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虹が見えた。

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  • 1:

    奈津美

    消されたので続き書きます。消される直前まで読んでいた人しか分からないと思うので、カキコミしてくれたら返事であらすじ書きます。

    2005-06-10 12:53:00
  • 262:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 263:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 265:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 266:

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    削除されますた

    あぼ~ん
  • 267:

    名無しさん

    もう書くのやめます

    2005-06-30 22:56:00
  • 268:

    奈津美

    今までありがとうございました

    2005-06-30 22:57:00
  • 269:

    名無しさん

    あげ

    2005-06-30 22:59:00
  • 270:

    頑張って書いてほしぃデス?

    2005-07-01 00:30:00
  • 271:

    あげ

    2005-07-01 00:30:00
  • 272:

    奈津美

    深海の話は省略します。

    2005-07-01 03:48:00
  • 273:

    奈津美

    海「深海お誕生日おめでとう」深海「わぁぁ。ありがとうお父さんお母さん」夏美「早いものでもう17になるのねぇ」深海「お母さん毎年同じ事ばっかし!聞き飽きた!」
    深海の17才の誕生日。私は62になった。早いものだ・・・。もうすっかり白髪ばかりになってしまった。

    2005-07-01 05:19:00
  • 274:

    奈津美

    深海「おじいちゃんにも祝って欲しかったなぁ・・・」深海は、仏壇に飾られた父と母の写真を見ながら寂しそうに言った。夏美「・・・きっと見守ってくださってるわよ・・・おじいちゃまあなたの誕生日毎年楽しみにしてたもの」

    2005-07-01 05:22:00
  • 275:

    奈津美

    テーブルに並んだ分大の手料理と夏美が作ったケーキが綺麗に並んだ。海「分大さん、今日は一緒に食事しましょう」深海「あっ!本当だよ!お祝いしてよ!」分大「・・・じゃあお言葉に甘えて・・・」夏美「今日はお母様の一回忌でしょ?」分大は少し悲しい顔をした。海「君のお母さんにはお世話になりっぱなしだった」

    2005-07-01 05:27:00
  • 276:

    奈津美

    深海「いただきまぁす」四人で楽しく食事をした。食事が済むと分大は後片付けをして帰った。夏美は最近体調がすぐれないらしく早めに寝室へ行った。寝室に私も行き、夏美に
    海「明日病院にでも行きなさい」夏美「そうねぇ・・・最近体調悪い日が続いていたし明日行ってくるわね」

    2005-07-01 17:13:00
  • 277:

    奈津美

    夏美にそう言って、寝室を出てリビングに行った。夏美「お母さんは?もう寝たの?」海「あぁ・・・体調悪いみたいだ・・・お前何してるんだ?」

    2005-07-01 17:15:00
  • 278:

    奈津美

    深海「プリクラ帳にプリクラ貼ってんの」テーブルの上にずらりと散らばるプリクラとハサミとノートがあった。海「へぇ今でもそういうのあるんだなぁ」深海「お父さんがあたし位の時もあったの?」海「あったあった(笑)懐かしいなぁ・・・けどこんなんじゃなくもっとちゃっちいかな」

    2005-07-01 17:38:00
  • 279:

    奈津美

    深海「えぇっ?!すごいじゃん!見たい見たい!見してよ」海「えぇっ?もう30年以上昔の話だから・・・」深海「神田のおじさんが言ってたよ・・・お父さんめっちゃかっこよかったんでしょ?由美子おばさんも言ってた」

    2005-07-01 17:45:00
  • 280:

    奈津美

    海「・・・深海は父さんの昔の写真見たことなかったか?」深海「ないない!見せてよ!」海「・・・ちょっと待ってなさい」

    2005-07-01 17:47:00
  • 281:

    奈津美

    書斎に行き本棚の一番下の段にある引きだしをあけた。アルバムが10冊程ありゆっくり一冊ずつ出して床に置いた。この引きだしを開けるのはどれくらいぶりだろうか。家族のアルバムは違う部屋に保管してある。

    2005-07-01 18:36:00
  • 282:

    奈津美

    海「これがお父さんだ」クラスの集合写真のページを開いて指差した。深海「お父さんすっごいかっこいい!この人は?」
    海「神田おじさん」深海「かっこいい!お父さんと神田おじさんが一番かっこいい!由美子おばさんは?違うクラスだったの?」

    2005-07-02 01:15:00
  • 283:

    奈津美

    色褪せて少しくすんだ写真は、無邪気に笑いながらクラスの書いた旗を自慢気に持ち一番前の先生の隣でピースしてる神田とか、懐かしいクラスメイトがそこに居た。
    海「えぇっと、あっ・・・これ」深海「すっごい美人!やっぱきれいだなぁ・・・奈津美お姉ちゃん由美子おばさんにそっくりだもんね!」海「そうだなぁ・・・学年でもかなり人気あったから」

    2005-07-02 01:21:00
  • 284:

    奈津美

    深海は修学旅行の写真を見ながら感心していた。北海道のバスの中やホテルや小樽での写真。
    深海「美男美女グループだねぇ・・・ねぇ、この人は?きれいだねぇ・・・」海「その人は、奈津美っていう人。」深海「奈津美?!この人が奈津美?」海「そう。お父さんが愛した人。」深海「・・・綺麗な人・・・」海「もうずいぶん昔に死んだよ・・・」

    2005-07-02 01:27:00
  • 285:

    奈津美

    深海「お母さんと同じ名前だね・・・奈津美お姉ちゃんの名前はこの人からもらったんだよね?」少し思い出して切なくなった。思い出が写真を見る度蘇る。
    アルバムを閉じた。海「ほら、もういいだろ?おしまい」深海「ありがと?お父さんかっこよかった!」

    2005-07-02 01:32:00
  • 286:

    奈津美

    書斎に戻り、机の上に置いて椅子に座りゆっくり一番後ろのページを開いた。
    奈津美と撮った最初で最後のプリクラが一枚だけ貼ってある。それを見てアルバムを閉じた。

    2005-07-02 01:35:00
  • 287:

    奈津美

    奈津美・・・君の事をどれくらいぶりだろうか。思い出したのは。
    たまに、後悔した。あの時・・・私が君の前に現れなかったらきっと君は今でもこの空の下で笑っていただろうって・・・。ほどけた手を無理矢理呼び止めてつなぎとめようとした自分をずいぶん恨んだ。

    2005-07-02 01:45:00
  • 288:

    奈津美



    一ヶ月後、由美子が病気の為亡くなった。61年の命だった。

    2005-07-02 04:02:00
  • 289:

    奈津美

    神戸―
    何年ぶりだろうか。家族三人で通夜に来た。ホテルに行き着替えてから、会場に着くとたくさんの人が集まっていた。会場の一番前に笑顔の由美子の写真があり涙を誘う。神田と奈津美ちゃんは力ない様子だった。

    2005-07-02 13:31:00
  • 290:

    風音 ◆IKE2/ObsJk

    由美子もおらんくなったんかぁ?でもこの小説はいつ見ても面白いわぁ?荒らしに負けんと頑張ってなぁ?しおり??

    2005-07-02 17:32:00
  • 291:

    奈津美

    深海「神田おじさんと奈津美おねえちゃん寂しそうだったね・・・」ホテルに着いて三人で食事していた。夏美「若いのに・・・大変だわねぇ・・・」海「あぁ・・・」私はあまり食事する気にはなれず、外ばかり見ていた。

    2005-07-02 17:45:00
  • 292:

    奈津美

    順番なんだろうけど・・・毎年誰かが亡くなっていく・・・。仕方のない事なのだろう。
    逃げれない現実なんだ。

    2005-07-02 17:48:00
  • 293:

    奈津美

    次の日葬式が静かに行われた。火葬場までは行かずに、ホテルに戻った。毎回亡くなった人の顔を見る度何とも言えない気分になってしまう。
    夏美「あなた、お茶どうぞ」ホテルの部屋でソファに座りぼぉっとしていると夏美がお茶を入れてテーブルに置いて隣に座った。海「深海は?」夏美「二時間程三宮で買物してくるって・・・全く・・・こんな日に・・・」

    2005-07-02 17:52:00
  • 294:

    奈津美

    海「年頃なんだ・・・仕方ないよ・・・」夏美「・・・そうなのかしら・・・それにしてもいい天気ですね・・・」夏美が外を見ながらそう言った。海「・・・あぁ・・・もう夏になるな」

    2005-07-02 17:56:00
  • 295:

    奈津美

    ミーン。ミーンミーン。太陽の強い陽射しで、アスファルトが焼け着く、「あっつぅぅぅい!なぁ冬月ぃかき氷食べへん?」「あっ、賛成賛成!」奈津美と由美子がそう言った。海「神田おそいなぁ」由美子「プール嫌いなんやろか・・・早く入りたいわ」奈津美「あっ!来た来た・・・えっ・・・浮輪??」

    2005-07-02 18:02:00
  • 296:

    奈津美

    笑顔で浮輪を肩にかけ、手をふって走ってくる神田。プールに来ていた人が笑いながら指差している。神田「ごめーん!浮輪ふくらませとったねーん!・・・えっ・・・どうしたん?」由美子「あんた何で浮輪なんか持ってきてるん?」海「ここ浮輪使えないよ・・・」神田はきょろきょろしている。

    2005-07-02 18:06:00
  • 297:

    奈津美

    おもしろいですか?よかったぁ??
    ありがとう?

    2005-07-02 18:19:00
  • 298:

    奈津美



    はぁ・・・。夏美「あなた降りますよ!」海「・・・あぁ」新幹線を降りて、家に帰った。

    2005-07-02 22:24:00
  • 299:

    奈津美

    何故こんなにもこの胸にあの頃の想い出ばかりが満開に咲き続けては、切なくさせるのだろうか・・・。

    2005-07-02 22:27:00
  • 300:

    奈津美

    最終話
    「1000年愛」

    2005-07-03 00:38:00
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