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〜18歳〜

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  • 1:

    綾瀬

    私が経験した事を書きます。初めて書くので読みにくい所もあるかもしれません。頑張って書くんでよかったら読んでください☆

    2005-10-05 21:09:00
  • 2:

    綾瀬

    私『どーしたん?』
    友花『まこっちゃんがなぁ、暇なら新しいレコード買ったから家おいでってゆーてるんやん。綾瀬行くやろ?』
    私『まこっちゃんて誰?』友花『前、話したやん☆あたしの友達のDJしてるまこっちゃん☆』
    そう言えば少し前に聞いた覚えがある。友花がクラブに遊びに行った時に仲良くなった、真人君。私より3つ上の新米DJ。

    2005-10-05 21:47:00
  • 3:

    綾瀬

    友花『な?行こや☆』
    あまり行く気はなかったが友花があまらにも行きたそうにしていたので私も行く事にした。
    制服から私服な着替え、駅まで自転車2ケツ。駅の横のコンビニでまだ見た事のない真人君がどんな人か少し期待をしながら、友花と真人君の迎えを待った。

    2005-10-05 21:58:00
  • 4:

    綾瀬

    20分くらいしてからコンビニの前に車が停まった。すると友花が『まこっちゃんやぁ☆』と外へ出て行った。私も緊張しながら外へ行った。

    かっこいい…

    初めて見る真人君。目がパッチリしていて笑った顔がとても可愛かった。私のタイプの顔だった。

    2005-10-05 22:08:00
  • 5:

    綾瀬

    友花とまこっちゃんの車に乗り込み、まこっちゃんの家に向かった。
    私はめったに人見知りはしないがこの日ばかりは目も見る事ができず、車内ではずっと黙っていた。
    しばらくすると家に着きまこっちゃんの部屋に入った。そこにはたくさんのレコードとターンテーブル。初めて間近で見るターンテーブルに私は興奮した。

    2005-10-05 22:37:00
  • 6:

    綾瀬

    まこっちゃんは特製のブースの前な立ち、レコードをまわした。その姿はとてもかっこよく見えた。
    友花は何やらまこっちゃんに話かけている。外にも聞こえるくらいの爆音で何を話しているかはわからない。話に入っていくこともできず私は黙ってレコードをまわすまこっちゃんの姿を見ていた。
    時々目が合った。私が緊張しているのがわかっていたのかはわからないが、目が合うたびまこっちゃんはパッチリとした真ん丸の目を三日月みたいにして優しく笑ってくれた。

    2005-10-05 22:53:00
  • 7:

    ひろしです ◆tr.t4dJfuU

    書き方うまいね!結構本よんでるでしょ!内容もどうなるか楽しみです。

    2005-10-05 23:07:00
  • 8:

    ファンタォレンジ ◆0jh5kQhfUA

    あっ?ひろしゃ?主サン頑張ってねぇ??

    2005-10-05 23:21:00
  • 9:

    綾瀬

    ☆ひろしサン
    書き込みありがとうございます(*^_^*)☆あんまり本は読んでません(;^_^A頑張るんでよかったらこれからも読んでください☆

    2005-10-06 00:01:00
  • 10:

    綾瀬

    ☆ファンタォレンジさん
    書き込みありがとうございます(^-^)?頑張って完結するんでよかったら読んでください?

    2005-10-06 00:04:00
  • 11:

    綾瀬

    その場にだんだん慣れてきた頃、門限がある友花が帰ると言いだしたので、まこっちゃんの車で送ってもらう事にした。
    時間がギリギリだった為、まずは友花を。という事は友花が降りたら二人きり?
    想定外のパターン。   初対面、ましてやまだちゃんとしゃべってもいない。

    2005-10-06 00:16:00
  • 12:

    綾瀬

    いつの間にか私達の乗った車は友花の家の前に着いていた。
    『んじゃ、また明日〜☆』と足早に友花は帰っていった。
    ついにきてしまった、この瞬間。
    こういう場合は何をしゃべればいいのだろう。変な事を言ってはいけない。
    年の差3つでもわかる共通の話題。なんだろう…

    2005-10-06 01:34:00
  • 13:

    綾瀬

    挙動不振状態。
    あーだこーだ考えていると隣から声がした。

    『綾瀬ちゃんも門限あるん?』
    私はびっくりして
    『あ、ありませんっっ!!』と大きな声で言ってしまった。しかも今さら敬語。
    あまりにも不自然な自分が恥ずかしくて顔から火が出そうになった。

    2005-10-06 01:46:00
  • 14:

    卵子

    卵子来年

    2005-10-06 01:49:00
  • 15:

    綾瀬

    『じゃーちょっとドライブしよか?』
    私はさらに顔が熱くなった。返事はもちろんOK。
    行き先は夜景が見える山。

    2005-10-06 11:44:00
  • 16:

    綾瀬

    山に向かう道中、いつの間にか緊張の糸がプツン切れ私は狂った様にしゃべりだした。沈黙になるのがこわかったのだ。
    当時、私には1つ上の彼氏がいたが破局寸前。原因は彼の浮気。それなのに別れたくないと言った私に彼は逆ギレ。
    彼の愚痴や学校での出来事を私はまこっちゃんに話した。まこっちゃんは『若いのにいろ?あるんやなぁ』と私の話を聞いてくれた。

    2005-10-06 13:15:00
  • 17:

    綾瀬

    夜11時すぎ

    見えない夜景を見ていてもつまらないと、まこっちゃんが言いだしたので場所を変える事にした。
    行き先はまこっちゃん家。
    ドキドキした。

    2005-10-06 15:36:00
  • 18:

    綾瀬

    家に着くとまこっちゃんはベッドに寝転びビデオを見だした。私もベッドの前に座り黙って見ていた。
    しかし、私はビデオなんていっさい見ていない。ずっと『ビデオを見終わったらどーするんやろ』『えっ?もしかして何か起きるんじゃないの?』など、ずっと変な妄想ばかりしていた。

    2005-10-06 15:55:00
  • 19:

    綾瀬

    30分くらい経っただろうか。まこっちゃんが私に小さい声で言った。
    『横おいでや。一緒に見よや』
    私は黙ってうなずき、ベッドに入った。
    私の後ろには、まこっちゃん。
    やばい。息がとまりそう。

    2005-10-06 16:35:00
  • 20:

    綾瀬


    ビデオが終わった。

    『終わったよ?』と後ろを振り向くと、真剣な顔をしたまこっちゃんが私を見つめていた。
    顔と顔の距離は10?。
    だんだん距離は縮まった。
    唇が重なる。      一気に力が抜けた。
    キスをしたのは一瞬だったがその瞬間はとても長く思えた。

    2005-10-06 19:14:00
  • 21:

    綾瀬

    初めてあったその日にキス。
    やってしまった…

    軽い女と思われたんじゃないか?
    これっきりで終わるんじゃないか?
    そんな不安が脳裏をよぎった。

    2005-10-06 19:17:00
  • 22:

    綾瀬

    私はとても純情な子とは言えない。
    今までその時の感情だけで体を許した事が何度かあった。関係はそれっきり。
    男のほうから『やれる女』と恋愛対象に見られず、離れていくのだ。
    でも今回だけはその時だけでは終わりたくなかった。キスした事をとても後悔した。

    2005-10-06 19:42:00
  • 23:

    綾瀬

    キスが終わると流れで事が進みそうになった。
    私は『ごめん、トイレ行っていい?』とその場を離れた。

    部屋に戻ると淡い赤色の空気は普通の無色に戻っていた。
    その日はそれ以上何も起こらなかった。

    2005-10-06 23:03:00
  • 24:

    綾瀬

    朝になり私は家に帰った。
    帰り際に『また連絡するわ』と言い残し、まこっちゃんは帰っていった。
                『また連絡するわ』
    よく耳にする言葉。だいたいみんなそう言う。しかし本当に連絡してくる奴は数える程だった。
    まこっちゃんは本当に連絡してくれるのかな?もしかしてこれっきり?いや、まこっちゃんはそんな奴じゃない。あの時途中でやめたのは正しい選択だったのかな?
    頭の中をいろんな考えが駆け巡った。

    2005-10-07 00:51:00
  • 25:

    綾瀬

    夜になった。
    昼寝をしたせいで眠気も起こらず、私はテレビを見ながらボ〜っとしていた。
    小腹がすいたので台所に行こうかなぁと立ち上がったその時、携帯が鳴った。

    『まこっちゃんだ…』

    心弾ませ電話をとった。

    2005-10-07 02:09:00
  • 26:

    ??

    ∪ぉり?
    完結させてねッ???

    2005-10-07 02:11:00
  • 27:

    綾瀬

    私『はい☆』
    真人『あ、もしもし。今何してんのー?』
    私『家でボ〜っとしてた☆どーしたん?』
    真人『今仕事終わったんやけど綾瀬ちゃん暇なら行ってもいい?』
    私『部屋汚くてもいいなら来ていいよ☆』
    真人『じゃー30分後に行くわぁ』
    私『うん、わかった☆待ってるわぁ☆』

    2005-10-07 02:15:00
  • 28:

    綾瀬

    私は急いで化粧をし、部屋の片付けた。

    30分後まこっちゃんが到着。お腹がすいたと言うので手料理を作る事にした。私は料理が得意ではない。できない事はないが、オムライス、炒飯、とベタな料理しかできない。
    数少ないレパートリーの中から一番自信があったオムライスを作った。
    ケチャップでハートを書き、可愛さアピール。

    ケチャップのハートには何も言ってくれなかったが、まこっちゃんは美味しそうに全部食べてくれた。

    2005-10-07 02:31:00
  • 29:

    綾瀬

    その日からまこっちゃんは毎日仕事が終わった後、家に来た。
    まこっちゃんが来ると私がご飯を作る。それが日課になっていた。

    毎日仕事のまこっちゃんは、ご飯を食べた後疲れて寝てしまい時々泊まっていく事もあった。
    私はまこっちゃんの寝顔を見ながら寝るのが好きだった。

    2005-10-07 02:43:00
  • 30:

    綾瀬

    今日もまこっちゃんは寝てしまった。  私も横に寝転び、いつものようにまこっちゃんの寝顔を見ながら眠りについた。
    ふと目が覚め、まこっちゃんを見ると寝ていたはずのまこっちゃんが私を見ていた。
    まただ…
    あの時のようにまこっちゃんは私を見ている。

    2005-10-07 02:49:00
  • 31:

    綾瀬

    吸い込まれそうな大きな瞳。近づく顔と顔。
    もう止まらない。
    優しく抱き締められ、私は身を任せた。

    ついにやってしまった。
    こんなにも優しく抱かれたのは初めてだった。

    2005-10-07 15:52:00
  • 32:

    綾瀬

    私とまこっちゃんの関係は終わらなかった。
    周りからみたら普通のカップル。しかし、私とまこっちゃんはつきあってはないない。
    不安だった。いつかはこの関係も終わってしまうんじゃないか。どんどん私はまこっちゃんにひかれている。どーしても離れたくなくて、私は自分ができる最大限の『いい女』になろうとした。

    2005-10-07 15:58:00
  • 33:

    綾瀬

    料理を勉強した。ダイエットもした。まこっちゃんが寝るまでマッサージもした。まこっちゃんが望む事はすべてした。
    まこっちゃんとの関係は続いている。
    でも今になってよく考えてみれば、ただの『いい女』にすぎなかったのかもしれない。無理をしているのに自分で気付かないふりをしていた。

    2005-10-07 16:06:00
  • 34:

    綾瀬

    〜秋〜

    まこっちゃんと出会って2ヵ月が経った。
    相変わらず“形”にはなっておらず、二人の関係はあいまいだった。
    この2ヵ月間楽しい事があればそうではない事もあった。
    まこっちゃんの『嫌』な部分が見えてきたのだ。私がよかれと思ってしてきた事がいつのまにか『やって当然』になり少しさぼると機嫌が悪くなる。私がマッサージをしないと寝れなくなってしまったまこっちゃん。この2ヵ月間、私は一度もまこっちゃんより先に寝た事はない。

    2005-10-07 17:13:00
  • 35:

    綾瀬

    嫌な所があればいい所もった。さりげなく気づかってくれたり、楽しい話をして私を笑わしてくれたり、子供のように無邪気に笑ったり。
    優しい部分を見せられると嫌な部分全部忘れてしまう。
    日に日にまこっちゃんに対する想いは増していった。

    2005-10-08 01:11:00
  • 36:

    綾瀬

    想いが増すと同時に『つきあいたい』という思いも増していった。しかし気持ちを伝えて、もしフラれたとしてこの関係が終わってしまうんじゃないかと考えると今のままのほうがいいと思い、自分の気持ちを伝える事はできなかった。
    相変わらずまこっちゃんの気持ちはよめず、状況はかわらなかった。

    2005-10-08 01:20:00
  • 37:

    綾瀬

    ある日、私は自分の体の異変に気付いた。

    お腹が痛い…

    生理なのかなとあまり気にしていなかったが、予定日になっても生理はこない。絶対におかしい。
    私は友花に相談をした。
    私『もうそろそろ生理きてもいいはずなんやけど、こやへんねん…』
    友花『えっ?もしかして… あんたちゃんと避妊してる?』
    私は何も言えなかった。中で出してはいないがゴムはつけていなかった。

    2005-10-08 01:29:00
  • 38:

    綾瀬

    友花『検査してみたら?』私『そうしてみるわ…』
    一人で薬局に行くのが嫌で友花についてきてもらい、薬局で検査薬を買った。
    家に帰りさっそくトイレに入った。結果が出るまでの1分間、今までに経験したことのない緊張感に襲われた。
    1分後、おそるおそる結果を見た。

    結果は『+』
    陽性だった。

    2005-10-08 13:31:00
  • 39:

    綾瀬

    頭が真っ白になった。
    何も考えられなくなった。
    呆然としている私に友花が言った。
    友花『どうすんの?まこっちゃんに言うやろ?』
    私『うん…』
    間違いなくまこっちゃんとの間にできた子。でもどんな反応されるのか恐くて、友花には言うと言ったものの、とてもそんな勇気がなかった。

    2005-10-08 13:37:00
  • 40:

    綾瀬

    妊娠しているとわかった次の日、まこっちゃんはそんな事が起きているとは何もしらずいつものように家に来た。
    私はいつものように普通なふるまった。
    『普通にしよう』と思っていたのに頭の中は『言わなきゃ』という思いでいっぱいで自分では気づかないうちに涙が溢れていた。
    今にも泣きだしそうな私にまこっちゃんは気づいた。
    真人『なんで泣いてるん?どないしたん!?』
    もう隠しきれないと思った私はすべての事をまこっちゃんに話した。

    2005-10-08 13:44:00
  • 41:

    綾瀬

    私『実はな…』
    真人『どーしたん?』
    私『……』
    真人『何?どーしたんよ』私『……できたみたいやねん…』
    真人『何が?』
    私『赤ちゃん…』
    真人『…えっ?赤ちゃんて、赤ちゃん?』
    私『うん…』
    まこっちゃんは目を真ん丸にして瞬きもせず呆然としていた。

    2005-10-08 13:50:00
  • 42:

    綾瀬

    沈黙が続いた。
    しばらくしてまこっちゃんがとりあえず病院に行ってみようと言いだした。
    私は黙ってうなずき、その日の午後に病院へ行った。

    2005-10-08 13:53:00
  • 43:

    綾瀬

    名前を呼ばれ診察室へ入るとそこにはテレビで何度か見た事がある椅子があった。ズボンを脱ぎ、椅子に座ると椅子が動いた。
    下半身に機械を投入されお腹の中がテレビに映し出された。
    そこには小さな『袋』が映っていた。先生が言うにはまだ初期の段階でまだ赤ちゃんの姿形はわからなかったが小さな小さな心臓が動いているのがわかった。
    確実に私の中にもう一人の命が芽生えている。

    2005-10-08 14:35:00
  • 44:

    ?

    頑張って?

    2005-10-08 17:22:00
  • 45:

    綾瀬

    ☆?さん
    ありがとうございます?頑張ります?今日はこれから予定があるので明日からまた頑張ります??

    2005-10-08 21:55:00
  • 46:

    綾瀬

    診察が終わって、先生からもらったお腹の中の写真をまこっちゃんに見せた。
    小さすぎてわからない赤ちゃんの姿をまこっちゃんはしばらく見つめていた。

    次の診察の日を聞き家に戻った。
    真人『ほんまに赤ちゃんいてるんやな…』
    私『うん…』
    真人『生みたい?』
    私『……』
    私は知っていた。まこっちゃんには夢があって今その夢に向かって頑張っている事を。本当は生みたかった。でも今私が『生みたい』と行ったらその夢をあきらめて私と子供の為に働かなくてはならない。

    2005-10-09 17:38:00
  • 47:

    綾瀬

    本当は生みたい。でもその気持ちよりもまこっちゃんへの想いのほうが勝っていた。

    2005-10-10 13:29:00
  • 48:

    綾瀬

    次の検診の日、まこっちゃんと病院へ行き前と同じように診察室へ入りお腹の中を見た。
    テレビに映し出された赤ちゃんは一週間前とは違い、袋も大きくなっていて心臓だけではなくかすかに他の部分も映っていた。
    それを見て私の気持ちが揺らいだ。
    今私は確かにテレビに映っている赤ちゃんの『母親』なのだ。

    2005-10-10 13:42:00
  • 49:

    綾瀬

    『生みたい』

    そう思った。
    でも言えなかった。
    本当の気持ちを押し殺して私は先生に言った。

    『堕ろします』

    2005-10-11 00:56:00
  • 50:

    綾瀬

    堕ろす日を決め、家に帰った。
    今私の中に居るもう一つの命はあと少しの生命。
    せめてその少しの間は大事にしようと思い、煙草もお酒も辞めた。この子に今何かしてあげられるのはこの世でたった一人、私だけなのだから。

    2005-10-11 15:30:00
  • 51:

    名無しさん

    ????????????

    2005-10-14 16:41:00
  • 52:

    綾瀬

    次の日学校へ行った。
    友達にうちあけられない私は一人で座っていた。何も知らない友達はいつものように話しかけてくる。楽しい話も心から笑うことができず私は一人愛想笑い。

    辛かった。
    なんで私だけ…
    まるで悲劇のヒロイン気分だった。

    2005-10-14 19:20:00
  • 53:

    名無しさん

    ぉ?ぃ

    2005-10-16 22:07:00
  • 54:

    綾瀬

    更新遅くてごめんなさい??ちゃんと完結させるんで?ほんとにごめんなさい?

    2005-10-17 21:00:00
  • 55:

    名無しさん

    頑張れッ応援してるョッ??

    2005-10-17 22:39:00
  • 56:

    綾瀬

    唯一心を開けれたのは友花だった。
    私を一人にしないようにバイトがある日以外はずっと一緒にいてくれた。私を笑わそうとおもしろい話をしてくれたり。
    あまり笑う事がなかった私だが友花の前では自然に笑っていた。
    『もつべきものは友達だ』改めてそう思った。

    2005-10-18 15:26:00
  • 57:

    綾瀬

    ☆61さん
    ありがとうございます??更新遅くてごめんなさい?頑張ります??

    2005-10-18 15:27:00
  • 58:

    綾瀬

    時が経つのは早い。
    堕ろす予定日まであと3日。お腹の中に居る子と共にすごすのもあと3日。
    日々大きくなる赤ちゃん。その成長も3日後にはとまってしまう。
    明日は穴を広げるために処置をしに病院へ行かなくてはならない。

    2005-10-19 16:37:00
  • 59:

    綾瀬

    次の日、私は一人で病院に行った。
    自分では確認できなかったが何か棒のような物を入れたらしい。
    もう後戻りはできない。
    とうとう明日。
    明日でお腹の中の赤ちゃんとお別れだ。

    2005-11-05 07:05:00
  • 60:

    綾瀬

    その日の夜、まこっちゃんが家に来た。
    今までにない程の優しさに私は戸惑いながらも優しいまこっちゃんに自然と微笑んでいた。
    しかし、こんなに優しいのはきっと今日で最後。そんな気がした。

    2005-11-05 07:08:00
  • 61:

    綾瀬

    堕ろす覚悟はできている。だからせめて本当の気持ちは伝えよう。

    でも私には言えなかった。いや、言えなかったんじゃない。『言わなかった』のだ。
    今私が言ったらきっとまこっちゃんの笑顔は雲ってしまう。なら言わずに今の笑った顔を見ていたい。
    そう思った。

    2005-11-05 07:17:00
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