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1:
ナツ
ずっと前に夢で見た話を自分なりにアレンジしました☆よかったら感想ください!
2005-10-30 17:57:00 -
31:
ナツ
それでも半年後綾華はナンバー1になった。前の店でナンバー1になった時より喜びは大きかったがやはりまた虚しさが残った。
2005-10-30 21:13:00 -
32:
ナツ
悩んだ。こういうものなんだろうか?私は恵まれているのだろう。これまでに大きなトラブルに巻き込まれたこともある。もちろん涙を流したことも。それでも頭の中で考えてその通りに行動すれば解決できた。
2005-10-30 21:18:00 -
33:
ナツ
強さの面で考えれば綾華はとても強い人間に見えるのだろう。実際その通りなのだから。けれど女は男に頼りたくなる時がある。経験を重ねることによって強くなっていく自分を嫌になる時がある。強い女性こそ特にこういう矛盾した感情をもち合わせている。
2005-10-30 21:26:00 -
34:
ナツ
また半年がたった。相変わらず綾華はナンバー1。『クラブに行こう…そうすれば……』
2005-10-30 21:30:00 -
35:
ナツ
綾華は水商売が好きだった。だが、自分で店を持とうというつもりはなかったし水の世界でトップに立ちたいという野望があるわけでもなかった。ただ満たされない心を埋めてくれる何かを見付けたいだけだった。
2005-10-30 21:41:00 -
36:
ナツ
入店が決まった。クラブでの仕事はとてもやりがいがあった。キャバクラ時代の何倍も神経を使い、話題は一言で言えば『難しい』ものだった。
2005-10-30 21:59:00 -
37:
ナツ
綾華は感じた。キャバクラの賑やかな雰囲気や話題は好きだったが自分に合うのはこっちだ。さがしていたものが見付けられるかもしれない。今まで感じたことのない期待がふくらんだ。
2005-10-30 22:02:00 -
38:
ナツ
クラブの営業時間は短い。疲れきる前に仕事が終わる。送迎もないのでアフターのない日は店の子とご飯を食べて帰る日々が続いた。
2005-10-30 22:09:00 -
39:
ナツ
独り暮らしを始めてから時間に余裕ができたのは初めてだった。最初は違和感があった。けれど時間の余裕は心の余裕に繋がった。
2005-10-30 22:14:00 -
40:
ナツ
綾華は少しずつだが自分の感情がいい方向に向かっているのを感じた。恋をしていたのだ。
2005-10-30 22:17:00