。海「・・・行こうな・・・今度の休み絶対行こうな」深海「本当に?!パパとママと?!」夏美「行きましょう?ママがお弁当つくるね?」2005-06-25 00:40:00